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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

思いあれこれ

2010-09-20 12:53:43 | 雑記
昨日TVで「漢字王」と言う奴をやって居た、とても解らない字が次々と出る、その中に「儚い」と云う字が出て来たが(人の夢と書いて儚いか)と妙に感心した、人の夢だから儚いのか、儚いから夢なのか、何れにしてもそこはかとなくと言う様な物から現実を見せつけられた様な気がして、それこそ夢の無い話だなと妙に感じ入ってしまった。自分は家族と言う物にあまり縁がない、こう言うと色々と迷惑をかけた兄や姉からは怒られそうだが自分の記憶には家族が全員集まったと言う事が無い、皆に聞いてみても「無いんじゃないか」と言う返事だった、両親は貧乏だったので皆早くから独立をして居たし、末っ子の自分は義務教育を終える前に母親が、就職で東京に出て直ぐ父親が死んだ、自分以外は其々暮らしを持っていたので利害が絡み穏やかな家族団欒などあるわけもなく、この状況を変だとも思わず成人した自分には家族が実に仲が良いと言うのが良く解らない、女房の家族も毎年集まって正月を過ごすのだが実に仲が良い、当たり前なのだがどうも自分には座りが悪い状況だった、子供が其々成人し、女房の母親が他界してからは全く集まらなくなったのは兄弟同士と言うより親が要になって居ただけなのかも知れないとも思う。しかし女房は末っ子でやはり兄弟同士で仲良くしていたのだがその兄が6年程前に突然亡くなった、毎日の晩酌をすまえて普通に寝たが朝起きないので見に行ったら死んでいたと言う、その義兄が先日夢の中に現れた、今我が家は墜落寸前で正直どうなってしまうのかと言う状況だ、女房に苦労を掛けっ放しっで若しかしたらと覚悟を決めている所に義兄が来た、自分は義兄に謝って居るのだが義兄は黙ったままで自分はどうしようもなくなりその場から逃げだしてしまった、その後は良く解らないのだが物陰に隠れながら後ろを覗って更に逃げて居た様な気がする、目が覚めて隣の女房を見たが当然何時ものように眠って居る、気丈にふるまっているが本当に辛いだろうなと思うのだが、この年では勤める事も出来ない、5月から殆ど仕事らしい仕事は無い、借金はもう無理だし返せる当てもない、年金まで使って維持してももう最後だろう、どうしたものか

お酒-9:ウオッカ

2010-09-19 10:15:07 | 雑記
随分前、晴海の国際展示場に何かの見本市を見学に行った事が有る、此処で白樺と言う輸入商社のブースが有って初めてウォッカを冷凍して飲む方法を知った、ウォッカは殆どこの商社が扱っていたと思う、ごく普通の透明なスミノフの他に色んな物が有った、レモンの入った物から唐辛子の入った物、ブランディーを如何したのか分からないが濃い琥珀色のウォッカがあった、試しにレモン・ブランディ・唐辛子と買って来た、唐辛子の入った物は確かペルツと言ったと思うがロシア語のスペルだからそうは読まないのかもしれない、実は有る本で(古谷光敏氏のレモンハートだったかもしれない、漫画です)「ブラッディマリーは此れで作るのが正式だ」と読んでいたので試してみたかったのだ、今までは一般的なウォッカとトマトジュースを1:2位で割ってタバスコを入れてレモンの輪切りを飾り塩を振ったものだったのだ、カクテルバーやコンパでも注文すると此れが出て来る、しかし確かに「タバスコとウォッカ」と言うのは時代的に最近出来たのではと言う感じはする、買って来て試してみたら此れが行ける、暫く続けた、勝手に「トマトジュースは体に良い」とか言い訳をして飲んでいた、「トマトジュースはデルモンテに限る」とか良いながら飲んだ、しかしこれは大変水気が多くトイレが近くなるので暫くしたら止めてしまった。ブランディー色の物は美味かったがそれならブランディーを飲むか割った方が早いとこれも止めた、レモンのウォッカも少し香りがするだけで特別なんて事は無い、スライスレモンを入れたほうが手っ取り早いのでこれも1本で終わり、しかしロシアではなく北欧のウォッカで「ズブロッカ」と言う酒があって来れは良い匂いがした、「奇跡の草」と言う表現のものが1本入っていて見た目は松の葉の長い物のような感じだた酒その物は柏餅の匂いがした、感じ方は個人差があると思うが大抵の人はそう感じたのでそれに近い匂いだと思う。レモンハートと言う漫画の題名になった酒は72度で古谷氏は最初に「世界で一番度数の高い酒なのに名前が爽やかだから」という理由で付けたらしいがある時これも中屋で見つけたウォッカは何と96度だった、「スピリタス」と言うウォッカでシンプルな入れ物である、2000円超だったが面白半分に買って見たが飲めたものではない、エンジニアの友人が「洗浄用のアルコールでも94%程度だからそれより純度が高いのか!」と呆れていた、世田谷の九品仏の駅近くに知り合いの集まる飲み屋があってこの話をしたら誰も本気にしない、「じゃ持って来るから飲むか」と言ったら「本当に有ったら是非飲んでみたい」と言う、「ストレートでは絶対飲めないぞ」と言ったら「本当に有ったら俺が飲んでやるよ、飲めなかったら俺のおごりだ」と言うので次の週末に持っていった、当然その日は唯になった、記念にその店の棚に置いて来たがその後どうなったのか。古谷氏の名誉の為に書いて置くと暫くしてこの酒は取り上げられていました、あんな店が有ったら通って見たい物だけど、なんかレイモンドチャンドラーの舞台に出てきそうな店だが、客は結構庶民的で面白い

お酒ー8:バーボンとカナディアン

2010-09-18 10:52:15 | 日記
ウィスキーと言えばスコッチがと思っていたがウィスキーと言うのはイングランド製のアイリッシュの事でスコッチはスコッチらしい、大まかに大麦を主とした蒸留酒の事だがスコッチはビートで薫蒸樽を使うのが必要らしい、アメリカに行くとウィスキーと言うとバーボンを指す、スコッチは「スコッチ」と言わないとバーボンが出て来る、一時流行って居たので飲んでみた時期が有る、有名なワイルドターキー、IWハーパー、ジャックダニエルからフォアローゼスや聞いた事のない物も買って見た、中屋ではなく久が原に有った小さな店にやたらに多く置いて有って色々試してみた、テキサスの黄色いバラと言うバーボンが有ったが味は印象にない、なぜ覚えて居るかと言うとフォアローゼスはラベルに真っ赤なバラが書いてあったがイエローローズオブテキサスと言うバーボンのラベルはそのバラが黄色になっただけの物だったのが実に可笑しかったのとネーミングが良いからだった、概してウィスキーのラベルは地味というか伝統的と言うのかエンブレムに文字のみのが多いのだがバーボンのラベルは結構色々楽しい物が有る、ハーパーとジャックダニエルは文字だけだがワイルドターキーはそのまま七面鳥が書いてある、フォアローゼスのラベルも気に入っているデザインだ、しかし味はかなりきつい物が多い、西部劇でカウボーイがカウンターでショットグラスのバーボンを喉の奥に放り込んでいるシーンを見かけるがそうしないと舌が焼けたらしい、今のバーボンはそんなことは無いが一種独特の野性味が有る、ジャックダニエルのビンテージはかなりコクが有るがワイルドターキーはまだその野性味が残っている様だ、米国と言うより新大陸系のラベルは文字だけと言う物より何がしかの画が書いてある、カナディアンウィスキーも香ばしい香りが好一時飲んだ事が有る、カナディアンクラブが有名だがオールドカナディアンと言うウィスキーが有ってこのラベルが面白い、画だけみると北欧かロシアではないかと思うラベルで雪の中を橇が走っいるシーンが書かれていて、全体に焦げ茶のラベルで四角のボトルだった、暫く見なかったが去年の秋頃八重洲の地下で見つけて買って来たが思っていた味では無かったな、ウィスキーでは無いがメキシコ製だったと思うがテキーラと言う奴が有る、有名なのはオルテガだがこのラベルはインパクトが有る、飾って置きたい位だがどうも空瓶を飾る趣味は無い、しかし入ったまま飾り続けるのも難しい、大体直ぐ飲んでしまうからな、しかし最近は体と財布の事情でもっぱら焼酎になったのは寂しい限りだ。

ハナミズキ

2010-09-17 09:43:46 | 日記
やっと涼しくなった、此れで夏が終わるかと思ったら未だ少し暑い日がある様だ、街路樹のアメリカハナミズキに濃い緑色の実がなっているなと思ったら木によったらもう赤くなっている木もある、何となくガマズミに似ている実だ。ハナミズキを知ったのは此方のアメリカハナミズキからだった、淡いピンクと薄い青紫の2種類があるが何となく日本的な花たと思っていたのだが植木市に行ったらアメリカハナミズキと言う名前だった、そこで聞いて見たら「単にハナミズキと言う木は日本にも有るが地味で売れない」と言う事だった。最近街路樹に増えてきた、花のある木は良い物だが今まであまり無かったのは弱いせいかも知れない、だとすると少しは排気ガスが減ったと言う事だろうか、東京都の木は銀杏なのだが見る事は少ない、多いのはプラタナスが多い、確かアメリカスズカケの木と言ったと思うが西洋何とかよりアメリカ何とかの方が多いのは何でだろうな。東京は緑が少ないと言う印象だが田舎の同級生なぞは「東京は随分緑が多い」と言われた、確かに地方の街は概して街路樹があまり無い、特に駅近くの繁華街はその傾向がある、ただし少し歩くと直ぐ田園風景か山野になる、わざわざ作る事も無いのか、彼と話していると自分と正反対のことを言うので面白かった、此方が「歳をとって仕事から離れたら田舎でゆっくり暮したいな」と言うと彼曰く「歳をとったら都会に出て来て暮したい、田舎に居ると刺激が無くて更に歳をとってしまう、第一こっちに居ると本当に便利だ」と言うが、経済的な問題を考えなくて良ければどちらが良いのだろう、まあ歳をとって知らない土地に生活すると言うのは結構エネルギーが要る、逆に東京に来たらそのエネルギーは必要は無いかも知れないが、孤独死なんかもセットであるからな、まあ今はそれど頃ではないが

初白星

2010-09-16 09:43:10 | 日記
為替介入があった、円は82円前半から一気に85円後半まで下げた、管政権は出来ないだろうと言う予想を一気にひっくり返しての介入だった、タイミングは最高だろう、抜くぞ、抜くぞと言うだけで飾り物の天下の宝刀と思っていたら突然斬りかかられたのだから効果は最高のタイミングだ、ヘッジファンドは此れでかなりの損を出しただろう、何時又斬りかかられるかわからなければ飾っておくだけで良い、今までの様に舐め切った為替操作はし難くなる、取りあえず此れで経済が上向くとは思えないが下げ止まる効果は有った、しかし景気はどん底だ、NHKで今年の高卒求人人数を放送していた、2003年に比べて1/10まで落ち込んでいると言う、管政権は雇用した企業に助成金を出すと言っているらしいが税金を其のまま送り込んでも企業にとっても国にとっても殆ど意味は無いだろう、助成金が切れたら解雇するだろう、雇用を維持できる経営状態に無ければ結局倒産するしかないのだ、今必要なのは雇用を維持できる事業を創生して構造的不況の事業を此方に誘導する事だ、そうしなければ結局一旦会社を整理する事による経費と処理された債権が次々と連鎖倒産を起こす、そして今度は新たな事業を始める為の手続きや資金繰りが発生する、この時間的ロスは個人の生活を直撃してしまう、その為にセーフティネットを整備しなければならないがそれが生活保護しかないのならあれが人間的生活が維持できるとは思えない、しかし其の程度でもそれでも手続きに大変な人件費が必要だし結局税金を投入して行く事になる、病気も同じで重態にになってから手当てをするより罹患したら直ぐ手を打つ方が金は掛からない、それより予防医療が一番良いのだが今の日本は既に重病だ、重態になってからでは遅い、早急な手当てが必要だ。カンフルでは基本的な治療にはならない、本腰を入れて長期療養は覚悟しなければならないが方向を間違えると更に進んでしまう、しかし政治家は会社の経営をした事が無い、貧乏もした事は無い、大企業の経営者では零細企業の実際が分からないだろう、入社した時からエリートとして経営に関わってきた人達は自社が儲かればそれで全てだろう、経済学者は自分の財布でやった事は無い、理論と違う方向に行ってもそれは理論の評価が下がるだけの話だが経営者は自己破産も覚悟して運営している、こう並べると如何したらいいか分からない、その時間を稼ぐ為のカンフルなら取りあえず効果は有るが次のカンフルは効き目が下がる、今回の白星に期待したい