❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
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「禁断のDivo 」 川上大輔

2014年01月31日 | 歌謡曲男性歌手
川上大輔3
暗闇で 息を殺して見ている
私をどうぞ 気づかないで

暗闇で ひとつまばたきしないで
あなたのすべて 知りたいから

 近づく術は これしかなくて
 まぼろしのベール たぐり寄せ
 夜ごと 忍び逢うの

  どうやらあなたには 意中の女性(ひと)はいない
  花もアロマも チーフ一枚もない
  だけどまだ 愛を唇に浮かべるときはこない
ベッド

欲望は ときに女を淫らに
あなたを罪に 誘いたがる

欲望の限り 尽してしまえば
私の明日は ないとしても

 怖れを知らぬ この振る舞いと
 引き換えに命 失くすなら
 せめて 抱きしめて

  あなたの吐息さえ 媚薬に変わる夜更け
  剥いだシーツが 腰をあらわにする
  だけどまだ 愛は禁断のDivoを遠くさせる


ひとこと:「ビジュアル歌謡」の新星「和流スター」の本命として注目の
川上大輔クンは官能的なプラチナボイスと端正な容姿(というキャッチフレーズ)で、
昨年は早くにブレイクするかと思ったが、意外と地味めな活動。
このブログでは『冬子傷心』『夢 口紅  ~Dream Rouge~』をUPしてきたが
それだけに今年こそいい作品に出会ってヒットをめざしてほしいもの。
 女性はターゲットとする男性に
 思いもつかぬ行動で自身に引き寄せようとする。
 たとえそれが、夢かうつつかまぼろし、だとしても…。

「黙ったままで」 May J.

2014年01月11日 | J-POP女性歌手
May J

次の駅へゆく快速を見るよりも
陽ざかりにまぶしく光るレールだけ見ていた
今の二人は あのレールのように平行線
何が私を不満に追い込んでいるのか
素直に確かめることもできない

 あなたには 私が必要と
 生意気をふりかざしていたけど
 ゆるいふりをしていながら
 自分の立ち位置を しっかり守っていた人なんだ

 黙ったままなら 終ってしまう
 黙ったままでは 恋じゃなくなる
レール

どこでそんな上手なキスをおぼえたの
くだらない疑問を抱いて甘やかに溶けてた
今のままなら ほっておいてもTHE END
二年前までREVERSEするなんて無理でも
あなたにほめられた頃が恋しい

 二人より 一人の退屈が
 欲しいときあるはずさ と言ってた
 仲間うちでいるときにも
 半分退きながら ほかごと考えてた人なんだ

 黙ったままなら 終ってしまう
 黙ったままでは 恋じゃなくなる

 あなたから 私が必要と
 もう一度 言葉にしてほしくて
 さらさ髪を思い浮かべ
 このつぎ会うときの 最初の笑顔とかつくってる

 黙ったままなら 終ってしまう
 黙ったままでは 恋じゃなくなる


よもやま:去年の夏見たTV番組『オンガクジェネレーション』のMay J.の
歌唱が良くて記憶に残っている。
いつかイメージして書いてみようと思っていた。
 恋人でいるのになぜか満たされない気持ち
 嫌いでもないのにどこか冷めた彼
 いちばん良かった頃に戻りたいと思いながら
 素直に言葉にできない女性
 何か言わなくちゃ、黙ってないでRe-Startしなくちゃ
 そんな女性の心情を書いてみた。

「生々流転」 北島三郎

2014年01月02日 | 演歌男性歌手
1760

風、そよと吹き 花、凛と咲く
生まれ変りし うつり世に
失くしちゃならぬ ものがある
見捨てちゃならぬ ものがある
時こそ今と 身を興せども
生々流転の 風雪月花

雲、天を這い 雨、蕭と降る
目には事無き 常々に
騒ぎしものは 何ゆえか
逃れしものは 何処(いずこ)にか
生きとし生ける 命の果ては
生々流転の 一天地六

人、はたと出で 人、ほそと消ゆ
定めはかなき 現世(うつつよ)
望みてあまる 夢遠く
叶うべくはず 夢寒く
育ちし子等と 歩みをともに
生々流転の 一心不乱


よもやま:紅白歌合戦、出場50回目となる今回が「最後の紅白」と表明し
究極の「大トリ」を務め、感慨深げに何度も頭を下げていた北島三郎さん。
歌手を引退するわけではないからファンも悲観することはないが
逆に「引き際」の潔さにある種の思いを深めた。
さて新年第一弾の書き下ろ詞はそんな意味合いもこめて北島さんを選んだ。
このブログでは東日本大震災 勇気歌として「生きる」
そして「遠雷」と2篇をUPしてきました。
  すべての物は絶えず生まれては変化し、移り変わっていく・・・
 「生々(しょうじょう)」は物が次々と生まれ育つこと。
 「流転」は物事が止まることなく移り変わっていく意。
 北島さんにふさわしい大演歌を意図して書いた。

刺激と新風 ~新年にあたって

2014年01月01日 | ご挨拶
かめ2
よもやま:2014年、新年明けましておめでとうございます。
2010年8月に開設したこのブログも4年目。
演歌・歌謡曲からJ-POP、シャンソンまで、書き下ろした詞は780篇。
アクセスは15万を超えました。これはひとえに歌好きで、歌詞にも興味を持つ
人たちが毎日訪問してくれたおかげだと感謝しています。
男歌・女歌、涙と喜び、出会いと別れ、さまざまを詞にしてきましたが
皆さんの心にひびく詞はあったでしょうか。
大作曲家・古賀政男氏は作曲が父なら作詞は母である、と言われていました。
師と仰いだ星野哲郎先生は詞の最初の2行でインパクトを示せ、
市川昭介先生からはメロディーが付いたときを想定して
居心地のいい詞を書くよう、それぞれに多くの薫陶を受けました。
時代は流れ、過ぎていきます。私が詞を書くにあたって常々心がけているのは
歌謡界への新風と刺激です。奇をてらったものでなく、私ならこう書く
こう表現する、というスタンスを守りつつ精進しするのみです。
今年もこのブログへの関心と応援をよろしくお願いします。