❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「時代を紡いで」 小金沢昇司

2012年05月30日 | 歌手生活**周年
小金沢

  昭和まん中あたり 生まれて今日まで
  歩いた道が まっすぐだろうと くねっていても
  此処までこれて 嬉しいじゃないか
   親父ゆずりか 額のシワや咳ばらい
   似てきたものが 俺にある
  男がいいね 男でいこう
  汗して 涙して …時代(とき)を紡いで

  遠い記憶の彼方 出会いも別れも
  束ねりゃひとつ 過ぎれば今は 懐かし恋し
  倖せだけを 祈ろうじゃないか
   母がよく云う 家族の無事やあたたかさ
   忘れなさんな 気にかけろ
  男がいいね 男でいこう
  忍びつ 堪えつつ …時代を紡いで

  棒にふるなよ命 生きてりゃいつでも
  飲みたい酒も 笑って飲めて あしたに会える
  心にいつも 刻もうじゃないか
   夢を持とうよ これから先の人生も
   輝きながら 燃えながら
  男がいいね 男でいこう
  花咲き 嵐越え …時代を紡いで



ひとこと:小金沢サンも53歳の男ざかり
歌手生活も25周年、いよいよ頑張ってもらわねば。
過去には作品的にはいいものがあるんだけど、なぜかしら決定打がない。
もっとメディアの露出も多くして、存在感を示してほしいもの。
そんな期待と激励をこめて、世の男性陣、特に団塊世代への応援歌を書いてみた。
骨太の唄い甲斐のある曲がつくとバケるかも。

「大阪ミラクルナイト」 島倉千代子&都 若丸:「都劇団」座長

2012年05月29日 | デュエット
島倉千代子2

見まちがえたよ what's happen!
なんて素敵な 君なんだ
 本気になれば オンナって
 好きなオトコで 変身(かわ)れるの
夜はいじわる 急いで過ぎる
つくりたいのさ 二人の秘密
大阪ミラクル 北新地ナイト
北新地

覚悟してるわ oh my god!
つよいお酒で 酔いたいの
 なんだか妬ける 君ばかり
 見てる周りの 邪魔な視線(め)
夜はわがまま 夜霧がおりて
ぬれてきそうよ 躰の芯が
大阪ミラクル 御堂筋ナイト
御堂筋

欲しくなったよ it's miracle!
君のすべては オレのもの
 約束してね 抱いたあと
 玩具(おもちゃ)みたいに 捨てないで
夜は不思議さ 花火のように
燃えてはじけて また燃えさせる
大阪ミラクル 中之島ナイト



ひとこと:お千代サンが久しぶりに歌番組に出て、新曲を唄っていた。
都若丸3
大衆演劇のスター、都若丸サンの作品で
大きなインパクトはないものの、二人の長年のお付き合いの
ほのぼのしたものだった。
さすがにお千代サン、話し声もずいぶん低くなったが
歌への思いは熱いものが感じられ、なによりも元気で良かった。
このブログでは「氾濫」「わたし日和」「お年、召しませ」と
3篇をUPしていて今回で4度目の登場。
都若丸サンについては、このブログでも『大衆演劇のスター』シリーズで
「北山杉」をUPしているが、今回はせっかくだから
なんと二人がデュエットで共演、という趣向を考えた。
詞の内容が、お千代サンにとってはちょっと過激かな、と思われそうだが
それはまあ、歌の世界。これくらいの愛嬌がなくては…。
しかも横文字入り。お千代サン、ますます頑張って!
   

「渚あそび」 辛島美登里

2012年05月28日 | 好きな映画・心にのこる映画
辛島
まどろむ貴方 横目に
抜け出して素足 渚を歩く
あの人は わたしにとって
なんだろう、ふと よぎる想い
 思い出を 拾いあつめるほど
 まだ何も 愛は寄せてこない
 でも 決めたから やさしくして
 波よ 心だけは ぬらさないで
渚

あんなに遠く コテージ
目印は青い 小旗の屋根ね
学生の キャンプのような
小旅行 おかしくてsmile
 今ならば 海の女神のよう
 あたらしい わたし見せられそう
 黄金(こがね)に灼けた あなたの肌
 似合う カップルになれるかしら

まどろむ

 脚の砂 波が洗ってゆく
 さあ、あなた起こし 朝食にしよう
 なにげないこと かさねてゆき
 愛に つなげたら それでいいの



ひとこと:なんとも古い1959年のアメリカ映画「渚にて」だが
人類滅亡を描いた映画でありながら、都市の破壊やパニックシーンを一切排除し
核兵器による放射能に汚染された地球の最後の日を冷静に描いている。
渚にて
キャストに魅かれて、もちろんDVDで見た。
超美形のアンソニー・パーキンス
この頃から渋いグレゴリー・ペック
好きな女優エヴァ・ガードナー とお気に入り3人の出演。
もちろんこの詞は、そんな恐ろしいテーマなど微塵も含んでいない。
愛が始まったばかりの、恋人たちの素敵なバカンスをモチーフに
初夏の渚でのひとコマを書いた。

「浪花おとこ月」秋岡秀治

2012年05月27日 | 今日が誕生日の歌手
秋岡秀治2

あやめ ひと花 小粋にくわえ
伊達を気取れば しぐれが嗤う
喧嘩 箕乃次も 人の子なれば
許してやって お呉れなさいよ
里が恋しと 里が恋しと もどり旅

莫迦を数えりゃ 両手に足りぬ
泣きを見るのは やれ おふくろか
はまりきれない 世の枠などと
うそぶいたって 独りよがりと
やっと気付いて やっと気付いて 詫びを云う

月夜
居場所あるなら この悪たれの
いのち一枚 晒してなんぼ
浪花月夜も 雲間を抜けりゃ
どこからだって 潰しはきくが
ままよあしたの ままよあしたの 風次第


ひとこと:日本クラウンの中堅、秋岡秀治サンは今日が誕生日。
これまでに「こころ雪」「父子ばか」
漫才師で実父の平川幸男氏とのデュエットとして書いた「父子演歌節」
など3篇をUPしてきた。
今回は彼のレパートリーには少ない股旅ものを書いてみた。
こういった詞は偉大な作詞家・佐伯孝夫先生や藤田まさと先生
近くは松井由利夫先生たちの作品から多くを学んだ。
若気の至りで故郷を出、親に背いてはみたものの
結局は懐かしく、恋しくなって故郷に舞い戻ってくるものだ。
そういった心情を書くには股旅ふうなものが似合っている。

「命 讃えて」 こまどり姉妹

2012年05月23日 | 演歌女性歌手
こまどり姉妹3

生きてよかった 生きているから
ご褒美でしょうか うれしい出会い
一人じゃさびしい 花だって
ならんで咲けば あたたかい
 おぼえて おぼえて いましょうね
 涙は人生の 誘い水じゃない
二輪の花

糸の半分 引いて握って
絆という字は そういうものよ
生きるか死ぬかの 瀬戸際も
放しちゃ駄目と 叱る声
 堪えて 堪えて 乗り越えて
 笑顔は人生の 隠し味だから

明日がくるのは 今日があるから
無駄にはしません この時この日
人目を気にせず 眸をあげりゃ
見えないものも 見えてくる
 飾って 飾って みせましょう
 命は人生の 宝ものだもの



ひとこと:演出家・蜷川幸雄氏もリスペクトする
「こまどり姉妹」が歌番組に出ていた。
60年代の高度経済成長期に日本を代表する演歌歌手として絶大な人気を誇った
二人だけあって、昭和の大衆芸能のシンボル
こまどり姉妹は他の歌手よりも圧倒的な存在感を見せてくれる。
1959年の歌手デビュー以来、今年で53年目。
伊達や酔狂で現役を続けているのではないのだ。
声量は確実に落ちたとはいえ、
コロムビアも歌手を大事にするべきで、CD-BOXなどを編纂して
通販などに流しているよりも、身丈に合った新曲を発売するべきだ。
TV出演のたびごとに、このブログでは一昨年9/18に「こまどり酒場」
昨年8/11に「ふたり盃」今年は1/24に「人生 華三味線」をUPしているが
それほど私の思い込みも深いものがある。
楽曲も45曲ほど所蔵していて、いい曲がいっぱい!
お気に入りベスト3を挙げるなら
「三味線姉妹」「じょんがら流れ鳥」「女の生甲斐」がgood!
今回の詞もズバリ、彼女たちの歌人生を念頭に一気に書いたもの。
ご両人の健康と活躍を祈ります。

「雨を聴かせて」 北原ミレイ

2012年05月21日 | 歌謡曲女性歌手
北原ミレイ4

愛の余韻 のこしたまま
あなたはそのまま 眠りなさい
火照る躰 冷めるまで
聴いていたいの 雨の音

はじめて抱かれた夜も
こんなふうに 雨が降ってた
 すきまだらけの 心だった
 ひとりぼっちが 上手だった
 遅すぎたけど めぐり逢えた人

 あなたが好き 涙のわけは
 あなたが好き 無くした刻をうずめ
 あなたが好き 女であることの
 あなたが好き 悦びを知ったから
雨のガラス

年令の違い 関係なく
あなたは誰より 熱い獣
閉じた瞼 くちびるを
そっと這わせる 悪い癖

いつもとおんなじ夜を
知らん顔で 雨は見ている
 愛はどこまで 燃えるかしら
 夢のひとつも かなうかしら
 恥じらいもなく 心許せるの

 あなたが好き 黙っていても
 あなたが好き 繋がる糸があれば
 あなたが好き 女であることの
 あなたが好き 幸せにとどくから



ひとこと:そろそろ梅雨の季節。
意外と雨は好きなほうで、取り立てて用事のない日
部屋から窓越しに見る雨は、いろんな表情があって詞心を誘う。
このブログで雨とタイトルのつく詞は
いくつ書いてきただろうか、と思いリストアップしたら、こんなにあった。
これ以外にも詞のなかに雨を取り入れたものを含めばもっとあった。
「はぐれ雨」 三山ひろし
「走り雨のブルース」 山内惠介
「くれなゐの雨」 山内惠介
「見返り雨」 西方裕之
「ほろにがい雨」 永井龍雲
「別れの朝は雨がいい」 舟木一夫
「向島 小粋雨」 神野美伽
「木曽路そぞろ雨」 美川憲一
「雨の日に別れが見える」 伊東ゆかり
「雨の夜噺」 安倍里律子
「雨・おんな彩」 城之内早苗
「隠恋雨」 石原詢子
「雨が降るように泣かないで」 坂本冬美
「さんざし雨情」 大川栄策

ミレイさんにはこのブログ4度めの登場。
気ぜわしくなく、ゆったり感のある歌唱が好きで
こういった雰囲気の詞にはぴったりフィットするんですよねぇ。

「男と女の港町」 三浦京子とハニーシックス

2012年05月19日 | 演歌歌手グループ
ハニーシックス

濡れちゃった濡れちゃった もうびっしょりよ
 だから来るなと云ったろ どしゃぶり雨だから
ごめんなさいね 会いたくて
 そんなにオレが 好きなのか
港あかりに さそわれて
飲んでゆこうか 本牧あたり
ユラユラと 横浜は
男と女の 港町
本牧2

デキちゃったデキちゃった もう飲めないわ
 ここじゃまずいと云ったろ 人目があるからさ
ごめんなさいね 飲みすぎて
 今から部屋が 取れるかな
沖の漁火 ちりばめて
愛をかさねる 瀬戸内あたり
チラチラと 高松は
男と女の 港町
漁火

さめちゃったさめちゃった もう眠れない
 朝が早いと云ったろ も少しお眠りよ
ごめんなさいね そばにいて
 すぐまた会える ふたりだよ
遠く霧笛を ききながら
夜がみじかい 丸山あたり
ホロホロと 長崎は
男と女の 港町
丸山


ひとこと:もとは三浦弘とハニーシックスという兄妹グループで
1965年に結成された。代表作に『よせばいいのに』
『お嫁にゆけない私』などがあり、今は現在名で活躍している。
前回は「涙もろいのよ」をUPしているが
久しぶりにデュエットものを書きたくて再登場です。
兄妹で有ればこその息のあったコーラス・ハーモニーが生きる
歌謡界では今や貴重でもあるグループだから
どんどんTVにも出て歌ってほしいものだ。

「おまえに帰る」 中村美律子

2012年05月16日 | 全国ご当地歌めぐり 演歌
中村美律子2

心機一転 捨てて勝つ
夢も希みも ちょい待ち人生
あばよ東京 未練はないさ
見栄も飾りも かなぐり捨てて
北で待ってる 純情ひとつ
…おまえに帰る

他力本願 願い下げ
意地と泪の 袖摺り人生
あばよ東京 振り向かないぜ
けじめつけるにゃ 今しかないと
北で呼んでる 真心ひとつ
…おまえに帰る
新幹線

満願成就 成せばなる
明日は一から 出直し人生
あばよ東京 だまって見てろ
頑張っぺぇ だよ 北国(ほっこく)
北で待ってる 情愛ひとつ
…おまえに帰る


ひとこと:2007年、東芝EMIからキングレコードへ
移籍後はどうもパッとしないですねぇ~。
今、発売の「情け川」を聴いても
なんと類型的でつまらない楽曲だこと。
彼女も消化不良気味な歌唱で、これはマズい。
この人の持ち味はなんといっても
大阪人の持つエネルギッシュと明るさ。
本音をぶっちゃけた歌が一番似合う。
このブログでは「去く水に」「浪花かあちゃん」「もいちど大阪」
と3篇をUPしていて
どれも彼女にぴったりな詞だと自負しているのですが。
とはいえ大阪ものばかりじゃ彼女の枠もマンネリになる。
今回はしばらくぶりにブログのシリーズ
『全国ご当地歌めぐり』で福島県を想定し
福島で待つ女性への恋慕をテーマに
東京からUターンし、再起をめざす男の元気印の男歌です。

「みづうみ」 美川憲一

2012年05月15日 | 好きな映画・心にのこる映画
美川憲一2

私のなかの べつの私は
押さえ切れない 焔(ひ)を抱く女
表向きには おだやかな
みづうみが 渦を巻くなかへ
誘われるまま 今日もまた 身を浸す
岡田

不埒(ふらち)といえば それはそうかも
そんな女に 誰が変えたの
遠いむかしの 貞淑は
みづうみの 蒼い水底へ
深く鎮めて 片時に 身を焦がす
岡田2

あなたは云った そんな私を
欲しいわけでは 決して無いと
色彩(いろ)を持たない モノクロの
みづうみは みんな知っていた
やがて終りの くるときの 身の果てを
  
岡田
 

ひとこと:5/15は美川サンの誕生日。歌手生活もなんと47年目です。
このブログでは「白か黒 ~White or Black~」「恋の彩」
「木曽路そぞろ雨」「もう時間がないの」と
演歌からシャンソンふうなものまで4篇をUPしてきました。
いずれも好評なアクセスをいただき、さて今回は…と考えて
シリーズで書いている、心にのこる映画 から
吉田喜重、岡田茉莉子夫妻による1966年の映画
「女のみづうみ」をモチーフに、なおかつ美川サン出身の
長野県の諏訪湖をイメージし、女性の本能と理性をテーマに
美川サン独特の世界を書き下ろしました。
この映画は川端康成の短編「みづうみ」が原作です。
しかし、吉田監督のことだけあって大幅に脚色されていて
両者に共通するのは、『女の心には永遠に充たされない みづうみ がある』
ということでしょう。

「愛愁ワルツ」 園まり

2012年05月14日 | 歌謡曲女性歌手
園まり3

好きよ好き好き 一年越しで  
日ごと夜ごとに 追いかけてます
 とうに忘れた 女だと
 風が噂を はこぶなら
 私という名の 蜘蛛の糸から
 あなたはもがいて いればいい
蜘蛛の糸

時を惜しんで 躰を合わせ
甘い涙を 流しもしたわ
 遊び 本気を くりかえし
 切れて他人と うそぶけば
 あなたの骨まで 溶かす媚薬(くすり)
 今でも隠して 持ってます
媚薬

たぶんあなたは 独り身だから
肌も渇いて いるはずでしょう
 昔みたいに シャイになり
 抱いていいかと ささやけば
 私はその日を 待っていたの と
 女のしずくで 濡らしましょう



ひとこと:前回「うたた猫」と「愛が足りなくて」をUPして以来
検索キーワードでずっと上位にランクしているのが園まりサン。
根強いファンの関心度のせいでしょうか。
そんな訳で今回はワルツでありながら
ちょっと小悪魔ふうな内容の詞を書いてみました。
蜘蛛の糸や媚薬を小道具に
好きな人を絶ちきれぬ女性の想いを全編にちりばめました。
まりサン独特の歌唱がワルツのメロディーにのって
ひときわ引き立つことでしょう。

「真っ直ぐ」 鈴木啓真

2012年05月10日 | インポート
鈴木

月は 冴え冴えと
天空に 清く位置する
人はときに 月に想い馳せ
道標(しるべ)として 人生を委ねる
 真っ直ぐに 真っ直ぐに
 生きようとする 者にのみ
 許されてをり
月

雪は 蕭蕭と
闇を突き 深く降り積む
人はあわれ 雪に埋めるごと
去し方を忌み 人生に佇む
 真っ直ぐに 真っ直ぐに
 生きたくも あがらう術に
 許し乞いつつ
雪

花は 爛々と
地を飾り 季節(とき)を彩る
人は何故に 花に心寄せ
和みを知り 人生にたゆとう
 真っ直ぐに 真っ直ぐに
 生き抜いた 証しに添えて
 なぐさめとなる

河津桜


ひとこと:五木ひろしサンが見出した鈴木啓真(すずきひろちか)クンは、プロデビューはまだですが
2/19に紹介し、以後応援詞を2篇UPしたら大変な反響がありました。
そんなわけで、この詞は鈴木クンへの応援詞、第3弾です。
日本の自然界を象徴する言葉として最も優雅、優美なものは
『雪月花』です。人生にそれらを喩え、重ね合わせて
歌の題材にもなってきました。
この詞は20歳の鈴木クンには、いささか難解で格調があり
唄うには難しすぎるかもしれませんが
キーワードは『真っ直ぐ』です。
真っ直ぐに人の道、真っ直ぐに歌の道 を
歩んでほしいとの想いをこめて
いうなれば五木サンの「山河」の鈴木啓真ヴァージョンです。
デビューが待たれる鈴木クン、五木サンのバックアップのもと
既存にない演歌をひっさげて登場してほしいものです。
彼にはまだ数篇、書き下ろ詞を用意しています。
ブロガーのみなさん、お楽しみに! 

「新宿Déjà Vu ~新宿デジャブー」ギャランティーク和恵

2012年05月09日 | 歌謡曲女性歌手
和恵3
雨の 夜の 仲通り
会ったばかり ふたり
 かわす言葉が ぎこちない
 笑う素振りも 不自然で
いつか そんな 場面が
あった気がして みつめ合う
 どこのお店に 入りましょうか
 角をまがって 肩を抱かれ
 恋めいて ときめいて

年令(とし)は いくつ きいてくる
若くないわ ヒミツ 
 ほんの今まで ひとりぼっち
 ふたり一緒が 嘘みたい
いつか そんな 時間が
あった気がして 不思議がる 
 好きになったら どうしましょうか
 嘘じゃなければ それもいいわ
 恋めいて ときめいて

仲通り2
街は 人の おもちゃ箱
そうね 夜は 長い
 遠く見る目が さびしそう
 なにか歌でも 唄ったら
いつか そんな 場面が
あった気がして うれしいの
 ついて行っても いいのでしょうか
 大人どうしで ひと夜かぎり
 恋めいて ときめいて



ひとこと:オトコのかたちも世の中さまざま。
強い男、弱い男・肉食系、草食系・オトコ好き、女好き
喜怒哀楽、一期一会の毎日を逃れて
新宿は今夜もさまざまな出会いの予感。
それでOK!それでhappy!
書き下ろ詞が好評つづきのギャランティーク和恵さん
3作めはやっぱり新宿をテーマに、男と女の出会いを
デジャブーになぞらえて=既視感は、実際は一度も体験したことがないのに
すでにどこかで体験したことのように感じること。
ちょっと長い詞ですが、テンポの速いラテン調の曲がつくとgood!

「黒薔薇 ~Black Rose~」ギャランティーク和恵

2012年05月08日 | 歌謡曲女性歌手
和恵2
ガード下を急いでいたら
ヒールが折れた
これは吉なの 不吉なの

ゆうべ フッたオトコの顔 
ミラーかすめて 消えた
黄昏の 悪戯かしら

今日は 黒い薔薇 欲しくて
コマ裏あたり 徘徊してる
誰もアタシをとがめない
黒薔薇
旧知(ふる)いクイーンが 亡くなって
綺麗に咲いて 散ったね と
ひとり弔う 開店前のバー

Bye Bye Black Rose
アンタのぶんまで アタシは咲くわ
Bye Bye Black Rose
ワインに花びら ちぎって乾杯
ドラッグクィーン
いいの 今はオトコはいい
駄目になりそで つらい
贅沢な わがままかしら

今夜 黒い薔薇 探して
訪ねてきたら ボトルをあげる
長い指した オトコだけ
指の長い
破れネオンが チリチリと
ナミダのように 泣いている
ちあきなおみ を かたっぱしに聴く

Bye Bye Black Rose
アンタのぶんまで アタシは咲くわ
Bye Bye Black Rose
アタシを呼んだら 地獄に堕ちるよ



ひとこと:ギャランティーク和恵さん、3部作の第2弾です。
1作めは多くのアクセスと大変な反響をいただき
和恵さんへの知名度と関心度の大きさに驚いています。
さて今回も歌謡曲!です。
和恵さんは、ご存知のように、新宿ゴールデン街で
「夜間飛行」というバーを開いています。
新宿大ガードを歩く彼女、コマ裏あたりの花屋で
黒薔薇を探す彼女、お仲間のドラッグクィーンも
登場させ、無さそうで有りそうな出来事を
彼女ならではの洒落た詞に仕立てました。
如何でしょうか? どうぞ第3弾も期待してください。

 

「急がば抱かれ」 ギャランティーク和恵

2012年05月07日 | 歌謡曲女性歌手
和恵
こころはあとよ からだが先よ
悪い女と呼ばないで
このとき この場を 逃したら
あなたは誰かのものになる 
 タイトスーツがじれったい
 あとでいいでしょ シャワーなら
 急がば大変 めらめら火がついた
 急がば抱かれ 欲しい、欲しいの
 あなたのすべてが 欲しいのよ
タイトスーツ

背中にホクロ 感じてきちゃう
ちょっと噛んでもいいかしら
ようやく願いがかなったわ
あなたを堕とすと決めてから
 とけた目張りがぬれている
 見てはいやいや 素顔まで
 急がば大変 そろそろエクスタシー
 急がば抱かれ 欲しい、欲しいの
 あなたのすべてが 欲しいのよ

 チェックアウトは朝にして
 夜はまだまだ これからよ
 急がば大変 まだまだ眠れない
 急がば抱かれ 欲しい、欲しいの
 あなたのすべてが 欲しいのよ



ひとこと:ギャランティーク和恵さんのことは
CD「新宿・盛り場・これくしょん」を聴いたとき
選曲・監修にその名前を見て、初めて知った。
新宿
新宿のバー「夜間飛行」のママであり歌謡歌手でもある彼女?は
歌手生活10周年を迎える由。
その10周年企画として、今年は3つのリサイタルを予定していて
大いに話題になることだろう。
彼女について嬉しいところは昭和歌謡曲の偏愛とも言える執着です。
自分も昭和歌謡曲の音源は5000曲ほど所蔵しているが
埋もれて隠れて消えてしまった、いい曲が山ほどある。
和恵さんには生涯かけて、これらの発掘と掘り起こしを通し
唄っていってほしいものだ。
さて、ユニット「星屑スキャット」のミッツに続いて
和恵さんにはまず、リズム歌謡ふうの詞を書いた。
星屑
彼女たちの世界はとにかく歯に絹着せない会話が身上。
急がば廻っていては欲しいものも手に入らない。
そこにタイトルの狙いがある。 

「恋愛友達」 ミッツ・マングローブ

2012年05月06日 | 唄う俳優・女優/タレント/芸人 
ミッツ2

アナタのように 彼にやさしく出来るかしら
やさしいだけが 愛じゃないけど
愛のかたちは さまざまだから
かたちや体裁は 大人のふたりに必要ないの

アナタが譲ってくれた彼
わたしは真剣に 愛してゆくわ
アナタの過去に 傷がつかないよう
彼の言うことは 黙っておくわ

アナタが幸せになる日まで
アナタが本当の愛 見つけるまで
あたしたち 恋愛友達でいられますように
ミッツ3

アナタのことを 彼は忘れてくれるかしら
忘れたふりで 愛をかさねて
愛の月日が 流れたあとで
月日をふりむけば 心と躰が反比例する

わたしが奪った好きな彼
アナタに似合わない タイプのようね
わたしは愛に 飢えた女だから
彼の激しさに 夢中になるの

アナタが幸せになる日まで
アナタが本当の愛 見つけるまで
あたしたち 恋愛友達でいられますように

ミッツ4


  ひとこと:ミッツ・マングローブ嬢に関しては
       ここでくどくど書くよりも
       皆さんのほうが、じゅうぶん詳しいことでしょう。
       しかし、まぁ~、人の生きざまというものは
       いろいろあるもので、多種多様な人たちが
       それで社会的認知され、スタンスを維持できる
       というのは、なんでもありのニッポンならではです。
       前回は「わたしと、どう?」と「新宿夜光蝶」を
       UPしているが、今回はひとりのオトコを女?から
       男?から奪い、その元カレ?元カノ?に対して
       本音と世辞と皮肉を言う、
       とまあ、ミッツならではの世界を
       言葉遊びもまじえて書いた。
       新宿、名古屋、堂山あたりのそのテのスナックやバーで
       カレら独特の合いの手を入れながら唄うと
       大盛り上がりの歌になるでしょう。