夕雲燃える

'07/7/11
曇り時々雨　南風少し強まる　温度max28.6℃ 21.2℃ 湿度max99% min80%

宵の内はかなり雨脚が強くなる。朝から湿気たっぷりの南風も強い。NHKの気象情報で白い渦巻きが日本の南海上にちらりと見える。荒れた天候が今後予想される。まずはトマトの雨よけパイプの補強をしておかなくてはならない。この時期から台風の直撃はあまりないはずだが、異常気象な昨今、気は緩められない。
　うっかりして発送し忘れた野菜セットが２件ありなるべく早く送るため、少し離れた配送センターに荷物を持ち込む。こんな天気の日は家で骨休めといきたいところだが、週末にかけての出荷にたいして野菜の成りが良い状態とはいえず、品目の調整のことを考えると落ち着かない。雨がやんだので夕方、ジャガイモを掘りにいく。男爵とレッドムーンを掘り出す。雨の収穫は乾いた時の数十倍効率が悪く疲労度は増す。スコップは団子、長靴は土の塊、手袋はぐちゃぐちゃ、湿気むんむん。
　とりあえず必要と思われる量を確保して雨上がりの谷津田を眺め一息つく。少し強めの風もこういうときは心地よかった。早めに小屋を閉め、ヴィーノを散歩させる。旅客機がひっきりなしに自宅上空を、エンジン音を引きずりながら旋回してゆく。強い南風のときはよくこの航路をとるようだ。空を眺めていると急に西のそらが燃えるような夕焼けになる。短い間にかき消すように消えたが、雲が燃えているようだった。　

迫るキウイ棚

'07/7/10
曇り時々雨　風弱い　温度湿度未計測

　今にも振り出しそうな低い雲、降る前に気合を入れて出荷準備。小雨がぱらつくもなんとか出荷終了。昼食を食べると頭が溶けるような猛烈な睡魔が襲う。が以前きていただいたブルーベリー摘み取りご一行様が到着するのでお茶をぐいっと飲んで畑に。ほどなく６名の生活クラブの組合員の女性が車で着く、ほどなく雨も振り出してしまう。収穫の仕方は失礼な言い方だが個性がでておもしろい。楽しむ上ではなんの問題もないが、沢山の人に出荷の収穫をお願いした場合は意思統一が必要になるなあと思った。ご一行が帰られたあとはサツマイモの畝間の草刈。もう少し遅ければ、ツルが伸びすぎて手に負えなかった。時間がないのでザーッと終わらせる。小屋の前のキウイフルーツのツルがぐっと伸びて小屋の前が心なしか狭く感じるようになった。棚を補強していないので台風がかなり心配である。