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★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「新宿裏酒場」 清水博正  ★10月の特集    《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年10月16日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
秋のグルメを堪能しながらどんなスポーツを楽しんでいますか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《酒》
10月も半ば、Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。  
10月男歌
●想定した歌手は今日が誕生日の 清水博正さん。
清水博正さんを想定したこれまでの書き下ろ詞
「さらば北駅」「さんさ夢しぐれ」
16清水

「新宿裏酒場」

風のしわざか のれんの裾が
 破れたままの 酒処
  新宿 花園 裏酒場
   しょっぱい気分が つのる夜は
    酒が女を なぐさめる
花園神社

もどるつもりは 今さらない と
 グラスの底に 映るひと
  新宿 御苑の 裏酒場
   人目につかない 細路地が
    今の私の 隠れ場所
御苑

ひとり呑みたい 夜だってあると
 わかってくれる ぼろネオン
  新宿 二丁目 裏酒場
   男も女も 理由(わけ)ありの
    ここは世間の 寄せ溜まり

二丁目
ひとこと:新宿を舞台に、表よりも裏通りの3ヶ所にスポットをあて
しかも女性の心情を歌う・・・ 派手な曲調にはならないだろうが
じっくり唄いしっとり聴かせる。
清水さんの声質を加味した書き下ろ詞に仕立てました。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎裏酒場で最もにぎわっているのは:品川亭(新宿)
16品川亭1

「旅路酒」 山川豊       ★10月の特集         《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月15日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《酒》
今日もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌
●想定した歌手は、今日10/15が誕生日の 山川豊さん。
書き下ろ詞UPも5篇めになりました!
愛妻2

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   旅路酒

  海鳴り背中に 聴きながら
  扉を押した 港の酒場
  半年前に 此処にいた
  お前はカモメか 海猫か
  男ごころを ついばんで
  どこへ飛んだか
  今でも気になる 旅路酒
  yu3
  潮風まじりの あけくれと
  ほつれ毛なおす 指の細さよ
  お前もおれも 似たような
  せつなさ抱いてる ブイふたつ
  つれて逃げてと 云いたげな
  そんな眸をして
  なみだに濡れてた みなと花

  霧笛がふるえて 泣きじゃくる
  灯りもくらい さいはて酒場
  名前を出せば 口ごもる
  噂を聞いても 目をそらす
  だれもお前を かばうよに
  おれのずるさを
  詫びつつ飲んでる 旅路酒


ひとこと:山川豊さんの歌唱はどれをとっても変に唄いすぎない
ところが良くて、逆に沁みる部分がにじみ出る歌唱が良い。
これまでに「愛妻しぐれ」「東京怪談」「指環のあと」
「その名は小夢」
の4篇を書き下ろしています。
yu2
個人的には初期の「おまえにきめた」や「月の渡り鳥」は
あまり知られていないがなかなかの佳曲でよく聴いたものだ。
今回の書き下ろ詞は、酒場にいた忘れられない女性を慕って
舞い戻ってきた男の酒場歌。言ってみれば彼、お得意のジャンル!
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎自然景観・絶景で1位に選ばれたのは:上高地(長野)
15上高地
     (画像をお借りしました)

「下町夕景」 城之内早苗    ★10月の特集    《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月14日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋のグルメを堪能しながらどんなスポーツを楽しんでいますか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《食》
10月も半ば、Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月女歌
●想定した歌手は 城之内早苗さん。
書き下ろ詞UPも5篇めになりました!
14城の内

「下町夕景」

路地を駆け抜ける秋風が
軒先の風鈴鳴らして
葦簀(よしず)のすきまから
ナイターのラジオが聞こえます
 小半日 あんたの部屋は
 気兼ねいらずの 青畳
 「楽しかったわ」「また来ていいよ」
 まだ 酔ってるね・・・ もう 呑んじゃだめよ

人に見られると嫌だから
送らない、ゴメン と云うのを
あたいは我慢して
泣きたい気持ちで部屋を出る
 東京に出てきて ずっと
 暮らしやすいよ 下町は
 いっしょになろう そんな言葉を
 また 聞けないね・・・ まぁ それもいいか

おかず
 駅までの 帰りの通り
 おかず市場の 人の波
 惣菜なんか ふたり囲んで
 それ 夢かもね・・・ あぁ 秋がゆくね


ひとこと:BSで、外国人の目から日本の衣食住の文化を紹介する番組を
ときどき見る。いかにもらしい作りだが古き良き時代を越えて
今なお残る日本の紹介などは今さらながらのノスタルジー。
このブログでも下町風情をテーマに数篇書き下ろしているが
今回はR30、R40世代あたりが共鳴できそうな書き下ろ詞。
あんた、あたいと言い合う男女の下町風景。
品行方正な歌ばかりでは面白くもなんともない。等身大の女性の
機微を吐露する歌があっても良いと思っている。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎もっとも下町らしい下町に選ばれたのは:神田神保町
14下町
     (画像をお借りしました)

「三杯までよ」 愛本健二    ★10月の特集   《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年10月13日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《酒》
今日もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌
●想定した歌手は愛本健二さん。書き下ろ詞、5度目の登場です。
1

「三杯までよ」

通いつづけて 何度めだろか
云ってもらえた ‘常連さん’と
横浜 野毛の 三杯屋
前掛け姿の 喜久さんが
今夜も迎えて くれる店
疲れをいやす 酒がある
武蔵屋
出入り勝手な 二匹の猫と
店のあちこち 昭和が残る
横浜 野毛の 三杯屋
女手ひとつで 喜久さんが
なみなみそそぐ 熱燗は
こころがなごむ 酒の味

武蔵屋2
おから 酢漬けに おしんこ六種
酒のつまみに 五品が並ぶ
横浜 野毛の 三杯屋
黙っていたって 喜久さんが
三杯までよ と 指立てて
あしたをくれる 酒になる


★愛本健二さんへのこれまでの書き下ろ詞
「海すずめ」「志保という女」「桜譜 ~桜うた~」「二百十日の宿」
●ひとこと:以前私も行ったことのある横浜・野毛には
3杯までしか呑めないことで話題の酒場の名物女主人、喜久代さんが
いた。「酒」を書くならいつかは書いておきたいモチーフだった。
五大
喜久代さんの半生と店の歩みは、女優・五大路子さん主宰の劇団
《横浜夢座第10回公演 ~野毛 武蔵屋~ “三杯屋の奇跡”》の
演目で演劇にもなった。
五大
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎横浜・野毛。昭和21年から姿を変えず続いたわずか七坪の
  居酒屋・武蔵屋。 看板もなく肴は定番、出される酒も
  櫻正宗をコップに三杯まで。それでもその店はいつも満員の
  客のにぎわいに満ちていた。厳しくて優しい人と不思議な
  ネコが待っていた・・・ (一部文章引用しました)
木村 木村2
(画像をお借りしました)

「戦士よ、夢を蹴れ」 板橋かずゆき ★10月の特集《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月12日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋のグルメを堪能しながらどんなスポーツを楽しんでいますか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《スポーツ》
10月も半ば、Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。  
10月男歌
●想定した歌い手は 板橋かずゆきさん。
書き下ろ詞UPも11篇めになりました!
板橋

「戦士よ、夢を蹴れ」
サッカー

全力でボールを追い
全身でボールにぶつかる
キミの前にゴールがあり
キミのまわりにあふれるサポーター
すべてが自信に満ちている

 夢にあこがれ 夢を叶え
 つかんでもなお 夢を追う
 キミのハートは叫んでる 
 ”もっとできる もっとやる”

U14
少年の瞳のまま
白い歯が光にまぶしい
キミのためにホイッスルが鳴り
キミのファイトに波打つスタジアム
拍手と涙が交差する

 夢にあこがれ 夢を叶え
 つかんでもなお 夢を追う
 キミのハートは叫んでる
 ”もっとできる もっとやる”

イレブンは家族と言う
本気出し守った 走った
キミの今に希望があり
キミのあしたに勇気のキックオフ
どこかで誰かが手をつなぐ

 夢にあこがれ 夢を叶え
 つかんでもなお 夢を追う
 キミのハートは叫んでる
 ”もっとできる もっとやる”


ひとこと:ボールを用いるスポーツ競技には野球,テニス,ラグビー,
アメリカンフットボール,サッカー,バレーボール,バスケットボール,
ハンドボールなどが思い浮かぶがもっぱら観戦派で、それとて
なんでもかんでも見るわけじゃなく好みはある。
しかもどの競技も感動はそんなにいくつも訪れるものじゃない。
歩いて5分ほどの場所に大きな公園があり、毎日何かしら競技や
試合をしている。そのほとんどはアマチュアだがそれでも美技や秘技に
お目にかかることもある。特に次の次あたりのオリンピックをめざす
少年少女たち、原石や輝石がいるだろうと思うと応援をしたくなる。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎日本で一番評価が高いサッカー場:ユアテックスタジアム仙台(仙台)
12ユアテック
     (画像をお借りしました)

「酒とんぼ」 瀬口侑希     ★10月の特集     《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月11日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《酒》今日もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。  
10月女歌
●想定した歌手は 瀬口侑希さん。
11瀬口

「酒とんぼ」
と2 と4
誰が呼ぶのか さそうのか
羽根をひろげて ネオンの巷
 ここにこうして いい女
 待っているのに 好きなのに
飛んできて 逢いにきて きっときて
あなた気ままな 酒とんぼ
と1 と5
女ごころの ふるさとは
惚れた男の その腕の中
 生まれ育った あの町は
 帰りたくても 帰れない
ふりむけば 何度めか 秋が去く
あなた今夜も 酒とんぼ

追えば遠くへ 逃げてゆく
呼べばなおさら 酔いどれとんぼ
 もしもあなたに はぐれたら
 ひとりぼっちよ 泣き虫よ
飛んできて 逢いにきて きっときて
あなた気ままな 酒とんぼ

と3
ひとこと:明るめのノリのいい演歌をと思いカラオケ志向の
書き下ろ詞。たまには肩の凝らないテッパン演歌もいい
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎「とんぼ」のタイトルがつく歌で一番人気は?:赤とんぼ
11赤とんぼ
  (画像をお借りしました)

「酒しぐれ」 岩出和也     ★10月の特集     《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月10日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し

秋の催し&味覚が楽しみな季節になりました
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! 今日のキーワードは《酒》
今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌

●想定した歌手は 岩出和也さん。
書き下ろ詞UPも7篇めになりました!
10岩出 DSC_0557_20181002182949 DSC_0558_20181002182943 DSC_0559_20181002182938 DSC_0560_20181002182932 DSC_0561_20181002182926
「酒しぐれ」

男が涙を 見せたなら
おまえは背中を 向けるだろ
 こんなはずではなかった と
 頭こずいて 地団駄ふんで
 酒に逃げ込む 居酒屋は
 更けてしぐれの 吹きさらし

駄目なら一から 出直せば
いいのよ 私は ついてゆく
 そんなおまえの ひと言が
 忘れかけてた 情けにゆれて
 ぐっとにぎった 両の手の
 あついぬくもり 身にしみた

しぐれ2
しぐれは朝には やむだろう
陽が出りゃかたまる ぬかるみも
 破れネオンが ちりちりと
 雨の小窓の 向こうにはぢけ
 やけをおこすな くさるな と
 俺を酔わせる 酒しぐれ


ひとこと:生きていれば幾つになっても、男も女も
人生思ったとおりにいかない時がある。それを分かってくれる
人がいようといまいと、落ち込み凹み、酒に逃げたい時がある。
 古びた居酒屋の外はしぐれ雨、いろんな思いを受け止めるのも酒、
 やけをおこすな くさるな と慰めてくれるのも酒・・・
               (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なアイテム

◎「しぐれ」という名が付く居酒屋:夜景個室居酒屋 秋しぐれ 天王寺アポロビル店
10秋しぐれ

「鰯の頭もなんとやら」 水前寺清子  ★10月の特集《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月09日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《食》
◎今月もひとときMyブログ&FACEBOOKで楽しんでください。 
10月女歌
●想定した歌手は今日、10/9が誕生日の 水前寺清子さん。
書き下ろ詞UPも10篇めになりました!
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「鰯の頭もなんとやら」
いわし

あなたが飲んでる そのお酒
しあわせ酒なら のませてよ
なにも今さら お披露目を
できる二人じゃ ないけれど
裏道 小道 浮世みち
抜けてみせましょ かっちりと

あなたの苗字に つづく名は
わたしの名前が よく似合う
親や身内の 横やりは
聞いたふりして うなづいて
陽だまり通り 日なた道
明日はあしたの 風まかせ

あなたも今さら ちまちまと
背中をまるめる ことないわ
意地と情けの 丸太ン棒
斜め 縦 横 握りしめ
風穴 くぼみ 突けばいい 
(いわし)の頭も なんとやら

ひとこと:元気印で応援歌を唄い続けてきたチータも72才。
9/5には4年ぶりに新曲を発売。ずいぶん小そうなったが
とにかく元気で、と願うばかり。今回は持ち味である明るさをも
生かした演歌を書いた。各節にインパクトある語句を入れ
タイトルも落語っぽくてユニーク。しっかり者の女性が相方の
男性に(私を信じて一緒に世間を渡りましょう)とハッパをかける。
9水前寺
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎一番のイワシ料理なら:千葉県九十九里・銚子
9イワシ
     (画像をお借りしました)

「酒場暮色」 よし ひろし    ★10月の特集    《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月08日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋の催し&味覚が楽しみな季節になりました
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《酒》
◎今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌
●想定した歌手は よし ひろしさん。
よし ひろしサンを想定した書き下ろ詞UPも
「大塚ブルース」「京都ふたたび」に続き3篇めになりました!
よしX ヨシ2 よし99ヨシ1 よし2 よしよし

「酒場暮色」
路地

みんな俺いらを 悪く云う
殴るも蹴るも すればいい
だけど あン人 責めるのだけは
しないでおくれよ 罪はない
さびしがりやと 負け犬が
傷をよせ合う 路地酒場

独り身です と 聞いたのは
梅雨明けまぢかの 三ヶ月(みつき)まえ
意地でささえた 小さな酒場(みせ)
心をほぐせる 場所なのと
ぽつり洩らした あの夜から
離れられない 酒えにし

もっと早くに 出会えたら
生計(くらし)も変わって いたものを
いいさ愚痴らず ゆこうじゃないか
噂もいつかは 消えるだろ
紅をさしなよ 気も晴れる
明日は明日なり 生きりゃいい
  

ひとこと:会社勤めをしていた頃、行きつけにしていた酒場の主の
ひと言が今でも耳をかすめる。「流行る、流行らないなんて
どうでもいい、自分の店を持ったからには《意地よ、意地》
やり続けること」だと・・・ ある意味、何ごとにも共通して言える。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎東京・新宿で最も古い酒場:「どん底」
  黒澤明も三島由紀夫も訪れたことで知られている
8どん底
     (画像をお借りしました)

「酒場で」 黒木じゅん  ★10月の特集     《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月07日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会えそうですか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《酒》
◎今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌
●想定した歌手は 黒木じゅんさん。
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  「酒場で」   

  別れをきめた男には
  酒の苦さがピッチをあげる
  泣いてばかりの女とは
  眸と眸を合わせることもなく。
   昔のアイツと ヨリをもどすこの俺を
   恨んでいいんだ 死ぬまでよぉ…
  看板まぎわの酒場では
  早くケリをつけなよ と
  ひとつ明かりがまた消える   
バー

  見てくれだけの仲ならば
  それじゃあばよ で他人になれる
  嘘がからんだ意地なんて
  そうだよとっくに見抜かれて。
   昔のアイツと 比べたりはしないけど
   仕方がないんだ 許しなよぉ…
  お客の帰った酒場では
  やけに今日は疲れた と
  飾り花さえうなだれる  
浜2

  荷物はあとで取りにゆく
  邪魔になるなら捨ててもいいが
  思い切れずにあとひけば
  たがいの辛さが沁みるから。
   昔のアイツが どこの誰か知りながら
   笑っていいんだ 最後によぉ…
  「浜や」という名の酒場から
  グラスふたつ片づけりゃ
  二度ともどらぬ船が出る

浜1

ひとこと:9行で3番まで、という長い詞だが
あえて語り唄ふうを狙った。
男と女、酒とバー 出会いと別れのいくつかの場面が
カウンターにしみついている。昔よく行ったバーの名前がふとよぎって
ちょっとひねった別れ話の詞になった。    (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎酒場に飾る観葉植物で最も似合う:オーガスタ
7オーガスタ
      (画像をお借りしました)

「この人」 門倉有希      ★10月の特集    《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月06日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋の催し&味覚が楽しみな季節になりました
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《酒》
◎今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月女歌
●想定した歌手は 門倉有希さん。
6門倉

「この人」

  わたし帰るわよ と云えば
  呑み屋の壁に もたれかかって
  ダメとも いいとも 答えずに
  また酒を飲んでる
   なんでこの人が 切れないんだろう
   噴きあげる悔しさと いとしさを
   破れネオンが ちりちりと嗤っていた
   ネオン

  先に居ても あとに来ても
  ならんで座れば 型(かたち)はできる
  二言三言で 話し終え
  また酒をつづける
   知っているようで わかっちゃいない 
   ぎりぎりの危なさと 秘めごとを 
   そばで見てると なんだって許してしまう

  今日は来ないから ときめて
  早めに化粧 おとしていると
  おおきな花など 抱きながら
  ノックする真夜中 
   まるで胸の奥 のぞきこむように 
   不器用な接吻(くちづけ)と 抱擁で
   外では雨が くらがりで騒いでいる


ひとこと:真夜中、久しぶりにチェット・ベイカーなど聴いていたら
こんな詞が浮かんだ。唄うとしたら誰だろう、そうだアンニュイと
刹那さを表現できる門倉有希さんだろうか・・・
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎女性が最も喜ぶ花束:青ばら 100本の花束
6ブルーローズ
      (画像をお借りしました)

「ディナー —夕食— 」 川野夏美 ★10月の特集《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月05日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
行楽・グルメ・スポーツ、などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会いましたか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集。ますます快調です! 今日のキーワードは《食》
今日もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月女歌
●想定した歌手は 川野夏美さん。
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「ディナー —夕食— 」

向かいの席に だれも座らない日は
またひとりで 夕食をとるはめになる
スプーンとナイフ 白く光っているのを
もう何度も見る淋しさに 慣れてきた

 テーブルを 皿でうずめたら
 せめて あの人だけでも居てくれたらと思う
 もうこの部屋に 愛をはこぶ人はこない

 レクイエムが 低く静かに 流れるだけ
 向かいの席に だれも座らない夜
ディナー
高価なビーフ アジアあたりの野菜
買いあつめた赤ワインでさえ 味がない
ナプキンを広げ こぼれ落ちそうな涙を
拭くしぐさを なぜ月明かりは見ているの

 テーブルの 皿をかたづけて
 せめて あの人ひとりにキスされたいと思う
 もうこの部屋に 愛をはこぶ人はこない

 レクイエムが 低く静かに まだ唄ってる
 暦は秋の 長い夜だけがゆく


ひとこと:「ディナー ~夕食~」という日々のなにげない
ひとときを題材に、男女の愛の終りをかさね、孤独とせつなさ、
淋しさ、つらさをワン・ショットの映画のように表現しました。
●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎ディナーが素敵なシャレた映画:幸せのレシピ
19レシピ

「女が酒をのむ夜は」 山崎ていじ  ★10月の特集   《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月04日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋の催し&味覚が楽しみな季節になりました
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ◎今月もひとときMyブログ&FACEBOOKで
楽しんでください。 ★今日のキーワードは《酒》
10月男歌
 ●想定した歌手は 山崎ていじ さん。
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「女が酒をのむ夜は」

まるで自分を 追い込むように
つよい酒だね 無茶してる
笑っているのは 口もとだけで
さらさら素性は 隠してる
 雨がたたいた シェードの窓を
 気にするわけが 気にかかる
 別ればなしは すませたと
 背中ふるわせ 言っているのに・・・
カウンター
小銭ばらまき 何 占うの
爪はむらさき 不思議色
もつれた愛とか こじれた恋は
どこかで切れてる ちぎれてる
 風は夜通し 北から吹いて
 だあれもこない 来やしない
 街のはずれの 酒場には
 愛をとむらう ジャズが流れる・・・

 酒に厭きたら 化粧をなおし
 涙の匂い 消すがいい
 別れ模様の The Endは
 黒いヒールの 音が幕ひく・・・


ひとこと:とある場所の、とある酒場に男と女
いい女なのに訳あり、控えめにそのさまを見る男…

●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎女性に最も人気のある果実酒:梅乃宿 あらごしもも
           (梅乃宿酒造/奈良・葛城市)
4あらごしもも
     (画像をお借りしました)

「おやじ屋台」 大江裕     ★10月の特集     《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月03日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
秋の催し&味覚が楽しみな季節になりました
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《酒》
◎今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌
●想定した歌手は 大江裕さん。
3大江

  「おやじ屋台」

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  かけた情けを ふみ外されて
  酒でうすめる こころの苦さ
  人がいいのも ほどほどに・・・
  肩をたたいた 縄のれん
  仕方ないよな おやじさん
  あんたがいちばん わかってくれる

  もののはずみの あいつの嘘と
  知っていながら 合づち打った
  訳をきくほど 野暮じゃない
  好いた惚れたは 時の運
  それでいいだろ おやじさん
  あんたも飲みなよ しみじみやろう

  生きてゆくには いろいろあるさ
  何もなければ 酒など飲まぬ
  吐いた言葉が 風にゆれ
  ほろりきている 胸のうち
  そんなもんだね おやじさん
  あんたの屋台は 人情屋台


   ひとこと:地方へ行くと風情のある川筋や道端に
         まだまだ屋台を見受けることがある。
         ワイワイ、ガヤガヤもいいが
         客とオヤジ、語り合う男どうしも結構 風情になる。
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●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎最も繁盛している屋台店:韓豚(ハンテジ)屋 (有楽町店)
3屋台
  (画像をお借りしました)        

「男の人生 山嵐」 鏡五郎    ★10月の特集   《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年10月02日 | 10月 書き下ろ詞 特集 《食と酒とスポーツの秋にちなんで》
見出し
行楽・グルメ・スポーツ などなど
あなたはどんなONLY-ONEの秋に出会えそうですか?
今月は《食と酒とスポーツの秋にちなんだ書き下ろ詞》
特集がスタートです! ★今日のキーワードは《スポーツ》
◎今月もひととき Myブログ&FACEBOOK で楽しんでください。 
10月男歌

●想定した歌手は 鏡五郎 さん。
2鏡

「男の人生 山嵐」
山嵐

青い畳が 俺に言う
勝てよ勝て勝て 攻めてゆけ
闘魂なくば 胴着もゆるむ
ゆるむそばから 帯が泣く
見せろ 得意の 山嵐

ひけは取るまい 心 技 体
訓え厳しく 知を磨く
(こころ)は常に 向上(うえ)しか無いと
耐えて現在(いま)ある 男みち
往くが 人生 山嵐 

釣り手 引き手を 取れたなら
あとは背負いだ 一本だ
嶺から嵐 吹き下ろすごと
一気呵成の 今が好機(とき)
これぞ 必勝 山嵐


●書き下ろ詞からのimagination「秋」
いろいろ!なんでも!もっとも! なベスト1

 ◎最も柔道らしい柔道技は「背負投」だそうです!
2背負い投げ
     (画像をお借りしました)