❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「港町に降る雪」 新沼謙治

2012年09月30日 | 歌手生活**周年
  新沼謙治3

  坂道は海につづく
  こじんまりとスナックや 一膳めし屋
  港の果てに水平線 霧にけむって。
   いくつもの流氷が
   俺をめがけて押し寄せる
    このまま静かに
    港町に降る雪のなか
  流氷2

  海沿いは異国の町
  日本のなか日本でなく 白黒シネマ
  生まれた町のせいなのか 根はおっとりと。
   ふるぼけた温泉宿
   蟹を対手に酒を酌む
    雪積む夜更けに
    雪明かり部屋をぬくめる
  温泉宿

  明日はまた北へ行こう
  つぶやけば酒は冷え また酒を恋う
  港の果ての水平線 つぎはいつ見る。
   この季節 流氷は
   こころ埋めて過ぎてゆく
    このままあてなく
    港町に降る雪のなか

  水平線

ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしています。
9/11から連日UPしてきたこのシリーズも今日が最終回。
最後は新沼謙治サン。このブログでは不器用なオトコほど内に秘めるやさしさを書いた「放浪歌」
東日本大震災 勇気歌として自らも被災地である故郷に思いを込めた「いつの日か」
愛妻を亡くした彼にWるような哀切いっぱいの「男泣きのブルース」をUPしてきた。
新沼サンも54歳。来年はデビュー35周年。なぜか好きなんですよ、彼の歌。
それなりにヒット曲を積み重ねてきたが、ここ最近は作品的に中途半端なものが多く
聴き手が「泣ける」作品がないのは淋しく、つまらない。
そんなわけで無口で朴訥な彼を、訳ありでさすらう男に設定し
まるで現代詩を読むような詞を、映像詞のように少し異色な男歌を書いた。

『この歌手のお勧め曲』1.北の故郷 2.情け川 3.みのむし

「東京風来坊」 藤正樹

2012年09月29日 | かかわりのあった歌手たち
藤正樹

髪のかたちも 身幅も変り
どこで会っても わからないだろう
風の噂が 西からとどき
居るというのさ…
俺をさがして いる奴が
中野 新宿 小滝橋
おいら 東京風来坊

酒におぼれた あの頃あの日
三ヶ月(みつき)おきごと ねぐらも代えた
傷は治るが こころのシミは
消せはしないさ…
むかし見た夢 遠花火
上野 千駄木 池之端
おいら 東京風来坊
不忍池

雨が降る日は こころが湿る
月の出ぬ夜は わびしさつのる
釣りもおまけも ない人生を
恨みゃしないさ…
今日をぎりぎり 生きるだけ
佃 浅草 向島
おいら 東京風来坊


ひとこと:あの伝説のTV番組「スター誕生」から出た藤正樹は、
大変な演歌の大物がデビューしたということで'73~'74にかけて業界は活気づいた。
アイドル全盛時代に「演歌のハイセイコー」のキャッチ・フレーズで、
スポーツ刈りに紫色の学生服という風体で衝撃的だった。
ちょうどJ-POP系は小坂明子の「あなた」がヒットし、
藤の「忍ぶ雨」と小坂が、オリコンのトップ争いで毎週デッドヒートを繰り広げた。
それほど藤の出現はインパクトがあった。
だがホリプロ所属でありながらゴタゴタもあったりで
それ以降が続かず、ほどなくして消えた。
順調にいってれば、今ごろは間違いなく演歌界でビッグになっていただろう。
しかしその後復帰、地味でマイナーながらもレコード発売もし現在も活動している。
彼も55歳位か。人生の酸いも甘いも味わったことだろう。
この先はなんとかして、いい風が吹くといいんだが。
という同情まじりで、この詞を書いたわけではないが
逆に、或る男の生きざまめいたフレーズもうまく加味され
明るめの開き直り演歌としてまずまずの出来、と自負している。

「酒場うた」 宮史郎(哀悼!2012/11/19逝去)

2012年09月26日 | 演歌男性歌手
  宮史郎

  そんな話を 上手に聴ける
  シンちゃん 聴いてやってよ と
  つなぎ酒する スナック「風太」
  情けをかけて はずされて
  裏にはまった 男の愚痴が
  ほろりこぼれる 駅裏酒場

  世間ばなしが 途切れたときは
  シンちゃん なにか唄って と
  なぜか 懐メロ演歌がかかる
  ここではだれも 正直で
  肩をはらずに 相合酒を
  注いで注がれる 人情酒場

  酔ってつぶれる 酒ではないが
  シンちゃん これはおごりよ と
  誰がくれたか 梅割り焼酎
  名前を好きに 呼び合って
  好いた惚れたも ほどほどあって
  更けて今夜も 男の酒場


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

殿キンが出たらやっぱり、ぴんからも忘れるわけにいかない。
ソフトバンクCMでなんと浜崎あゆみと共演したのはいつだったろう。
飲み屋街を宮史郎扮するギター弾きとまわって歌う設定。
これが相乗効果となって歌もヒット、とはいかなかったかァ。
でもまあ、業界も宮史郎の名を忘れてはいない、という証拠だった。
宮サンも69歳。「女のみち」が400万枚もヒットしたなんて
知っている人はどのくらいの年齢層だろう。
1970年代の頃は演歌、歌謡曲の黄金期だった。

『この歌手のお勧め曲』1.ひとり酒 2.女のゆめ 3.夢を抱く女 4.男の街

「夫婦しろたえ」 宮路オサム

2012年09月25日 | 演歌男性歌手
宮路オサム

歳をとったな お前も俺も
無理のきかない 躰になった
つれ添い歩いて しろたえの
袖に涙の しずくが沁みて
咲くは夫婦(めおと)の 白妙の花
しろたえ
一重結びの 半幅帯が
なぜに二重(ふたえ)に 三重にも余る
阿吽(あうん)の仲でも しろたえの
袖にひそめた 幾年月の
積もる夫婦の 去し方ばなし

先に逝くなよ 逝ったら俺は
右も左も お手上げ暮らし
時折りそよいだ しろたえの
袖に孕んだ 追い風 夜風
越えて夫婦も 楽あり苦あり


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

このシリーズも今回で15人目。まだまだ書きたい出演歌手はいるので続きますよぉ~。
1967年に殿さまキングスのメンバーとして活動開始して以来、
宮路オサムさんも66歳。ソロになって作曲などもし、
新曲は久しく聞かないが、今回は熟年世代の身丈に合った詞を書こうと思い
普段、愛読している「新古今和歌集」などをめくってみた。
白妙の~は袖にかかる枕詞。それをヒントに夫婦ものでもと、ひとひねりした詞を書いた。    
総じて男は不器用なるもの。
長年連れ添う女房がいなくなればお手上げ、というのがオチ。
せいぜい歌で感謝を伝えるしかないのだ。

「いのち唱」 佐々木新一

2012年09月24日 | 歌手生活**周年
佐々木新一

走ってばかりじゃ 疲れがたまる
いっぷく人生 いいじゃないか
おれを忘れず いてくれた
人に感謝の 意を込めて
聞いて下さい いのち唱(うた)

死ぬまで唄うにゃ 躰が元手
一汁一菜 それも良い
通りすがりの 人でさえ
歌いましたよ あの歌を…
うれし涙を 陰で拭く

今どきこの世は 何でもありよ
届かぬ夢など ありゃしない
日ごと鍛えて たくわえた
声を万里に ひびかせて
花と涙の いのち唱(うた)


あの娘

ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

佐々木新一という歌手を知っているのは、よほどコアな歌謡曲マニアか
昭和40年代以降を知るかなりのご年配だ。(失礼!)
デビューの翌年、1966年「あの娘たずねて」がミリオン・セラーとなり、
いわゆる青春歌謡や都会(東京)の憧れを歌い
高音を生かしたレパートリーで活躍した。
1970年~2010年までは活動休止の時期もあったようだが
最近は歌番組で健在ぶりを発揮し、元気でなによりだ。
ブランクの時期の心情を勝手に察して
歌は命、生涯現役をテーマに歌手生活47年のベテランに詞を書き下ろす次第。
ちなみにデビューからの門下生として師事した
作曲家・桜田誠一先生は今年3月逝去された。76歳だった。

「じょんがら船」 金沢明子

2012年09月23日 | 演歌女性歌手
  金沢

  海の朝焼け 待ちきれず
  どんぶり飯を かっこむあんた
   津軽男の じょんがら船は
   一に先乗り 二に度胸肝
    あんたが仕切れば 嵐も時化も
    跳んで逃げてく 北漁場
  どんぶり飯

  無事という字を Tシャツの
  背中に書けば ほろりと涙
   津軽女は じょんがら船に
   惚れて千両 尽して冥利
    あんたが見立てた 大漁旗が
    夢に出てきて 血がさわぐ
  大漁旗

  親子二代の この船は
  宝の山と 自慢のあんた
   津軽夫婦(めおと)の じょんがら船は
   今日の大漁 あしたの祝い
    あんたが唄えば 魚群(さかな)も跳ねて
    命 とも綱 きずな船


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

今回は民謡よりも演歌のほうに活動の場を広げている金沢明子サン。
いずれも歌唱力では今更とやかく言うには及ばないが、演歌での彼女には
個人的にちょっと不満。いい楽曲もあるのだが、業界でいう、いわゆる『泣けない』んですよねぇ~。
CDを聴いてみるたび(そうだ、言葉の置き方が一本調子なんだ)と合点した。
なにせ特徴のある声質なので詞の語句に緩急やふくらみをつけないと唄の居場所がfitしない。
などとエラそうに言ったが作品次第では大当たりも期待できる。
と言いながら一番好きな作品「母物語」を聴いています。

『この歌手のお勧め曲』1.母物語 2.にごり絵 3.雪割草

「来ぬひとを」 三沢あけみ

2012年09月23日 | 歌手生活**周年
三沢あけみ

来ぬひとを… ひとり待つ夜は
追いかけることも出来ずに 胸しめつける
 臆病な 恋の梯子は三段目…
 その先こわくて のぼれない
あなた その手をのばしてよ
ここまでおいでと 私を呼んで

来ぬひとは… ほかの誰かに
満ちたぎる 躰まかせて あぁいやなこと
 約束を ひとつください今夜こそ…
 命がふるえて とまらない
わたし 燃えたら焔(ほのお)です
一夜で堕ちても 悔いない運命(さだめ)

来ぬひとを… 厭きず信じて
その想い 寄せてたばねて 夢つなぎたい
 抱擁を 長く忘れた爪がのび…
 つめたい涙が 堰(せき)をきる
あなた 愛してくださいね
さびしい女を やさしく抱いて


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

1963年に歌手デビュー後、1979年「わかれ酒」でヒットをとばしたのは
もうずいぶん前のこと。あのまま、わかりやすくて唄える演歌を続けていたら
よかったものを、奇をてらったものや沖縄ものや、いろいろ試行錯誤が多すぎて
結局は「島のブルース」にたどり着く。
あの艶のある声質はいまだ衰えず、なので作品次第で何度でもバケる可能性大なんだけど…。
とはいえ来年は歌手生活50周年。あだやおろそかに出来ない歌手の一人。
前回は彼女の出身地、長野県伊那をイメージに「木曽恋おんな笠」
UPしているが、今回は好きな男に熱い想いを寄せる女性の恋情を
大胆に俳句、短歌、川柳のエッセンスを取り入れ、彼女の色気を充分意識した
詞に仕立てた。劇的な曲がつくと三沢ワールドが生きる。

『この歌手のお勧め曲』1.三味線ブギ(リメイク) 2.たまゆらの宿 3.わかれ酒

「小樽」 野村将希

2012年09月22日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
野村将希

たとえば俺たち男らは 都会のかかしだよ
暑かろうと寒かろうと 似たようないでたちで
急がされて 右へ左へ
せき立てられて 東へ西へ
靴は減るし腹は空くし たまったもんじゃない

 気の合う奴らと呼べるのは 何人もいないけど
 愚痴ばなし与太ばなし たがいについばんで
 へろへろに 酔いどれて
 つくづくと 現実を噛みくだく

  小樽 ここに生まれて やさしさ幾つかぞえた
  小樽 振り向けばいつも 透んだ眸をした幼な子のままで
小樽2

妻あり子がいる男らの 家路はまだ遠い
今日のことや明日のことや 会話さえないままに
泥のように 眠りこけて
ただくりかえし 月日が過ぎる
若い頃の夢の刻(とき)は しめった冬花火

 行き着く処は名も知らぬ 荒れ野の草むらか
 大の字に寝ころんで 流れる雲見れば
 じんわりと 眸がぬれて
 ふかぶかと 過去に舞いもどる

  小樽 ここに生まれて やさしさ幾つもらった
  小樽 つぶやけばなぜか すこし汚れたこころ洗われて


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
野村正樹
1970年に野村真樹の芸名で「一度だけなら」でデビュー後、
改名し現在に至る彼も芸能活動42年目、59歳になった。
現在も歌手活動はしているものの、なんといっても『水戸黄門』の柘植の飛猿役の方が
知名度は抜群。
 大都市あたりじゃスーツ族の多くは、過酷で多忙であたふたと日々を送っている。
 そんなひとりの男が故郷である小樽に安らぎを求めに帰る、と
 いう設定で、団塊世代のロハスな心情を受けとめてもらえば良い。

『この歌手のお勧め曲』1.歌舞伎町の女 2.一度だけなら 3.信じてほしい

「だから人生やめられない」 津山洋子&高樹一郎

2012年09月20日 | デュエット
津山洋子

一度てっぺん 登りつめ
あとは坂道 ころがるばかり
 くさってどうなる しょげてどうする
 たった一人の つれあいが
 お帰りなさいと 待っている
だから 人生 やめられない

それが苦労と 云うのなら
しれたものです 笑えるうちは
 笑うも一日 泣いても一日
 どっちとるかは わかるでしょ
 チャンスは二度ある 三度ある
だから 人生 やめられない

徳利3
酒は死ぬまで 呑めるもの
浮くも沈むも 命はひとつ
 粗末にできない 棒にもふれない
 あれやこれやを のぞむより
 ヘマでもいいから 夢を抱く
だから 人生 やめられない


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
10人目の今日は夫婦でデュエット、ベテランのこの二人。
1967年に大木英夫と歌った「新宿そだち」が大ヒット。
1971年に高樹一郎と結婚。以来、夫婦で全国の施設などを慰問するなど
社会活動にも熱心だ。久しく新曲は発売していないが、
演歌世界でまれともなれば、こういった詞は待ってました!というところだろう。
老いも若きも、健康でいれば酒なんて死ぬまで飲めるんだから、
笑って一日を過ごし、命の大切さを肝に銘じて人生を楽しんでほしい、という夫婦応援歌です。 

「イヴたちよ」 あいざき進也

2012年09月18日 | J-POP男性歌手
あいざき進也

Ah… 許すも許さないも そこまでイッたら No coment
極彩色のパレードは まるで終りのないロンド
空が割れ 落ちてきて
花は焼け 咲きみだれ
蝶も鳥も そしてイヴたちよ
エクスタシーが止まらない

とけた目ばりは BLACK DIAMOND
爪は10本 ネイルアートがまっ盛り
三日月を誰かが射的して 満月に変える
経済効果は1000% 
この世はイヴで廻ってる
群衆

Ah… よそ見をしてる隙に 誰かのドレスでshut down
パノラマサイズのプレミアは Wow! アカデミーよりfuck
バネが切れ 跳んじゃって
シンボルは erectで
kissもhugも そしてイヴたちよ
orgasmは終わらない

愛し合うなら bisexual OK!
wigもメイクも panty-lessでも大歓迎
シャンパンの在庫がなくなれば パーティはOUT
救国八策 問題提起
この世はイヴが取り仕切る

ゲイ

ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
8人目の今日は1974年にデビュー、男性アイドルとして大変な人気だった「あいざき進也」
どれくらい人気だったかは、その年4枚ものシングルを立て続けに発売し
ヒットを連発した。この発売ペースは1978年まで続いた。
明治チョコレートのCM出演ともあいまって、小顔で華奢で甘ったれた歌唱ぶりで人気が爆発した。
そんな彼も55歳。この詞は当時の多くの女性ファンたちへのthanks songでもあり
a-nationやAKB48ブームへの賛辞、はたまたノン・セクシャリティ人種やジェンダーを
含めてのオマージュでもある。

「横浜スター・ダスト」 ロス・プリモス

2012年09月17日 | 演歌歌手グループ
  ロス
  もう逢わないと 私は言った
  なぜ逢えないと あなたが聞いた
  昔のひとと よりを戻すなんて
  言えばあなたに 頬をぶたれる

  みなとみらいは 人影もなく
  停めた車にもたれ 答えを待てば
  最后の夜を 飾るように
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト

  いい人すぎて きらいになれる
  だめな人ほど 魅かれてしまう
  女の性は とても危ういもの
  波の音さえ 泣いてくれてる

  ランドタワーの 灯りも消えて
  海の匂いが 髪にからみつく頃
  別れのキスを こばめなくて
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト
  ランドマーク

  たぶん横浜 来ることもない
  どこか遠くの街へ サヨナラのつもり
  みじかい夢を 散らすように
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト


ひとこと:日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルに
ロス・プリモスも出演する。
49年の長きにわたってムード歌謡界を牽引したロス・プリモスも
メイン・ヴォーカルの森聖二サンの死去とともにピリオドを打つかと思われたが、
元ロス・インディオスの永山こうじをヴォーカルに迎え、新たなスタートを切った。
1960年代に一時代を築いたムード歌謡・ムードコーラスの音源は
ほとんど所蔵しているが、なかでもロス・プリモスが作品的にも優れ、
お気に入りが多く一番好きだった。
そういった意味でも、新生ロス・プリモスに期待するところは大で、
横浜を舞台に、べつの男のもとへ去る女をテーマに書き下ろした。

『この歌手のお勧め曲』(旧ロスプリ)1.「ぬれて横浜」2.「小さなお店をもちました」
3.「知らなかったわ」

「Recollection  ~回顧~」 雪村いづみ

2012年09月16日 | J-POP女性歌手
いづみ

  つらいこと哀しいこと いろいろあったわ
  過ぎてしまえば どれもみな ささいなこと
  今はただ その日その日 あざやかに生きて
  いとしいものに ぬくもりを
  けなげなものに やさしさを こころかさねましょう
   泣いてもone day 笑ってもone day
   うしろを向かず 歩いてゆけば
   夢という名のあしたに まためぐり逢えるから

  父は亡く母は老いて 先立つ友たち
  どんなときにも忘れずに ここまで来た
  人はみな 出会い別れ さまざまに生きて
  さびしいときに ふれあいを
  せつないときに いたわりを 想い伝えましょう
   花咲くseason 風吹くseason
   たとえば恋も おんなじように
   愛という名の希望を また求めてゆくのよ
いづみ2
  うれしいときに よろこびを
  愉しいときに 輝きを 笑顔浮かべましょう
   泣いてもone day 笑ってもone day
   うしろを向かず 歩いてゆけば
   夢という名のあしたに まためぐり逢えるから


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

つい先日ひょんなはずみで雪村いづみサンのCDを聴いたばかり。
「想い出のワルツ」から「約束」まで全44曲入り
「アマポーラ」を聴きながらそういえばいつぞや
いづみサンと近所で出会ったことがあったっけ。
そんなことも思い出されて、お元気かな?と、ふと思った。
今や75歳、来年は歌手生活60周年!日本の歌謡曲、J-POP界の生き字引だ。
ひばり、チエミも今は亡く、今だからこそ気負いなしに
こういった内容の歌を唄えるのは彼女しかいない
そんな想いに敬意と賛辞を込めて書きおろした。

『この歌手のお勧め曲』1.アマポーラ 2.想い出のワルツ 3.青いカナリヤ

「酔夢」 中条きよし

2012年09月15日 | 演歌男性歌手
中条きよし2

時には酒場の片隅で
昔の夢にもどろうか
唇かざる 歌のない
そんな時代が淋しくて

 母を泣かせた日があった
 金が底つく日もあった
 中途半端にワルだったけど
 戻れる家があることに
 胸熱くする俺がいた

   羽ばたくならば鷹になる
   追い越すときは豹になる
   だれでも一度は 若さにまかせ
   背のびしたがるときがある

カウンター2

 惚れた女に背をむけた
 友を傷つけ裏切った
 勝手気ままを あやまりながら
 片意地はらぬ生き方で
 傷分け合える俺がいる 

時には酒場の片隅で
あしたの夢をさがそうか
時代を幾つかさねても
夢を持ちたい俺だから


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

岐阜の市内、鶯谷トンネルの出入り口のそばに実家があったことや、
ヒット歌手になってからも実際に何度も顔を合わせたこともあって
親近感のある歌手のひとりでキャニオン・レコードの黄金期を支えた一人だ。
彼も早や66歳、中条名義で再デビュー後も歌手生活38年
団塊世代なりに等身大の歌をと思い、若い時代を回顧しながらも
実年齢の勢いもあるモノローグ的な、曲をつけるなら3つに分かれる構成だが
味のある詞世界をめざした。こういったスマッシュ・ヒットがほしいもの。

『この歌手のお勧め曲』1.指輪をはずして 

「少年のままで」 田辺靖雄

2012年09月14日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
  田辺

  またいつか見たくなる映画のように
  今はただ うしろ姿見送るよ
  涙を見せたThe endだけど
  それでもキミは綺麗だよ

   記憶が風にならないように
   こころは少年のままでいよう

   負けずぎらいで 奪っておいて 
   別れをきめた オレのずるさを
   いくつになっても やんちゃ坊主と
   叱ってくれた キミにありがとう
  うしろ姿
  
  抱き方もくちづけも獣のように
  夢のなか 堕ちるキミが好きだった
  もいちど恋をリセットしましょ
  なんどかキミはせがんだね

   若さで傷が癒せるならば
   いつでも少年のままでいたい

   気まま わがまま 泣かせたけれど
   オレよりずっと 大人だったね
   これから先を うまくやってと
   背中を押した キミにさようなら

   若さで傷が癒せるならば
   いつでも少年のままでいたい

   記憶が風にならないように
   こころはいつも少年のまま
   こころはいつも少年のまま


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

ヤッチンこと田辺靖雄サンは1963年「ヘイ・ポーラ」でレコードデビューし
POPS系歌謡でいくつかヒットを飛ばした。
基本的には演歌系の歌手ではないが、一時期CBS・ソニーに在籍し
発売した8枚のシングルはいずれも演歌・歌謡曲系が多い。
ハスキーかかった高音に色気を感じる歌唱が好きで
初期を含め約30曲ほどの所蔵する音源はお気に入りが多い!
さて、今回は画像に使用したジャケットのように
一番いい時期のヤッチンの、どこか少年っぽさを残した彼にぴったりの、
別れのラブソングを書いた。

『この歌手のお勧め曲』1.東京で一番淋しい女 2.待ってたのかい僕を

「healing love ~愛の癒し~」 平浩二

2012年09月13日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
平浩二

氷よりも 冷たい肌でした
とじた瞼から あふれる涙でした
 宝石ほどの まぶしさや
 ロシアンセーブルの 心地よさ
 夢にもいらない 欲しくない

 あなたがそばに いてほしい
 愛の癒しの その眸が あればいい

昼は暗く 明るい夜ばかり
やがて息絶える 予感にふるえている
 傷つくことを 癖にして
 哀しみ上手の くりかえし
 ほんとか 嘘かが わからない

 あなたに抱いて いてほしい
 愛の癒しの ぬくもり 感じたい

 あなたがそばに いてほしい
 愛の癒しの 奇跡を つれてきて


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
今日は1972年「バス・ストップ」の大ヒットでおなじみ、平浩二サン。
1970年デビューだから今年で42年目。彼も早や63歳ですねぇ~。
詞を書くにあたり、彼の特徴はなんだろうと考えてアルバムを聴きなおしていたら
ある意味、彼の歌声は癒し系なんですね。唄いすぎず押しつけがましくなく…。

『この歌手のお勧め曲』「夢物語」