梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

民主党では無い!官主党だろう

2012-04-08 08:00:12 | 雑記
大飯原発再開の記事を読んだ、この中に反対派の住民が「同意ではなく理解を求めると言うのはようするに納得出来ない事を納得しろと言う事だ」と言う発言が乗っていた。
政府は住民の「同意」は必要ない、と言う事を鮮明にしたと言う事だ、再稼働に関する政府の発言はぶれると言うより稼働を前提に変更されていると言う事だろう
安全性が確認されて居ない、国民の同意は得られていない状況で何故「再稼働ありき」に政策が方針変更して来たのか、政府は民を見ないで経済界と官僚の方しか見なくなったと言う事の表れだと言われても仕方ないだろう
別の記事に元派遣村村長だった湯浅誠氏の話が載っていた、彼曰く「霞が関の二年間は文化も言語も知らない外国で生活している様な物でした」と有った、この状況が今の日本の病巣その物を表している、1億2千万人を統べる国家官僚機構が一般人からすると文化も言語も違う異人種たとしたら国民に良い訳は無い
言語は通訳が居ればお互いの努力で何とかなるが文化意識が違うと言う事は致命的だ、
しかし彼らは同じ日本人で同じ文化を共有して来た筈だ、少なくとも数10年前まではそうだった事は間違いないだろう、何時から官僚機構はこんなに国民から掛け離れてしまったのか。ロシア革命が起きて労働者の国になった筈が共産党書記と言う官僚機構になって結果的に1世紀も持たないで崩壊したが日本の官僚は一見民主的な機構で成り立っているように思えるが結局その実務能力を質にとって政府までコントロールして強大な官僚機構となってしまった
三権分立も殆ど意味をなさなくなっている現在の国の在り方を修正する必要があるがどうしたらよいか解らない、
野田政府になって民主党は全く国民の方向を見なくなった、街を走る党の車を見るたびに「民主党ではなく官主党じゃないか」と思う様になった