イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた老人の姿を描いたドラマ。
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。
イーストウッドの映画だから、最後に恐ろしい話になっていくと思ったのですが、最後の最後のシーンをみて、願っていることをすべて手に入れたように見える、皮肉なものだな、と思いました。
犯罪の末端の仕事を担う人はひょんな事から断る事が難しく続けてしまうという事があるのかも、と思わせる。慣れというものは恐ろしい。
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。
イーストウッドの映画だから、最後に恐ろしい話になっていくと思ったのですが、最後の最後のシーンをみて、願っていることをすべて手に入れたように見える、皮肉なものだな、と思いました。
犯罪の末端の仕事を担う人はひょんな事から断る事が難しく続けてしまうという事があるのかも、と思わせる。慣れというものは恐ろしい。