梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

人生は地獄か、はたまた極楽か、真ん中辺か、行ったり来たりではないな

2024-01-04 12:57:15 | 昭和の頃
仕事が楽しみならば人生は極楽だ、仕事が義務ならば人生は地獄だ。
時々この言葉を思い出す、月と6ペンスの中の言葉だったかなとググってみたらロシアの作家ゴーリキーの言葉だった
先日浅草に行った帰りに昔働いていた日立製作所の亀戸工場の跡地をみに東武亀戸線と言うローカルな電車に乗って当時毎日通勤に使っていた亀戸水神と言う駅におりてみたら今は区立亀戸中央公園と言う公園になっていた、

当然だがなんの面影もない、セメントで固められた工場内は高さ4~5mあったのではないかと思われる高い塀で囲まれていた

昭和49年に移転して昭和55年に公園になったらしい、
昭和38年の9月から6年間勤めていたので昭和44年の6月までいたわけだ
仕事が義務なら人生は地獄だ、と言う言葉を何かで読んで(全くその通りだ)と思ったのかもしれない
どんな仕事も3年、4年とやって行けば大抵の仕事は略ルーティンワークになる、幾ら慣れても日立製作所の様な巨大企業では中卒の臨時工上がりなんぞの将来はたかが知れている、仮に定年まで勤めあげても恐らく職工のままだろう
飛び出して全く違う仕事をした、運のよい事に映画の東宝の子会社に就職出来たが8年もしたらやはり仕事は「義務」になって来た、
この会社は学歴など全く関係なくそこそこの仕事を任せられていたのだがやはり「人生は極楽」と言うほど「仕事が楽しみ」では無くなった、
幾つか転々として35歳で所帯を持って40歳で会社を興したがバブルの恩恵で出来た会社はバブルの崩壊とともに風前の灯火となったが七転び八起きか、七転八倒かと言いながら未だ細々と仕事をしている
負った借金も免除になって最低の生活を甘んじれば野垂れ死ぬ事も無くなったがそれじゃあ面白くない、未だまだじたばたするつもり、
ゴーリキーの言葉は中々蘊蓄が有って面白い、
  • 人生とはひどいものだ、本当に残酷で、いいようもなく愚かしくひどいものだ。だからといって自分からそれを放棄するほどまではひどくない。
 全くその通り!
  • 幸福は手に入っている時は常に小さく見えるが、それを失った時、いかに偉大で貴重なものかが分かる
だとしたら私は未だ失ってはいない様だ、(あの頃はよかった)なんぞとは思えていないからね


最新の画像もっと見る

コメントを投稿