名付けて「こまどり」 裏町酒場
姉と妹で 七年目
いろんなことがありました
ふる里遠くなりました
身の上ばなしは さておいて
呑んでください お客さん
さだめの辛さを のり越え合って
夢を染め抜いた 紺のれん
命の恋がありました
涙の味も知りました
花嫁衣裳は あきらめて
ここが二人の 止まり木よ
情けの「こまどり」 幸せ小鳩
飛んであしたへと 肩寄せる
泣きたい夜は明けました
こころの傷も癒えました
なぐさめ励まし いただいて
唄いましょうよ 演歌節
ひとこと:1959年「浅草姉妹」でデビューして
なんと歌手生活50周年を越える。
父母の死、栄子のガン、敏子の大怪我
栄子の交通事故などがあり
艱難辛苦を乗り越えてきた二人。
ここ数年はさすがに二人とも声量は落ち
年令も重ねたが
二人して衣装は大振袖
髪には大きな髪飾りがトレードマーク。
いつまでも元気で
こんな『私演歌』を唄い続けてほしい。