蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ダサい

2013-07-31 | 暮らし

ぺたんこ鞄に、ずるずるスカート。
そんな時代のスケバン的ドラマもあった。

真っ赤な口紅が、またすごい。
カミソリみたいな、手裏剣みたいな武器、凶器で、人をビビらせる。
髪型がまた、また、なんちゅーか、なんちゅーか・・・
カツラみたいな・・・爆発したみたいな、ぼわーんとした・・・
でも、へんに、どっか(前髪かどっか)を小さく、くくってる、っぽい・・・。
いやはや、時代の流れというものは、おもしろい。

わたしの年齢が、バレバレになってしまい、とても、困るのだが、
(いまさら、困っても、なんの意味もないが)
わたしの高校時代のクラスメートで、ちょこっと仲良くしていた女子が、ちょこっとそんな風だった。
さすがに、カミソリは携帯してなかったように思うが。
(ちょこっと仲良くといっても、けっこう学校外・私的時間を共有していた)

まあ、田舎の、ほんわか田園高校なので、どんなにツッパったところで、笑いのネタにしかならない。
ふつうに、おっとりした、善人・良い人であるクラスメートたちが、
ごくごくふつーに、そのツッパリもどきと、仲良くお話していた。
つまり、ツッパリでもなんでもない、ってことだ。
クラスで浮いてないところが、田園高校の、ほのぼのとしたところだ。
ツッパリやってても、タヌキか狐の着ぐるみを着ている程度のものだから。
中身は、たいして変わらない。

わたしなんぞ、まじめて、純情な、何も知らない、いなかの女子高校生そのまま、
だったのにも関わらず、
体育のコワ~イ女先生に呼び止められ、「あなた、その服。どうにかしなさい」
って言われた。
スケ番ルックとは程問い、スカート丈も膝下、まじめ丈。
靴も鞄も、なんの改造も加えていないし、毎日、たくさんの重い教科書を、家と学校の往復、
えっちらおっちら、運んでいたというのに。

たかだか、制服のジャケットの下に、真っ赤なベストを着ていただけなのに。
あのときは、不思議な気がした。
と同時に、じつは、腹のなかで、笑っていた。
まあ、なんと平和な学校・・・
ありえない・・・と。

ついでに、数学の先生にも職員室に呼び出されて、こんな点数じゃああかん、と、叱られた。
あかんのは、自分がよく知っていることだ。
地学の先生なんぞ、何点を取ろうが、ほっておいてくれた。(切り捨てられたんだろう)

ということは、わたしは、望みがあるってことだったのか?
その割には、まじめにこころを入れ替えて、勉強しなかったけれど。

しかし、文系と理系では、ぜんぜん基準が違う。
高校3年になってから、文系の数学なんて、教科書に沿った問題が期末テストに出題され、
あほでも、ばかでも、ちょんでも、(わたしでも)、90点が取れた。
が、理系のクラスでは、完全にそんなレベルでは、どうにもこうにもならない。
私立文系を目指す人は、数学なんぞ、
履修が国で定められていても、私立高校なら、学校ではカリキュラムにないようだけど。


ま、昔の話。
勉強、成績、勉学の努力や成果で、その人を評価される、悪夢の時代が過ぎて、やれやれだ。
社会人になれば、また違った意味で、いろいろあるんだけど、
勉強ほど苦手なものはなかった・・・

今も、理解が悪くて、呆れられる。
というか、イラつかれている。
だって・・・わかんないんだも~~ん。(・・・かわいくない)

何度も蝶ブログで、ぐちぐち言っているが、
わたしが、もう少しアタマが良ければ、違う人生を歩んでいたことだろう。

でも、今となれば、今の道がわたしには一番、だと思っている。

上を見ればキリがなく、下を見てもキリがなく。

世界で一番の美女で、世界一お金持ちで、世界一、辣腕手腕、やり手で、アタマがよく、
地位名声があって、タフで健康で、友だちが多くて、世界的に評価され、
私生活も満ちたり、なにごとも充実している・・・
老衰で、枯れたように、家族とハナシをしながら、そっと息を引き取っている、・・・
そんなことは、ありえないので。

と、ハナシがまたまた逸れまくり。
今日も健康に、つつがなく、過ごせますように。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ


ネットとリアル社会の間

2013-07-30 | ブログ

いじられ新顔であるわたしは、
他のSNSに初アップした初日記「はじめまして」に寄せられたコメントの対応に、
貴重なブログ時間を使ってしまった。

行きの電車の中で、ここ、蝶ブログの記事を入力してアップするのも、疲れる。
ので、ちゃちゃっと、いま、更新している。

ちなみに・・・
お元気シニアの皆様、とってもお元気すぎて、わたしは、その鼻息の荒さについていけない。
のんびり、のほほんお年寄りもおられるのだろうが、
たまたま、わたしの初日記が、(日頃はそうでもないのに)、煮えたぎる血を沸騰させてしまったのか?
まあ、どっちでもいいが。

とりあえず、お返事をするのに、おひとりおひとり、その方のページにお邪魔する。
写真やら動画やら、日記やら、いろんなものを載せておられる。
それをざざっと目を通しつつ、コメント返しをするので、手間ヒマがかかる。
他にも、お返事しなけれないけないものが、あと、3~4つ残っているのだが、
時間切れにより、こっちの蝶ブログ更新へ来て、あとは、ほったらかした。
また明日。

「わたし時間」は、限りある。

どどっと一度には、皆様方のお相手はできません。
皆さん、ヒマしておられる・・・のかどうか知らないが、
そのSNSは、自分のページを持っている人しかコメントに参加したり、関わることができないので、
身元がわかるというか、その人のおおまかなものがわかって安心できる。
どんな人が、往来、関わっているのか、さっぱり顔の見えないものとは、趣が異なる。

通りすがりや、なりすまし、複数の偽名などを使ったコメントは、ありえない。
その点は、丁寧、きちんとして、中身の濃いSNSであると言える。

自分の家を公開しつつ、人の家に上がる、というかんじ。
さすらいの風来坊は、コメントできない。家に上がれない。
フェアである。

アメーバも、そういうシステムだが、年齢層がまったく違うのが、特徴。
(アメーバは、ログアウトして、通りすがりとしてのコメントも出来るかも?)

わたしは、ちゃんとしたものに対しては、適当に対応できないので、
ひとつひとつ、お家を訪れ、きちんと目を通す。
人となりを把握する。

やはり、リアル社会とリンクしていると、デタラメなことは出来ない。
実際に、メンバーが、競技会に出場されていたりすると、単なる、ネット上だけのつながりではない。
ネット社会と、リアル社会の、中間のような位置、と捉えればいいのか。
ある意味、それはそれで、リアリティを感じることができて、味わい深い。

 

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ


いじられ新顔

2013-07-29 | 日々のこと

昨日、ある、初登録した新しいSNSに日記を書いてアップした。
そのコメント返しを今朝していたら、ここに書く時間がなくなった。
で、電車の中から入力、投稿している。

別の大手SNSの、「友人」や「友人の友人」の日記やつぶやきを覗いて、皆さんのスケジュールを把握する。
自分の行動ともリンクする。
社交ダンス趣味の人々で、ラインを大きくしたようなものでつながっている。

天気予報や、路線情報みたいなノリで、日常のリアル社会生活にとても役立つ。

で、そこの人が行き来する、小さなSNSがある。
同じ人物が重複している。わたしもその一人だ。
それが、冒頭の日記をアップしたSNS。

で、「はじめまして」、の挨拶日記を初めてアップした。
な、な、なんと、初めてなのに、多くの人がアクセスし、数人がコメントを寄せてくれた。
長年やっている蝶ブログとの、この差。

集まっている人々の、年齢的なものもある。
皆さんどうやら、ゆとり世代。
趣味のつながりは強いのか。

好奇心丸出しの長屋に引っ越してきたような、
皆さん、退屈している老人ホームに入所したような、
人の出入りがあまりない刑務所に入れられたような、
慢性疾患で長期治療の患者ばかりが入る病棟に、入院したような、
新顔というだけで、人が群がって来るのか。

いやはや、それを人情というのか、暇人というのか。

お元気なシニアが、わんさかいる。


高学歴女子は、家事がヘタ

2013-07-28 | 暮らし

社交ダンス・ネタを書くと、どっと訪問数が減る。
なので、社交ダンスに関しては、別のSNSに書くことにしようと思う。
他人の趣味なんて、だれも関心がないのは解せる。

かくいうわたしも、好きで見に行くブログも、あまり関心のない内容の場合は、
ざざざーっと斜め飛ばし読みをする。
ピっと、どこかで、なにかのキーワードが、わたしのアンテナにひっかかると、そこで止まる。

わたしの目を留めさせる、興味を引くキーワードは、なんだろう・・・??


案外、女子ネタが好き。
おばさんのネチネチしたネタ、これをぶった切っているものが、好き。
女子に喝を入れる、オネエ(おかま)みたいなかんじか。

美人ネタとかも嫌いではない。
おカネ・ネタも好き。
要は、女性週刊誌ネタ。下世話なネタ。
高尚なネタは、なぜか眠くなってしまう。
脳が正直で、困る。
ただし、あんまり料理は興味がない。
が、時には、コツをまじえ、丁寧に作り方を書いてあると、一生懸命読んだりする。

男性週刊誌ネタも好き。
最近は、男性だけを意識しては売れないので、女性にも興味のある内容を盛り込んである。
ただし、エッチ路線の雑誌を除く。

大手の出している、とある、まあ、ましな男性週刊誌に、
「高学歴の女性は、家事が出来ない」ということが書かれていて、唸った。
わたしは、非常に、思い当たる人物がいて、アタマのなかで、ぴたっと重なった。

一番、モテない、お相手がいないのは、高学歴で、十人並みの容姿のタイプだそうだ。
(「高学歴」の例は、東大など。
決して、4年制大学すべてを言っているのではない)

男性は、学歴なんぞ、女子に求めていないそうな。
言い古されていて、いまさら、いまごろ、なんだ?と、なんの新しさもないが、
やはり、男子が自分の相手に求めるのは、女性らしさと、家事能力だとか。

女性の要素として、女性らしさは、とても大事。
家事は、経済的ゆとりがあれば、外注したり、代行したり、手はある。
が、女性らしさを外注するのは、いかがなるものか・・・。

しかし・・・
家事は、女性らしさと並列ではなく、
「出来ない」のではなく、「苦手」「したくない」「キライ」ということだろう。

男女共学、男女席を並べて、同じように学業を競い合って闘ってきたのに、
なにもワタシが、しなくても、
なぜ、ワタシがしなければならない・・・
という考えから、必死で家事をマスターする気にならない。
(ちなみに、ここの「ワタシ」は、一般高学歴女子のことであって、わたし本人のことではありません)

競争に敗れ、落ちこぼれ、別の「女の道」でやっていこう、と決意を新たにするのならいざ知らず。
その場合は、女の道を武器に、高学歴女子を蹴っ飛ばす。
高学歴女子は、ころんころんころん、と落っこちていく。

(ころんころんと落ちて、擦り傷だらけになっても、
ただただ、転んでいるだけではないだろうけれど)

とびきり高学歴で、社会で、それを生かしきれている女性は、どれぐらいいる?
とびきりでなくても、まあそこそこ高学歴で、社会で頑張っている女性は、いる。
ふつうの学歴で、社会で頑張っている女性もいる。
普通でない学歴で、頑張っている女性もいる。

逆に、明らかに頑張っていない女性もいる。


ハナシは戻るが、
家事に適性など、あるのだろうか?

オトコは狩に出かけ、オンナは、居住地で料理や子育て。
危険で、体力や、特殊能力が必要で、消耗も激しい。
オトコの平均寿命は、オンナより低い。
延々、めんめんと受け継がれてきた環境とDNA。

しかし、日本人は、農耕民族であり、(漁業、林業もあるけれど)
地べた(農地)に、しっかり足を付けて長い間、暮らしてきた。
オトコもオンナも農作業をしていたが、
近代化の波とともに、農業から産業が推移していくなかで、
「奥様」という稼業は、つい近代に現れた。

「あなた、いってらっしゃ~い」と玄関先で手を振って見送るだけで、お気楽でよかったのに、
男女平等だのなんだの、自分も一緒に、オクサマは、奥から抜け出るようになった。

危険から家族を守り、外からエサを運んできたのは男性だったが、
男女共同で、エサを運ぶことになると、
家の中のことは、誰がする?

もともとは、適性、役割分担というわけで、
女性には危険にさらされない代りに、家の中のことをやっときなさい、ということだった。
危険なところに自らの意思で出る女性が出現するようになると、
家の中の危険でない、ちまちました仕事は、誰がする?
女性が危険なところに出るようになった時点で、女性の性質、特質も変化していっていると思える。

危険が嫌な人、わざわざ家から出てまで責務や激務を負ったりしたくない人が、
家に残留して、家事をする。
そういう性質の人が家に残っているのだから、円満に家事分担、役割をこなすのでは?

外での仕事にも、危険でないもの、責務や激務でないものもある。
(時間にゆとりがあり、給料も安かったりする)
男性も女性も、そういう仕事の場合は、家での家事を分担することに抵抗がないだろう。
すんなりシェアーできるのでは?

外で激務でもない仕事をしている男性が、家事をしない、
外に出ることを選択せず、家でずっといる、あるいは出歩くが働かない女性が、
激務の夫に家事を半々に強制する、
これは、解せない。

じゃあ、激務同士の共稼ぎ夫婦は?
家の中が、汚く、めちゃめちゃか、二人ともカラダを壊すか。
あるいは、過激な夏の時代をふうふういいながら切り抜けるか。

夫婦二人で、綱渡り。

のたっとした家庭もあれば、ぴりぴりした家庭もあるだろうし、
ま、各家庭には、それぞれのカラー、路線がある。

リタイア後の家庭はまた、それなりの路線がある。

春夏秋冬、それぞれに頑張ってください。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ




 


 


べとべとギンギン

2013-07-27 | 日々のこと

社交ダンスをしている人は、年齢不詳だ。
おおまかにしか、わからない。

自分と同じぐらいかな~。
10歳ぐらい上かな~。
うんとうんとうんと上かな~。

確かな識別方法は、あまりない。

靴を脱いでいる女性の足元を見れば、絶対的な年齢は推測できる。
見事な外反母趾だったりする。

美人でスタイルがいいと、少々年をとっていても、わからない。
顔の皮膚、肌つやも、年齢推測には、欠かせない、
一番はじめに目に飛び込んでくるチェック項目だ。
だが、首は、どうしようもない。

しかし、わたしの母なんぞは、首がじつにキレイ。
わたしより、ずっとキレくて若々しい。
シワもなく、ぴーんと艶やかに張っている。
なので、首で年齢を推定しようにも、例外はある。

顔とカラダは、かなり大きな要素だと思う。
身体能力もさることながら、見た目が、効く。

背筋がぴしっとしていて、お腹まわりがスッキリ。
動作が、キビキビ、あるいは、優雅。
年齢がいっていても、お色気というものが漂う。
しかも、男性女性、両方。

じーさん、ばーさん、と、侮ってはいけない。

前に、とてもステキな男性をお見かけした。
年の頃なら、75歳ぐらい??
知的で、やや枯れていて、ダンディ。
わたしは、最近は、食べ物の好みもそうであるが、
あまり、ぎんぎん、ぎらぎら、べとべとは、受け付けなくなった。
冷ソーメン的に、さらっと、上質、上品が、好き。


とか言いつつ、明日は、家族が寄り集まって、我が家で焼肉パーティ。
べとべと、ぎんぎん、大汗をかきそうだが。

我々は、実家がらみの夏の納涼・恒例焼肉パーティには参加しないが、
自分たちで別に、自宅で焼肉をすることになった。
焼肉に参加する若い彼らは、
なんと、前もって、ホットプレートを用意して持ってきてくれた。
ただし、箱に入った器具のみ。
あとは、お願いしますね、という流れ。

わたしは、肉をはじめとする材料、その他、一切がっさい担当。
まあ、親というものは、そういう役が回ってくるものだ。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ


仕事と暮らし

2013-07-26 | 暮らし

我が家の固定電話は、留守番電話にしている。
伝えたいことがある場合は、メッセージが入っている。
が、それはマレで、ほとんどは、かけてきた人は、こちらの留守番メッセージが流れる間、待たず、
「ただいま留守にしています。ピーッと鳴りましたら・・・」
と、こちらの留守番メッセージの第一声が流れると、ぶちっと無言で切られる。

いきなり、「もしもし」と話す人もなかにはいるが、
「ただいま、留守にしています・・・」と留守番メッセージの冒頭が聞こえると、がちゃんと切られる。

「もしもし・・・○○です。いま、外にいるから、開けて~」と、家族からの聞き覚えのある声が聞こえると、
即座に玄関に駆けつける。

身内(家族や実家関係)、友人、知人、業者たちは、全員、ケータイ。

というわけで、わたしは固定電話には出ない主義だ。
玄関のチャイムも、宅急便と、郵便屋さん以外は、出ない。
セールス一切お断り。
宅急便かなと思って、インターホンを取ると、セールスだったりして、
インターフォン越しにやりとりする場合もあるが、玄関に出て行くまでもなく、お断りする。
ご近所さんの場合、「○○です」とか、見覚えのない顔でも、「自治会の△△です」とか、
名乗ってくれるので、出る。

いくら電話をかけても、わたしが出ないので、業を煮やした押し売り業者が、直に家に訪問してくる。
応対しないと、押し売り内容の入った封筒などを、玄関先の郵便受けに放り込んである。
わたしは、「押し売りはお断り!!」なのに、一向にめげずに、どんどん、がんがん押し売りに来る。
こちらは、応対しないにしても、精神的に、けっこう、疲れる。

どうにかならないものか。
営業の基本は足で稼げ、という営業努力はわからないでもないが、
熱意に負ける、ということはなく、熱意にやられる、というかんじで、心身ともに消耗する。

・・・・・

WEB日経新聞(有料購読)に載っていた「残業」について。

長々と残業が続くのが当たり前だった職場が、近年、残業を見直されている。
上の人が、帰らないと、部下も帰りづらくなり、だらだらと居続けることになる。

そういうのは、もってのほか。

会議も、ちゃっちゃと。延々のんべんだらりをやめる。

残業をいかに少なくするか、密度の高い仕事をすると、時間は削減される。
そのためには、仕事のしかたを成り行きではなく、計画を立て、優先順位を設け能率化を図る。

これをやり終えてから、あれをやって、そして、そのあと、これをして・・・
となると、時間が徐々にずれ込む。
これを何時何分までに終了し、次にあれを何分までにやって・・・と、
時間目標を細かく立てると、時間が短縮される。
で、手に入れた時間を自分を充実させる時間に使うと、さらに、自分の質は向上する。

ということだ。

アタマを使う仕事は、神経を使う。
カラダを使う仕事は、肉体が疲労する。
目を使う仕事は、目とアタマが痛くなる。

楽な仕事なんて、ない。

仕事をしないと、お金が入らない。
仕事をしなくても、お金が入るのは、年金暮らしの場合か。
だが、入る金額は、当然、現役時に比べると減少する。
または、貯蓄を切り崩して使う場合。
これは、先細りでなかなか、こころ細い。
あるいは、親や子供、配偶者、または国に養ってもらうか。


なにごとも、一人では回らない。
一日一日、感謝して、暮らしていかなきゃあ。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ

 


あなた、迷惑です。

2013-07-25 | 日々のこと

昨日、帰りの地下鉄で、横に座った男性。
年の頃なら、22歳~30歳???
サラリーマン風ではなく、学生か、アルバイトか、はたまたスーツを着ない職業か?

わたしは、はじめは、その男性の前に立っていた。
彼の両隣の人に、彼は、ごんごん、がんがん、上半身をぶつけて寝ていた。
彼の左に座っていた若い男性が、自分が降りる二つ前ぐらいに、にこっと笑った。
ので、てっきり、この派手派手・居眠り男性の友だちだと思っていた。
「しゃーないやつや、こいつぅ~」みたいな、愛嬌のあるノリかと。

で、その子が降りて、席が空いた。
そして、わたしは、爆睡君の隣に座った。

なんだか、悪い予感はしていた。
やっと席が空いたことは空いたのだが、この、ご近所迷惑な爆睡君の横の席。
しばらくして、案の定、爆睡君は、大きな派手な船をこぎ始めた。
しかも、被害は、わたしサイドばかり。
髪の毛がゆっさゆっさ、かぶさってくるし、かなり不快である。
こっちに、なだれかかって来るたびに、バッグで、ぎゅうっと押し返すのだが、効き目なし。
すぐさま、また、しなだれかぶさってくる。

バッグのみならず、腕や上半身で押し返しても押し返しても、ずっとずっと、それを繰り返す。
日頃は、温厚で、とてもおとなしく、めったに怒らないわたしだが、
段々、徐々に、温度が上がってきた。
めちゃめちゃ、ぐわ~んと不快度が上がってきた。
さらに、わたしが、まわりの人の視線も気にしつつ、彼をどかそうと必死で頑張っているのに、
彼は、一向にまっすぐにならず、しなだれ寄りかかってくる。

ごっつん、がっつん、ごんごん、がんがん。

なんで、起きない?
なんで、わたしに、何度も跳ね除けられて、目が覚めない?
なんで、あんなに爆睡する?
なんで、あんなに人に重く寄りかかる?

だんだん、わたしは顔が引きつってきた。
不愉快の極み。
いらいらは、募りまくって限界に達しそうだったが、
辛抱強く、忍耐強く、我慢強く、押しのけ続け、やっとこさ、とある駅で彼が降りた。

いやはや・・・
わたしにも、他人に対して不快感を募らせることがあるんだ・・・と、自覚した。
若い、おにーちゃんでも、不快は不快。
いくら、どんなにイケメンでも、ダメはダメ。
あれが、テカテカのおっちゃんだったら、もっと不快だっただろうけれど。
いや、いかなる人であれ、気分が悪い。

眠たくて眠るのはいいが、人に迷惑をかけるのは、よろしくない。
少々、跳ね除けても、すぐまた眠りこけてしまうし。
すっとすっと、髪の毛や上体がかぶさってきて、ほんとにかんじ悪かった。

わたしも、電車での船漕ぎで、迷惑をかけることがあるが、
隣の人に、あからさまに迷惑がられ、がーーんと、跳ね除けられると、
瞬間的に、はっと目が覚め、赤面する。
そして、そのまま寝たふりをして、そっと船漕ぎしないようにする。
あんな、延々と続けない。


幼稚園から小学生の頃、バス通学していたが、
いつも一緒に乗って通学していた子が、窓に、ごんごん、がんがん、アタマや額をぶつけていたのを思い出す。
ず~っと、乗っている間じゅう、派手に打ち続けていて、あれでよく目が覚めないものだと、感心していた。
あの子が、大きくなると、昨日の爆睡男みたいになるのか?


で・・・
自分ではさほど思っていなくても、他人は不快で、迷惑なんだということを
身をもって体験した。
そうならないよう、電車内では、おとなしく、静かに爆睡しようと、こころに誓った。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ

 


黒い腹の透明人間

2013-07-24 | 趣味

このごろ・・・

旅のことは、旅グログに(といっても、せいぜい1ヶ月に1回ぐらいアップ)
社交ダンスのことは、別のSNSに書いている。
そのSNSは、毎日チェックし、つぶやきや、日記を、気が向いたらアップし、
他の人のつぶやきに目を通し、時にはコメントしたりしている。

同じコミュ二ティに参加している人から、友だち申請されるままに、顔も知らないが友人になった。
で、現在、二人だけ友人になっているが、どうも、そのうちの一人は、リアル社会で顔も知っているようだ。
しょっちゅう姿を見かけるし、先日は、挨拶っぽい会話もした。

「暑いですね~」ぐらいだけならいいが、
もし、「あなた、○○さんですよね?」と話題を振ると、
「わたしは、○○で、あなたと友人なんです」なんて自己紹介するはめになる。
なので、その点には触れずにいた。
天候のハナシ、これは、無難でよろしい。

友人の友人たちにも、プロフィールに顔を載せている人が複数いて、
その中で、知っている顔も、踊ったこともある人も、何人もいた。

でも・・・
わたし・・・この蝶ブログをお読みになればおわかり通り、
わたしは、毒舌・辛口・えせ評論家なのだ。
自分は、できもしないくせに、すぐ、斜め目線で、批評家になってしまう。

なので、そのSNSのわたしのところに来てもらって、わたしの日記やコメントを読まれると、
とても嫌なのだ。
腹黒が、バレバレ。

社交ダンスは、にっこりスマイル、楽しく踊る場を共有する。
見るからに、おとなしそうなわたしなのに、
そんな、憎ったらしい人間だと思われると、わたし自身、やりにくい。

でもでもでも・・・
ついついコメンテイター癖が出てしまい、やぶにらみ日記、つぶやきを書いてしまう。
書かずにはおられない。

なので、どのパーティに行っても、「○○さんですか?」と、もし聞かれたら、
「はあ? なんのことでしょう?」と、とぼけようと思っている。

一方通行の透明人間のようなもの。
そのSNSでのわたしの友人は、あいかわらず、2人のまま。

自分がつぶやいたり、日記を書いても、読んでくれる機会に恵まれないのが、
ちょっと寂しいけれど、自分の病気のせいなので、いたしかたない。


それにしても・・・・・
実際に見て知っている人々が、自分のページで、つぶやいたりしていることって、
自分目線なんだなあ・・・とある意味、当たり前なんだけど、おもしろい。
すごい!! どんなにステキなんだろう、素晴らしいだろう!!というイメージも、
実際を知っていると、「昼間に見る、夜の商売の人」みたいなかんじで、ちょっとちがう。

文字、活字による想像って、自分で勝手に膨らませて、どんどん大きくなったりする。

社交ダンスなので、べつに、そんなことは、どうでもよく、
実際に踊って楽しんで、それでいいので、活字やイメージなどは、二の次。
パーティやイベント告知のために、有効活用しているようなもの。

それでいいと思う。

ただし、
わたしは、自己紹介する日は、来ないなあ・・・

と、自業自得的な予感が、日に日に膨らんでいる。

 

理想と現実を調整しそこなって、仲間の輪に、すんなり溶け込めない、分裂人間になっている。

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ

 


坂道を降りながら

2013-07-23 | 人生

いま、わたしは、子育てママの、疑似体験をさせてもらっている。
すっかり、まったく、ご無沙汰のこの感覚。
懐かしいというか、未体験というか・・・。(忘却の彼方)

なにが、未体験かというと、・・・まず、育メン。
こんな人種、わたしには縁がなかった。
おしめを替えていると、「臭いから、別の部屋で替えろ」と、かつて夫は言った。
いま、隣で、乳児と一生懸命遊んであげていて、おしめの汚れに気付かず、
「遊ぶばかりで、なんで、それに気付かない!!」
と、妻に怒られているヤング育メンさんとは、大違い。
このギャップ、雲泥の差。

またまた、むくむくと、怨み節、過去の怨念が、ぶり返して沸騰してきた。
まあ、時流、そして、育メン教育を怠ったわたしに、責任の半分はある。

それは、いいとしよう。
ライフデザインを自分で描くことのステキさ。
わたしには、できなかったことのひとつ。
(わたしは、かなりアバウトだった・・・)
でも、これ、かなり人生の上で、大きい。


上記、育メンにも関係するが、夫の家事・育児参加、
それよりも、なによりも、その条件を満たす、夫の帰宅の早さ、
勤務体制によっては、こんなに定時に、早い時間に、帰宅できることの驚き。
わたしは、目がまん丸。
わたしがこれまで体験した家庭環境には、なかった図。
こんな短時間労働で、給料、ちゃんともらえるの?
責任ある仕事を任されていないの?
そっちのほうが、心配になってくる。
共稼ぎでなければ、やっていけないかも?

家事・育児に参加する夫が増えていることは、とても素晴らしい。
ただ・・・わたしが思うに・・・専業主夫ならいざ知らず、
心身ともに健康な専業主婦がいる場合、この負担はフェアか?
家事育児の負担バランスが、ポイント。
それぞれの勤務形態、時間によって、役割分担が割り振られる。


育休期間での専業主婦経験は、とても有意義だと思う。
これが、べったり、無職専業主婦だったりすると、
ママ友との付き合いなど、育児はかなり負担、重荷になるだろう。
ただ、好きで専業主婦をやっている人ばかりではないだろうから、
あまり、個人的事情を無視したことは言えないが。
努力しても努力しても報われないで、事態が変わらない状態が続いても、
あきらめないで、くじけないで、努力し続けて人にとっては、悲しくなってくることだろう。


専業ママ稼業、わたしなら、絶対にできない。
期間限定なら、可能かも知れないが。

わたしは、最初から働きに出ようと思ったわけではなく、専業主婦だったわけだが、
子育てが一気に、どどっと重なり、
第一期・子育て期(わたしが勝手に定義し、決めた期間)の重圧から解放されたあと、
エネルギーが有り余り、それをアウトプットするカタチとなり、「社会で働く」という行動で現れた。
熱く重く、どしんとした、ちょっとやそっとじゃ動かないものが、
どどっと背後からすごい勢いで、わたしを押した。

結果的には、それがパワー全開・エネルギッシュ回転となり、効果的だった。
子供や夫、家を通してだけの社会とのつながりに耐えられなくなったわたしには、
偶然ではなく、必然的結果だった。
自分の芯のようなものに、自分自身が目覚め、振り回され、動かされた。

社会の中での自分を見るのと、小さな閉ざされた世界で見るのとでは違う。
だが、職場によっては、とてつもなく閉鎖的で、非常識が常識としてまかり通っているようなところもある。
こんな不条理に耐えるぐらいなら、
節約をして生活苦に耐えながらでも無職のほうがマシ、と思えることもある。
が、生活を背負っていると、そうカンタンには職を変えられない。
そこらあたりが、ウツになったり、カラダを壊したり、・・・の境目となる。
早くあきらめてはいけないが、頑張りすぎて、手遅れになるのも避けたい。
頃合い、見極めが、難しい。
(これは、結婚生活にも、共通したところがある)


ちなみに、いまの、わたしには、できない。
年をとり、パワーがなくなった。
そして、たとえ頑張っても、その後が心配なので
(頑張りすぎて無理をすると、悪い結果が遅く後からやってくる・・・)、手前でやめる。
若さで乗り越える、ということができない。
怖いもの知らず、という段階は過ぎ、怖いものばかり。
攻めの時期は終わり、守りの時期に。
これが、年をとるということなのか。

せいぜい、若いひとたちの奮闘を横から、あるいは縁の下から、応援するのみ。
がんばれ!!

息の切れたわたしは、山をゆっくり降りながら、足を滑らせないように注意しつつも、
下山途中で見る、可憐な花に、こころ奪われたりしている。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ


意識の低い、不燃物

2013-07-22 | 日々のこと

昨日、選挙、夜、ギリギリに駆け込んだ。
あまり興味がないのだが、とりあえず、家族の誰かが取っておいてくれた新聞に、
載っていた候補者のプロフィールなどを見る。
家から1キロちょっとぐらい?の投票所に行くのに、
わざわざ服を着替え、お化粧し、髪を整え・・・あああ、それが面倒。

そのまま、家にいるまんまの格好で行ってもいいのだが、
あまりにもひどい、超リラックス風体なので、いくらなんでも、気がひける。
髪は、ぼさぼさ、ぼーぼー、服は、締め付け感ゼロ、だらーん、ぼそっ、
メークはまったくなし。テカリと汗のみ。

と、ぶつくさ文句をこころの中で言いつつ(たんなる、めんどくさがり)
家族に頼まれた人物を一人と、家族の一名と出身校が一緒の人(若い、おねーさん)を入れる。

つまり、あんまり考えてない。
でも、わざわざ、めんどくさいのに、服を着替えてメークして手間かけて行くんだから、
清き一票を無駄にしちゃあいかん、と思って、
目を皿のようにして(・・・誇張表現)候補者リストを見たのだが、どうもピンとこない。
この人も、どうもなあ・・・あの人も、なんだかなあ・・・
消去法で、ひとりひとり消していくと、誰も残らない。
顔って、重要な宣伝、アピールポイントだ、と感じつつ、
で、また、リストとにらめっこ。
何度も繰り返し、やっとこさ、てきとうに決めた。

選挙速報は、ちょっとワケあって、見ることができなかったので、
プラス、いろいろ、なんやらかんやら、手持ち無沙汰の長く感じる待ち時間を経て、
そそくさと2階のわたしの寝室に上がり、即、寝た。

これ、小学生日記になっている。


わたしのような、薄い意識の国民・・・意識の低い住民・・・
いつになれば、熱く燃える、濃厚な思いで選挙に向かえるのだろう。

さあ、今朝の選挙結果はどうなっているかな?



 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村人気ブログランキングへ