しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

ツバメ帰る。

2008-04-17 07:58:11 | Weblog
'08/4/16(水)
晴れのち曇り 南風 温度max21.8℃ min6.4℃

 週末は天気が崩れそうなので、今日の晴れ間は貴重だ。ハウスの苗の様子を見てから、トンネルの換気をするため畑の下のほうに歩いていく。頭の上のほうを黒っぽい鳥が飛び交う。ツバメが帰ってくる季節になった。いつも菜の花が満開の頃になると、一組、二組とつがいでやってくる。畑の草の残渣を巣の材料にしているのだろうか、土の上に降り立ち、忙しく街の方へひらりと消えてゆく。
 ネギの苗の畑で、取り残した草がかなりな大きさになっている。少し時期は早いのだが、移植の準備をすることにした。ほ場を決めて肥料を入れる。
 そのあと更科に行き、大浦牛蒡の播種の続き。1畝は西洋牛蒡を蒔く。サルシファイというこの牛蒡は日本のものと比べ、花、葉、種どれをとってもあまり似ていない。牛蒡の花はアザミに似ていて、種はイガイガ状態で衣服にくっつく。一方、サルシファイはタンポポのように綿毛が付いていて、風に飛ぶ。同じキク科の野菜でもずいぶんと違うものだ。
 午後は、培養土が足りなくなりそうなので、新たに積み込む。そのあと、トマトのベットとパイプの位置決めをして、肥料を入れトラクターのロータリーをかける。
 夜は農業教室のテキストの校正を行う。

インゲンと牛蒡の播種

2008-04-17 06:57:55 | Weblog
'08/4/15(水)
晴れ 南風 温度max23.6℃ min----

数日前に、食事のために取ってきたほうれん草の葉の裏に、テントウムシの卵が産み付けられていた。放っておくと葉が萎れて卵も死んでしまう。グラスの中にその葉を入れて、ラップをして乾かないようにしておいた。今朝見てみると何匹か孵化していた。さっそくアブラムシの被害の多い、そら豆畑にもって行って放す。育ってバリバリとアブラムシを食べてもらいたい。本によると一匹の幼虫が食べるアブラムシの数はかなり多い。
 午前中はインゲンの播種をする。今年の品種はケンタッキーとモロッコ。約50メートルの畝を2条播きする。今週末に農業教室でほぼ同じ量を蒔くので、もう少し早く播いておきたかったが、今日になってしまった。昼間では南瓜の鉢上げをする。自然農法種の他、赤南瓜、少量のイタリア種など5種類。
 昼からは牛蒡の播種。畝立て、マルチ張りをしながらなので結構時間がかかる。株間は15センチくらいにする。25メートル×4列播いたところで、ハウスやトンネルを閉めるため小屋に戻る。まだ明るいのでキュウリの施肥をして、トラクターで耕運する。いろいろな苗が育ってきているので畑の準備を急がなくては、、、。