都会では 散ってしまった花が
蕾をつけて ふくらみはじめます
人に疲れ 日々に悩み
そして恋にも 見放され
北へ帰ってきた 私です
あ・・・ 此処なんだ 私の居場所
誰も恨まず 憎まずに
花の気持ちで 生きてゆきましょう
これっきり 泣きはしないと決めて
涙のつぶを 蕾に添えました
今日に迷い 明日にふるえ
だけど気強い こころ根の
北を愛する 人ばかりです
あ・・・見習って 私も負けない
うしろ向くより 前を見る
花のいのちに 訓えられました
あ・・・ 此処なんだ 私の居場所
誰も恨まず 憎まずに
花の気持ちで 生きてゆきましょう
よもやま:1994年にデビューの門倉有希サンも今年で歌手生活19年目。
このブログでは「けもの」「沈言花」「三月、母に詫びて」と
3篇をUPしていて、特に震災以降は彼女の被災地慰問は積極的で
なんどか訪れた記事などからイメージも変わって、
印の書き下ろ詞は反響も多かったです。
そんな彼女を久しぶりにTVで見ての書き下ろ詞です。
都会からUターンして北へ帰ってきた女性。
北の遅い春に咲き始めた花を見て、つよく生きようとする女性です。