❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

This time last time ― 思い出ブログ・去年の今頃 ―  ★9月第4週その2 FACEBOOK同時掲載

2018年09月30日 | 思い出ブログ
★MyブログとFACEBOOKでは《This time last time》
― 去年の今頃・思い出ブログ ― 
と題してその頃にUPした記事を
不定期投稿しています。
FB表紙
9月も今日でおしまい!
今回は 2017年9月4週書き下ろ詞 UP記事のPART2を紹介。
★それぞれの記事全文は http://blog.livedoor.jp/micnissi/
検索から見てください。


2017/9/27「夜を悼む」上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ cf.森聖二
100曲
夜更けにいつも あなたを想う
声が 笑顔が つぶやきが
わたしの心を やわらかくする
 あの日の出会いが なかったら
 わたしの現在(いま)は なかったでしょう
突然 別離(わかれ)は きたけれど
涙を見せたら 叱られる
 もう少し… またあした… 
 あなた… good-night


2017/9/28「激流」内藤やす子
内7
すべては愛の成せるしわざと
知ったふりして なぜ口にしたのか
人生が激流ならば
投げ出すものは 命しかない
良いことか悪なのか あのとき覚えればよかった
心の闇に 突風が吹き
けだるさのあまり すべてを無駄にした


2017/9/29 目黒不動尊にて
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きのう9/28は関西からの客人が楽しみにしていた「目黒不動尊」を
案内した。客人は寺社仏閣にことさら興味と関心を持つ人ゆえ
一つあたりにかける時間などに関与せず、気が済むまで自由行動を
勧めた。わたしはといえばたびたび訪れている場所でもあるから
もっぱら写真ばかりを撮りまくっていた(笑) 客人は菩薩、観音
地蔵、如来像、明王に至るすべてを拝観し、手を合わせていた。(以下略)

2017/9/29 ホテル雅叙園東京 にて
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#驚きました!素晴らしかった! きのう9/28は関西からの客人と
連れだって2番目の目的地へ・・・。あの目黒雅叙園が2017年4月
「ホテル雅叙園 東京」と施設名称を変更して以降、
初めて行ってきました。
#昭和10年に建てられたケヤキの板材で作られた園内唯一の木造建築
「百段階段」は今も現存。
#最後のお目当ては私がいちばん好きな とんかつ店・とんき で
ちょい早い夕食。16時開店で入店したのは16時半なのにもう満席。
うまい具合に15分後には座れて自分はいつものとおり ロース定食、
客人は ひれかつ定食。お勧めできるだけあって、こんなおいしい
とんかつを食べたらほかのとんかつは食べられないと超満足の笑顔と
満腹感いっぱいのようでした。(以下略)


2017/9/30 忘れ得ぬ人~女優・浪花千栄子さん 
cf.「水のように」フランク永井
なに1 なに9
  「古都の片隅で」
 
   京都保津川の川ぶちに 
   丈一尺の赤いのれんの下がる小さな茶店がある 
   白く染め抜かれた五つの文字をいとおしげに読む 
   つぼね茶屋 
   しとやかな京言葉に迎えられて 
   私は京都にひたひたと溺れていく 
   ここから私の旅が始まる 
   ゆるやかに心をひらいて 
   風に誘われ 光に導かれ 
   さまざまに鳴る音を確かめて 
   私ひとりの旅が始まる  
   京都保津川の川ぶちに 
   丈一尺の赤いのれんの下がる小さな茶店がある 
   ひとつの古都がここにある

浪花千栄子さんの自伝的著書「水のように」は紫の千代紙ふう和紙に
小花を散らした表紙の美しい本。
少年時代それを手にし、読んだあとの衝撃と感動は今も忘れない。
冷めやらぬ思いのなか、突き動かされるように感想を手紙にしたためた。
予期せぬことか、浪花さんから和紙に毛筆で返事をいただいた。
名古屋「御園座」の楽屋を訪ねたのはそれからまもなくのこと。
舞台前のだいじな時間をぎりぎりまでそばに置いていただき
色紙や扇子や著書にサインをいただいた。(以下略)


★毎日が書き下ろ詞!10月も特集を中心に記事をUPします!お楽しみに!

「セプテンバー・ララバイ」 上野旬也                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年09月30日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
男歌
9月最後はやっぱりこの人!今回はJAZZっぽく
上野旬也さんの歌とピアノで秋を満喫(の気分になりたい)書き下ろ詞!
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今日のインスピレーション ―秋― は 『Jazzy&ピアノ』
●上野旬也さん&グループ、このブログでの書き下ろ詞
14度目の登場です!
チキン3

セプテンバー・ララバイ —september lullaby—

風までが 色づいて 月もきれい
だけど 日は早く没(お)
無駄に過ごす 人生の時はない
 september そばに誰かいて 
 september 話し疲れたら
  lullaby 目をとじて  
  lullaby ほんの少し 眠るもいいさ
ねこ2 ねこ1

街並木 葉が落ちて 鳥も帰る
だけど 日をかぞえても
過ぎた日々は 流れ去り忘れ去る
 september ときに涙する 
 september 訳は胸に秘め
  lullaby 夢の中 
  lullaby ひとりきりで めぐるもいいさ

並木
ひとこと:9月から10月は気候が良くなり月もきれい。
日没が早まりいよいよ今年も残りは・・・などと思いを馳せる
特別な気分の時間。無駄にする時間は無くなり残り少ない時間、
JAZZYなララバイを奏でたりする・・・

●書き下ろ詞からの連想&こじつけ あれこれ3種
◎ルイジアナ・ララバイ/カクテル 
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◎大阪の十三にあるROCK BAR
sepバー
◎セプテンバー ロースト コーヒー/品川/カフェ
sepコーヒー
     (各画像お借りしました)

「恋めいて・・・ 秋」 パク・ジュニョン                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月29日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
★9月もさまざまに、想定した多くの歌手と、いくつかのシリーズも
組み入れながら実験的、挑戦的にオールジャンルで
書き下ろ詞をUPしてきました。 
女歌
今日想定した歌手はパク・ジュニョンさん。
書き下ろ詞も5作目です!
パク1 ぱく
●今日のインスピレーション ―秋― は 『枯葉』

恋めいて・・・ 秋

わたし 勇気をもらったの
色づき終えた 枯葉でも
枝をはなれず ゆれている
 胸ときめかす 言葉もくれず
 ただ会うだけの人なのに
 わたしを見る眸が まっすぐだから
 こころ夕映え 萌えて秋
 恋めいて・・・ 秋
枯れ枝

ゆうべ 不思議な夢見たの
帆のない舟に 乗せられて
沖へ沖へと ゆく二人
 さざなみ立てば その手をのばし
 ほのかに笑う人だけど
 やさしい気づかい 知ってるようで
 思いかさねて 今は秋
 恋めいて・・・ 秋
ボート

 わたしを見る眸が まっすぐだから
 こころ夕映え 萌えて秋
 恋めいて・・・ 秋


ひとこと:今回は女歌。恋に臆病で好きになる一歩を踏み出せずにいる
女性が相手の表情や心根を知るにつれ季節の移ろいとともに
恋に傾いていく・・・。       (画像をお借りしました)

●書き下ろ詞からの連想&秋の洋スイーツ(おとりよせグルメより)
秋甘1
生スイートポテト6本入り/菓子香房 大阪・甘泉堂
秋甘2
IWAHANA焼きモンブラン6個入/L’atelier du NINIKINE
秋甘3
和のモンブラン/やながわ通販



「ぶどうの花、咲く頃は」 岸田敏志              ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月28日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
★9月もさまざまに、想定した多くの歌手と、いくつかのシリーズも
組み入れながら実験的、挑戦的にオールジャンルで書き下ろ詞を
UPしてきました。 
女歌
今日想定した歌手は 岸田敏志 さん。書き下ろ詞も3作目です!
今回はナイーヴだった年ころの少女の淡い恋を
岸田さんならどう唄うかと書いた意欲作です。
🎼みなさんは各フレーズの行間を読み解きながらイメージを
ふくらませてください。
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ぶどうの花、咲く頃は

ぶどうの花 咲く頃は
わたしの胸 甘くそよぐ
はつ夏の 風がはこんだ
あの人からの伝言(ことづて)
果樹園のはずれで待ってる、と
17の夏 五弁の花びら そっと拾って・・・
ぶどうの花
花咲く日は みじかくて
一度か二度 しのび逢うの
肩の手が 背なにまわって
あなたがくれた接吻(くちづけ)
幸せよ たわわに実って、と
ふくらんだ胸 願いごと託せば やがて叶うと・・・
果樹園
ぶどうの実 手にとれば
懐かしさの 淡いしずく
遠い町 今も静かに
あの日のままの微笑(ほほえみ)
浮かぶのは 見慣れた場面でも
かさねゆく歳 少女に戻って いつも偲んで・・・


ひとこと:ぶどうといえば房になった果実のほうがすぐに思いつきますが
小さな目立たない薄緑色の花を咲かせます。
ぶどうの花言葉には「陶酔」「好意」「信頼」「思いやり」「親切」
「慈善」「忘却」「酔いと狂気」といったものがあります。
ぶどうからワインを作ることができることに由来して
お酒に関連した花言葉が多いのが特徴です。
「誕生花で花占い♪」より引用

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎ぶどうタワー
28s

This time last time ― 思い出ブログ・去年の今頃 ―  ★9月第4週その1 FACEBOOK同時掲載

2018年09月27日 | 思い出ブログ
9月も第4週。不規則に寒暖の差が感じられるこの頃
懲りずにまた台風が近づいています。
それなりにアクセスの多い《― 思い出ブログ・去年の今頃 ―》
9月第4週その1の「まくら」は2018年今季終了後の
プロ野球引退選手について。あまり詳しくない野球、
自分でも知っている範囲で残念な思いを共有しましょう。
巨人・杉内俊哉投手(37)
2005年に最多勝、沢村賞に輝くなど、通算142勝を誇る左腕
広島・新井貴浩内野手(41)
阪神に自由契約を申し入れた14年オフには8年ぶりに広島に復帰。
16年に25年ぶりの優勝に導いた。この年には通算2000安打で
名球会入りも決めリーグMVPを受賞。毎年オフには護摩焚きの
修行で顔を真っ赤にしていたストイックな姿が印象的。
中日・岩瀬仁紀投手(43)と荒木雅博内野手(41)
西武・松井稼頭央外野手(42)
守備だけでなく走攻守全てがトップレベル。遊撃手の概念を変えた。
03年オフに海外FA権を行使。内野手として初めて日本球界から
米メジャーに移籍し、メッツ、ロッキーズ、アストロズで
計7シーズン躍動。09年には日米通算2000安打を達成。
中日・浅尾拓也投手(33)
黄金時代をセットアッパーとして支えて12年間の現役生活にピリオド。
150キロ台後半の速球と落差のあるフォークで魅了。
11年には79試合に登板して中継ぎ投手として史上初のMVPが光る。
浅尾のおかげで自分はいっとき中日ファンになった。
その道一筋、それぞれに心に残る人たちが球界を去っていきます。
杉内 新井 岩瀬 荒木 松井 浅尾

★さて、MyブログとFACEBOOKでは《This time last time》
― 去年の今頃・思い出ブログ ― 
と題して不定期投稿しています。
FB表紙
今回は 2017年9月4週書き下ろ詞 UP記事のPART1を紹介。
2017/09/23「氷雪みなと」北野まち子
氷雪2 氷雪1
遠く 遠く こんなに遠く
宗谷本線 雪列車
窓の向こうに 思い出散らし
ひと駅ごとに あなた いなくなれ・・・
涙 ざんぶ と せき止める
氷雪みなとの 北の防波堤


2017/09/24「奥美濃しのび宿」市川由紀乃
しのび2 sinobi
心をあなたがくだされば
わたしは命を あずけましょう
むらさき桔梗が やさしくゆれて
霧が畳を 這うころは
抱いてください 抱かれておぼろ
奥美濃しのび宿


2017/09/25「世田谷線沿線 散策」★松陰神社~豪徳寺・招き猫
世田谷1 世田谷2
連休の一日を客人と一緒に《世田谷線散策きっぷ》を利用して
世田谷線沿線を散策!初秋の心地よい天候のなか
三軒茶屋をスタートし、下高井戸までの10駅めぐり。
いちいちクドい説明は控えるが、客人がぜひとも行きたいと言った
松陰神社豪徳寺だけは画像とともに紹介!


2017/09/26「おんなの駅舎」 北山たけし
北山999 北山9999
恨んでなんか いませんと
くちでははっきり 云えたのに
予約もしない 列車が着いて
みれんと涙の ドアがあく
どちらに乗っても おんなの駅舎(えき)
払い戻しの効かない ベルが鳴る

★PART2もお楽しみに。★毎日が書き下ろ詞!9月特集
《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》もお忘れなく!

「悲願橋」 永井裕子                    ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月27日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
いよいよ終盤です!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『ヒガンバナ→彼岸→悲願』
●想定した歌手は 永井裕子さん。
永井

「悲願橋」
ヒガン3
雨のすだれを 押しのけて
心ばかりが あなたに走る
待つも待たせも きらいな良人(ひと)
来ないと決めて 五時打つ鐘の
日暮れに消えて ゆくのでしょうか
逢わせてください 悲願橋
ヒガン2
右も左も ぎりぎりに
枝葉のばして 水面をかくす
まるで二人の 葉隠れ恋を
見ているようで よろける足が
窪みに取られ 足もとぬらす
どなたが名付けた 悲願橋
悲願橋
ほうら 来たよと 目印に
橋のたもとに 石ころひとつ
胸をうたれる やさしさ憎さ
さすがにそれは 憐れと思い
(きびす)を返し 戻るでしょうか
あなたが恋しい 悲願橋


ひとこと:おおっぴらに会うことのできない男と女
両岸に樹木を伸ばし流れる小さな川
傍目に目立たぬように掛けられた橋を逢瀬の場所ときめて
女は待つ。男は来るのか来ないのか
ビミョーな心の綾に女はすがる。まさに悲願、哀願を
その橋に託すかのように・・・
 *ヒガンバナと悲願をかけました (画像をお借りしました)

「晩秋酒場」 よし ひろし                       ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月26日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
いよいよ終盤です!
男歌
今日のインスピレーション ―秋― は 『いちょう/晩秋』
●想定した歌手は よし ひろしさん。
「大塚ブルース」「京都ふたたび」に続き
このブログの書き下ろ詞、3度目の登場です!
よしX よし98 よし99 よし2

晩秋酒場
いちょう

衿をかすめる 銀杏(いちょう)の葉さえ
俺にわびしく ふりかかる
ましておまえは 胸ふるわせて
何処でしのぐか 秋しぐれ
いいやつだったよ・・・
面影 とも連れ 晩秋酒場

詫びるつもりの 酒断ちなのに
三ヶ月(みつき)持たずの 根性なし
たぶんおまえは あきれた顔で
弱さ ずるさを 叱るだろ
いいやつだったよ・・・
今でも恋しい 晩秋酒場

夜の駅裏 迎えに来いと
酔いにまかせて 悪あがき
いつもおまえは 灯影のすみで
待っていたっけ かぼそげに 
いいやつだったよ・・・
男を泣かせる 晩秋酒場


ひとこと:好きで惚れてもいたのに男の弱さ、ずるさで別れてしまった
女性への詫び歌。女性の面影を偲びながら、酒場でひとり飲む男・・・
秋の終りのひとコマです。
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●書き下ろ詞からの連想&こじつけ:酒場
「Yahoo!ライフマガジン編集部」の記事から画像お借りしました
 京都・木屋町【みず屋たったいす】
みずや3 みずや1 みずや2

お誕生日のお祝いに!「長良川左岸」 安田龍彦さんへ 

2018年09月26日 | 今日が誕生日
やすだOK

SNSの、主に《音楽》つながりで《友達》になっている
安田龍彦さんは歌手ではないが、プロフィールでは
《大好きなカラオケ》を日々楽しみ、そこから波及して
多くのプロ歌手のキャンペーンの招聘やCD購入での応援、支援は
もちろん、私のようなモノ書きにもSNSの記事をUPするたび
必ず見て応援してくれています。
や1
9月26日は安田さんの《誕生日》ということもあり
安田さん在住の岐阜は自分にも大いに関わりのある地なので
お祝いのプレート画像とともに安田さんのためだけの
《書き下ろ詞》を贈ります!

長良川左岸
長良 長柄
今は この川筋が
憶い出の宿る路(みち)
街明かり 浮かぶ水辺
あの人を そっと引き寄せ歩いた 秋の日

 鵜舟が音を立て 川上へのぼってゆく
 気がつけば あの人はいない
 どこへ消えた 何故に消えた 
 ・・・長良川左岸
長良橋鵜
岸に舞う わくら葉が
足元にからみつく
橋に立ち 迫るうす闇
あの人の 淡い化粧の名残りも 夢幻(まぼろし)

 かがり火 闇に燃え 人はまだ宴の中
 いさぎよく あの人を忘れ
 過去を消して 愛を棄てて
 ・・・長良川左岸


この詞を書きながら杉本眞人センセイのメロディーラインを
思い浮かべていました。安田さんに気に入ってもらえれば happy!
 —いつも、いつまでも お元気でお過ごしください—

「黄昏色のストール」 荒木由美子                     ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 

2018年09月25日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『ストール』
●想定した歌手は 荒木由美子さん。
併せて《はじめて書き下ろす歌手》シリーズに登場です。
荒木
黄昏色のストール

今年は寒い夏でした
それにもまして あの人は
黄昏色の ストールを
さびしいわたしに 巻かせるのです

かくれてぬぐった くちびるを
あのときどうして 見てしまったか
今でも 胸には 風が吹き
ストールだけでは しのげない

ストール2ストール3ストール1
(Rakutenから画像をお借りしました)

わたしのほうが切り出した
別れにそっと うなづいて
合鍵だけを テーブルに
残して部屋から 出ていきました

あわてて指環を はめるのを
わたしは何度も 見てしまったの
いちばん 嫌いな 秋の暮れ
ストール 涙で しめらせる

今でも 胸には 風が吹き
ストールだけでは しのげない
いちばん 嫌いな 秋の暮れ
ストール 涙で しめらせる

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ひとこと:荒木由美子さんもやはり歌手復帰した。マイペースで、の
イメージがするがどうだろう。彼女のデビュー時に私はそのレコード
会社にいた。アイドル全盛時で彼女もヒットをとばしその一角を担った。
あれからウン十年。今はこういったセンチメンタル色のある内容の
バラード風も十分唄いこなす歌い手にキャリアアップしていることだろう。
 ほかの女と唇をかさねた男のワンシーンを見た女。べつの女の前では
 指輪をはずして独身面している男が身近にいる女に接するときには
 あわてて指輪をはめる男。卑怯と裏切りと幻滅が女の胸で渦巻く・・・
                    (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ 
◎メニューがユニーク:たそがれセット(居酒屋GIN)
たそがれ

「泣く泣くSeptember 」 研ナオコ                   ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月24日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『セプテンバー』
●想定した歌手は 研ナオコさん。
このブログでの書き下ろ詞、4度目の登場です!
け5 研ナオコ
泣く泣くSeptember

ため息ひとつ つくたび
幸せひとつ 逃げるなら
わたし もういくつ 幸せ逃がしたかしら

しばらく 恋してなかったのに
一夜を共にした人は
わたしをいちばん 不幸にした

泣く泣くSeptember
日ごとに 枝から葉がおちる
泣く泣くSeptember
涙さえも 裏切り
涙にまで もて遊ばれて・・・
け6 落葉樹
同情なんていらない
けじめをつける やり方は
わたし いつからか 誰より上手になった

思えば 魔がさしたとか
どんなにふりかえってみても
答えはそれしか 浮かんでこない

泣く泣くSeptember
このまま 凍える冬がくる
泣く泣くSeptember
愚かすぎて 傷つき
おびえるほど 打ちのめされて・・・

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ひとこと:1970年代に映画会社、東宝のレコード部門
として東宝レコードがあった。研ナオコさんはその
レコード会社から第1号歌手として1971年にデビュー
した。それから4年後、当時のキャニオン・レコード
から『愚図』を引っさげて発売するやいなやヒットを
連発し始め決定打は'78に発売した『かもめはかもめ』
ご存知中島みゆき作品だった。当時のシングル、LP、
カセットなどの売れ方のすさまじさは当時キャニオン
にいた私は目の当たりにしているだけに今思い起こし
ても本当に懐かしい。研ナオコさんはタレントや
コメディアンヌとしての様相から一変、歌手としての
雰囲気の持って行き方の転換や落差は秀逸!好感!
               (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎セプテンバーローストコーヒー/品川
ロースト1 ロースト2

「漁港(みなと)の女房」 北野まち子                    ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月23日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『漁港の水揚げ』
●想定した歌手は 北野まち子さん。今日、9/23が誕生日です。
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漁港(みなと)の女房

雨のすだれを 押しのけながら
岬まわりの 帆かけ舟
 迎えにくるとは 聞いたけど
 うれしがらせて 驚かす
あなた ほんとに ひとすじ縄じゃ
恋の手の内 明かさない
岬まわり

風の向きなど おかまいなしに
沖へ沖へと 舵をとる
 荷物はなんにも なくていい
 みんな揃えて あると云う
あなた どこまで 惚れさせ上手
片目つぶって カップ酒

漁師町
舟に酔うほど 純情ぶるな
なんて言いぐさ ひどい人
 見かけと本音は 真逆でも
 ことば端ばし 情がある
あなた わたしも 漁師の町で
なってみせます みなと妻


ひとこと:平成元年に「包丁一代」でデビューして以来、今年は28年目。
これぞ決定打という花火を打ち上げてほしいものだ。
 漁師の男と恋仲の女性が、ようやく一緒になって所帯が持てる。
 男はわざわざ舟を仕立てて、対岸の町で待つ女性を迎えにくる。
 あ・・・これで私も惚れた漁師の女房になるんだ、という決意を
 男の振る舞いや言葉を折り込み、カラッとした海もの演歌を
 書き下ろした。

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎さんま/花咲港
23g2 23g1
 

This time last time ― 去年の今頃・思い出ブログ ―  ★9月第3週 FACEBOOK同時掲載

2018年09月22日 | 思い出ブログ
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
やはり9月です、不規則に寒暖の差が感じられるこの頃です。
9月も第3週が終わります。 
猛暑・酷暑の8月から9月のこの週にかけて
音楽・芸能・スポーツ界で関心を寄せる何人かが亡くなりました。
9/18 山本KID徳郁 41歳 総合格闘家
9/17 小田裕一郎 68歳 作曲家
9/15 樹木希林 75歳 女優
8/30 鳥井実 83歳 作詞家
8/19 森岡賢一郎 84歳 作曲家、アレンジャー
8/6  志賀大介 83歳 作詞家
7/31 タイヘイ夢路 88歳 浪曲漫才師
KID yjimageT05D2I38 きき9 鳥井 森岡 志賀大介 タイヘイ
その道一筋や多彩に活躍などそれぞれに心に残る人たちです。
★さて、MyブログとFACEBOOKでは《This time last time》
― 去年の今頃・思い出ブログ ― 
と題して不定期投稿しています。
FB表紙
今回は 2017年9月3週書き下ろ詞 UP記事の紹介。
改めてチェックするとMyブログのカテゴリーの広さが伺える多彩な記事
で頑張っている自分がうかがえます。

2017/9/16「清澄庭園にて」清澄
きのうは、あえて通勤ラッシュ時間帯の電車に乗り
路線で一本、清澄白河駅下車、清澄庭園に直行!
開園を待って入った庭園はあとに続く人もなく
しかし秋を感じるには、もみじの色づきや萩の花の開花も
まだほど遠く、順路に従って歩くゆったり感は格別で
(以下略)

2017/9/17「女 一生 花ざかり」三川ゆり
三2
ひとりひとりの 紅い糸
女はこころに 巻いている
二十才 三十路の 淋しさつらさ
いくつ来ようと 耐えぬいて
咲かせましょうよ 咲きましょう
女 一生 花ざかり
 

2017/9/18「ひとつ歳をとるたびに」日高正人
日高
ふるさと遠かろ 恋しかろ
偲ぶ そのたび 背のびする
順風万帆の 人生を
望んだわけでは ないけれど
おふくろだけは 泣かすまい
心に刻んで 生きてきた
ひとつ歳をとるたびに
涙がしょっぱく なってきた


2017/9/20 特集:マニアック歌謡・坂東玉三郎「アプレトワ」
玉三郎
不定期シリーズ《特集:マニアック歌謡》第7弾!
今回は異業種な人のシャンソン・アルバム(CD)から
歌舞伎俳優・坂東玉三郎さんが1995年に発売した
「一寸おたずねします」


2017/9/21「讃めてやれ」福田こうへい
福田
人はおだてて 動きはしない
やって見せ 説いて聞かせて やらせてみよう
ともに喜ぶ そのときが
くると信じて いる限り
(ほ)めてやれ 讃めてやれ 讃めてやれ


2017/9/22 心にのこる この歌1曲★藤圭子「聞いて下さい私の人生」
藤圭子
今から40数年前、テレビ・ラジオ・街角には彼女の歌ばかり流れていた。
1969年「新宿の女」でデビューするや、またたく間に若者から大人まで
圧倒的な支持を受け、1970年代の音楽シーンを駆け抜けた。
1stアルバム「新宿の女」、2ndアルバム「女のブルース」と合わせて
1970年3月30日付から翌年1月11日付オリコンアルバムチャート
42週連続1位(約10ヶ月)しかも1970年3月30日付から7月27日付の
18週間はシングル&アルバム両チャートで第1位獲得。

「雨しぽしぽ」 小沢あきこ                 ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月22日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集しています!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『秋雨』
●想定した歌手は 小沢あきこさん。
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雨しぽしぽ

降ってきました しぽしぽ雨が
あなた 濡れてはいませんか
音沙汰ないまま 半年過ぎて
こころ薄墨 秋が去(ゆ)
今でもあなたの 女でしょうか
しぽしぽ
寒い日暮れの しぽしぽ雨は
誰が名づけた 恋し雨
おんなじ傷跡(いたみ)を 分け合いながら
生きてゆければ 良かったと
思うは女の 未練でしょうか
震える花
花もふるえる しぽしぽ雨は
つなぐ術ない なみだ糸
もどって来そうで 三日に一度
鍵もかけずに 待つ夜に
口笛ふくのは あなたでしょうか


ひとこと:小沢あきこサンの歌手デビューは1993年、25周年の区切り。
決定打がほしいですねぇ~。 疎遠になった男への思慕を
しぽしぽと降る秋雨になぞらえた書き下ろ詞です。
                  (画像をお借りしました)
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ ◎秋しぐれ:大倉山 青柳
22g 22g2

●このブログにアクセスしてくださる方でプロ、アマ問わず、
附曲してほしい、自分のオリジナル曲としてCD化して唄いたい 
など問い合わせをいただきます。
すべて歌手名は『想定して』あるだけで、
気に入った書き下ろ詞があればどうぞご連絡ください。

「こぼれ星の町」 福田こうへい                 ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月21日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 の特集も後半です。歌の秋はますます深まります!
男歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『星がこぼれる高山村~長野』
●想定した歌手は 福田こうへいさん。今日9/21が誕生日です。
このブログ、6篇めの書き下ろ詞です!
福田 福田 DSC_0477_20180829065748 DSC_0476_20180829065737 DSC_0479_20180829065814 DSC_0478_20180829065801

こぼれ星の町
21s
日昏れよ 早く来い
飲もう 酔うほどに
思い出ネガを 胸ン中つめて
冷えた酒 いただきますを云う

 秋がはじまるね 
 色づく町に ほうら こぼれ星 二つ三つ
21の2 21の1
無事だよ 何もなく
酒が 沁みてるよ
遠くの友は 今ごろはどこで
変わりなく 元気でいるだろか

 秋はみじかいよ 
 見上げる空に ヤッホ こぼれ星 青く落ちて


ひとこと:男が酒を飲むのに理屈や忖度は野暮の極み。
この一点を軸に、民謡出身の福田さんにおよそ演歌色を
廃したものを、と書き下ろした。こういった詞はメロ先か
と思わせるところがミソ。    (画像をお借りしました)

●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ◎満天/彩雲堂(島根県松江市)
満天


「蝉と紅葉の物語」 青山ひかる ★9月の特集《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだ+α な書き下ろ詞》

2018年09月20日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
一日一回、初秋・9月の空を見上げ、心身の安らぎを得ましょう。
今月は《秋の気配・秋の色づき 秋にちなんだプラスα な書き下ろ詞》 の特集。ますます快調です!
女歌
今日のインスピレーション ―秋― は 『蝉 紅葉(もみじ)
●想定した歌手は 青山ひかるさん。
このブログでの書き下ろ詞も13作めになります!
ひかる1 ひかる2

蝉と紅葉の物語
せみ1
ぬけ殻だけ残して
飛んでった あんたは どこへやら
夏の終りに まだ鳴く蝉の
音色聞いても あんたじゃなさそう
 あぁ そんな予感がしてた
 葦簀(よしず)のすき間から 
 うつむいて帰る あんたを見て
 今年の秋は 私もてあますことになると。
抜け殻

改札口 遠目に
見ていたら あんたは 北口へ
そっちあたりは 飲み屋もないし
血の気引くほど そうか、と気付いた
 あぁ よりをもどしてたんだ
 今夜は飯(めし)はいい
 そう言った晩は 酒だけ呑み
 寝てろよ先にと 私抱くこともしなくなった。

もみじ
紅葉(もみじ)は紅くなれず
秋風が背中を さか撫でる
手もちぶさたに 畳のへりを
じゃれ猫みたく ひっかいて 泣きべそ
 あぁ 夏から秋の 変わりめ
 化粧もおっくうで
 壁ぎわにもたれ おんなじこと
 くりかえしてる 私バカすぎて嫌いになる。


ひとこと:月いちで書き下ろ詞を続けている青山ひかるサン。
演歌から歌謡曲、はたまたJ-POPふうまで、テーマやモチーフを
いくつかストックしているほどです。
 蝉を男に、紅葉を女にたとえ、信じきって愛してた男を失った女性の
 夏の終りから秋の始めまでの季節のはざまの、うつろになってしまった
 心象を書いています。
 恋愛に限らず、そんな想いになる時ってありますよねぇ~。
                     (画像をお借りしました)
石1
●書き下ろ詞からの連想&こじつけグルメ 
◎蝉しぐれ・青柚子(彩雲堂:島根県松江市) 
◎秋襲(あきがさね)(京都西陣:鶴屋吉信)
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