☆またも共時性の結果なのであるが、本日の産経に『文芸春秋』の広告が載っていたのだが、その中の特集記事で、前回[兵頭二十八軍師の講演会に行った(2)]で記した<パリ不戦条約>についての言及があった。
まあ、その特集の執筆者の一人が、別宮暖郎氏であったので、共時性などではなく、必然のことなんだけどね^^;
別宮氏のブログ <第一次世界大戦> (クリック!)
◇
では、兵頭講演の点描報告の続き。
・アメリカと言う国は、横暴だなどと言われているが、例えば、安政の日米修好通商条約などは、
アメリカは「不平等条約」との誹りを受けたものだが、
この条約によってアメリカも大きな「枷」をはめられることになった。
アメリカは、この条約の失効後になってやっと次のステップ(経済を抑える)に進めたのだった。
アメリカは、条約破りなどはせず、きわどいことをやっても、
それに伴う説得・宣伝・広報を国際社会に向けて行う。
・(ミド蘭)ちなみに、日米修好通商条約における江戸幕府の、天然なのか計算なのかは不明だが、
その絶妙のアメリカあしらいは、『風雲児たち・幕末編(みなもと太郎著)』に詳しい。
・また、パリ不戦条約は、今もって失効していない。
そう、今もって、侵略戦争は国際社会で認めることなど出来ないのである。
・では、核武装が出来ない情勢ならば、今後、日本はどのような兵器で持って、世界に力を発揮するか?
無人(ロボット)兵器、である。
ロボットと聞いて、ガンダムみたいのを想像されては困る。
人を戦場に赴かせない無人の軍隊。
高度な戦略的能力を併せ持つ。
それは、核に匹敵する脅威となり得るだろう。
・アメリカには、上記のようなもの開発すると言うことに対してのリスクマネーを出してくれる組織がある。
…ペンタゴン(アメリカ国防総省 DOD)である。
その一部門<DARPA(防衛高等研究計画局)>である。
SF小説に出てくるような奇想天外な技術を、ハイテクとして、実用化を考える研究が行われている。
<DARPA>は、フレキシブルな活動研究を出来るベンチャー企業を数多く募り、
日夜、多くの発明をし、軍事技術をアメリカンライセンスで埋め尽くそうとしている。
・古典的なSF小説を読むと、今の技術で実現可能なアイディアの宝庫だ。
<DARPA>は、野心的なベンチャー企業に豊潤な資金を与え、開発させている。
日本ではこうはいかない。
三菱重工などに頼んでは、小回りが聞かない。
みんな! アニメばかり見てないで、古典SFを読め!
◇
う~ん・・・^^;
『ガンダム』の最新作『機動戦士ガンダム00』などでは、無人ロボ兵器などは、非人道兵器されているんだよなあ。
まあ、それは、作り手の思い込みによるマイナス演出がされていたのだが・・・。
富野ガンダムでは、「バグ」と言う、<暴れヨーヨー>みたいな無人兵器が、コロニー内部で殺戮しまくる。
それは、残虐性の最たるイメージだった。
かつての『新機動戦記ガンダムW』の人気キャラクター<トレーズ・クシュリナーダ>などは、戦いに独自の美学を持っていたので、無人のモビルスーツ<モビルドール>の戦線への導入に反対し、ロームフェラ財団の総帥の座を解任されている。なんのこっちゃ^^;
(続く 2009/03/10)
まあ、その特集の執筆者の一人が、別宮暖郎氏であったので、共時性などではなく、必然のことなんだけどね^^;
別宮氏のブログ <第一次世界大戦> (クリック!)
◇
では、兵頭講演の点描報告の続き。
・アメリカと言う国は、横暴だなどと言われているが、例えば、安政の日米修好通商条約などは、
アメリカは「不平等条約」との誹りを受けたものだが、
この条約によってアメリカも大きな「枷」をはめられることになった。
アメリカは、この条約の失効後になってやっと次のステップ(経済を抑える)に進めたのだった。
アメリカは、条約破りなどはせず、きわどいことをやっても、
それに伴う説得・宣伝・広報を国際社会に向けて行う。
・(ミド蘭)ちなみに、日米修好通商条約における江戸幕府の、天然なのか計算なのかは不明だが、
その絶妙のアメリカあしらいは、『風雲児たち・幕末編(みなもと太郎著)』に詳しい。
・また、パリ不戦条約は、今もって失効していない。
そう、今もって、侵略戦争は国際社会で認めることなど出来ないのである。
・では、核武装が出来ない情勢ならば、今後、日本はどのような兵器で持って、世界に力を発揮するか?
無人(ロボット)兵器、である。
ロボットと聞いて、ガンダムみたいのを想像されては困る。
人を戦場に赴かせない無人の軍隊。
高度な戦略的能力を併せ持つ。
それは、核に匹敵する脅威となり得るだろう。
・アメリカには、上記のようなもの開発すると言うことに対してのリスクマネーを出してくれる組織がある。
…ペンタゴン(アメリカ国防総省 DOD)である。
その一部門<DARPA(防衛高等研究計画局)>である。
SF小説に出てくるような奇想天外な技術を、ハイテクとして、実用化を考える研究が行われている。
<DARPA>は、フレキシブルな活動研究を出来るベンチャー企業を数多く募り、
日夜、多くの発明をし、軍事技術をアメリカンライセンスで埋め尽くそうとしている。
・古典的なSF小説を読むと、今の技術で実現可能なアイディアの宝庫だ。
<DARPA>は、野心的なベンチャー企業に豊潤な資金を与え、開発させている。
日本ではこうはいかない。
三菱重工などに頼んでは、小回りが聞かない。
みんな! アニメばかり見てないで、古典SFを読め!
◇
う~ん・・・^^;
『ガンダム』の最新作『機動戦士ガンダム00』などでは、無人ロボ兵器などは、非人道兵器されているんだよなあ。
まあ、それは、作り手の思い込みによるマイナス演出がされていたのだが・・・。
富野ガンダムでは、「バグ」と言う、<暴れヨーヨー>みたいな無人兵器が、コロニー内部で殺戮しまくる。
それは、残虐性の最たるイメージだった。
かつての『新機動戦記ガンダムW』の人気キャラクター<トレーズ・クシュリナーダ>などは、戦いに独自の美学を持っていたので、無人のモビルスーツ<モビルドール>の戦線への導入に反対し、ロームフェラ財団の総帥の座を解任されている。なんのこっちゃ^^;
(続く 2009/03/10)