❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「ふたり行路」 西村亜希子

2010年08月29日 | 演歌女性歌手
にしむらあきこ

 ふたり行路



 あなたみたいに お酒がのめりゃ
 こころにシミは こさえない
 愚痴はよしましょ 生きてくうちは
 傷も出来ます 怪我もする
 ふたり暮らしてゆけるだけ
 あればいいのよ ぬくもりが


 にごり水でも ま白い花が
 さだめに耐えて 咲くと云う
 負けはしません これから先も
 山もあります 谷もある
 おなじ苦労を 分け合えば
 見えてくるのよ 倖せが


 惚れたどうしが 一緒になって
 この冬越せば 三年目
 信じましょうよ あしたの道を
 雨も降ります 風も吹く
 泣いて笑って つれ添えば
 味が出るのよ 二人なら



  ひとこと:「越佐海峡」のヒットを持つ彼女も
        すっかりベテランの域。
        演歌の宝庫クラウンで
        それなりに新曲も出しているのだが
        いかんせんメディアへの露出がいかにも少ない。
        ちょっと明るめの作品でスカッとした唄はどうかな?


「明るい夜、暗い昼」 内藤やす子

2010年08月28日 | 歌謡曲女性歌手
内8

明るい夜、暗い昼

ビルの谷間 わたし酔いつぶれ
それを拾った あんた物好き
ベッドばかりが 目につく部屋の
ふたり暮らしも なりゆきまかせ
 明るい夜 飽きもしないで酒通い
 かまってくれない 暗い昼
 ・・・愛でも恋でも なんでもない二人

午後の日差し 汗をかいた胸
そこがセクシー どこか傲慢
膝をまじえて 口きくことを
三月たっても 一度もしない
 明るい夜 それが決まりの酒びたり
 死ぬほど退屈 暗い昼
 ・・・愛とか恋とか なんにもない二人

 明るい夜 ケンカもナンパも酒まかせ
 心がかさつく 暗い昼
 ・・・愛やら恋やら どうでもいい二人


ひとこと:「六本木ララバイ」や「街角すみれ」は
なんど好んで聴いたやら。しぼり出すようなあの声で
ブルースを唄えるのは彼女だけ。

「恋灯虫」 長保有紀

2010年08月25日 | 演歌女性歌手
長保

  恋灯虫


  ひかげかずら
  逢いにこれなきゃ 私が行くと
  無理を云えない 身がつらい
  日陰かずらの さだめにとまり
  とぶにとべない 恋灯虫は
  恋しさに… 涙ふくんだ
  胸かきむしる


  惚れた弱みを 逆手にとられ
  ささえなくした さびしがり
  ほくろ模様の 不幸がふえて
  泣くに泣けない 恋灯虫は
  夏痩せの… 肌の白さに
  肩ふるわせる


  てんとう虫
  どこに目がある 心があると
  愚痴がこぼれる 濡れまくら
  仕掛け花火の 恋だとしても
  消すに消せない 恋灯虫の
  命火は… 燃えて一途に
  夢追いすがる



  ひとこと:クラウンに移籍後の長保サンは
        作品的も恵まれてベテラン健在、なおかつ順調そう。
        見てくれにそれなりに色気があるから
        じっくりと本格的に、艶うたを唄ってほしいもの。

「いとしこいし」 神野美伽

2010年08月23日 | 演歌女性歌手
しんのみか

  いとしこいし


  惚れてますねん 好きやねん
  平成心中 いとやせん
  それでも死んだら この恋わやや
  あんじょう侭すが 浪花のおんな
  きっちり分ってくれはりますか
  いとしこいしの ねぇあんた


  なにもいらへん ぜいたくや
  朝から晩まで 一緒やもん
  小さいながらも ふたりの店や
  包丁一本 浪花で勝負
  しっかりきばって精出しまひょか
  いとしこいしの ねぇあんた


  呑んでかまへん 酔いなはれ
  注されつ注しつも ええやんか
  今どき苦労が なんぼのもんや
  しぶとく生きるが 浪花の信条
  にっこり笑って添いとげますえ
  いとしこいしの ねぇあんた



  ひとこと:「市川昭介」先生の前でも
        美伽サンはいつも、屈託のない笑顔と話しぶりで
        はるみサンにつぐ次女のような存在だった。
        気風のいい浪花おんなを唄わせたら
        彼女はピカいちだ。


「のれん妻」 北見恭子

2010年08月21日 | 演歌女性歌手
北見恭子

五年がかりで 開いた店は
好きこそものの なんとやら
包丁さばきを 見事にきめて
味も上等 五つ星
お馴染みさんが 出来るまで
わたしはあなたの のれん妻

酒とたばこを 断ち切ってまで
南へ北へ 味修業
間口 席数 ちんまりしても
かようこころの あたたかさ
あなたの役に 立てるなら
なんにもいらない 欲しくない

声はなくとも 目と目を見れば
阿吽の呼吸で 分かり合う
愛情ひと匙 なさけを三匙
夢をならべる 皿小鉢
山 川 谷を のり越えて
あなたと道づれ のれん妻


ひとこと:格別聴きたくて聴くわけではないが
ふっと聴きたくなる歌手「北見恭子」サン
なかでも「女のさいはて」はぎりぎりで嗚咽を堪えて唄っているのを聴くと
わけもなくジ~ンとくる。

「君、別れることなかれ」 山本譲二

2010年08月20日 | 演歌男性歌手
山本譲二2

  思い出の鞄に 涙つめるなら
  君、別れることなかれ
  哀しみの切符を ひとり買うのなら
  君、旅立つことなかれ
   悪い噂がほんとでも
   酒でごまかすふりしても
   ほかには誰も愛せない あいつ
   ひと晩 雨に打たれたら
   きっと帰ってくるはずだから

  サヨナラの手紙が 涙にじむなら
  君、別れることなかれ
  音のない電話を ひとり待つのなら
  君、哀しむことなかれ
   下手な芝居をするよりも
   なにも言い訳しないのは
   心底 君に惚れている あいつ
   夜明けに 雨があがったら
   きっと迎えにくるはずだから

   こころ寄せ合う愛だけが
   生きるささえと云うのなら
   いちばん君がよく似合う あいつ
   冷たい雨も ぬくもりを
   きっとはこんでくるはずだから


  ひとこと:「山本譲二」で再浮上に賭けて
        とある町の、とあるスナックなどで
        キャンペーンに全力を傾けていた頃を知るものとしては
        みちのく? でブレイクしたときは
        涙が出るほどうれしかった。