❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「昭和座」西方裕之

2017年04月29日 | 今日は何の日
「今日は何の日」シリーズ4回目!
4月29日は「昭和の日」です!
昭和天皇の誕生日だった4/29、1989年の死去に伴い
みどりの日として制定。 その後新たに昭和の日
なりました。昭和をタイトルにした書き下ろ詞を
再掲載します!想定した歌手は西方裕之さん。
西方

「昭和座」
西日 日盛り 灼け畳
部屋を飛び出し 駆け込んだ
駅裏 坂下 映画館
裕チャン アキラ 圭一郎
夢をくれたよ 憧れだった
あれは昭和座 青春 ひとかけら 
日活1日活2日活3
いいの おまけよ お入り と
まけてくれたね もぎり嬢 
総天然色 2本立て
チャンバラ 忍者 メロドラマ 
最中アイスの あの味恋し
そんな昭和座 青春 一ページ
映画1映画2
淡く せつなく ほろ苦く
そっとつないだ 指と指
三つ編み ブラウス 初デート
ヘプバーンよりも あの人は 
まぶしかったよ 清純だった
遠く 昭和座 青春 二十歳前


ひとこと:西方裕之さんは男歌も女歌もこなし
それぞれヒットを持つレパートリーの広い歌手。
今回は 時代は昭和、古き良き時代。全国各地に
必ず町の映画館があった。当時のモチーフを
駆使して昭和歌謡を彷彿させる青春歌に仕立てた。
               (画像をお借りしました)
●西方裕之さんを想定した書き下ろ詞
「情け火」「見返り雨」「男トラックまっしぐら」
「酒ざんげ」「ほっとけ酒」「猫とクルミのエピローグ」
「男の残照」
●「昭和」をタイトルにした書き下ろ詞
「昭和恋しや」「昭和の親父に雪が降る」「昭和一代女」

「アカシアめぐり逢い」 渥美二郎

2017年04月27日 | 今日の誕生花
「今日の誕生花」シリーズです!27日はアカシアです。
想定した歌手は渥美二郎さん。演歌道50年、だそうです!
明るく軽快に唄ってもらいたくて、ムード歌謡を
思わせるこんな感じの書き下ろ詞にしました!

渥美二郎
「アカシアめぐり逢い」 
  幸せうすい 横顔に
  くちびる寄せれば したたる涙
  一人でいたなら 泣いてたら
  俺をさがせば よかったものを
  逢える逢えない アカシアの
  葉っぱちぎって 占った
  恋がまた咲く 北国めぐり逢い
アカシア1

  つめたく冷えた 左手の
  見覚えあるよな あの日の指輪
  今日まではずさず はめながら
  俺を忘れず いてくれたのか
  季節みじかい アカシアの
  花に似ている いとしさは
  変らないまま 北国めぐり逢い
アカシア2

  肩までのびた 黒髪は
  信じて待ってた 証しだろうか
  昔を赦して くれるなら
  俺と一緒に やり直そうよ
  冬を耐えぬく アカシアの
  並木づたいの 人生に
  春をあげたい 北国めぐり逢い


ひとこと:日本でアカシアといった場合は
「ニセアカシア」を指すことが多い。
5~6月ごろ芳香のある白い蝶形の花をつけます。
 実らぬ恋で一度は疎遠になった男女が
 アカシアの木々の下、花の咲く頃再会し
 ふたたびの恋が始まるめぐり逢い・・・

●私の投稿記事にアクセスしてくださる方で
プロ、アマ問わず、附曲したい、自分の
オリジナル曲としてCD化して唄いたい など
問い合わせをいただきます。すべて歌手名は
『想定して』あるだけなので
作品化の希望があればどうぞご連絡ください。

「城崎ラブラブ」

2017年04月26日 | 今日は何の日
「今日は何の日」シリーズ4回目!毎月26日は「風呂の日」
「ふ(2)ろ(6)」の語呂合せです。各地の温泉街や
銭湯等で実施されています。温泉、湯の町、湯宿
これまでいろいろ書いてきた中から再掲載!
城崎5城崎4

「城崎ラブラブ」

あなたと来た町 城崎は
よう来んさった と 柳がゆれる
木屋町通りを より添いゆけば
黄昏 あかね色 心染められて
いいじゃない 城崎 チェック 城崎
湯の町ラブラブ 二人もラブラブ
城崎1
あじさい祭りの 玄武洞
錦のふすま絵 大乗の寺
思い出づくりに 互いの胸が
はぢけて ときめいて 今はこのままで
いいじゃない 城崎 チャンス 城崎
湯けむりラブラブ 二人もラブラブ
城崎2城崎3
漁り火列車に 乗りながら
あなたと見ている イカ釣り船よ
ここから始まる 二人の恋を
だいじに育てたい 目と目 見つめ合い
いいじゃない 城崎 ジャスト 城崎
湯めぐりラブラブ 二人もラブラブ


ひとこと:GWが始まりますねぇ~!行楽地、観光地の
賑わいはどんなもんでしょう。「風呂の日」は温泉地
にも当てはまると思い、兵庫県城崎温泉をテーマにした
書き下ろ詞を思い出し再掲載します。学生時代に
城崎温泉に行った覚えがあるのですが、当時の思い出は
すっかり失せてしまっています(笑)(画像をお借りしました)

「男で候」鳥羽一郎

2017年04月25日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」シリーズ、230篇め!
4/25が誕生日の鳥羽一郎さん!8月がくると
歌手生活35年目です!
鳥羽一郎

「男で候」

このまましぼんで たまるかと
奥歯を噛んだ 六十路(むそじ)の初め
 うしろ向くよな お前じゃなかろ
 それやれ ほれやれ もっとやれ
  天からとどく 母の声
  まだまだ男 とことん生きる

息子も娘も 一人立ち
断捨離とかは カミさんまかせ
 酒は死ぬまで 呑めるんだから
 無理せず 無茶せず ほどほどに
  女房がそばで 袖をひく
  それでも男 どっこい生きる
断
実力(ちから)はいくらか 失せたけど
どこかにあるさ 自分の役目
 汗と涙は 人さまのため
 惜しまず ケチらず 流せよと
  親父がいつも 云っていた
  死ぬまで男 しゃかりき生きる


ひとこと:鳥羽一郎さんも今日の誕生日で65才。
デビュー時からのレコードジャケット写真を年代順に
見ると歌手として35年を刻んできた男の顔がある。
このブログでは「勢~いきおい~」「こころ景色」
「烏森口から」「昭和の親父に雪が降る」「炎華酒」

の5篇を書き下ろしてきた。今回もやっぱり男歌。
等身大の鳥羽さんに照らし、また多くの男たちへの
応援歌。恩師の船村先生は亡くなったがその後は
より一層歌唱が丁寧で声も出て力(リキ)が入って
いる。ますます元気で生涯現役で唄ってもらいたい。

哀悼!作曲家・曽根幸明先生 ありがとう!

2017年04月23日 | 亡くなった歌手・俳優・作詞家・作曲家をしのんで
曽根2

作曲家の曽根幸明(そね・こうめい)さんが20日、
肺炎で死去された。83歳。15年に及ぶ長い闘病生活
だった。入院時から案じて一度お見舞いに、と
思いつつ果たせなかった。
藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」森進一「銀座の女」
山川豊「流氷子守歌」勝新太郎「座頭市」などの
ヒット曲を手がけた。
曽根4曽根曽根8曽根7曽根6曽根5曽根3
親しみやすいキャラクターで
知られ、テレビ、ラジオ番組でも活躍した。500曲
以上の作曲を発表している。私とは、作詞を始めて
レコード化が相次いだ頃のほとんどが曽根さんの
編曲だった。演歌、歌謡曲、青春ソング、ラテンまで
作曲をなお一層引き立てて素晴らしいアレンジで、
そのどれもが気に入っていた。曽根さんは歌手出身
だけあって気に入った曲があるとレコーディング時
でも自分でデモテープ替わりに唄っていた。
涙の美濃の女八汐上箱崎秋津デニー森本英世
ありがとう、曽根先生!自分の十数曲の作品、
大事にしていきます!ご冥福を心から祈りつつ・・・。

「藍愁雨」大月みやこ

2017年04月23日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」シリーズ、229篇め。
4/23が誕生日の歌手が何人かいて、最後は歌手生活
53年目の超ベテラン、大月みやこサン!
大月みやこ

「藍愁雨」

雨にも色が あることを
恋を失くして 知りました
 藍に浸した ふたつの心
 どんなに時を かさねても
 まだら模様の 染めムラで
  泣いてぬれて 泣いて泪の 藍愁雨(あいしゅう う)
藍2
雨には罪は ないものを
恨みぶつけて 去った人
 藍はむかしの 傷あとかくし
 日ごとになじむ はずなのに
 好きなだけでは 超えられぬ
  泣いて過去が 泣いて邪魔する 藍愁雨
藍
雨ならいつか 止むけれど
恋はこの手に もどらない
 藍の濃さほど 愛した月日
 消すにも術の ないままに
 ひとり見ている 雨しずく
  泣いてうつろ 泣いて虚しい 藍愁雨


ひとこと:1180篇もの詞を書いていれば、いろんな色も
テーマに書いてきた。おまけに着物に関しても
それなりの知識と興味を持っていると思っているので
その視点から言えばなかでも藍は好きな色だ。
今回想定した大月サンには、このブログでは「雪まろげ」
「あとがき」「時雨のあと」「心の旅」
を書き下ろして
いて彼女ほどのベテランでディスコグラフィーが
数え切れないほどとなるとこっちも負けずに重厚な詞に
挑戦してきた。さて今回タイトルにしたのはもちろん
私の造語。藍愁=哀愁、愁雨=驟雨になぞらえた。
「あいしゅうあめ」では語呂もセンスも良くない。ただ
メロディーが付くとなると、ちと苦しいか? 大月サンを
想定した以上、彼女ならではの歌世界があるので藍を
モチーフに男女の恋情を思いきりdeepに書き下ろした。

「あぁ面白かった」冠二郎

2017年04月22日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」シリーズ、228篇め。
4/23が誕生日の歌手が何人かいて、二人目として
今日は 冠二郎サン、73才です。
冠二郎

「あぁ面白かった」

人は誰でも 終りのときがくる
逆らわないで 受けとめる
 スーツも名刺も プライドも
 いらなくなったら 捨てるが一番
そばに君だけ いてくれりゃ
云える言葉は ただひとつ
あぁ面白かった 人生は
年の差2
人は昔を 振り向くときがある
自分は自分 人は人
 隣りの芝生の 青さより
 今あるだけの 暮らしでじゅうぶん
格好つけずに 普段着で
云える言葉は ただひとつ
あぁ面白かった 人生は
年の差3
二人いつかは 別れのときがくる
ありがとうだけ 残したい
 遅くに出会った 君だけど
 心に若さと 元気をもらった
金で買えない しあわせに
云える言葉は ただひとつ
あぁ面白かった 人生は


ひとこと:冠さん、31才の年の差婚もトークのウリに
なって、73才になっても人生、幸せはくるものんだなぁ、
とつくづく思ったりする。しかし~~、なんだか急に
痩せちゃって見た目も老いを感じませんか?
さて、冠さんにはこのブログではこれまでに7篇を
書き下してきました(検索枠から見てください)
今回は人生の終活ソングです。といっても決して暗く
なく、明るく楽しく生きて最後に人生は
「あぁ面白かった」と言おうよ、と熟年世代への
応援歌に仕立てました。   (画像をお借りしました)

「きずな羽」みやま健二

2017年04月21日 | 今日が誕生日の歌手
みやま健二
「今日が誕生日の歌手」シリーズ、227篇め。
4/23が誕生日の歌手が何人かいて、その先陣として
今日は みやま健二サン。2月に みやまサンを想定して
書き下ろした「一酒一会」に多くのアクセスを
いただきました。

「きずな羽」

飛び立つ鳥の よろこびは
ふたつの羽(はね)が あればこそ
生まれ育ちは 違っていても
さだめという名の 巣箱から
おまえとおれも
こころよせ合う きずな羽(はね)
鳥1

身を切る風に めげもせず
篠突く雨も 越えてきた
春のうす陽は 分けへだてなく
あしたという日に 幸(さち)を呼ぶ
おまえとおれは
いのちかさねる きずな羽
鳥2

苦労の谷を 這い上がり
涙の川を 渡りきる
人はひとりで 生きるにあらず
旅路という名の 人生は
おまえとおれの
夢にはばたく きずな羽


ひとこと:前回も書いたことだが、居住の地域に
重きを置いて頑張っている歌手にこそ書き手は
歌ごころをそそられ書きたくなる、とエールを送った。
ファンや後援する人たちに感謝し、自分の持ち歌を
大事に唄い続ける姿勢が、きっと次の作品の待望へと
つながり、飛躍となるだろう。
みやま7みやま8みやま9
 今回の書き下ろ詞は、鳥の羽を男女の絆に見立て
 心よせ合い、命をかさね、生きてる限り二人の夢に
 はばたいていこう、という あったかく力強い人生演歌。
 あえて羽根としなかったのは、はばたくイメージが
 「羽」のほうが人にも通用し、拡がりがあると考えたから。
               (画像をお借りしました)

「花手紙」 松原健之

2017年04月20日 | 今日は何の日
「今日は何の日」不定期シリーズ!
4/20は郵政記念日です。以前は逓信記念日とも言って
いた時期もあります。それまでの飛脚制度に代わり、
郵便制度が始まったことに因む記念日。
近頃はインターネットやSNSの急激な発達で手紙を
書かなくなった人が65%もいるとのこと。
嘆かわしや!さて作詞では手紙はテーマやモチーフと
して今も大変利用価値のある素材です。
自分もこれまでにいくつかテーマにして書き下ろして
きました。今日はそのなかから「花手紙」を紹介
します。想定した歌手は松原健之さんです。
松原健之2

愛を投げやりにしたつもりはないけど
身勝手な言い訳と 思うだろうね
何度かかけてきた 電話にも出ないで
疑いと虚しさを ふくらませてしまったね

 花手紙が届いたよ 今日も
 ハナミズキ 白く 涙の色して
 みじかい ふるえ文字
 「待っています」と・・・
花手紙

綺麗ごとだけで生きることはできても
ほころびは音もなく しのび寄るもの
だいじな人だから 守りぬく勇気を
見つけたい つかみたい 今もそれは変わらないよ

 花手紙をありがとう いつも
 カキツバタ 赤く 心の色して
 なんども 同じ文字
 「愛してます」と・・・


ひとこと:こういったタイトルと詞を唄える歌手は少ないので
あえて彼を想定して書き下ろした。
今や思いも出来事も告白もなんでもSNSやメールで済ませる
時代だが実は自身の字でモノを書くという行為はとても大事な
ことで筆跡や書き方、便箋や封筒に至るまでその人の心情や
思いが分かると言われている。ましてや手紙の中にそのつど
違う季節の花ビラでも入っているとなればあだやおろそかに
捨てる気持ちにはならないだろう。互いに思いを寄せる男女
どうしならなおさらのこと。気持ちのこもった花手紙は
いつかきっと二人を結ぶにちがいない・・・

「花かんばせ」黒川英二

2017年04月17日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」シリーズ、226篇め。
4/17が誕生日の黒川英二さん。
歌手に役者に奮闘しています。
黒川英二

別れても 心に棲んでいる女(ひと)
あの日の涙を つれてくる
今では北の ふるさとか
それとも都会で 誰かの妻か
どんな花より かぐわしく
恋慕(おもい)しのばす 花かんばせよ
花1
しがらみや 義理にも負けた俺だもの
恨んでいるだろ あの頃を
昨夜(ゆうべ)も夢で 泣いてたね
覚めればなおさら 恋しさつのる
どんな花より 愛らしく
咲いてやさしい 花かんばせよ
花2
運命(さだめ)とは 命を運ぶ日々ならば
もいちど逢いたい 愛したい
黒髪 うなじ 白い指
消せない未練を 許しておくれ
どんな花より いとおしく
忘れられない 花かんばせよ

花3

ひとこと:2003年にデビューの黒川英二サンだが
俳優としてのキャリアもあり、シングルも毎年発売
しているだけに歌手としてのヒットが望みたい。
このブログでは「合鍵」を書き下ろしていて
今回は4/17が誕生日でもあり2度目の登場。
 別れた女性への愛惜を、花かんばせ という、近頃は
 聞きなれない語句に託した。かんばせ とは顔。
 花かんばせ となれば花のように美しい顔の人
 そのような心を持つ人のことを意味する・・・
              (画像をお借りしました)

「雪の回廊」 山内惠介

2017年04月14日 | 演歌男性歌手
山内1山内2山内3山内惠介2
ふたりの背丈を 足してもまだ高い
雪の回廊 まぶしく白く。
ひと冬 忍び ひと冬 耐えて
やっと春がくる ふたりにも
 愛の旅路を 壁がふさいでも
 愛に障壁はつきもの ――越えてゆく
大谷
噂の礫(つぶて)も 針指す視線にも
雪の回廊 断ち切る強さ。
君だけ愛し 君だけ守り
きっとあげられる 幸せを
 愛の真実(まこと)は 壁を突き抜けて
 愛を成就してみせたい ――人として

 愛の旅路を 壁がふさいでも
 愛に障壁はつきもの ――越えてゆく

大谷2

ひとこと:長い冬の終わりを告げる富山県の
北アルプス・立山黒部アルペンルートで、雪の大谷
雪の大壁と呼ばれる絶景が今月17日の全線開通に
向けて除雪作業が進んでいる。10日には立山―室堂間の
うち作業が終了した立山―弥陀ケ原間の16.3キロが
部分開通。豪雪の地方ではほかにもこうした場所が
いくつかあるようで「雪の回廊」とも呼ばれる
風物詩で有名。そういえば雪の回廊をモチーフに
山内惠介さんを想定した書き下ろ詞があったっけ、
と思い好きな詞でもあるので掲載します。
              (画像をお借りしました)
山内惠介さんを想定した書き下ろ詞
オリジナル・アルバムが出来そうなほど書いてます!
ぜひ見てください!
「それからのTOKYO」「恋夜叉」「くれなゐの雨」
「走り雨のブルース」「秘め花 ~サフラン」
「おかよ」「冬の酒」「夕月橋」「麗人草」
「砂の罠 ~sand trap~ 」「恋の深夜特急」

「酒街のすたるじい」黒木じゅん

2017年04月13日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」のシリーズは通算225篇目!
黒木じゅんサンは4/13が誕生日。改名や移籍を
繰り返したがようやく着地点を見つけ、男51才!
精力的に存在感をアピールしているだけに結果を
出したいものだ。
黒木じゅん
ネオン浮かべた 川べりの
柳小路に つらなる 店いくつ
昔とちっとも 変わっちゃいない
それがいいのさ 風情がのこる
 やっぱりここで 今夜もここで
 ほろほろ酔いたい 酒街のすたるじい
野毛1
ばかを云うなよ お互いに
年令(とし)はとるもの おあいこ 姐さんも
馴染みになるまで 半年がかり
みんな見抜いて 飲ませてくれた
 やっぱりここが 今夜もここが
 宿借りみたいな 酒街のすたるじい
野毛2
男 だれでも 酒の虫
顔をくもらせ うつむく夜もある
明かりも飾りも 古めかしいが
俺に似合いさ ほっこりさせる
 やっぱりここで 今夜もここで
 つらつら飲みたい 酒街のすたるじい


ひとこと:黒木じゅんサン、SNSなど見ると
今年こそ、と気合いを入れて頑張っているようだ。
このブログには「霧の都会(まち)を書き下ろしてきた。
 何十年も前、三日にあけず、とある酒場町に
 通いつめたことがあった。目的はいろいろだったが
 酒や人や土地柄を肌にしみこませた経験は今になって
 思うとどんな作詞にも少なからず役に立っている。
 それらをひっくるめれば のすたるじい=ノスタルジー
 という言葉がしっくりする…
今回は繁華街からちょっと外れた昔ながらの酒場を
舞台に、男の哀愁、哀感、哀憐をムードたっぷりに唄う
黒木さんをイメージしての書き下ろ詞。各節終り2行が肝!

「Remember Walts ~リメンバー・ワルツ」   ペギー葉山

2017年04月12日 | 亡くなった歌手
ペギー葉山2
歌手のペギー葉山さんが死去された。 83歳
まだ、ついこの間新曲を発売されていたのにビックリ!
またひとり歌謡界の、JAZZ界の素晴らしい歌手を
亡くした。2011年6月24日にUPした書き下ろ詞を
再掲載してご冥福を祈りたい。

目覚めて…浮かぶの… dandy smile
元気でいるの? と やさしい笑顔

 あなたはいつも言っていた
 ルージュをひいた わたしが好き と
 あなたのために 鏡に向かうと
 こぼれてくるの 涙がひとつ

あなたに出会えて 幸せだった
あなたを愛して 悦びだった
今では遠い人だけど
心をこめて わたしは歌うの
愛を紡いだ Remember Walts
ペギー葉山
夜更けに…想うの… memory days
いつでも一緒に 歩いた月日

 ふたりはとても お似合いと
 言われることを 自慢にしてた
 たがいの道は 違っていたけど
 どこかでいつも つながっていた

あなたにも一度 会えそうかしら
わたしを待ってて くれそうかしら
夢見るだけの人だけど
涙をふいて わたしは歌うの
愛の歴史の Remember Walts


ひとこと:ご存知のようにペギーさんは「日本の
ドリス・デイ」と云われたジャズ・シンガー。
「南国土佐…」や「学生時代」もいいが個人的には
JAZZを唄う彼女が好き。彼女はドリス・デイの
いろんな曲が好きだったこともあって「ケセラセラ」は
NHKの「ママは太陽」というアメリカのドラマの
主題歌に使われた。 主演がドリス・デイで日本語の
吹替えはペギー葉山だった。彼女のどんな出演番組や
ステージを見ても半端な歌手のお遊びステージとは
数段わけが違っていた。

「きんしゃい酒場」金田たつえ

2017年04月12日 | 今日が誕生日の歌手
「今日が誕生日の歌手」のシリーズは通算224篇目!
1969年民謡歌手からスタートし今年で歌手生活
46年目の金田たつえサン。4/12が誕生日です!
やっぱり庶民派演歌が似合います!
金田たつえ

いらっしゃいませ おかえりなさい
これがいつもの 合言葉
心づくしを 大皿に
ずらりならべて よりどり見どり
さあさ飲みましょ きんしゃい酒場
きんしゃい2

今日も一日 お疲れさまと
添える笑顔の いやし酒
お店はじめた 二年まえ
鳴いていました 閑古の鳥も
笑いばなしの きんしゃい酒場
きんしゃい1

間口一間 椅子席八つ
せめて気くばり おもてなし
憂き世 うさの字 飲み干して
見せてください 男の意気地
明日も来てよね きんしゃい酒場


ひとこと:4/12は金田サンの誕生日。苦労しヒットと
いう花を咲かせ、なお謙虚に歌の道を往く印象の
金田サン。このブログでは「夫婦塚」「とまり木小唄」
「雨月宿」「めおとのチカラ」
の4篇を書き下ろして
います。ここ数年迷走ぎみの作品で残念がっているのは
私だけだろうか。きんしゃい とは九州方面で いらっしゃい
という意味。

美空ひばり生誕80周年記念コンサート 2

2017年04月11日 | 美空ひばり
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美空ひばり生誕80周年チャリティーコンサートが
TVで放送された。出演すべき歌手が出てなかったり
唄われるべき歌、聴きたい歌が少なかったのは不満も
あるが、それは私の勝手。だから好きな歌と好印象の
歌手、組み合わせの妙をチョイスしました。
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余計ごとながら企画の早い段階から、一般と歌手の中から
アンケートして曲の選定の参考にすれば、ひばりサンを
リスペクトし唄い継ぐという企画のコンセプトに合致した
だろう。
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T童は自信過剰でガナリ気味、H川は音程のふらつき多し、
E木は新鮮味無、M山の謙虚と安定↑、結局J-POP系に
作品との組み合わせの妙が見られてよかった!
華原朋美の成熟◎、GENERATIONはまだまだ、
特筆ものは清水翔太very good!「柔」をこんな歌唱
で聴けたのは秀逸、このコンサート一番の収穫!
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