梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

捻じれ

2020-11-15 10:38:59 | 雑記
竹中平三氏が「都の経済基盤が大きすぎて捻じれ現象だ、政府直轄にすべきだ」と言っている、
この人は小泉時代に郵政民営化や規制緩和で大企業と政府が太りあがりその分庶民が貧しくなり経済格差を大きくした時の元凶だ、
今回も「ねじれは解消し強い政府」と言う事を得々と得意満面で宣った、
衆参両院の「捻じれ国会」と言われることもあるが大体捻じれのない与党一党支配の政治は民主政治としては望ましくはない
民主主義の帰結は多数決と言う事になるがそれには「少数意見の尊重」と言う大原則がある、
しかし実際の国会運営は議席数の過多で決定されるがそれでも多くの時間を割いて反対意見をも論じ合ってこその国会の筈だ
絶対多数与党がどういう事になるかと言う事は安倍一強政権の8年を見れば明らかである、
野党と言うより「対立政党」まで強力になってこそ国民全体にとって利するという政治運営と言うものだろう、
どんなに性能の良い車でも運動能力に見合ったブレーキがあってこそ安全に走る事が出来る、止まれない車は大事故を引き起こす、
「捻じれ」と言う表現で言えばロープはその捻じれがあるからこそ強靭で且つ強烈なショックもその弾力が吸収する事が出来るのだ、
車のサスペンションには必ずショックアブソーバーがあり、バネにはリコイルと言う反動吸収装置がある、
今の強力な一党支配は専制君主に近い中国の共産党支配にも匹敵するというのは言い過ぎかもしれないがロシアのプーチンもどうやら引退が近いらしいし習近平も先が不安があるらしい、
アメリカの共和・民主対立構造政府はどうやら揺り戻し多様だが日本はどうなるのやら
次の選挙では何とか野党の協力一致に来たししたいところだが又、分裂で勝手に空中分解している様だ、情けないが自民党の体質改善を望むしかないか
それにしても堂々とあんな事が言える様なでは中々難しい

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