くされ縁だと 云うのは野暮よ
似合いの二人と 人は云う
広い背中を たたいたら
口から弱音が ついぽろり
よっしゃ、わかった まかしとき
あんたにゃ私がついている
どこかズレてる 調子の良さに
気付かず泣き見る 馬鹿もいる
汗にまみれて きばっても
そこから先へが とおせんぼ
よっしゃ、わかった まかしとき
あんたにゃ私がついている
にごり水にも 薄陽がさすわ
あしたの見えない 夜はない
好いた惚れたは さておいて
一発勝負の 悲願酒
よっしゃ、わかった まかしとき
あんたにゃ私がついている
ひとこと:折りしもオリンピックはますます過熱中。
注目する選手はいろいろいるがいちいち挙げないで、ここは歌関係のブログ。
でも、この詞のヒントは試合にのぞむ前にコーチが選手の背中をたたき
喝や気合いを入れる場面が映し出されるところから浮かんだ。
さて、想定した歌手は菊地まどか。知名度はまだまだ低いが
民謡、河内音頭、浪曲師と歌舞音曲なんでもござれとばかり経験し
演歌歌手としては2010年にデビューした。
ラジオでトークを含んだ歌と、先日はBSでTV出演を見た。
持ち歌もカヴァーも歌唱は、低い音を落としきれていないし
高音はあがりきっていなくて、まだまだきめ細かさはなく
インパクトには欠けるがヴィジュアルでの印象はある。
菊地嬢の路線にオーバーラップするのは、あの岸千恵子サンだ。
だからこのブログ初めての登場に、元気印の応援歌を書き下ろした。
編曲に三味線、尺八、太鼓などをフィーチャーして派手な演歌に仕上がるとgood!
となればこの手の編曲家は池多孝春先生をもってほかにない。