しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

食用チューリップ

2008-04-18 13:52:02 | Weblog
'08/4/17(木)
曇り午後雨 風弱い 温度未計測

ハーブ苗の劣化が始まっている。定植時期のリミットが過ぎつつあるのはカモミール。ここ数年「苗は作れど、植えるに至らず」といった悔しい思いをしている。なんとか畑に植えてあげたい。というわけで、雨が降る前に急いでマルチを張ったり、ボカシをのしたりする。貸し農園チームが小屋の横の、ハーブガーデン作りをしてくれることになっているので、この夏は希望が見える。
 昼まではナスとピーマンのほ場に堆肥を入れ、トラクターでうなう。とりあえず最初に植える分だけにしておく。 
 食後はフォトシンセシスの高橋さんが来て、教室の打ち合わせと5期やその後の考えを、話し合いする。美香はルバーブをハウス脇に植えたり、小屋の片づけをする。 
 今春は、一回の雨が降る時間が長いことが多い。房総半島名物、暴走南西風は吹き荒れる日が少ない。雨が一日降り続けるのと、風が吹き続けるのとでは、前者の方がまだよい。風は尋常ではない被害がでることもある。毎年こうだと良いのだが。
 高橋さんが食用花を置いていかれた。チューリップが一本、市販のアイスクリームデザート容器のようなものに、刺さって入っている。本当に美味しいのか食べてほしい、ということなので食べてみる。
 少し筋っぽく、想像した通り花びらの味。葉とは違い青臭さは無い。花の甘い香りは、花びらから香るのではなく、おしべやめしべのあたりから、漂う。それが花びらに少し移っていて、食べる時少し感じる。肉厚なので切り取ってからの日持ちは良いと思うので、飲食店には向いているのではないだろうか。
 私的には花びらを取らず、丸ごと食べた方が、花を味わえるのではないかと思う。
 おいしさでいうなら種をつける前に咲く、菜の花、ネギの花、マスタードの花。小さな食用花だと花についている、密の味や香りを楽しめる。大きいチューリップは目で楽しむといったところでしょうか。しかし一本のために、この容器を、使い捨てで流通販売するのだろうか、、、、。

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