梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

中国はファンドと全面対決、それは素晴らしい事だ

2016-02-14 09:38:38 | 雑記
 【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は13日までに同国誌「財新週刊」(電子版)のインタビューに応じ、海外のヘッジファンドなどが人民元売りを仕掛けていることについて「投機筋には市場を主導させない」と述べ、対決姿勢を鮮明にした。

 中国の景気減速で元安圧力は根強く、人民銀は外貨準備を取り崩して元買い・ドル売りの市場介入を続けている。中国の外貨準備は依然世界一を誇るが、介入で急減しているため、周総裁は「弾薬(外貨準備)を有効活用する」必要性を強調した。

こんな記事が出た、中国の政策は国際的にとても通用しない事が多い、中華思想と言うらしいが中国が世界の中心であらゆる国は中国の属国であると言う様な考え方らしいがまさか本気でそんなことを考えてはいないだろうとは思うが行動を見ているととりあえず隣接する国に対しての態度はまさしくこの考え方に近い行動だ、(「軍事的に優位な国に対して」と言う制限付きだが)しかしこの思想はかなり昔アジアの近隣国に対して持ちだした発想のようだが中国という国家は数千年間で何度も支配は変わり政変のたびに粛清を繰り返している国だから正当な中華と言う国は存在しない、当時は皇帝の私物の表な国家形成だったが現在は一応「社会主義」と言う形態をとっているが基本的には昔とあまり変わらない、国の名前の後ろが人民共和国となっただけで「共産党」と言う独裁国家にしか見えない強権国家のようだ、しかしその独断専行強権政府であるからこそ、そして「自由主義経済」は「人民共和国」の敵でしか無いと敢然と国家を上げて戦う事ができるのだがこのことに関しては諸手を上げて賛同したい、
「アメリカ式自由経済」はそろそろ臨界点に近づいている、ここ迄資産の偏りが進めばバランスは崩れ飽和点に達した経済構造は大きな転換を起こすだろうが世界の経済社会に大混乱をもたらすだろうと思う、世界の全資産90%以上を1%以下の人間に集中していると言う世界では臨界点に達しても1%以下の人間の崩壊だけででバランスが戻るわけもない、数人の資産が小さな国家予算を超える経済を意図的に運用し国家を破滅に追い込んでも「自由」であると言ういう現在の自由経済主義に対して本来はあらゆる国家が足並みを揃えて対抗すべきだが「経済は自由であり敗北は自己責任」と言うアメリカ発の(イギリスのロスチャイルドが大本らしいが彼らは正当化してはいない)人間社会性という視線を取れないモンスター理論に理では対抗が難しいことと、「勝ち組にゆけば良い」と考えているとしか思えない経済的優位者の支配する政府、戦うコストとリスクの故か「我々はファンドと全面的に戦う」と言う国が現れなかった、また戦いたくとも国家予算が個人資産に届かない国はこの悪意の前に為す術が無かった、
外貨準備高世界一の中国が本気でファンドと戦いを挑むなら取り敢えず小異を捨てて日本以下ファンドの脅威に晒されている国家は中国と足並みをそろえるのも良いのではないか、無事ヘッジファンドを駆逐できたら全面的とはいえないが中国という国をほんとうの意味で大国と呼ぶことに異論はない

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