

全29駅のうち残すは6駅。

想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を内廻りで今日も
発車オーライ! 各駅のスポット



どこも一度は行って気に入った処。今日は24番目の駅《代々木》!
想定した歌手は最近TVなどの出演が増えてきた
二卵性の双子ソプラノデュオ、







代々木たそがれタペストリー

手もふらないで 別れたこと
棘になって残るかも あの人の心に
送るよと いつもどおり 言ってくれたけど
わかっていたの 心変わりに賭けたのね
風が出てきたわ ちょっと救われそうよ
にがい気持ち 枯葉にあずけて
代々木 たそがれ 街は琥珀のタペストリー

肩よせ合って 歩いた道
思い出して渋谷まで 今日だけはゆっくり
元気でと 言われるより 無言だったから
ふっ切れそうよ 涙見せずに The end ね
人が行き交って 街はざわめきあふれ
冷えた躰(からだ) 灯りに抱かれて
代々木 たそがれ 街は九月のタペストリー


ひとこと:東京23区のうち代々木駅は渋谷区に位置します。
今でこそ明治通りや外苑西通りに街路樹は少なくなった気がしますが
以前はもっと多くて、新宿から代々木を抜けて渋谷へと
とりとめのない話をしながら歩いたときの雰囲気のある街並みを感じ
時間の長さなど気にしなかったことを今でも覚えています。
ちょうど秋から初冬への暮れなずむ季節、冷たい風が吹き
木々から葉が落ちる中を歩いた思い出をいつか詞にしたいと
思っていました。
situation:タペストリー(tapestry)は、壁掛けなどに使われる室内装飾用の
織物の一種で中世末期の頃のような豪華なものばかりでなく
気軽に部屋の壁掛けに使用できるようなものもあって
ここではそんなイメージです。前述の憶い出をもとに
あの頃の代々木あたりの夕暮れの街並みをぐるっと見渡すと
一枚の幅広のBigなタペストリーそのものでした。
別れを決めた女は、言いたいことがあっても口にしない男の想いを
十分に受けとめ日暮れの街を歩いて去ってゆく・・・
愛ですねぇ~ 哀しい愛の別れです・・・
●行ったことある《代々木》のお気に入りスポット「新宿御苑」

●《代々木》の私的お勧めグルメ「北京飯店」

