

あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?

特集でした。 いよいよ今日でfinish! 今日のキーワードは《行楽》

●想定した歌手は みずき舞さん。書き下ろ詞UPも4篇めになりました!






「古都のさざなみ」
明日がある身の あなたには
わたしなんかは 不似合いですね
葦の水辺を 吹きわたる
風がはこんだ さざなみは
古都の女の 涙です


棄てるあなたを 恨むより
尽しきれない わたしが憎い
どこで鳴くのか 渡り鳥
雨を呼ぶよな さざなみは
古都の女の 未練です


ひとりぽっちに なったけど
生きてゆくしか ないのでしょうね
三井の晩鐘 聴く頃に
青が哀しい さざなみは
古都の女の 心です


ひとこと:琵琶湖にはさまざまな音がある。近江八景のひとつとして
有名な「三井の晩鐘」 琵琶湖を眼下に見下ろす長等山の静かで
広大な境内にあるこの鐘は天台寺門宗総本山の園城寺(三井寺)の
金堂前の鐘楼につるされている。その音色のすばらしさは古くから
知られ、形の平等院、銘の神護寺とともに、音の三井寺として
日本三名鐘のひとつに数えられている。また、吹き寄せる風が
葦の群生地の葦をゆらす音、小鳥のさえずりなど・・・
それらに着目して心ならずも別れをきめた女性の心情を書き下ろした。
(画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1
◎美しい《さざなみ》の湖沼:琵琶湖(滋賀)
