La douce vie

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マラドーナってすごい!!!

2006-04-30 | sports
昨日、NHKの「スポーツ大陸」はマラドーナの特集でした。
私の子供の頃はサッカーのスーパースターと言えばマラドーナ!でした。当時はやはり人気スポーツと言えば野球だったし、W杯を身近にみるような環境ではなかったと思うけど、マラドーナだけは誰もが知るサッカーの天才でした。

マラドーナは8歳の頃から完璧なサッカーをしていたので、監督に歳を偽っていると疑われていたそうです。彼は舗装されていないデコボコ道でサッカーをしていたことが天才的な才能に繋がったといわれています。そう言えば、ブラジルの選手も同じように言われているし、フィギュアの小塚選手は「アイスホッケー」をやっていたのが、エッジ裁きのよさに繋がっている、といわれています。為末選手も子供の頃に外で遊ばせる重要性をといていましたね。

1986年メキシコ大会は「マラドーナの為の大会」と言われたそうです。対戦相手のイングランドや西ドイツは対マラドーナ対策に翻弄されます。
彼がW杯史上に残る「神の手」、「5人抜き」ゴールを決めたのがイングランド戦でした。
「ゴッド・ハンド」の瞬間の写真はあきらかに頭より1つ上に腕が出ているのに、映像では分かりませんでしたね。Jr時代のコーチは「マラドーナは子供の頃から試合後のご褒美のジュースが欲しくてよくやっていた!」と証言!なんだか笑っちゃいます!
しかし、その後の伝説の5人抜きのマラドーナは全身ゴムのような強靭な弾力のある体でイングランドの選手を軽々と抜かしていきます。「俺は正々堂々と得点できるんだ!」と言わんばかりです。
マラドーナのすごいところは個人技が秀でているだけでなく、チームメートの活かし方も心得ていたところ。「彼は首の後ろに目がついている」というほど、試合中の視野が広く、一番マークが少ない選手に瞬時の判断で絶妙なパスを送ります。
アルゼンチンチームはマラドーナの動きやすいフォーメーションをとると同時にマラドーナおとり策戦も練っていました。
マラドーナは超越した天才でありながらチームワークを重視していたことも改めて知らされます。