❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「君がおしえてくれた」 ゆず 東日本大震災 勇気歌

2011年03月31日 | J-POPグループ
子供
もういちど 心のダイスころがして
ふりだしからはじめたい 愛と勇気のために

吹き過ぎる風のなか 光が見えると
涙を微笑みに変え ぽつり君が言った
世界のどこかに 哀しみはいつもある
瞳にやさしい涙こそ 本当の愛だね

生きることは 生かされること 
君が胸に手を当てる
そのぬくもりを 僕も持ちたい
君がそれを おしえてくれた


今だからできること 何かがあるはず
心を春色にして ぽつり君が言った
世界で誰かが 今日だけに生きている
自由にならない我慢こそ のり越える勇気だね

生きることは 生かされること 
君の言葉 愛になる
そのいたわりを 僕も持ちたい
君がそれを おしえてくれた


  ひとこと:日本の、世界の、あらゆる場所から
       愛と勇気を届けるメッセージが日ごとふくらむ。
       震災をまぬがれた者は、その何倍も何倍も
       感謝しないといけない。
       家を家族を友達を失った子供たちが
       今、伝えたいことをけなげに語る姿を見て
       胸あつくしない人はいないだろう。
       「生きています、頑張ります」
       そう言っていた子供のひとコマを見て、泣けた。
       そして、この詞を書いた。

「出船のあなた」 松村和子

2011年03月29日 | 演歌女性歌手
松村

  いやよ いっちゃいやよ
  船がにくい あなたがわるい
  愛を錨で 断ち切って
  忘れろと …船が出る
  あなたの影が 点になる
  かもめ かもめ その羽根貸して
  女ごころが わかるなら

  嘘よ みんな嘘よ
  誰もいない あなたが命
  酒が仕掛けた 噂だと
  伝えたい …もう遅い
  抱かれた夜が 凍りつく
  風よ 波よ ゆくてを止めて
  あなたなしでは 明日がない

  だめよ 捨てちゃだめよ
  待てば逢える あなたは帰る
  夢をこころに 抱きしめて
  忘れない …信じたい
  冬から春を 待ちわびる
  かもめ かもめ 届けておくれ
  女ごころの さびしさを



   ひとこと:歌手生活30周年を過ぎ、最近はTVやラジオへの
         露出も増え「面影しぐれ」で頑張っている様子。
         途中ブランクがあったように記憶しているが
         あれは何だったろう。
         「帰ってこいよ」のイメージがあまりに強すぎて
         しかもあの張るばっかりの
         甲高い声が耳障りだったが
         キャリアを生かしてヒットをめざしてほしいものだ。

「霜月の花」 岩本公水

2011年03月27日 | 演歌女性歌手
岩本

  うたた寝かさねて 目ざめれば
  なみだがあなたを 恋しがる
  逢いたいけれど あてがない
  うわさは嘘に きまってる
  ため息さえも 風の笛
  今夜も咲けない 霜月の花

  厭きたと云うなら その口で
  おしえてください 別れかた
  わたしでなくて いいのなら
  許した肌が 罪になる
  さめればつらい 幻夢ひとつ
  さだめに凍てつく 霜月の花

  わがままなんかを とがめない
  やんちゃも出来なきゃ ただの人
  惚れたら負けは 承知です
  やさしさひとつ 欲しいだけ
  百日千夜 待とうとも
  あなたに咲きたい 霜月の花



   ひとこと:デビュー後15年が過ぎた。
         途中長いブランクがあったが現在は元気でなにより。
         歌唱はしっかりしていて音程もたしかなのだが
         いい意味で、もう少し俗っぽくて開き直った感覚がほしい。
         いつまでも純情演歌では聴き手がそそられない。
         「涙唱」を唄った頃は、うまい具合に抜けるかな、と
         思って期待したのだが。
         なお、この「涙唱」はオリジナルが松村和子で
         そのときのタイトルは「寒流」
         聴きくらべてみるのも一興。

「おさけ情話」 小野由紀子

2011年03月26日 | 演歌女性歌手
小野

  女ひとりの 手酌の酒は
  酔いのまわりを はやくする
  人肌とっくり なでながら
  恋しさ憎さの みれん酔い
  捨てたあなたの 薄情よりも
  尽したりない わたしに泣ける

  こんどばかりは かけ引きなしに
  命あずけて 惚れていた
  遅れて咲いても 花は花
  情けのしずくで 一途咲き
  ひとりよがりの 幸福ごっこ
  愛想づかしか くたびれ損か

  こぼれ涙を お猪口にあつめ
  いっそあなたに のませたい
  バカだな一緒に 帰ろうと
  その声その手に すがりたい
  夢にはぐれた 五月雨酒に
  問わず語りの ため息ばなし


   ひとこと:1963年にデビューして48年目。
        もうそんなになるんだ?、と思うほど
        歌唱はいつも凛としていて
        歌詞(ことば)がはっきり伝わることに定評がある。
        地味ではあるがいくつか玄人好みする作品が多い。
        キング・徳間と移籍し現在はビクターだが
        すっかり演歌に弱くなったビクターでは惜しい。
        踊りの名手でもある彼女なので
        振付も出来るような詞を書いてみた。

「ふるさと仁義」 米倉ますみ

2011年03月24日 | 演歌女性歌手
米倉ますみ

  ごめんなすって ふるさとさんよ
  ご無沙汰つづきの 詫び仁義
  雪のさいはて 流れ鳥
  情け 恩愛 つばさに抱いて
  いまだ人生 はぐれ旅

  酒のにがさが 骨身にしみる
  あばよと別れた 恋ざんげ
  風の北陸 流れ鳥
  影もかたちも 見えない俺に
  花のかんばせ 背を向ける

  帰りたいのか どの面さげて
  帰ってゆくかと 影法師
  雨の瀬戸内 流れ鳥
  一か八かの 浮世の隅で
  濡れておもたい この命


   ひとこと:もとは浪曲師として15歳で舞台に立ち
         1983年「俺の出番はきっと来る」で
         レコード歌手としてもデビューした。
         恰幅のいい風体で「女鬼龍院」などのヒットもあるが
         演歌にチカラを入れないビクター所属では
         なかなか浮上できないでいる。
         とはいえ、歌手デビュー28年目。
         浪曲出身歌手としては
         二葉百合子サン引退のあとを継ぐ
         ベテランとして、ここ一発の奮起がほしい。

「夢しるべ」 細川たかし 東日本大震災 勇気歌

2011年03月23日 | 東日本大震災 勇気歌
細川たかし

  命かさねて 世間の渕を
  越えるさだめの 切通し
  愚痴をこぼせば あばれ風
  涙見せれば しぐれ雨
  負けちゃいけない 泣かないで
  さがすふたりの 夢しるべ

  ついてゆくのは 女の覚悟
  男 苦労を 背負って起つ
  うしろ向いたら あとずさり
  よそ見してたら けつまずく
  今日は昨日の 半歩前
  見えてくるくる 夢しるべ

  人を泣かせた 昔があった
  口に出せない 傷もある
  助け合うこそ 人の常
  感謝してこそ 人の恩
  明日に咲きたい 花ひとつ
  生きるささえの 夢しるべ



   ひとこと:大震災で寒い避難所で身を寄せながら
         不便な生活を強いられている人たち
         特に、父を母を子供たちを
         たいせつな家族を亡くした人々に
         心でいつもお見舞いの気持ちを抱いている。
         夢 などと簡単に言うが
         今の皆さんにはとてもそれどころではない。
         しかしせめて歌は暗くてはいけない。
         好いた惚れたを抜きにして
         こんなときこそ人はだれでも支え合いたい。

「恋夜叉」 山内惠介

2011年03月21日 | 演歌男性歌手
 山内

  雨になるから 帰ってちょうだい
  心にもない いじわる言って
  無理にあなたを 帰す夜
   ・・・わたしのものよ あの人は
  ゆうべも電話で 責められた
  過ちでも恋です 罪でも命です

  たかが紙切れ 一枚でしょうが
  妻は妻です 勝ち目はないと
  胸でつぶやく 負けセリフ
   ・・・こころはいつも 此処にある
  あなたの言葉に つい泣ける
  抱かれるたび華です 燃えたら炎です

  愚痴をこぼせば 女はみにくい
  逢えるだけでも 倖せですと
  すするあなたの のこし酒
   ・・・千年惚れて 愛します
  恋ゆえかわいい 夜叉になる
  過ちでも恋です 罪でも命です



   ひとこと:今年がデビュー10周年。
         作曲家・水森英夫の門下生として
         ずいぶん成長した。
         過日ラジオの番組でのおしゃべりも
         なかなかうまかった。
         話のはじまりに え?、とか そうですね?、とか
         必ず言う輩が多いなか
         自分の考えをしっかり持っていて
         落ち着いていたのは非常に好感が持てた。
         新曲の取り組みにも自分なりに
         工夫をしたようで努力家だ。
         聴いていて思ったのだが、彼の声には
         中低音に魅力があることに気付いた。
         これをうまく生かせばヤサ男の
         見た目とのギャップが生きて
         いい作品が出来ると思う。
         事務所の社長は長らく敏腕で鳴らした
         元レコード・ディレクターなので無論承知だろうが。

「and now adoventure」 加山雄三

2011年03月21日 | J-POP男性歌手
加山
  遥かなる海に 手招きされ
  若き日はチャレンジの 毎日だった
  良き友に出会い チャンスをつかみ
  涯てのない海原めざし 今日まできた
   入江廻りの日々があり 
   岩場がくれの時もあった
   心の錨の 重たさも知った
  and now 人生に帆をあげて あしたへの海をゆく
  and now 人生をjumpして 冒険はまだつづく

  名も知れぬ船は 小さくとも
  かさねゆく歳月に 潮の香きざむ
  満天に光る 父 母の星
  限りない感謝をこめて 折々に見ゆ
   入江廻りの日々があり 
   岩場がくれの時もあった
   心の錨の 重たさも知った
  and now 人生の舵をとり 愛し子よ わが妻よ
  and now 人生にpowerつけ 冒険はまだつづく

   入江廻りの日々があり 
   岩場がくれの時もあった
   心の錨の 重たさも知った
  and now 人生に帆をあげて あしたへの海をゆく
  and now 人生をjumpして 冒険はまだつづく


   ひとこと:昨年、芸能生活50周年を迎え
         つい最近は芸術選奨文部科学大臣賞を
         受賞した若大将。
         とても74歳とは思えない若さ。
         映画も見た。歌も聴いた。
         ファンとしては心から拍手!

「一か八だよ人生は」 長保有紀

2011年03月20日 | 演歌女性歌手
長保

  しゃくな時代と こぼすな愚痴を
  あけてみせるぞ 風穴ひとつ
  握りこぶしに つかんだ夢を
  右へ投げるか 左に放るか
  迷いなさんな ソレ決めろ
  一か八だよ 人生は

  踏まれ蹴られて 転がるたびに
  丸くなるのさ 角ばる石も
  人の傷みが わからぬ奴は
  何をやっても すぐまたこけて
  恋も勝負も ソレ逃げる
  一か八だよ 人生は

  大きかろうと 豆粒だろと
  知っているのさ 己の役目
  人はだれでも 一生一度
  浮世花道 出番があるさ
  我慢、辛抱 ソレ耐えろ
  一か八だよ 人生は


   ひとこと:東北関東大震災を受けとめ
         レコード各社も関係する土地にちなんだ新譜が
         発売延期などの処置をとっている。
         少しずつだが復興にむけて動き始めているが
         歌にチカラがあるならば
         元気印の歌で世論を盛り上げるのも歌手の役目。

「Forty Generation ~40世代」 近藤真彦 東日本大震災 勇気歌

2011年03月19日 | J-POP男性歌手
近藤真彦
  時代(とき)に逆らうことが 若さの武器だと
  考えた日々は過ぎ 今 Forty Generation
  楽で不自由もなく なんでも出来ても
  目を据えて見るべきもの 今 それが大切

  昨日までおだやかに 吹いていた風
  あしたには出かけようと 決めていた場所
  すべて失くしても 振り向けば友がいる
  Forty Generation 動かない奴は誰だ
  Forty Generation 何かしら出来ることを
被災地の子供
  あした目覚めたときに 心に芽生えた
  決心を形にして go! Forty Generation
  人の痛みを知らず 言葉を発すな
  自己中なわがままなど No! すべてやめよう

  幾千のはばたきを 秘めている子等
  幾百の危機を越えた 敬いびと等
  頬の涙さえ あしたへの糧にして
  Forty Generation 背を向ける奴は誰だ
  Forty Generation 心から汗をながせ


  Forty Generation 動かない奴は誰だ
  Forty Generation 何かしら出来ることを

  Forty Generation 背を向ける奴は誰だ
  Forty Generation 心から汗をながせ



   ひとこと:どうしても東北関東大震災のことが脳裏を離れない
         募金もした。節電、節約もしている。
         それでもなにか足りない。
         今は書くことへの想いがほとばしり
         今日は40代にして確実に人生を刻んでいる
         近藤真彦をイメージして
         ROCK SPIRITを込めた詞を書いた。

「僕は信じているよ」 工藤慎太郎 東日本大震災 勇気歌

2011年03月18日 | J-POP男性歌手
工藤2
  凍えるその手をひらいて
  僕に包ませてほしい
  ふるえる心をもたげて
  僕にぬくもり 贈らせて

   何も言わなくていいよ
   あの日あの時 その日のことは

   君は生きて 生きていてくれた
   君は強く 強く立ち上がる

  少し時間が必要だけど 僕は信じているよ
  若葉の香る木々の下で
  笑顔が日差しに きらめくときを
  きっときっときっと 僕は信じているよ
笑顔


星空2

  見知らぬ誰かを見つけて
  君はやさしくしてたね
  眠れぬ夜更けに抜け出し
  君は星空 見ていたね

   何も言わなくていいよ
   あの日あの時 その日のことは

   みんな明日に 明日に歩いてく
   みんな強く 強く立ち上がる

  どんな言葉も見つからなくて 僕は歌しかないよ
  水辺を走る鳥の声に
  負けないくらいに 頑張る気持ち
  きっときっときっと 君に届けにゆくよ



   ひとこと:ここ2日間、東北関東大震災の勇気歌を2編書いた。
         POPS系で若手なら
         期待度No.1の工藤慎太郎しかいない。
         News報道や新聞記事から
         想いが言葉が、あふれるほどに湧き出てきて
         詞を書かずにいられない。
         慎太郎も被災された方々の思いを受けとめ
         歌でチカラを贈ってほしい。

「心かさねて」八代亜紀 東日本大震災 勇気歌

2011年03月17日 | 東日本大震災 勇気歌
亜紀

  生まれた場所や 育った土地が
  あなたも私も 違っていても
  今 思いはひとつ 東日本のこと
  それはあまりに 突然すぎて
  だれも経験したことのない。

   日差しが途切れ 明かりが消えて
   あたたかいもの すべて失くした
   やさしい海が 波を束ねて
   罪のない 人を暮らしを 
   はるか彼方へ 連れ去った
瓦礫の道

  怖さにふるえ 寒さにこごえ
  あの人この人 言葉をなくし
  ただ 生きてるだけで 奇跡 良かったと言う
  だけどあなたが 悲しいときは
  あたりかまわず 叫んでほしい

   父さん返せ 母さん返せ
   大切な人 そして我が子を
   見慣れた町が 泥にまみれて
   道のない 道をさがして
   今日も誰かが 立ちつくす
孤児

  わたしに出来ることがあるはず
  そばにいて 心かさね
  せめてその手を 握らせて
  
  誰もが出来ることがあるはず
  まっすぐに 心かさね
  どうか想いを 消さないで



   ひとこと:前日、東北関東大震災の勇気歌を書いた。
         男性歌手が北島三郎なら
         女性歌手では八代サンが断トツで適任。
         日ごと悲惨で不自由で不憫な状況を
         見たり読んだりするにつけ
         痛みをともないながらも
         あふれる想いを書かずにいられない
         気持ちでいっぱい。
         歌にチカラがほんとにあるなら
         商業意識抜きで、だれか歌手が声を挙げてほしい。

「埋れ水」 藤あや子 

2011年03月14日 | 演歌女性歌手
あや子

     もらさばや細谷川の埋れ水
       影だに見えぬ恋に沈むと  (金葉集)

  あなたの覚悟は わかっています
  私もまっすぐ ついてゆきます
  山あい うす墨 かくれ宿
  夜を待てずに 身をよせ合えば
  草の葉がくれの 埋れ水
  影さえ見えぬ 恋ひとつ

  中空はるかに 雨雲走る
  しぐれに変われば 女も変わる
  庭さき 満天星 はなれ宿
  命あずけて 細谷川を
  浮くも沈むも 埋れ水
  いいのよそれで 悔いはない

  あしたがなくても あなたがいます
  だれにも迷惑 かけたりしない
  深闇 霧立ち 焦がれ宿
  火照る躰を なお火照らせて
  草の葉がくれの 埋れ水
  どこまで堕ちる さだめでも


   ひとこと:過去、連続的にヒットを連発していた時期に比べ
         すっかりPOWER DOWNの感じだが
         起死回生を期待している。
         彼女自身が「小野彩」の筆名で
         作詞・作曲など手がけるようになったことは
         あまりい効果をもたらしていない。
         演歌の自作ライターは
         えてして自分の歌いやすいように 作品づくりをする。
         ある作曲家はそういう歌手には
         依頼があっても書かない と聞いたことがある。
         ファンの求めるもの
         皆が聴きたい唄いたいという作品が
         広角的に見えなくなるのだ、とも聞いた。
         実際、彼女のメロディー・ラインには
         違和感を覚える箇所がときおり見られ
         作品のテーマやモチーフも魅力的だと思えない。
         昨年は病を患い、休養を余儀なくしたことでもあるし
         再度原点に立ち戻って
         紅白にも復帰できるような作品で 勝負してほしい。

         最近あらためて古典文学を読むようになって
         古今和歌集・雨月物語をはじめ
         「金葉集」を読んでいたら
         詞ごころをそそられる和歌が多くあることに気付いた。
         この詞はもちろん藤サンをイメージして書いた。

「他人川」 水田竜子

2011年03月10日 | 演歌女性歌手
水田

  別れことばを 聞くのがこわい
  黙ってゆかれりゃ なおつらい
  じれるこころと 裏腹に
  待ってくれない さよならは
  こんなに好きで どんなに惚れても
  渡りきれない 他人川

  誰がいいとか どちらが悪い
  今さらよしましょ やめましょう
  胸にきざんだ 想い出を
  させてください 生きがいに
  こんなに好きで どんなに燃えても
  すがる瀬もない 他人川

  不幸ぶるほど 若くはないし
  そっぽ向くほど すれてない
  おなじ傷(いた)みに 泣く恋は
  したくないのよ もう二度と
  こんなに好きで どんなに惚れても
  あとを追えない 他人川



   ひとこと:1994年デビューし、今年は17年目。
         すっかりキング・レコードの中堅になった。
         最近は各地を題材に、ご当地演歌を唄っているが
         いかんせんメディアへの露出が少なく
         浸透度はイマイチ。
         実力も歌唱力もあるので、きっかけが欲しいところ。
         詞は悲恋ものでも曲調を明るめにして
         カラオケ好みで勝負したらどうだろう。