La douce vie

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フィギュアスケート:Dream On Ice 2012,フレンズプラス2012episode0

2012-07-18 | figure skathing、ice show
今回はジャンプミスが多い回で残念。
それにしても若手から中堅の選手達、表現力が豊かになりましたね。

宇野選手:
表現が堂に入っているというか、ショー慣れしているというか。素晴らしい。

日野選手:
カンフープログラム。
滑りながら、ヌンチャク振り回すなんて難しい要求しますねぇ。
少しニコッと笑顔を見せるだけで魅力倍増しそうなスケーター。

庄司選手:
あぁ、子供の時に子供らしいことをさせてあげないといけないのかもしれない・・・と彼女のプログラムと衣装を見た時にふと思ったのですが(セクシーさ(=黒)と少女(=ピンク)の激突)、不思議と目を離せないというか、こういう曲調や振付はエレガントな動きが備わっている彼女にあっていないんじゃないかと思うのに、なんだかこなしつつある感が見える。その「こなしつつある感」が以前から感じる器の大きさを感じさせて、やはり目が離せないスケーターだな、と思う。

宮原選手:スワン
女子選手はこうあってほしいな、というエレガントで繊細な動き。小さな体から繰り出す難しいジャンプ。ジュニアの頃のキャロライン・ジャン選手を彷彿とさせました。

今井選手:
佐藤門下生らしくスケーティングが見るたびに上手くなっていて、表現も女性らしい優美さが増しているように感じます。町田選手や無良選手同様、中堅ですが、突破力があればよい結果を出しそうなスケーター。

町田選手:「ロシュフォールの恋人」
エレガントな動きとドラマチックな動き、ダンサブルな動きと町田選手の表現の幅を1つのプログラムで楽しむことができます。ジャンプのランディングも綺麗でした。

無良選手:
こんなに繊細な表現、エレガントな動きができるんだ、と感心。ジャンプのイメージが強かったですが、洗練された表現が強く印象に残りました。

安藤選手:「タイスの瞑想曲」
しっとりとした女性らしいさり気ない振付が好感。

羽生選手:
テレビ局は1回しか撮らなかったんですかね?きっと他の回ではもっとよい演技をしたものがあったのではないかと思うのですが。
カートですか。う~ん、羽生選手×カートの組み合わせというのは思いもよらんかった。

村上選手:
やはり彼女はミュージカル系のものはお手の物です。腕の動きが前よりも抑制がきいて肩の力が抜けた感じも好印象。

鈴木選手:「シェルブールの雨傘」
しっとりとした音楽もなんでも滑りこなしちゃいますねぇ。来シーズンの音楽もナイスチョイス。楽しみにしてます。

高橋&トラン組
やはりペアはプログラムの完成までに時間がかかるのではないかと思いました。いい感じに仕上がる期待大。

小塚選手:「ソウルマンメドレー」
ソウルマンふたたび。私は小塚選手はわりとイマドキの音楽の方がダンスもしっくりきてると思うんですが、どうですか?有香さん???

パトリック・チャン選手:
プログラムがどうのというより、この選手のスケートというのは足元に目が惹きつけられていつも「う~ん、うまいっ」と唸ってしまう。
世界選手権で2年連続会場の観客の反応がいたたまれなかったので、こうして日本のファンに暖かい声援を受けているのを見ると「よかったねぇ」と思ってしまいます。

カロリーナ・コストナー選手:
ここ数年、日本選手とコストナー選手はトップで競い合ってきましたが、技術の素晴らしさだけでなく性格の良さもあって、いいライバルだなぁ、と思いました。日本の観客はそういった意味でカロリーナには特別な思いがあると思う。
この衣装好きです。しーっという振付がかわいい。

高橋選手:「ピアソラのタンゴ」
カメルレンゴ氏の作品も好きでしたが、こちらもダンサブルで濃密な作品に仕上がってます。
どうやったらあんなに首を振り回して滑ることができるんでしょう?

そう言えば、モロゾフコーチとの再タッグの件、「ネガティブなことは書きたくない」と言いながら、随分書いてました(笑)あれで、我慢しているつもりなんですから、私って人間が未熟です。こんなにも短期間で人を許すことができるもんかぁ、人間の器の大きさの差だなぁ、とつくづくと思ってました。
今思えば、SOIのロクサーヌも荒川さんとの対談でモロゾフコーチの名前が真っ先に出たのも、モロゾフコーチは遠くから目も耳もこらしていたに違いない・・・。国別で高橋選手のFSの演技の後、あの輪の端にこっそり加わっていたのも、モロゾフコーチ的に可能性を見出していたに違いない・・
モロゾフ氏と再タッグを組むなら、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をFSでもう1度作ってもらいたい。




宮本氏海外選手の振付を:
宮本さんがプルシェンコ選手の振付をするというニュースを聞いて、「嬉しい!」というのが真っ先にでてきた感想です。宮本さんの振付がとても好きなので、やっぱり日本人以外にも認めてもらいたい、世界の錚々たる振付師と肩を並べてもらいたいというのは率直な気持ちでした。
何度も書いているけれど、私はプルシェンコ選手(というかミーシンコーチ監修のというか)の表現がどうしても好きになれない。でも、オリンピック王者であり世界王者であるという錚々たる経歴の持ち主であり、しかもフィギュアスケート大国ロシアのエースであるプルシェンコ選手(陣営)が宮本さんの振付に興味を持っていたのだなぁ、と思うと嬉しくなってしまいます。
ケビン・レイノルズ選手も振付たとのことで、売れっ子振付師が多数いるカナダのスケーターも依頼してくれるのも嬉しい。




「フレンズプラス EPISODE0」
元宝塚男役トップスター湖月さんとテリー伊藤氏、高橋選手と対談。
湖月さんとは舞台での表現者と後輩への想いを語り合う。「次のスケーターがプロに出てくるまでの受け皿のつなぎ」というのが謙虚な荒川さんらしいなぁ、と思いました。
テリーさんとの対談はフラッシュダンス以外のネタはフレンズではボツだな(でも、グループナンバーで大映ものをするとかはちょっとだけありかも)「スターはブレーンを連れてやってくる」というのはなるほどな、と思いました。
高橋選手との対談はフレンズの企画・・・話し脱線。プライベート・・・話し脱線。という感じですが、まぁ、高橋選手のアスリートとしての精神状態が非常にいいのだと感じられる対談でした。