梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

男女の地位とその割合

2015-03-17 17:22:37 | 雑記

他の国から「日本は女性の国会議員の数も会社の管理職も割合が少なすぎる」」と言う批判が出たらしい、中には「議員の半数は女性で無ければならない」と言う法律のある国もあるらしい、しかしこの法律は彼らが言う「男女平等」とは矛盾している気がする、女性に選挙権が無いなら確かに不平等だが選挙権は同じ様に与えられている、立候補が出来ないと言う法律も無い、しかも日本に限っていえば明らかに有権者数は女性の方が多い、その上で「一定の人数以上は投票数が少なくとも当選とする」と言うなら「一票の格差」どころの話ではない。

その記事には「女性は立候補できにくい環境だ」とあったがその記事に「立候補しようと思うと言ったら家族の反対がきつかった、ママトモからも留められた」と言うのが有ったが「立候補しにくい」のは一般社会人だとすれば男の方がずっと立候補しにくい、日本の選挙は非常に金が掛かる、地方議員でも委託金が60万位以上掛かる、市長選で100万円、政令指定都市市長選は240万円、国会議員は小選挙区で300万である、落選したら没収でこの金額は男女間とは関係ないが実際問題として会社勤めの男性が立候補して数ヶ月の選挙運動をし、落選したら元の職場に戻るのはほぼ不可能だろう、

「夫の理解と協力」とは別の次元で「妻と子供の理解と協力」は生活をかける、将来をかけると言うことになる、果たして「理想を求めて」生活を賭ける事が家族全体で可能かと言う問題は男女平等と言う権利意識の問題より切実な問題にだろう、それを乗り越えて立候補する訳だが立候補者自体の男女差は当選者の割合よりかなり少ない、しかし選挙の結果は今の割合になっている、

平均寿命と投票率を想像するに男性より女性の方が投票割合は高そうな気がする、しかし女性候補者は当選率が低い、議員の男女差が話題になった時に周りの女性の反応を聞いてみると基本的に「女性は女性の候補者を選ばない」事が結構多い、

会社の役職も働いている女性に聞けば大抵は「女性上司は好まない」と言う話を聞く、それが嫉妬でも他の感情でも実質彼女たちの大半は「それを望んでいない」のではないかと思う、「人類の半分は女性だから同数であるべきだ」と言うのは「決定事項は男女が対立するかたちになっている」と言う前提で考えるからではないだろうか、女性と男性の優劣と言う事とは次元が違う話だろう、

どだい世の女性の殆どは内心「男は馬鹿だ」と考えているのではないかと思う、特に母親になるとそれは顕著になり「亭主は大きな子供」と公言して憚らない女性もいるし、家庭での会話だけでなく親しい友人と懇談している時など奥方は亭主をかなり喧嘩腰で物を頼む、頼むと言うか命令するケースも見かけられる、少なくとも夫を立ててと言う会話は余り聞かない、でなければ見るからに恐れているといった風情だがこれは最近余り見かけない、

やはり男と女には違いがある、どちらが正しいとか優劣の話ではなく考え方が違うのだと思う、物の見方が違うのだから当然対立する事もある、その時に物事を順序だてて説明し説得しようとしたら大半の女性は「理屈っぽい、だから嫌われる」と言う、理屈を聞かないなら「此方が正しい」と主張すれば「横暴だ」と言う、どうしろと言うんだと言う気分になった事は結構あるだろうと思う、無論本当に理屈なんかではなく横暴な男もいるだろうし、男女逆のケースも有るだろうが私の周囲、兄弟や親しい友人夫婦を見ている限り前項のケースが非常に多い、と言うより殆ど全部だ、

私の若い頃「え~え、どうせ私が悪いのよ、郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのもぜ~んぶ私が悪いのよ」と言うのがあった、諄々と説明して反論が出来なくなった時には女性は開き直る、その様子をいった言葉である、

落語に「怒りゃ拗ねるし殴りゃ泣く、殺しゃ夜中に化けて出る」と言うのがあったがこれは流石に乱暴な台詞だが江戸時代から男と女と言うより夫婦と言うのは変わらないんじゃないのかなと思う



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