しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

自家用なんだろう菜

2007-09-04 08:12:14 | Weblog
'07/9/3(月)
晴れ 北東よりの風 温度湿度未計測

天気は良いが南風ではないので激しく暑くなることがない一日。次の作のキャベツ、ブロッコリー、白菜の植え付け場所に鶏糞を入れてエバフローで潅水する。乾いているので鋤きこんだ草などの分解が進まない。ある程度形が無くなってからが望ましいが間に合わないかもしれない。井戸は申請の必要の無い家庭用の細い口径のもので、段差があるとはいえかなり離れたところまでホースを引き回し、50メートルの潅水チューブに水を送る。当然圧力は下がり勢いはなく1.5メートルくらいの幅を濡らしてゆく。同じ場所を4時間くらい続ける。まだ春作の草の中に埋もれている防虫ネットが2~3本残っているので引っ張り出す。草の海原で網を引く漁師のようだ。草の根がネットの網目に入り込み抜くのに一苦労。残っている片付けはポリトンネル数本とインゲンネットなど。すぐに使う予定に入っていないところは余裕が無ければ冬まで放置になる。草の種は完熟して土に落ちて翌年はすごい勢いで生えることだろう。潅水チューブの場所を変え生姜などにも水やりを始める。その間は種まき。ミニ白菜、竹の子白菜、晩生の白菜、ケール、フリルレタス、ロメインレタス、エンダイブ、トレヴィス、グリーンリーフ、レッドオーク、ステムレタスなど。発芽率と気温を考えて2粒以上蒔き、多数発芽は間引くことにする。帰り際に昨日食べたこぼれダネのルッコラが肉厚でやわらかく美味かったので、どのくらいあるのか確認する。インゲン周辺は去年の秋の葉物が種をこぼし次々と交雑した菜っ葉がでてきて自家用にしている。青梗菜なのか小松菜なのか分からない、通称「なんだろう菜」。しかし、ルッコラと特にマスタードは交雑しづらくほぼそのままの形状で育ってくる。染色体の関係らしいが簡単に考えると花の色形がちがうアブラナ科どうしは混ざりにくいようだ。なんだろう菜を摘み、夜ご飯は木須肉をつくる。

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