☆いきつけの映画館<MOVIX昭島>では、明日から公開の『マダガスカル2』の復習企画として『マダガスカル(一作目)』を、料金1コイン(500円玉)で上映していた。
休みなので、朝から『ヤッターマン』と立て続けに観ようと思ったのだが、寝坊したので、こちらだけ観た^^;
面白かったが、深みはなかった。
そこが、ドリームワークスの、PIXER作品との違いなのだと思う。
ただ、私は吹き替えで見たのだが、これがオリジナルの字幕スーパー版で見たら、その音楽性が心に強烈に刻み込まれたかもしれない。
◇
・・・ただ、このニューヨークの動物園で日々のルーチンをこなす4匹が、冒険をしたい、違う世界を見たい、と旅立つ気持ちは、学生であってもサラリーマンであっても、共感できる点かもしれない。
美しい色に彩られたマダガスカルの自然は、それだけで爽快だ。
◇
アメリカ人は、アニメの主人公たちに、あまり強烈な個性を付加しない。
だから、主人公たち4人にはあまり引っ掛かりがないのだが、私は、「ペンギン小隊」の面々や、密林のメガネ猿の集団のマスコットのチビには笑わせられた^^
よく悪ガキどもが、なにかうまくいった時、ハイタッチをするが、そんなノリで、ペンギン軍団4人が向き合ってハイタッチしまくる様は良かったし、
チビが、笑えない状況で、「ニヒ^^」ととりあえず愛想笑いするのも良い^^
こいつらは、「2」には出そうにない。
◇
この物語で、凄いなと感心したのが、動物の友情物語なのに、「弱肉強食」から逃げていないことである。
主人公のライオン・アレックスは、マダガスカルの自然の中で野生を取り戻し、動物園で貰っていた餌とはことなる「餌の手に入れ方」に目覚める。
そんなアレックスから距離を置いた他の草食動物は、密林を彷徨うのだが、目の前の小動物が、蛇や鷲、ワニに食われる様を、コメディタッチで目の当りにする。
これぞ、アメリカの子供用アニメ的なリアリズムだと感服した。
これでシリーズ二作目が楽しみになったが、でも、おそらく、上記のようなこだわりは、次作では描かれないと思う。
動物アニメで、かような問題を追及し続けたら、ドラマツルギーが崩壊しちゃうだろうからだ。
(2009/03/13)
休みなので、朝から『ヤッターマン』と立て続けに観ようと思ったのだが、寝坊したので、こちらだけ観た^^;
面白かったが、深みはなかった。
そこが、ドリームワークスの、PIXER作品との違いなのだと思う。
ただ、私は吹き替えで見たのだが、これがオリジナルの字幕スーパー版で見たら、その音楽性が心に強烈に刻み込まれたかもしれない。
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・・・ただ、このニューヨークの動物園で日々のルーチンをこなす4匹が、冒険をしたい、違う世界を見たい、と旅立つ気持ちは、学生であってもサラリーマンであっても、共感できる点かもしれない。
美しい色に彩られたマダガスカルの自然は、それだけで爽快だ。
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アメリカ人は、アニメの主人公たちに、あまり強烈な個性を付加しない。
だから、主人公たち4人にはあまり引っ掛かりがないのだが、私は、「ペンギン小隊」の面々や、密林のメガネ猿の集団のマスコットのチビには笑わせられた^^
よく悪ガキどもが、なにかうまくいった時、ハイタッチをするが、そんなノリで、ペンギン軍団4人が向き合ってハイタッチしまくる様は良かったし、
チビが、笑えない状況で、「ニヒ^^」ととりあえず愛想笑いするのも良い^^
こいつらは、「2」には出そうにない。
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この物語で、凄いなと感心したのが、動物の友情物語なのに、「弱肉強食」から逃げていないことである。
主人公のライオン・アレックスは、マダガスカルの自然の中で野生を取り戻し、動物園で貰っていた餌とはことなる「餌の手に入れ方」に目覚める。
そんなアレックスから距離を置いた他の草食動物は、密林を彷徨うのだが、目の前の小動物が、蛇や鷲、ワニに食われる様を、コメディタッチで目の当りにする。
これぞ、アメリカの子供用アニメ的なリアリズムだと感服した。
これでシリーズ二作目が楽しみになったが、でも、おそらく、上記のようなこだわりは、次作では描かれないと思う。
動物アニメで、かような問題を追及し続けたら、ドラマツルギーが崩壊しちゃうだろうからだ。
(2009/03/13)