La douce vie

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映画「シービスケット」

2006-04-05 | cinema/観劇/舞台
最近、本当に映画を見ません。
映画館にも行かないし、ビデオ録画をしてもたまる一方。
映画だけでなく、本もなかなか読み進まないし、心を閉ざしてないかい、私?いかん、いかん、「忙しい」っていうのは言い訳。自分で時間を作らなくちゃ。と、少しだけ努力しています。

やっと最近観たのが「シービスケット
アメリカの大恐慌の時代、車で財をなしたハワードが、馬の調教で細々と生活をしているスミスと出会い、怪我をした馬でも殺さずに世話を続ける考え方に惹かれ、彼に馬を託す。
二人は小柄な名馬の血をひくサラブレットの「シービスケット」に出会い、購入するが、生い立ちのせいで気性が荒く、調教に手を焼いていた。
同じ頃、ボクシングをしながら騎手をしている少年レッドがいた。レッドは幼い頃、何不自由はない生活をおくっていたが、大恐慌で両親は家まで失い、家族と離れ離れになっていた。
シービスケットの性格を少しづつ理解していくレッドは徐々に成績を上げていき、その姿は庶民のヒーロー的存在となる。
ハワードはシービスケットへの熱狂に乗じ、賞金10万ドルのレースを開催する。
ところが、レース直前にレッドが怪我をする。レースの行方は・・・

印象的な場面は、レッドは少年時代に非常に愛のある恵まれた家庭で育っており、両親となくなく別れるわけですが、世間でもまれるうちにけんか早くなったレッドの性格に気づいたハワードがレッドを大きな包容力で彼の強ばった心を解きほぐすところです。その後、レッドは同じようにシービスケットの扱いをかえていき、成績が上がっていきます。

主人公は「スパイダーマン」のトビー・マグワイア。スパイダーマンのようなアクション、CG映画より、「サイダー・ハウス・ルール」やこうした骨太な脚本の方が似合う俳優だと思います。
実話に基づいたこの話はセカンド・チャンスがもう1つのテーマです。


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