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「Last Piece ラスト・ピース」 八代亜紀

2015年08月29日 | 今日が誕生日の歌手
八代亜紀

さがしているうちは見つからない
愛や恋も どこか似ている
あきらめて 忘れかけた頃
思いがけず 見つかるなんて
とても偶然とは思えない

 女で生きているうちは
 悦びや 哀しみの 
 数えきれないピースが
 心に散らばってゆく

 たとえば愛を たとえば恋を
 最後のご褒美に いただけるなら
 LAST PIECEが埋められるでしょう
ピース

哀しい顔だけは 見せずにきた
くちに出せば 余計せつない
年令(とし)ごとに どこかまぶしげと
言ってくれる人たちがいる
胸に手をあてて 受けとめる

 女で生きている限り
 悦びも 哀しみも 
 数えきれないピースを
 心にはめこんでゆく

 たとえば愛を たとえば恋を
 最後のご褒美に いただけるなら
 LAST PIECEが埋められるでしょう


ひとこと:八代亜紀サンは今日が誕生日。八代サンにはこれまでにこのブログで
「私が棄てた男」「心かさねて」「港 夜明け唄」「火まつり」「ハミングに抱かれて」
「芝居 ~リハーサルのない人生~ 」「別れのキャンドル」「私が愛したカフェ」

8篇を書き下ろしてきました。多いですね~。ドラマチック、東日本大震災勇気歌
文芸もの、歌謡曲調、シャンソンふう、もちろん演歌もありで特に前回の
「私が愛したカフェ」は人気アクセス記事に今でもランクインしていて多くの
アクセスをいただいている。ここ数年の八代サンの作品は純然な演歌は少なくなっている。
だからいろんなジャンルの書き下ろ詞に挑戦してきた。今回はジグソーパズルの
大きさによって何百何千とあるピースをモチーフに愛の悦びや哀しみをからめた
書き下ろ詞です。いいことも良くないこともあるけど最後に埋めるピースが
いい人生でよかったね と思えるものなら幸せです…

「情愛(なさけ)川」 渥美二郎

2015年08月15日 | 今日が誕生日の歌手
渥美二郎

倖せです と 誰にでも
答えていました 昨日まで・・・
 細い川でも 情愛(なさけ)の川は
 心かよわす 深い川
  嘘ですね 夢でした
  信じたわたしが ばかでした
細い川

戻ってきて と すがれたら
素直なおんなに なれたのに・・・
 惚れて別れて なみだの橋を
 いくつ渡った つらい過去
  だめですね なぜですか
  あんなに尽した 人なのに

忘れましょう と 云えるのは
二十才や三十路の 絵空事・・・
 雨でかさ増す 情愛(なさけ)の川に
 命まるごと 沈めたい
  いけません 生きましょう
  あしたという日が ある限り


ひとこと:ミリオン・ヒットを放った歌手が思うところは他人が伺い知れぬ
ものが多々あるだろう。『夢追い酒』の渥美二郎サンもその一人ではなかろうか。
自らを模索するように千寿二郎のペンネームで作曲を手がけて発売も多いが
今ひとつ結果につながらない。こういったケースは筑紫竜平のペンネームの
大川栄策もまたしかり。もちろん例外もあろうから言いとどめておく。
さて渥美二郎サンは今日が誕生日。デビュー39年目。歌手である以上ヒットを
願わない人はいない。ここ何作かを聴いても重い暗いテンポもないという
イメージだから渥美サンにドカンとはまるのは誰もが唄えてある程度リズムも
あってというのが真骨頂だろうがそれは二番煎じだと言う人がいても原点回帰もあって
いいのではないかとさえ思うのだが。このブログでは「アカシアめぐり逢い」
「女の夜雨」「男の三番歌」
と3篇を書き下ろ詞しているが今回は久しぶりの登場。
各3節からテンポにのり5節のサビからリズム良く一気に歌いあげる感じの
渥美サンお得意のメジャーな女歌。これならヒットだ! 

「横丁ギター流し」 パリなかやま

2015年08月05日 | 新聞記事で見かけた歌手・俳優
パリなかやま

盛り場横丁 赤ちょうちんに
ぽつり つぶやく こんばんは
ギターよ 今夜も よろしくたのむ
切るに切れない 相棒だもの
お馴染みさんも いちげんさんも
聴いてください こころ歌
流し

小雨に濡れよと 風吹く日にも
待ってくれてる 人がいる
ギターよ おまえは わかってくれる
流し稼業を えらんだわけを
顔で笑って 心で泣いて
涙こらえる 夜もある

一曲たのむと 手招きされりゃ
流し冥利の 花舞台
ギターよ いつかは いい日がくるさ
それを信じて 唄おうじゃないか
これこそ俺の 持ち歌ですと
聴いてもらえる その日まで


ひとこと:いわゆる「流し」と呼ばれる人たちが大勢いたのは1960年以降がピーク
だったそうだ。私も地元にいた頃は飲み屋街で何人かの流しの人を知っていたし
彼らがレコード発売する機会を得た際にはいくつか作詞を提供したいきさつがある。
彼らのプロモート力はたいしたもので客という客にばんばんレコード盤を売りさばいて
驚嘆した。時は流れ時代が変るにつれ飲み屋の形態も多様化し流しはさすがに激減
していったが今また昭和レトロブームの再来とともに東京都心、近郊をはじめ地方
でも流し稼業の人はどっこい生きているようだ。さて『新聞記事で見かけた…』
シリーズが続くが先日も歌い手にまつわる「パリなかやま」サンなる流しを紹介する
記事を読んだ。恵比寿横丁などあちこちで7年の流し生活だがまだ30代で若い。
恵比寿横丁彼にも彼なりのポリシー、プライド、夢を持ち頑張っているのだ。
そんな彼にチャンスが訪れてオリジナルの持ち歌(CD)を発売する日がくることを願っている。
(画像をお借りしました)