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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

司法制度の崩壊

2010-09-22 09:50:59 | 雑記
検察のそれも特捜が証拠を改竄したと言う、高検は即日「証拠隠滅で逮捕した」とコメントしたが我々の感覚では「何故あれが隠滅なんだ」と思う、隠滅とは文字通り隠すか滅する事だ、被告に有利な証拠を不利な証拠に書き換えるのはどう考えても「隠滅」ではない、仮に押収する前に被疑者が何らかの加工をしたならそう言う言い方も出来るだろうが司法当局にわたった物を加工するなら隠滅ではないだろう、「明確に殺す意思を持って襲ったが軽症を与えただけだった」と言う事と「少し脅かしてやろうとしたら当たり所が悪くて死んでしまった」事では被害者が軽症の「殺人未遂」の方が死んでしまった「傷害致死」より重い、今回は「明らかに有罪にする為の意思を持って無罪の証拠を有罪にする為の手を加えた」訳だから仮にそれが採用されるとか提出されるとか言う前に意図的な行為なのだ、無実と確信しながら有罪にする為に証拠を改竄して起訴を続ければ「誣告罪」だろう、此処数年の再審で次々明らかになる警察の失態も事件直後に警察が犯人とした姿と隣人が見た犯人らしき姿が全く違うと言う証言を握りつぶした事が明らかになったが此処までは確かに隠滅といえるかもしれないが押収した衣類に後から被害者の血液を付けた事件などは全くでっち上げだ、再審で無罪が確定しても警察は「判決を真摯に受け止めて今後この様なことが起こらない様に」と頭を下げてお仕舞だ、腹のなかで(ちっばれたか今度は旨くやらないとな)程度の物だろうと思えてしまう、しかしそれでも書類送検をしても検察で「この証拠は信用性が少ないから」と却下されるかと思ったがその検察自体が此れではどうしようもない、司法制度の根源が揺らいでいるのだ、彼らは確かに大変な勉強をして今の地位についたのだろうが決して法律の持ち主ではない、法の番人なんだと言う自覚が無ければ彼らのやりたい放題になってしまう、これからどの様に此れを監視できるのか、彼らの気高い精神に頼ると言うのは見る限り難しい、本当に程度の低い国に日本はなってしまった