眉をかすめた 初雪が
おれを故郷に 連れ戻す
嘘を 夢だと 説き伏せて
ひとり残した あいつサ・・・ ヨサエ~
も少しな あゝ 待ってろな
ひとりつぶやく みちのく雪手毬
声を聞いたら 泣くからと
届く便りの なみだ文字
髪を 手指を 凍てつかせ
長い冬越す あいつサ・・・ ヨサエ~
ごめんよな あゝ 勘弁な
意地を丸める みちのく雪手毬
ここで妥(お)れたら 悔いだけが
おれに一生 つきまとう
少し明かりが 見えたよと
抱いてやりたい あいつサ・・・ ヨサエ~
心はな あゝ お前だけ
てんて てん毬 みちのく雪手毬
よもやま:先日、早朝のTV歌番組に福田サンが出ていた。
このブログでは 「望郷ツンツン節」と 「ふるさと万来」をUPしているが
どちらも福田ファンであろう方に今も多くのアクセスをいただいている。
まだまだ猛暑の毎日、業界ではもう秋から冬への新譜情報が見受けられるので
福田サンへの書き下ろ詞、第3弾は
夢を叶えるため都会へ出た男が、ひとり故郷に残した女性への恋慕と詫びを
雪手毬になぞらえた演歌です。