『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『パッセンジャーズ』を観た]

2009-03-12 23:59:24 | 物語の感想
☆私が最も美しいと思う女優は、ナスターシャ・キンスキーであるが、

 この作品の主人公クレアを演じたアン・ハサウェイも、かなりの美貌だ。

 でも、その美しすぎる大きな瞳が、顔の中でバランスを崩している感じもある。

 この作品は、堅実な作りをした、シャマラン監督作品のような1アイディア映画だが、恐ろしいほど、記憶に残らない。

「いい作品だったなあ」と思って、映画館を出るのだが、なんとも、鑑賞後感が希薄なのだった。

 観ている間中、どうも、アン・ハサウェイの瞳が気になって気になって、なんか多くのことを連想してしまい、物語が不条理感たっぷりに進行していくので、フワフワした気分の鑑賞になってしまうのだった^^;

 ・・・物語は、大航空機事故の生き残り5人を担当するセラピストのお話だ。

 生存者のPTSDを解消すべくカウンセリングを続けていくのだが、微妙に変な人物が周囲を跋扈し、つじつまは合うのだが、解せない現象が彼女を襲う。

 いちお、この作品は、大きなからくりに包まれているので、「ネタバレ」に躊躇ないことで有名な私には珍しいことなのだが、これ以上の言及を避ける。

 が、二つだけ書かせて!

 クレアに絡んでくる男がいるのだが、こいつは、ストーカーみたいに、美しいアン・ハサウェイにしつこい。

 これだけやれば、アン・ハサウェイみたいな美女も口説けるのかよ、とも思うのだが、それは、その男が「ハンサム」だからであろう。

 そのハンサムであるエリックだが、ハンサムであっても、そのしつこさが不気味だった。

 私が同じことをしたら、もっと不気味だろう^^;

 また、この二人ははじめて会ったとき、とある危難に遭遇し、その中にあって、見つめ合う。

 クレアは、不安の中でエリックの言葉を信じて、見つめ合うのだ。

 初めて会ったときのことなのに、その後の運命を暗示するかのごとく、クレアは、多くの感情を内に抱き、見つめる。

 過去の一瞬が、物語全般を代表するのである。

 いい表情だった。

                        (2009/02/12)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする