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❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「セプテンバー・ララバイ」 上野旬也                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年09月30日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
男歌
9月最後はやっぱりこの人!今回はJAZZっぽく
上野旬也さんの歌とピアノで秋を満喫(の気分になりたい)書き下ろ詞!
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今日のインスピレーション ―秋― は 『Jazzy&ピアノ』
●上野旬也さん&グループ、このブログでの書き下ろ詞
14度目の登場です!
チキン3

セプテンバー・ララバイ —september lullaby—

風までが 色づいて 月もきれい
だけど 日は早く没(お)
無駄に過ごす 人生の時はない
 september そばに誰かいて 
 september 話し疲れたら
  lullaby 目をとじて  
  lullaby ほんの少し 眠るもいいさ
ねこ2 ねこ1

街並木 葉が落ちて 鳥も帰る
だけど 日をかぞえても
過ぎた日々は 流れ去り忘れ去る
 september ときに涙する 
 september 訳は胸に秘め
  lullaby 夢の中 
  lullaby ひとりきりで めぐるもいいさ

並木
ひとこと:9月から10月は気候が良くなり月もきれい。
日没が早まりいよいよ今年も残りは・・・などと思いを馳せる
特別な気分の時間。無駄にする時間は無くなり残り少ない時間、
JAZZYなララバイを奏でたりする・・・

●書き下ろ詞からの連想&こじつけ あれこれ3種
◎ルイジアナ・ララバイ/カクテル 
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◎大阪の十三にあるROCK BAR
sepバー
◎セプテンバー ロースト コーヒー/品川/カフェ
sepコーヒー
     (各画像お借りしました)

「恋めいて・・・ 秋」 パク・ジュニョン                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月29日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
★9月もさまざまに、想定した多くの歌手と、いくつかのシリーズも
組み入れながら実験的、挑戦的にオールジャンルで
書き下ろ詞をUPしてきました。 
女歌
今日想定した歌手はパク・ジュニョンさん。
書き下ろ詞も5作目です!
パク1 ぱく
●今日のインスピレーション ―秋― は 『枯葉』

恋めいて・・・ 秋

わたし 勇気をもらったの
色づき終えた 枯葉でも
枝をはなれず ゆれている
 胸ときめかす 言葉もくれず
 ただ会うだけの人なのに
 わたしを見る眸が まっすぐだから
 こころ夕映え 萌えて秋
 恋めいて・・・ 秋
枯れ枝

ゆうべ 不思議な夢見たの
帆のない舟に 乗せられて
沖へ沖へと ゆく二人
 さざなみ立てば その手をのばし
 ほのかに笑う人だけど
 やさしい気づかい 知ってるようで
 思いかさねて 今は秋
 恋めいて・・・ 秋
ボート

 わたしを見る眸が まっすぐだから
 こころ夕映え 萌えて秋
 恋めいて・・・ 秋


ひとこと:今回は女歌。恋に臆病で好きになる一歩を踏み出せずにいる
女性が相手の表情や心根を知るにつれ季節の移ろいとともに
恋に傾いていく・・・。       (画像をお借りしました)

●書き下ろ詞からの連想&秋の洋スイーツ(おとりよせグルメより)
秋甘1
生スイートポテト6本入り/菓子香房 大阪・甘泉堂
秋甘2
IWAHANA焼きモンブラン6個入/L’atelier du NINIKINE
秋甘3
和のモンブラン/やながわ通販



「ぶどうの花、咲く頃は」 岸田敏志              ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月28日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
★9月もさまざまに、想定した多くの歌手と、いくつかのシリーズも
組み入れながら実験的、挑戦的にオールジャンルで書き下ろ詞を
UPしてきました。 
女歌
今日想定した歌手は 岸田敏志 さん。書き下ろ詞も3作目です!
今回はナイーヴだった年ころの少女の淡い恋を
岸田さんならどう唄うかと書いた意欲作です。
🎼みなさんは各フレーズの行間を読み解きながらイメージを
ふくらませてください。
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ぶどうの花、咲く頃は

ぶどうの花 咲く頃は
わたしの胸 甘くそよぐ
はつ夏の 風がはこんだ
あの人からの伝言(ことづて)
果樹園のはずれで待ってる、と
17の夏 五弁の花びら そっと拾って・・・
ぶどうの花
花咲く日は みじかくて
一度か二度 しのび逢うの
肩の手が 背なにまわって
あなたがくれた接吻(くちづけ)
幸せよ たわわに実って、と
ふくらんだ胸 願いごと託せば やがて叶うと・・・
果樹園
ぶどうの実 手にとれば
懐かしさの 淡いしずく
遠い町 今も静かに
あの日のままの微笑(ほほえみ)
浮かぶのは 見慣れた場面でも
かさねゆく歳 少女に戻って いつも偲んで・・・


ひとこと:ぶどうといえば房になった果実のほうがすぐに思いつきますが
小さな目立たない薄緑色の花を咲かせます。
ぶどうの花言葉には「陶酔」「好意」「信頼」「思いやり」「親切」
「慈善」「忘却」「酔いと狂気」といったものがあります。
ぶどうからワインを作ることができることに由来して
お酒に関連した花言葉が多いのが特徴です。
「誕生花で花占い♪」より引用

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎ぶどうタワー
28s

「悲願橋」 永井裕子                    ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月27日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
いよいよ終盤です!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『ヒガンバナ→彼岸→悲願』
●想定した歌手は 永井裕子さん。
永井

「悲願橋」
ヒガン3
雨のすだれを 押しのけて
心ばかりが あなたに走る
待つも待たせも きらいな良人(ひと)
来ないと決めて 五時打つ鐘の
日暮れに消えて ゆくのでしょうか
逢わせてください 悲願橋
ヒガン2
右も左も ぎりぎりに
枝葉のばして 水面をかくす
まるで二人の 葉隠れ恋を
見ているようで よろける足が
窪みに取られ 足もとぬらす
どなたが名付けた 悲願橋
悲願橋
ほうら 来たよと 目印に
橋のたもとに 石ころひとつ
胸をうたれる やさしさ憎さ
さすがにそれは 憐れと思い
(きびす)を返し 戻るでしょうか
あなたが恋しい 悲願橋


ひとこと:おおっぴらに会うことのできない男と女
両岸に樹木を伸ばし流れる小さな川
傍目に目立たぬように掛けられた橋を逢瀬の場所ときめて
女は待つ。男は来るのか来ないのか
ビミョーな心の綾に女はすがる。まさに悲願、哀願を
その橋に託すかのように・・・
 *ヒガンバナと悲願をかけました (画像をお借りしました)

「晩秋酒場」 よし ひろし                       ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月26日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
いよいよ終盤です!
男歌
今日のインスピレーション ―秋― は 『いちょう/晩秋』
●想定した歌手は よし ひろしさん。
「大塚ブルース」「京都ふたたび」に続き
このブログの書き下ろ詞、3度目の登場です!
よしX よし98 よし99 よし2

晩秋酒場
いちょう

衿をかすめる 銀杏(いちょう)の葉さえ
俺にわびしく ふりかかる
ましておまえは 胸ふるわせて
何処でしのぐか 秋しぐれ
いいやつだったよ・・・
面影 とも連れ 晩秋酒場

詫びるつもりの 酒断ちなのに
三ヶ月(みつき)持たずの 根性なし
たぶんおまえは あきれた顔で
弱さ ずるさを 叱るだろ
いいやつだったよ・・・
今でも恋しい 晩秋酒場

夜の駅裏 迎えに来いと
酔いにまかせて 悪あがき
いつもおまえは 灯影のすみで
待っていたっけ かぼそげに 
いいやつだったよ・・・
男を泣かせる 晩秋酒場


ひとこと:好きで惚れてもいたのに男の弱さ、ずるさで別れてしまった
女性への詫び歌。女性の面影を偲びながら、酒場でひとり飲む男・・・
秋の終りのひとコマです。
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●書き下ろ詞からの連想&こじつけ:酒場
「Yahoo!ライフマガジン編集部」の記事から画像お借りしました
 京都・木屋町【みず屋たったいす】
みずや3 みずや1 みずや2

「黄昏色のストール」 荒木由美子                     ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年09月25日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『ストール』
●想定した歌手は 荒木由美子さん。
併せて《はじめて書き下ろす歌手》シリーズに登場です。
荒木
黄昏色のストール

今年は寒い夏でした
それにもまして あの人は
黄昏色の ストールを
さびしいわたしに 巻かせるのです

かくれてぬぐった くちびるを
あのときどうして 見てしまったか
今でも 胸には 風が吹き
ストールだけでは しのげない

ストール2ストール3ストール1
(Rakutenから画像をお借りしました)

わたしのほうが切り出した
別れにそっと うなづいて
合鍵だけを テーブルに
残して部屋から 出ていきました

あわてて指環を はめるのを
わたしは何度も 見てしまったの
いちばん 嫌いな 秋の暮れ
ストール 涙で しめらせる

今でも 胸には 風が吹き
ストールだけでは しのげない
いちばん 嫌いな 秋の暮れ
ストール 涙で しめらせる

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ひとこと:荒木由美子さんもやはり歌手復帰した。マイペースで、の
イメージがするがどうだろう。彼女のデビュー時に私はそのレコード
会社にいた。アイドル全盛時で彼女もヒットをとばしその一角を担った。
あれからウン十年。今はこういったセンチメンタル色のある内容の
バラード風も十分唄いこなす歌い手にキャリアアップしていることだろう。
 ほかの女と唇をかさねた男のワンシーンを見た女。べつの女の前では
 指輪をはずして独身面している男が身近にいる女に接するときには
 あわてて指輪をはめる男。卑怯と裏切りと幻滅が女の胸で渦巻く・・・
                    (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ 
◎メニューがユニーク:たそがれセット(居酒屋GIN)
たそがれ

「泣く泣くSeptember 」 研ナオコ                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月24日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『セプテンバー』
●想定した歌手は 研ナオコさん。
このブログでの書き下ろ詞、4度目の登場です!
け5 研ナオコ
泣く泣くSeptember

ため息ひとつ つくたび
幸せひとつ 逃げるなら
わたし もういくつ 幸せ逃がしたかしら

しばらく 恋してなかったのに
一夜を共にした人は
わたしをいちばん 不幸にした

泣く泣くSeptember
日ごとに 枝から葉がおちる
泣く泣くSeptember
涙さえも 裏切り
涙にまで もて遊ばれて・・・
け6 落葉樹
同情なんていらない
けじめをつける やり方は
わたし いつからか 誰より上手になった

思えば 魔がさしたとか
どんなにふりかえってみても
答えはそれしか 浮かんでこない

泣く泣くSeptember
このまま 凍える冬がくる
泣く泣くSeptember
愚かすぎて 傷つき
おびえるほど 打ちのめされて・・・

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ひとこと:1970年代に映画会社、東宝のレコード部門
として東宝レコードがあった。研ナオコさんはその
レコード会社から第1号歌手として1971年にデビュー
した。それから4年後、当時のキャニオン・レコード
から『愚図』を引っさげて発売するやいなやヒットを
連発し始め決定打は'78に発売した『かもめはかもめ』
ご存知中島みゆき作品だった。当時のシングル、LP、
カセットなどの売れ方のすさまじさは当時キャニオン
にいた私は目の当たりにしているだけに今思い起こし
ても本当に懐かしい。研ナオコさんはタレントや
コメディアンヌとしての様相から一変、歌手としての
雰囲気の持って行き方の転換や落差は秀逸!好感!
               (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎セプテンバーローストコーヒー/品川
ロースト1 ロースト2

「漁港(みなと)の女房」 北野まち子                    ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月23日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『漁港の水揚げ』
●想定した歌手は 北野まち子さん。今日、9/23が誕生日です。
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漁港(みなと)の女房

雨のすだれを 押しのけながら
岬まわりの 帆かけ舟
 迎えにくるとは 聞いたけど
 うれしがらせて 驚かす
あなた ほんとに ひとすじ縄じゃ
恋の手の内 明かさない
岬まわり

風の向きなど おかまいなしに
沖へ沖へと 舵をとる
 荷物はなんにも なくていい
 みんな揃えて あると云う
あなた どこまで 惚れさせ上手
片目つぶって カップ酒

漁師町
舟に酔うほど 純情ぶるな
なんて言いぐさ ひどい人
 見かけと本音は 真逆でも
 ことば端ばし 情がある
あなた わたしも 漁師の町で
なってみせます みなと妻


ひとこと:平成元年に「包丁一代」でデビューして以来、今年は28年目。
これぞ決定打という花火を打ち上げてほしいものだ。
 漁師の男と恋仲の女性が、ようやく一緒になって所帯が持てる。
 男はわざわざ舟を仕立てて、対岸の町で待つ女性を迎えにくる。
 あ・・・これで私も惚れた漁師の女房になるんだ、という決意を
 男の振る舞いや言葉を折り込み、カラッとした海もの演歌を
 書き下ろした。

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎さんま/花咲港
23g2 23g1
 

「雨しぽしぽ」 小沢あきこ                 ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月22日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『秋雨』
●想定した歌手は 小沢あきこさん。
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雨しぽしぽ

降ってきました しぽしぽ雨が
あなた 濡れてはいませんか
音沙汰ないまま 半年過ぎて
こころ薄墨 秋が去(ゆ)
今でもあなたの 女でしょうか
しぽしぽ
寒い日暮れの しぽしぽ雨は
誰が名づけた 恋し雨
おんなじ傷跡(いたみ)を 分け合いながら
生きてゆければ 良かったと
思うは女の 未練でしょうか
震える花
花もふるえる しぽしぽ雨は
つなぐ術ない なみだ糸
もどって来そうで 三日に一度
鍵もかけずに 待つ夜に
口笛ふくのは あなたでしょうか


ひとこと:小沢あきこサンの歌手デビューは1993年、25周年の区切り。
決定打がほしいですねぇ~。 疎遠になった男への思慕を
しぽしぽと降る秋雨になぞらえた書き下ろ詞です。
                  (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎秋しぐれ:大倉山 青柳
22g 22g2

●このブログにアクセスしてくださる方でプロ、アマ問わず、
附曲してほしい、自分のオリジナル曲としてCD化して唄いたい 
など問い合わせをいただきます。
すべて歌手名は『想定して』あるだけで、
気に入った書き下ろ詞があればどうぞご連絡ください。

「こぼれ星の町」 福田こうへい                 ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月21日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 の特集も後半です。歌の秋はますます深まります!
男歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『星がこぼれる高山村~長野』
●想定した歌手は 福田こうへいさん。今日9/21が誕生日です。
このブログ、6篇めの書き下ろ詞です!
福田 福田 DSC_0477_20180829065748 DSC_0476_20180829065737 DSC_0479_20180829065814 DSC_0478_20180829065801

こぼれ星の町
21s
日昏れよ 早く来い
飲もう 酔うほどに
思い出ネガを 胸ン中つめて
冷えた酒 いただきますを云う

 秋がはじまるね 
 色づく町に ほうら こぼれ星 二つ三つ
21の2 21の1
無事だよ 何もなく
酒が 沁みてるよ
遠くの友は 今ごろはどこで
変わりなく 元気でいるだろか

 秋はみじかいよ 
 見上げる空に ヤッホ こぼれ星 青く落ちて


ひとこと:男が酒を飲むのに理屈や忖度は野暮の極み。
この一点を軸に、民謡出身の福田さんにおよそ演歌色を
廃したものを、と書き下ろした。こういった詞はメロ先か
と思わせるところがミソ。    (画像をお借りしました)

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ◎満天/彩雲堂(島根県松江市)
満天


「蝉と紅葉の物語」 青山ひかる ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月20日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
女歌
今日のインスピレーション ―秋― は 『蝉 紅葉(もみじ)
●想定した歌手は 青山ひかるさん。
このブログでの書き下ろ詞も13作めになります!
ひかる1 ひかる2

蝉と紅葉の物語
せみ1
ぬけ殻だけ残して
飛んでった あんたは どこへやら
夏の終りに まだ鳴く蝉の
音色聞いても あんたじゃなさそう
 あぁ そんな予感がしてた
 葦簀(よしず)のすき間から 
 うつむいて帰る あんたを見て
 今年の秋は 私もてあますことになると。
抜け殻

改札口 遠目に
見ていたら あんたは 北口へ
そっちあたりは 飲み屋もないし
血の気引くほど そうか、と気付いた
 あぁ よりをもどしてたんだ
 今夜は飯(めし)はいい
 そう言った晩は 酒だけ呑み
 寝てろよ先にと 私抱くこともしなくなった。

もみじ
紅葉(もみじ)は紅くなれず
秋風が背中を さか撫でる
手もちぶさたに 畳のへりを
じゃれ猫みたく ひっかいて 泣きべそ
 あぁ 夏から秋の 変わりめ
 化粧もおっくうで
 壁ぎわにもたれ おんなじこと
 くりかえしてる 私バカすぎて嫌いになる。


ひとこと:月いちで書き下ろ詞を続けている青山ひかるサン。
演歌から歌謡曲、はたまたJ-POPふうまで、テーマやモチーフを
いくつかストックしているほどです。
 蝉を男に、紅葉を女にたとえ、信じきって愛してた男を失った女性の
 夏の終りから秋の始めまでの季節のはざまの、うつろになってしまった
 心象を書いています。
 恋愛に限らず、そんな想いになる時ってありますよねぇ~。
                     (画像をお借りしました)
石1
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ 
◎蝉しぐれ・青柚子(彩雲堂:島根県松江市) 
◎秋襲(あきがさね)(京都西陣:鶴屋吉信)
20の3 20の2
  

「ススキノおんな酒」 北見恭子 ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月19日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『すすき→ススキノ』
●想定した歌手は 北見恭子 さん。
このブログでの書き下ろ詞、6度目の登場です!
北見 

ススキノおんな酒
すすきの

ここもススキノ 鴨々川の
はずれに点る 店明かり
誰に聞いたの よく来てくれた
何年ぶりかの 酒の縁
つもる話は あとまわし
のんでください あつい酒

風に吹かれて 雪にもぬれて
守ってきたの 紺のれん
あの日あなたと 別れたあとは
許していないわ この肌は
明かりおとした そのあとで
きいてください 胸のうち


お猪口
恨みつらみは ひとつもなくて
いいことだけを おぼえてる
ふせたお猪口に 残していった
指環(リング)に気づいて あと追えば
うしろ姿は 雪の中
冷めてせつない おんな酒


ひとこと:北見恭子さんは山形出身だけに、なんとも云えない
風土感があり、おまけに好物のビールで鍛えた(笑)声質と
あいまって独特の歌唱表現をする。だから書き手がそそられる
歌手のひとりでこのブログでは「のれん妻」「旦那衆」
「なんぼやで大阪」「女の一路」「わっぱ酒」
の5篇を
書き下ろしてきた。

●この書き下ろ詞からの連想&こじつけ「ススキノ」ソウルフード
◎「ラーメン」「餃子カレー」「ラムしゃぶ」「塩ジンギスカン」
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「花氷」 真田ナオキ   ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月18日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
男歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『花氷』
●想定した歌手は 真田ナオキさん。
このブログでの書き下ろ詞、5度目の登場です!
ナオキ 酔い

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花氷
氷2
見た目は冷たく 涼しげなのに
やがては溶ける 花氷
通りすがりの テラス席
見かけただけの その女(ひと)
思わず片手を 振ったあと
胸がふるえた 十六の夏  

大人になるのは 怖くはないと
意気がるだけの 未成年
恋に恋して 目眩して  
一年越しの 片想い 
つぼみのままの 花氷
夏の終わりの 十八の頃

夕顔みたいな はかなさ秘めた
あなたを偲ぶ 花氷
今はどうして いるだろか
幸せならば いいけれど
行き交う人混み たたずめば
街は黄昏 秋風が吹く

18s1

ひとこと:まっ先に書いておこう!デビュー以来、髪をセットし
かためていたスタイルだったが、ここ最近はフラット、
ナチュラルにしていてなかなかいい。ようやくマネージャーも
付いたらしく遠近、大小問わずキャンペーンに奔走している様子。
父親の《桂竜士》さんも応援といいながら同行しているようだが
まだまだ心配なのだろう。
親子
さて《花氷》とは、中に花を入れて凍らせた氷の柱。
氷柱、氷中花ともいう。冷房機が普及していなかった時代、
装飾と涼を得る目的をかねてデパートやホテル、
レストランなどに置かれた。 ひとりの男の、少年・青年・オトコの
それぞれのシーンを切り取ってMetamorphose(変化)
させた書き下ろ詞。      (画像をお借りしました)

●書き下ろ詞からの連想&こじつけスイーツ ◎花氷
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「お年、召しませ」 水樹矩仁子 ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月17日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『本:草笛光子のクローゼット 』
●想定した歌手は 水樹矩仁子さん。
このブログでの書き下ろ詞、8度目の登場です!
水1 水2
お年、召しませ

 なにも心配なさらないで
 いきいき ふくふく
 今日は今日だから

白いものが 髪にまじり
あれ、それを くりかえしても
平気な顔していましょうよ
楽しければいい 笑顔ならばいい
そしてちょっぴり 誰かのために
心遣いをすればいい

お年召しませ 美しく
お年召しませ あざやかに
生きるって素晴らしい
草3草1

 なにも心配なさらないで
 いきいき ふくふく
 明日は明日だから

好きな色の 服に着替え
お目当ての お店訪ねて
ゆっくりお茶でもしましょうよ
楽しければいい 笑顔ならばいい
そしてときどき 誰かのことを
思い出したりするもいい

お年召しませ 美しく
お年召しませ あざやかに
生きるって素晴らしい


ひとこと:平均寿命は男性が80.98年、女性が87.14年と発表になり
女性の元気さに敬服すればこんな詞も許されるでしょう。
同年代のすべての人への讃歌です。この書き下ろ詞をinspireしたのは
芸歴65年、現役最古参女優の1人、草笛光子(84)さん。
光り輝くような白髪とはっきりした顔立ち、上品で美しい
立ち居振る舞いはやはり別格。84才にしていいなぁと思うのは
話しっぷりのゆったり感と滑舌がはっきりしていること。見習おうっと!

●書き下ろ詞からの連想&こじつけ ◎《草笛光子のクローゼット》
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よけいごと:中学生の頃、地元での森繁久彌と草笛光子のショーで
舞台で草笛さんに花束を渡したんですよ。それ以来のファンです…

「孤愁 ~ゆく秋に」 湯原昌幸 ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月16日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
男歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『孤愁の岸』
●想定した歌手は 湯原昌幸さん。
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孤愁 ―ゆく秋に―

胸さわぎ ひとつ残して
見送った うしろ姿 
ひさびさの語らいというのに
先に席を立ち ・・・それが最後
 はらはらと 枯葉舞う路(みち)
 ゆく人を染める 時は秋色
秋の街路
偶然は 必然だから
そう言った 遠いあの日
その意味をわからずにいたまま
友を友として ・・・長いつき合い
 うちうちに 秘めた憂いを
 口にしないまま ついぞ語らず

 つらつらと 酒を恋う日々
 残されし我が身 孤愁なり


ひとこと:今月の特集を決めたとき浮かんだ小説と演劇がある。
杉本苑子『孤愁の岸』1962(昭和37)年/直木賞受賞作。
約250年前、濃尾三川(木曽川・長良川・揖斐川)の治水御手伝普請を
命ぜられた薩摩藩士の1年半以上にわたる艱難辛苦の様子を描いたもので
「宝暦大治水」として、今も歴史に残る物語。
森繁1
森繁 竹脇
舞台は昭和60年、帝国劇場で森繁久弥・竹脇無我・西村晃で舞台化。
森繁久弥 当時80歳、西村晃 当時70歳。当時テレビ放映で見て舞台の迫力に圧倒された。年齢を感じさせない迫力の舞台は、言葉で飾りきれない
感動を覚えた。《孤愁》とは文字通り《孤独と愁い》
2011年に死没した竹脇無我が俳優仲間に与えた言葉のイメージが
私の胸に刻まれていて、この書き下ろ詞のベースになっている・・・
                      (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけ ◎『孤愁の岸』杉本苑子
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