梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

「政治に期待する」は「国民に期待」するだろう

2014-12-30 14:03:46 | 雑記

今年も終わる、政治的には結局安倍政権の圧勝で終えたと言う形だが自民党が勝ったのではなく野党が負けたと言う構図だな、国を託すには無理が有ると言う政党を消して行った結果自民党が残って仕舞ったと言う事だ、本当なら真っ先に消しておきたい党と言うか政治家なのにそれより更に託す事が出来ない政党だけだと言う結果でこうなったのだろう、自分も投票に行ってもこの政党なら或いはこの政治家ならと言言う選択肢自体が無い、それでも仕方ないので自民党以外に投票する事になる、小選挙区もそうだが比例代表制は本当に困る、「無所属」と言うジャンルを作って貰いたい位のものだが名簿の作りようもない、

人々が集まって社会を構成し、複数の社会が離合集散しアンディンティティを共有する塊が国になると思うのだが安倍政権は「国有って民有り」と公言して憚らない、

「国の為に重要な事は国民に秘密にしなけれなならない」と言うのは「国民と国家」を対立軸に置いた話になる、国民に秘密にするのが国家の為になると言う理論は矛盾している、国の為に国民の自由や権利を制限できると言うのは本末転倒だろう、国民の知らないところで僅か数十人が「国家の為に」と太平洋戦争に突き進んだ、その結果何故戦争になったかを知らされず或いは作り上げた虚言により一般国民は人を殺し無辜の民は家も家族も失ってしまった、その数十人の連中は「A級戦犯」として裁かれたが決して責任を取れたと言う訳ではあるまい、たとえ絞首刑になったとしても戦地に、空襲に、艦砲射撃に失われた人命に対して死を持っと償えると言う様な罪ではない、ならどうすれば償えるか?償える訳もないのだが同じ事をもしかしたら安倍総理は「私が総理大臣として責任を持った」と走り始めている様だ、集団的自衛権の行使で国民が海外で命を失った時、安倍信三個人が腹を切った処で失われた生命が戻る訳は無い、そんな事をする訳もないだろうが何を持って「私が責任をとる」と言うのか、あの発言は「私の総理として得た権限を持って」としか聞こえない、

原発の推進は「国の経済に欠かせないベースロードである」と言っているが原発は経済的だと言う事が全く違う事は既に明らかだろう、今回の災害で東電が負うべき保証を国が肩代わりした金額だけでどれだけの原油が購入できると言うのだ、しかも未だ端緒にもついて居ない、経済的にもそうだが「原発」に反対して居るのは生命の危険、国土の汚染による国土の喪失の問題だ、「国民の生命と豊かな国土が失われる恐れが高い」」と言う抗議に「経済的にこっちの方が安いから」と言うのは全く論拠がすれ違っている、故意にすれ違わせてまともに答えようとして居ない、しかもその計算が破綻している筈だ、

言いたい事はまだまだあるが消去法でも今の政権は彼らが持っている、しかし全部消去する訳に行かないからこうなって居るだけだ、自民党の中にもきっと良識的な議員も居ると期待する、野党の奮起も本当に期待する、

小異を捨てて大同に付くと言う器を発揮する事の出来るリーダーシップを発揮して居貰いたい物だ


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