❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「情け灯」 野村将希

2015年02月25日 | 演歌男性歌手
野村将希

窓をつたう 夜の雨は
別れた女の すすり泣き
しあわせ欲しい と 云っては泣いた
ひとりはいや と また泣いた
甘えていても すねてても
俺にはだいじな おまえ・・・だったよ

週に一度 月に四度
逢いたい 逢えない もどかしさ
肌よせ合うたび 心が炎えた
くちづけしたら なお炎えた
答えをすぐに 出せたなら
日なたを歩ける ふたり・・・だったよ

留守にします 探さないで
みじかいメモ書き 走り書き
秋から冬へと 寒くはないか
あの日の夢を 捨てたのか
許してくれ と 詫びながら
情け灯(び) 消せない おまえ・・・なんだよ


ひとこと:1970年に野村真樹の芸名で「一度だけなら」でデビュー後、
1982年に現在の芸名に改名し現在に至る彼も芸能活動45年目、62歳になった。
BSの歌番組に出演、久しぶりに歌を披露していた。
このブログでは「小樽」を書き下ろしていて今回は2回目の登場。
 愛し合っていても一緒になれない運命(さだめ) ひとり、女は身を引く。
 男にはそんな女への恋慕と詫びごころが今でも募る。
 心の中にはいつだって情けという灯をともしながら・・・
 
『この歌手のお勧め曲』1.歌舞伎町の女 2.一度だけなら 3.信じてほしい

「雨のピエロ」 森本英世

2015年02月14日 | 歌謡曲男性歌手
森本英世
つないでくれた あなたの指を
ほどいた あの日が 忘れられません
哀しみは そんなふうにして
はじまるものですね
 風の吹きよで 踊る雨は
 まるでピエロの パントマイム
別れまぎわに あなたの口元が
云ってくれたわね 愛しているのに・・・と

いつもの癖で あなたの背中
なんども涙で 汚してしまった
もう少し 我慢できたなら
ひとつになれたのに
 窓のむこうに 踊る雨は
 まるでピエロの タップダンス
どこか重たい あなたの足どりが
今も身を責める 許してください・・・と
ピエロ

 木々をゆらして 踊る雨は
 まるでピエロの ひとり芝居
こんな夜更けは あなたのやさしさが
胸に押しよせる も一度逢いたい・・・と


ひとこと:森本英世サンが久しぶりにTVに出ていた。
このブログを見てくれる森本英世ファンであろう人は、ほんとに熱心な
ファンなんだなぁとつくづく思うほど、新しい書き下ろ詞をUPすると
アクセス数がぐんと上がる。このブログではこれまでに「プライバシー」
「愛を欲しがる子供のように」「私を愛した男たち」「愛してるよ が言えなくて」
「三杯までよ」「お別れですね」
と6篇をUPしてきたが、ずいぶん多い登場回数だ。
これほど多い書き下ろ詞の理由には、彼が私が作詞した作品を唄ってくれている縁もあって
彼にはもっともっと頑張ってほしいという期待でいっぱいなのだ。
なんたって歌手生活50周年!まだまだ現役、4月には新曲発売とのこと。
TVなどメディアへの露出が多くなればいいが。
今回は森本サンお得意のムード歌謡。
 降りしきる雨・・・別れの日に見た雨のひとつぶひとつぶはピエロが
 哀しげに踊っているよう。時がたってもやはりあの日の雨を思うと
 さびしげなピエロの嘆きに重なって哀しい・・・

「酒の道」 原田悠里

2015年02月09日 | 演歌女性歌手
原田悠里
酒がこの世に あればこそ
ちから水にも 成りもする
飲んで浮かれてばかりでは
でかい希みが 背をむける
うまい と思うくらいが ちょうど
いいんだ いいんだ 酒の道

酒にすがった 恋がある
酒にのまれた 過去もある
春夏秋冬 時節(とき)どきに
思い出させる 涙あり
男じゃないか 男で候(そうろう)
散る花 咲く夢 酒の道
大吟醸

酒よ おまえと 共づれに
死んでゆくまで つき合おう
五臓六腑に 沁みわたる
地酒 枡酒 大吟醸
いよいよ時代(とき)が 俺にもくると
男のあしたの 酒の道


ひとこと:1982年に歌手デビューの原田悠里サンも今年で33年目。
このブログでは「風哭き酒場」「花舞い染次郎」「去年のひと」の3篇を書き下ろしてきました。
なんでも器用に的確に唄える歌手なので、どんな詞を書いても彼女自身の歌世界を
構築してくれるだけに、なんでも書きたくなる。
久しぶりにTVで見かけたので、デビュー曲以来ほとんど唄っていないであろう
男歌を書いてみた。ここらでまたヒット曲を、と期待するのは私だけではないだろう。
とにかくインパクトのある歌を、と願って肉厚な詞に仕立てました。

「花武者」 花園直道

2015年02月03日 | 演歌男性歌手
花園直道

風よ散らすな 吹くじゃない
世間 四面の 花の波
雄しべ 雌しべが 寄り添い合えば
夢も同じに 見られるものを
いっそ 身も世も 今生限り
狂い舞う 炎えて舞う
己が、武者ならば
武者

色はなくとも 香を放つ
凛と憐れは 紙一重
月をかくして 虫の音 呼んで
袖を濡らすも 許そうじゃないか
恋慕けじめは きっちりつけて
狂い舞う 炎えて舞う
己が、武者のごと

闇に潜めば 邪気が立つ
酒をあおれば 魔が襲う
斬った張ったが ご法度ならば
楯になるのが 男の覚悟
もしや何処ぞに 落ち行く身でも
狂い舞う 炎えて舞う
己が、武者ゆえに


ひとこと:ここ数日、立て続けに花園直道サンをTVで見る機会があった。
舞踊家であり歌手の彼は名前は以前から知っていたが、TVなどの露出は
それほど多いわけではなかったが、今年はひょっとするとブレイクしそうな
予感がある。というのも先日の『関ジャニの仕分け∞』ではビジュアル的にも
歌唱にも抜きん出るところがあって、言うべきことがきちんと言える滑舌と
なにより謙虚さが良い。ジャニ
いってみれば何事にもチャレンジできる若武者だ。
それに舞踊家だけに華もある。このブログ、初登場だが書き下ろ詞のタイトルは
一発で決まった。
 花らんまんのもとに立つ若武者。思いを寄せる女性(にょしょう)がいても不思議はない。
 武者といえども花のように舞い、花のように炎える。
 踊りの要素も含んで屹然とした若武者をイメージした硬派な書き下ろ詞に仕立てた。