❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

★4月雑感&新曲カラオケ配信中!

2018年04月30日 | 近況
いつも心に詞(うた)を置いて! 4月も今日で終わり!
運勢とか占いとか、めったに気にかけることはないけれど
なにげにめくった雑誌に四月の星座占いが載っていて
今の気分にfitしていたので 望外!僥倖!白眉!(by聡太)の気分。
画像の文章、読めますか?《チャンス・予兆・好転・結果・準備》
キーワードのようです。というわけで、この時代 捨てたもんじゃない、と思ったのは、SNSつながりで某作曲家がいくつかの書き下ろ詞を
目にとめ 作曲してくれまして カラオケ配信にまでUPするピッチの速さ!
音はラフで画像も手ブレ、ですが、さあ この先どう展開するやら・・・
てなことがあったので話が占いに繋がるというわけです!
運
わざと横です

「竹ほたる」九州・大分竹田市の、蛍をイメージして
創作された地域イベント。それを一目知って書き上げました

「女のなみだ歌」好きな相手であればあるほど
いさぎよい別れ、とはいかないもの。
あえてジメッとした詞にしていません。


「愛縁喜縁」出会いが年の差ゆえに思い悩んだ末
一緒になることが縁ならと心をきめた女性の《若妻演歌》
奇縁は不思議ですが喜縁なら幸せです


「昭和座」昭和という時代はなぜ今もって多くの人が
愛着と懐古の念を持つのでしょう。映画黄金時代を肝にして
昭和を謳いました


「ロストラブ神戸」愛を欲しがる女は やさしさだけでは
生きてゆけない・・・ 神戸にまたひとつ恋が散ります・・・


「花かんばせ」タイトルは《見め麗しい顔つき》のこと。
別れても恋慕がつのり、過ぎ去る月日は流れゆく水のごとき です・・・


「神戸ミラクルナイト」誰でも一度は神戸の夜景を見るべし、
だそうで、夜の神戸の、カップルの、恋模様を、自分ならこう書く、と
しかも作曲家の依頼はデュエットものでした。

「カルミアの憧憬」上野旬也

2018年04月29日 | ムード歌謡
🎼🎶🎵🎶 今日の書き下ろ詞は毎月、定期で登場願っている 
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
ムード歌謡8篇めになります。
上野1 1198d586-s
毎月、ムード歌謡ファンには書き下ろ詞を待ってくれている
人たちから、拍手、いいね、コメントが増えてうれしい限りです。
上野1 上野6
『今日の誕生花』シリーズ20篇目! 花はカルミア、です。

カルミアの憧憬(あこがれ)
カルミア2
あなたと片ときも 離れずいたいから
わたしに愛を分けてください
おつきあいが 長くなって
答え出すのを ためらわないわ

 わたしの心には
 いくつも愛の欠片(かけら)があって
 今日まで臆病なままでいた

 たとえばそれは カルミアの花
 あなたの愛のチカラで
 ひらくときがきたのね
カルミア1
もともと一人では 不安がいっぱいで
それでも愛を探しつづけた
どんなときも 嘘はつかず
真正面から さらけ出したわ

 女の振る舞いは
 愛する人の影踏まないで
 歩幅を合わせればうまくいく

 たとえばそれは カルミアの花
 エレガンスだとひとこと
 言われたいの あなたに


ひとこと:★カルミアは北アメリカ東部原産のシャクナゲに似ていて
「アメリカシャクナゲ」などとも呼ばれています。
蕾の時にはまるで金平糖の様で、開くとステキな日傘を
ふわっと広げた様な愛らしい型をしています。
●花言葉は「Elegant lady」優雅で上品な女性。
このような詞をムード歌謡の域に繋げるのを
作曲家・上野さんの技量に期待!

★これまでの書き下ろ詞は以下の通り。
過去記事を見ていない方のために・・・

●アイツは男か女か? この詞の主人公は男でも女でも通用し
男女どちらが唄っても意味は通じる。とびきりオシャレに
ムーディーな「Amの夜は更けて」
0d8bdbaa-s
●上野さんがロス・プリモス時代の盟友、森聖二サンへの
オマージュとして代弁するかのように書き下ろした「夜を悼む」8be38da8-s
●ムード歌謡の真髄とばかりに演歌調です!タイトルとの
ギャップが粋な「愛 ゆきくれて」
7e24dae0-s
●ベルベットのような愛を求め維持したいと思いつつ、二人には
破綻の兆し…さてこの愛の手ざわりは…?「冬の手ざわり」406c2255-s
●この書き下ろ詞のような実体験をした女性をイメージしての
相聞歌のような「さびしいワイン」
781245dd-s
●昔も今も、夜ともなれば銀座はまた別の貌を見せてくれます。
上野さんのホームグラウンド、銀座をテーマに「おしゃべりな銀座」a11730a0-s
●男がいつもと違う場所で酒を飲むのはどんな訳があるんだろう
めったに来ない新宿だけどね、のひと言のヒントから「濡れてる新宿」272e8ad8-s
●恋愛にドライで落ち込んだり深く悩んだりしない
今どきの女性? 「さよならのmistake」
3628f767-s
(画像をお借りしました)

「からももの花」大木綾子

2018年04月28日 | はじめて書き下ろす歌手
🎼🎶🎵🎶 今日の書き下ろ詞  ♪いつも心に詞(うた)を置いて ♪
今日、想定した歌手は 大木綾子さん。2002年、歌手デビュー
4/24に新曲《しんぱいニャ~イ!/にゃんこ音頭》
発売したばかり。作曲はあの上野旬也さん!です。
「初めて書き下ろす歌手」シリーズ、76篇め!
彼女にピッタリな書き下ろ詞!? でこのブログ初登場です!
大城 大木6 大木7 大木8 大木10

からももの花

あなたのふる里に
からももの花 咲く頃
二年過ぎても 思い出してくれますか
遠慮がち 淡い紅色 どこか似てると…
ひと春 愛されて
幸せでした ・・・春でした
杏1
桜にさきがけて 
からももの花 咲くのを
あなた 誰より うれしがっていましたね
山ふもと 里にひろがる あんず畑で
かわした 約束に
涙してます ・・・詫びてます
杏2
遠くに離れても
からももの花 見るたび
胸の真ん中 君がいると聞かされた
実をつけた 赤い杏を もぎるあなたに
想いを めぐらせて
祈っています ・・・しあわせを


ひとこと:からもも(唐桃)と聞いてピンとこない人も
(あんず)の別名と聞けばわかりやすいでしょう。
春先に花を咲かせ5月頃に実を付けます。
 ひと春で終わってしまった恋… 相手は故郷で
 あんず栽培に戻った。杏の花が咲くこの季節
 あなたは幸せになってくださいと願うけなげな女…
お起き 大木4 大木5 お置き 多き

「深海魚」 木下結子

2018年04月27日 | 注目!応援!明日のヒットはこの歌手・この人!
今日の書き下ろ詞 あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
★早い人はもう今日あたりから長い長いゴールデンウィークに
突入した人もいるとか。どちらさまも楽しく有意義な休日を
楽しんでください。インドア派なら、好きな歌手の好きな歌を聴いたり
暇つぶしなら、最近アクセス急上昇中のこのブログでも… チョレイ!

●今日、想定した歌手は久しぶりに登場願う木下結子さん。
「マリーゴールドの恋」ロングセラー中です!
木下 ポーズ2
深海魚

あなたと顔を 合わせていると
無口と退屈の波が 押しよせてくる
過去の人だと 思っているのに
あなたは会いたがる… 私は拒めない…

窮屈な部屋 心だけ抜け出して
海に抱かれて 泳ぎたい
しなやかな 深海魚
もう 私を 束縛(しば)りつけないで
深海魚 深海魚3

時間を無駄に 見送るよりも
この先 満たされる日々を 探したらいい
過ぎた日のこと 懐かしがっても
あなたに戻れない… 私は気が滅入る…

にがっぽい酒 唇をぬらしたら
海に抱かれて 泳ぎたい
気まぐれな 深海魚
もう 私に 愛はいらないわ

気まぐれな 深海魚
もう 私に 愛はいらないわ
もう 私は 愛を沈めたの

ポーズ1
ひとこと:キャリアも実力もヒット曲もあって、それでも精力的に
活動を続ける木下結子さん。久しぶりに登場の今回、どんな詞を
書こうかなぁと考えていたら、ふとこのタイトルが浮かんだ。
イメージは洋画の一場面にあった。
 十分大人の女性が恋愛関係にふしだらな男に翻弄されながらも
 自分の生活サイクルは変えたくないと考え、実行している。
 愛だの恋に惑わされないで、広い海の底深く泳ぐ、
 まるで深海魚のように、自由に気ままに生きてゆきたいと願う。
 それもまた人生の断片か… 
こういう歌詞をてらいもなく唄える雰囲気を持ち合わせる
木下結子さんの力量と、歌へのひたむきさに魅かれる…(画像をお借りしました)

「郡上おんな紬」みずき舞

2018年04月26日 | 今日が誕生日の歌手
『今日が誕生日の歌手』シリーズ334篇め!
今日 4月26日は みずき舞 さんの誕生日。
昨年、2年3ヶ月ぶりに発売した『港の雨は女の涙』
高レベルな作品! みなさんもぜひ聴いて、唄ってください!
前3作、好評をいただいた書き下ろ詞、「竹生島」「夢織り更紗」
「叡山かたばみ」
に続いて4篇目です!
みずき11 みずき12

郡上おんな紬
yjimage yjimageXDT2HO06
郡上踊りの ひと夏に
いのち焦がした 愚かさつらさ
縞のなみだと 格子のみれん
縦と横とに 織りなす糸を
泣いて染めても 笑って織った
おんな紬の 袖が泣く
郡上1 郡上4
紺と藍との 色恋(いろ)違い
何も見抜けず かさねた逢瀬
せまい町ゆえ 噂が立てば
ほんの一夜で 嘘さえ真(まこと)
泣いて染めても 笑って織った
おんな紬に 裾羽風(すそはかぜ) 

(こし)の白嶺の 山越えて
冬を知らせる 蛭ヶ野(ひるがの)おろし
こころ気強く 奥美濃おんな 
睦月 大寒 吉田の川に
泣いて染めても 笑って織った
おんな紬の 寒ざらし

郡上5

ひとこと:
●この書き下ろ詞のモチーフ《郡上紬》は「地織り」を復興させ
「どぼんこ染め」をあみ出した宗広力三氏によって
いちやく世に広く知られ、着心地の良さと多様な柄の美しさで
知る人ぞ知る、通好みの織物となりました。
郡上2
●各節5行目に引用した【泣いて染めても笑って織れ】
染めは地味でつらい作業でも、織るときは織り子自身が楽しみ
心を躍らせながら織らないと美しい仕上がりにならないという
宗広力三氏の訓えだそうです。
●自分は、若い日に着物や染めに興味を持ち、ずい分
知識を吸収した時期がある。
現代詩は学生時代から書いていたから、紬をテーマにした詩では
大きな賞ももらった。呉服店の大旦那と一緒に岐阜の関、美濃、郡上、
高山、もちろん京都なども商用を兼ねて何度行き来したことか。
歌謡詞も書くようになってその頃の経験と知識が、着物をモチーフにした
作詞には大いに役に立っていることは言うまでもない。         (画像をお借りしました)

「炎華酒」 鳥羽一郎

2018年04月25日 | 今日が誕生日の歌手
🎼🎶🎵🎶『今日が誕生日の歌手』シリーズ333篇め!
今日 4月25日は 鳥羽一郎さん、66歳の誕生日。
30才でデビューして以来、歌手生活36年目。
恩師・船村徹先生の年令まで19年ある。
66歳には66歳なりの歌がある!ひたすら応援!
日本クラウン(クラウンレコード)の屋台骨の一翼を担うベテラン!
鳥羽1 鳥羽2

炎華酒

志野か唐津か 一輪ざしに
飾ってやれよ 季節花
霞みがかった 男の胸に
お役御免の すきま風
おっと待て待て しぼむにゃ早い
呑んで咲かせる 炎華(えんか)
志野 唐津
ひとり息子は まだまだ青い
それでも夢に 賭けている
似たようなものさ 昔の俺も
燃やしつづける 炎(ひ)があった
おっと待て待て これから先は
気合い 勢い 炎華酒
yjimage ぐっと
何をするかの 建て前よりも
してきたことを 人は見る
ちから水だと 信じた酒は
ちびり呑むより ぐいとやれ
おっと待て待て 調子にのるな
明日に咲かせる 炎華酒


ひとこと:鳥羽一郎サンにはこれまでに「勢 ~いきおい~」「こころ景色」
「烏森口から」「昭和の親父に雪が降る」「男で候」
の5篇を
書き下ろしている。一つ一つ読み返してみるとそれぞれに思いをこめて
書いたものばかりだなぁと改めて感じる。
今回は演歌にはテッパンものの《酒》だが、仕事に区切りをつけ
子供への思いも含ませた、熟年世代の哀歓と気概を書くことによって
内容に新鮮味を加え、タイトルも炎える華=演歌、すなわち男は
いくつになっても炎える華でいようよ、という意味から思いついた。

「半歩先」青山ひかる

2018年04月24日 | 注目!応援!明日のヒットはこの歌手・この人!
★いつも心に詞(うた)を置いて★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!
毎月1度の書き下ろ詞を勝手に提供して、すっかり常連さんに
なってもらっている一人、青山ひかるサンへの書き下ろ詞も
8篇目です!演歌・歌謡曲・シャンソンふうまで多彩に
イメージを膨らますことのできる可能性を秘めて
右肩上がりの成長を感じています!
H6 H5 H3 H2 H1
半歩先

がんばりましょうは 言わずもがなよ
がんばる人は 眸が光る
何を目指すと 聞かれたら
半歩先です 半歩先
人の輪の中 飛び込んで
思いをかよわせ また半歩
半1

元気でいるなら じゅうぶんですよ
田舎の母の 声を聴く 
都会砂漠を 踏み分けて
半歩先です 半歩先
義務と責任 果たしたら
自由という名の 明日がくる

ひか1 ひか2
初めと終わりが 肝心かなめ
やるだけやれば 出る答え
たどりつけない 場所はない
半歩先です 半歩先
花と茨の 道だろと
命をもやして 半歩先


ひとこと:青山ひかるサンの仕事ぶりをSNS等で拝見すると
各種団体、催事、発表会と多種多様に幅広い。なかでも特に
目をひくのが団体の行事でのステージは多いほうだろう。
そこで、はたと思いついたのがこのタイトル。知る人ぞ知る
キャッチで経済、文化、芸能とあらゆる分野で早くから言われて
いるフレーズ。どれほど鋭い感覚で隠れたビジネスチャンスに
気づけても自分たちの立ち位置が時代の「1歩先」まで行って
しまうと成功は難しい、そろそろ流行が拡大するという
「半歩先」を見定めることが大事という訳。歌の世界もまた
同じ。書き手も歌い手も制作サイドも「半歩先」!
どんなsituationでも唄えるよう仕立てた。(多くの画像をお借りしました)

「一筆おふくろ様」みやま健二

2018年04月23日 | 今日が誕生日の歌手
今日の書き下ろ詞  ♪いつも心に詞(うた)を置いて ♪
『今日が誕生日の歌手』シリーズ332篇め!
今日 4月23日は みやま健二さんの誕生日。
みやまサンへの書き下ろ詞も4作目になりました。
けんじ2 けんじ1

一筆おふくろ様

前略おふくろ お便りします
ちかぢかいいこと ありそうなんです
演歌ばっかり 唄ってますが
ようやくわかって きたんです
ひたすらでいい ひたむきであれ
支えてくれる 人、在りてこそです
けんじ4

ところでおふくろ 案じています
足腰あちこち 痛んでませんか
季節季節の 温泉めぐり
も少し待ってて くれますか
南に北に お呼びがかかり
これから先が 勝負どきなんです

けんじ9
一筆おふくろ 連絡します
近くへ行ったら 見に来てください
馬子にも衣装と よく言いますが
すこしは垢抜け しています
なみだの歌も こころで唄い 
拍手の波が 頑張れる糧です


ひとこと:居住する地域に重きを置いて頑張っている歌手にこそ
書き手は詞ごころをそそられ書きたくなると、いつぞやの
書き下ろ詞の際、エールを送った。ファンや後援する人たちに
感謝し、自分の持ち歌を大事に唄い続ける姿勢は
きっと次の作品への足がかりとなり、飛躍となるだろう。
そんな思いもあって今回の書き下ろ詞は演歌ながら
ファンや支援の人たちを最大公倍数の《おふくろ》に見立て
自己啓発&ファンへのメッセージソングに仕立てた。
 歌手なら誰でも両親、家族などの支えあってこそ。
 世にあって、もっとも心配や心遣いをするのは母親だろう…
 仮に今は亡き母であっても心の中に生きていて現役である限り
 応援しているだろうから…の含みもある (画像をお借りしました)

「時雨のあと」 大月みやこ

2018年04月22日 | 今日が誕生日の歌手
いつも心に詞(うた)を置いて!
『今日が誕生日の歌手』シリーズ328篇め!
4月23日生まれの歌手2人目は大月みやこサン
情感たっぷりの艶ある歌唱は、円熟の境地を超えてますます健在。
いい作品に出会って、また紅白に復帰してもらいたいものだ。
みやこ1 みやこ2

時雨のあと

yjimageY5NHSX6I yjimageO0B8UD0P

どんなに逢瀬を かさねても
渇いたこころに 火がつこうとも
接吻(くちづけ)だけの 始まりでした
 女は 女は 弱いものですね
 燃えた命の ほとぼりを
 さます時雨の あと哀し
しぐれ1
あなたの強引(つよ)さを 拒めずに
日ごとにかたむく 我が身を叱り  
身を持て余す ひとり寝化粧
 女は 女は もろいものですね
 夢のはざまに 降りしきる
 夜の時雨の 肌寒さ

しぐれ2
噂や仕打ちの 束ね矢に
射抜かれ刺さりょと 宿命(さだめ)のままに
覚悟も今は 儚く淡い
 女は 女は 罪なものですね
 遠いあなたを 偲びつつ
 ひとり時雨を 聴くばかり


ひとこと:長く「心にのこる映画」シリーズも書いてきて
今回は中里恒子の同名小説を
吉永小百合と渡哲也で映画化した「時雨の記」
9db3e278 890d1045
若い頃に見初めた女性との20年ぶりの再会に愛を燃やす中年男性と
そんな彼の一途な想いに深い理解を示していく中年女性の純愛を
しっとりと描いた大人の恋愛映画。
基本的に邦画の恋愛映画は好きではないのだが
これは小説が大変良かったので映画も記憶に残っている。
この小説はTVでもドラマ化されていて若尾文子と池部良だった。
キャスティング的にはこちらのほうが良かった。
若尾 池部

「人生、ダブルボギーでも」 冠二郎

2018年04月21日 | 今日が誕生日の歌手
今日の書き下ろ詞! いつも心に詞(うた)を置いて!
『今日が誕生日の歌手』シリーズ330篇め!
4/23生まれの歌手で書き下ろしたい歌手が複数いて
少し早めの今日は 冠二郎 さんです。
7度目の想定、登場の今回は、人生をゴルフに例えた男の応援歌!
冠1 冠3

人生、ダブルボギーでも

人生 ハーフを廻り終え
ベストスコアは 四十代
少し出足が 遅いぶん
飛ばしつづけた ドライバー
風の吹きよで ショットも変わる
人生、ダブルボギーでも
たいしたことない 明日がある
ボギー

人生 池ポチャ バンカーと
ミスもあるのさ ヘマもある
のぼり調子を 維持できりゃ
結果あとから ついてくる
それを元気と 勇気にかえて
人生、ダブルボギーでも
クサるな めげるな 俺の道
dfb8dd4b-s

人生 シニアも現役さ
負けてたまるか 成せばなる
苦労 キャディーと 分け合えば
ホールインワン 夢じゃない 
蒼い芝生を 踏み越えながら
人生、ダブルボギーでも
おもしろ 可笑しで 行けばいい

ワン

よもやま:いやあ~、冠二郎サンにこんなに書き下ろ詞をUP
していたとは。6篇も書いてきたのは、自分ならこう書く、と
いったスタンスの表れかもしれない。
・河内の良いところを散りばめた浪花もの根性演歌「土性っ骨」
・冠サンお得意の人情演歌「酒えにし」
・東北の女川をテーマに東日本大震災 勇気歌として心をこめた
 斬新な「女川港」
・祭り、花火といえば男歌が定型だが、あえて女性の側から
 祭りを通して恋慕の情を書いた「秩父夜祭り」 
 冠サンはまさに秩父市の出身。
・彼の自伝的要素を加味した演歌。「男の轍」
・明るく楽しく生きて最後に人生は「あぁ面白かった」と
 言おうよ、と熟年世代への応援歌
 人生の終活ソング「あぁ面白かった」
テーマやモチーフは書き方次第で如何ようにも新鮮に書ける。
そしてまた自分的には冠二郎というベテラン歌手の歌世界に
広がりを持たせたいと書くたびに奮闘している。
★今回はなんと人生をゴルフに例えた男の応援歌。
ヒットが出るまでに時間のかかった冠サンならその趣旨を
じゅうぶん理解してくれるだろう。  (画像をお借りしました)

「大阪姉妹」水樹矩仁子・北川紀恵

2018年04月20日 | 演歌女性歌手
大阪姉妹
🎼🎶🎵🎶 演歌でもデュエットがあれば、ときにはトリオもある。
書き下ろ詞も1398篇になるが、offerならともかくvirtualの
書き下ろ詞でデュエットを書けるとは思いもしなかった。
縁というか、つながりでの取り合わせで、この二人を想定して
小気味のいい書き下ろ詞が出来た。当たり前のことながら
二人は姉妹でも何でもない。だが歌を通じてか交友がある。
私が知っているのはそれだけ。そこからどうイメージを膨らませ
歌詞で接点を見出すか、それが楽しい。・・・大阪、浪花ものは
25篇になった。よぉ、気張って書いてきたもんだ!
水樹矩仁子2 北川

大阪姉妹
蝶 おしどり
にわか仕立てと おっしゃいますな
酸いも甘いも 知った仲
旅は道づれ 人生も
心かよわす 二人なら
つがいの蝶か おしどりか
人がうらやむ 大阪姉妹

水樹矩仁子5 北川
恋も涙も 袂にかくし
咲かせますとも 花舞台
欲しいものなら 半分こ
助け合ったり 助けたり
目と目でわかる 夢きずな
歌でつながる 大阪姉妹

お初 不動
お初天神 水掛け不動
無病息災 願かける
山は葛城 酒・三州
憂き世情けを いただいて
八百八橋 渡るまで
笑顔ふたつの 大阪姉妹

葛城 三州
    ●《酒・三州》とは摂津・河内・泉州の三州で製造された日本酒
★このブログにアクセスしてくださる方で
プロ、アマ問わず、附曲したい、自分のオリジナル曲として
CD化して唄いたい など問い合わせをいただきます。
UPしてあるすべての書き下ろ詞の歌手名は『想定して』ある
だけで、作品化の希望があればどうぞご連絡ください。

「人生修行」水樹矩仁子

2018年04月19日 | 注目!応援!明日のヒットはこの歌手・この人!
🎼🎶🎵🎶 いつも心に詞(うた)を置いて!
 人生という舞台にそれぞれの花を咲かせるべく
 人にはスタンスやスパンに違いはあれど修行の時期があるという。
 そんな文章を読んでいたら、こんな応援歌が出来上がった。
想定した歌い手は 水樹矩仁子さん。大好評、大量アクセスを
いただいた「石切ねがい」「生駒坂」に続く3作目!
毎月1度の書き下ろ詞を提供して、すっかり常連さんに
なってもらってます!
水樹矩仁子3 水樹矩仁子1

人生修行
はす1
人生100年時代が来たと
それが証拠に みな若い
四十、五十は まだ折り返し
今日は明日への リハーサル
花の舞台の 出番まで
実りの種まく 人生修行
能1

人から何かを 教わるたびに
人は謙虚に なれるもの
年令(とし)の上下や 肩書きなんて
取るに足らない 飾りもの
憂き世芝居の 筋書きは
てっぺん探しの 人生修行

逃げるな めげるな 愚痴など言うな
弱音吐いたら 負けになる
我慢比べの 戦さを超えりゃ
野辺の花にも 陽が当たる
おんな虹色 夢飾り
いきいき咲きたい 人生修行

はす2

ひとこと:人生100年時代。もちろん人には個人差があるが
40才代、50才代はまだ折り返しで、今までが修行中、
これからが本番だそうだ。極めたいこと、のめりこむものを
探して、これまでに蒔いた種が、70代、80代で実っていく、
とのこと。水樹さんにも、ときにはこういった、華があって半面
力強い歌を唄ってほしくて書き下ろした。
水樹矩仁子4
(画像をお借りしました)

「ありえない抱擁」岸田敏志

2018年04月18日 | 今日が誕生日の歌手
🎼🎶🎵🎶『今日が誕生日の歌手』シリーズ329篇め!
今日 4月18日は 岸田敏志さんの誕生日。
大ヒットした「きみの朝」から39年。
2月に書き下ろした「ブランチ気分」が好評でした。感謝!
きし8

ありえない抱擁

ポプラ 街路樹 途切れるあたり
見なくていいもの… 見たくもないもの…

日暮れ 目かくし 気まぐれな風
抱きよせるオトコ… もたれこむオンナ…

 気をそらすふりして 
   ひたすら珈琲豆を挽く
 哀しみや怒りより 
   驚きが湧いてきて
 ありえない抱擁が 
   私を打ちのめす
OP1 挽く 抱擁
時は偶然 しぐさは愚か
どうしてここなの… 行ってよねほかへ…

別れは下手っぴ 油断して罰
裏切ったオトコ… またべつのオンナ…

 泣くなんて嫌だと 
   だまってワインの栓をぬく 
 憎しみは棄てたのに 
   あきらめが消せないで
 ありえない抱擁が 
   心にこびりつく


ひとこと:「きみの朝」が大ヒットした1979年頃
私はCBS・ソニーレコード (現:Sony Music Records)にいた。
所属の歌手は山ほどいてヒット曲はヒキもきらなかった。
当時はどのレコード会社もアイドル歌手の花盛り。
そんな状況でヒットをかっ飛ばした岸田敏志(旧芸名:岸田智史)さんは
同時期からTVや舞台で俳優としてもその後の活躍につながっています。
 2回目登場の今回は、偶然がもたらす男と女
 別離、その後の女性のグレーな心情を心の内側で吐露しています
 都心なら表参道や裏原宿あたり、オープンカフェ浮かびますか?・・・
きし9 きし5 きし2 きし1 きし4 きし3 きし7 きし6
(画像をお借りしました)

「どろめ酒」黒川英二

2018年04月16日 | 今日が誕生日の歌手
「明日が誕生日の歌手」シリーズ、327篇め。
4/17が誕生日黒川英二さん。
歌手に役者に奮闘しています。
黒川1 黒川2
どろめ酒
どろめ8 どろめ9
これぞ土佐人(びと) どろめの祭り
飲みっぷりなら 日本一
男ばかりじゃ ないぞいな
土佐の女は 五合の酒を
大杯飲み干す どろめ酒
どろめ7 どろめ6
そうさ どろめは イワシの稚魚さ
茹でりゃ ちりめんじゃこになる
酒の肴に もってこい
(こま)いことなど さぐるな云うな
辛口一献 どろめ酒
どろめ2 ドロメ1 黒川3

桜咲いたか ひょうたん桜
三分五分なら 脈がある
つれてゆきたい ついてこい
土佐の女を 口説いて惚れりゃ
いごっそ野郎だ どろめ酒

ひょうたん2 ひょうたん1
ひとこと:高知県香南市出身の黒川英二さんを想定しての書き下ろ詞に
すぐにこの祭りが浮かんだ《どろめ祭り》は大杯になみなみとそそがれた
「おらんくの酒」を一気に飲み干す「大杯飲み干し大会」が
メインイベント。「これこそ土佐人」のイメージを全国に広めた
豪快でユニークな祭りです。毎年4月、赤岡町の浜辺に名だたる酒豪達が
集まり、太平洋を舞台に地引き網でとれたてのドロメ(マイワシ・ウルメ
などの稚魚)を肴に男性は一升(1.8リットル)女性は五合(0.9リットル)
ぐいぐい飲み「飲み干す時間」「飲みっぷり」の総合得点を競うのです。
DSC_0323_20180430025308 DSC_0324_20180430025318 DSC_0322_20180430025329
役者でもある黒川さんだけに、こういった男歌を芝居っけたっぷりに
出身地への地域還元歌として唄ってほしい(笑)ものです。
●なお3番に出てくる「ひょうたん桜」
高知県吾川郡仁淀川町にある樹齢約500年ともいわれる桜の名木です。
                     (画像をお借りしました)

「桜譜 ~桜うた~」愛本健二

2018年04月15日 | 演歌男性歌手
今日の書き下ろ詞  ♪いつも心に詞(うた)を置いて
今日想定した歌手は愛本健二さん。書き下ろ詞も4作目になりました。
あい1 あいもと
桜前線は3月17日に高知県宿毛からスタートし
4月中旬以降には東北北部でも開花するよう。
4月末には津軽海峡を渡り、函館や札幌でも大型連休前半には
開花する見込みとの予想。北上するにあたりまだまだ
楽しめる地域はあります。
毎年、桜にちなんだ書き下ろ詞は書いています。
今年もやっぱり外せません!
サクラ1

「桜譜 ~桜うた~」

嗚呼 ふるさとは満開の
桜の花が 肩に降る
歳をかさねる 度ごとに
便りのないのは なんとやら
言い訳まじりを 詫びるのは
友よ、母よ 山や川
サク3

嗚呼 若き日のほとばしる
想いは花が 知るばかり
人の出会いが 縁(えにし)なら
切らしちゃならない こころ糸
三年、五年が 駆け足で
過ぎた季節(とき)の 懐かしさ
サク2

嗚呼 ゆく春にあといくつ
桜に譜(うた)を 託せるか
胸に沁み入る 哀惜や
あふれてしたたる 情愛を
五線にきざんで 人びとの
こころ揺らす 糧と知る


ひとこと:愛本健二さんにはこのブログでは「海すずめ」
「母 いとぐるま」「志保という女」
を書き下ろしています。
どんな作詞でも今日書いたから明日作品化になるはずもない。
自分はただ一つ一つの詞を、目にした人たちの心の琴線を
どこまで揺るがすことが出来るか、を信条にしているから
良いものを書かないといけない。と常に思っている。
4作目の今回、桜の季節、愛本サンが故郷に帰省したと想定し
桜に歌(譜)への想いを馳せる、というテーマ。
こういった詞は、えてして文語体にしがちだが、あえて口語体で
わかりやすさを表した。ベースには愛本さんの哀感ある声質を
大事にした。         (画像をお借りしました)