❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「ぬれて和歌山」上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ ☆8月特集《日本全国ご当地ソング》♯26和歌山

2018年08月26日 | ムード歌謡
《日本全国ご当地ソング》の特集も
いよいよ第3コーナーからゴール間近!
●この時期にその土地に咲く花・ご当地県の人気グルメを紹介しながらの詞(うた)めぐり!
●グルメは「おとりよせネット」のサイトからランキング・トップを中心に紹介
(スイーツはあえて除外)
  ★ #26のご当地は和歌山
★想定した歌い手は 上野旬也 さん。
◎この詞を書き上げるまで頭の中でイントロ~間奏~後奏と
テナーサックスがむせび泣いていたムード歌謡です。
上野6 ちきん

ぬれて和歌山

飲めないお酒を くちにして
忘れるつもりの 人なのに
わたしの心に 住みついて
だめになるほど 恋しさが
恨みにかわる こんな夜は
なみだの雨に ぬれて和歌山
わかやま1

女の命を あの人に
あずける覚悟を したはずが
手のひら返しで だまされて
三日三晩を 泣き明かし
指からやせる さびしさが
港の雨に ぬれて和歌山
わかやま2

ため息つくたび しあわせが
逃げるというのが ほんとなら
思い出ひとつを 抱きながら
死んでゆくまで あの人は
わたしのもので いてほしい
みれんな雨に ぬれて和歌山


ひとこと:上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタのグループ
イメージは決してムード歌謡onlyではないですがこれまでの書き下ろ詞
13篇を折にふれ読み返すとさまざまなsituationのムード歌謡が
陽の目を待つように躍る書き下ろ詞ばかりです。

●和歌山に咲く8月の花:はまゆう
26はまゆう

●和歌山のお取り寄せ人気グルメ:まろやか梅/福梅本舗
26まろやか梅 26福梅

「五反田はぐれんぼ」上野旬也★山手線シリーズ  第29弾

2018年07月29日 | ムード歌謡
7月の書き下ろ詞の特集は《東京山手線シリーズ》でした。
全29駅のうち、いよいよこれが最後の29番目の駅《五反田》です。
各駅のスポットやお勧めグルメを紹介しながらの毎日、
タイトルを決めテーマを決めそしてドラマを作りながら
完成に至りました。演歌、歌謡曲ありJ-POPふうありシャンソンあり
音頭、サンバものありで、それぞれの駅に感じる私なりのイメージを
フル回転させて29篇書ききりました。ありきたりや類型的にならない
ようにの苦心はありましたが、日々のアクセス数やコメントを
眺めながらの作業はモノ書きにはやはり楽しいものでした。
さて最後の書き下ろ詞に想定した歌い手は
私の中の大切な常連上野旬也さん(上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ)
●今回で12篇になります。
yjimagePL6UNQ00 チキン3

五反田はぐれんぼ
五反田

駅前 駅裏 どこをさがしても
今夜も噂は からまわり
 お酒もすっかり 飲まなくなって
 化粧を変えたら ほくろが疼く
  訳も言わずに あの人は
  この街捨てた 私を捨てた
  五反田はぐれんぼ
スナック1
居酒屋 スナック '北の旅人'を
唄ったお客は いませんか
 ギターのイントロ 流れるたびに
 訳ある眸をした あの人でした
  はずしそこねた この指輪
  指から痩せて くるくる廻る 
  五反田はぐれんぼ

西口 北口 濡れてこぬか雨
さびしく見送る 終電車
 哀しみ色した ネオンの川を
 今夜も涙で 流れる女
  みれんしずくに つまづいて
  想いの糸も ぷつんと切れる
  五反田はぐれんぼ


ひとこと:目黒駅から山手線を右下方に見て坂を下りてくると
五反田です。山手線の橋脚をはさんで五反田の持つ街の貌は
大きく違うような気がします。山手通り側の手前の駅近辺には
風俗店が多く、独特の雰囲気です。他方ロータリー側を奥へ
歩けば、これまたいろんな職種の店があります。
situation:五反田にも多くある盛り場をテーマに
恋しい男に逢えないで探しつづける女性を盛り場演歌に仕立てました。
                     (画像をお借りしました)
●行ったことある《五反田》のお気に入りスポット「八芳園」
29
●《五反田》の私的お勧めグルメ「パン屋/アリエッタ」
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「女が階段を上るとき」                       上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2018年05月30日 | ムード歌謡
今日の書き下ろ詞 あの歌手あのartistにこの詞(うた)
毎月末をめどに登場願ってる上野旬也さん。
さて今回は何を…と考えて、上野さん=ムード歌謡
=銀座=酒場=女性と連想ゲームです。
夜の銀座にうごめく水稼業の女性がテーマの書き下ろ詞です。
上野1 上野6
女が階段を上るとき

夜ごと化粧して 夜ごと身を飾り
女の朝は 夜からはじまる
それが毎日を 生きるためだから
それが務めだと 覚悟している
 女が階段 上ってしまえば
 その日その日の 風が吹く
階段
鳥で飛ぶよりも 花で咲きたいと 
女は夢を ひそかに抱いてる
一度恋したら 楽になるけれど
一度泣くたびに 負けになるから
 女が階段 上ってゆくたび
 想うお方の 影を消す
森雅之
疲れましたわ と のぞく姫鏡台
女の肌に お酒は良くない
いっそやめようか 駄目になるまえに 
いつかやめようと 口にするのに
 女が階段 上ってゆくとき
 べつの私が そこにいる
 

ひとこと:和製POPS歌手であり、ビクターのディレクター
元テイチクの社長などを歴任した飯田久彦氏がかつて新聞で
大事なことを言っていました。
『今の音楽業界には、もっと曲のタイトルや
ヒット曲の歴史を大切にして』
『昔の曲にはヒットを生み出すヒントがあるはず』と。
これらは制作陣や書き手において、非常に大事な戒めです。
そんなことを思いながら、この書き下ろ詞のヒントになった
名女優「高峰秀子」と映画監督「成瀬巳喜男」の作品を思い出した。
飯田久 成瀬 黛
銀座のバーのマダムを巡って男と女の情を描いたこの映画は
成瀬監督の独特の映像美と黛敏郎のジャジーな音楽で
何回見ても引きつけられる秀作です。(画像をお借りしました)

「カルミアの憧憬」上野旬也

2018年04月29日 | ムード歌謡
🎼🎶🎵🎶 今日の書き下ろ詞は毎月、定期で登場願っている 
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
ムード歌謡8篇めになります。
上野1 1198d586-s
毎月、ムード歌謡ファンには書き下ろ詞を待ってくれている
人たちから、拍手、いいね、コメントが増えてうれしい限りです。
上野1 上野6
『今日の誕生花』シリーズ20篇目! 花はカルミア、です。

カルミアの憧憬(あこがれ)
カルミア2
あなたと片ときも 離れずいたいから
わたしに愛を分けてください
おつきあいが 長くなって
答え出すのを ためらわないわ

 わたしの心には
 いくつも愛の欠片(かけら)があって
 今日まで臆病なままでいた

 たとえばそれは カルミアの花
 あなたの愛のチカラで
 ひらくときがきたのね
カルミア1
もともと一人では 不安がいっぱいで
それでも愛を探しつづけた
どんなときも 嘘はつかず
真正面から さらけ出したわ

 女の振る舞いは
 愛する人の影踏まないで
 歩幅を合わせればうまくいく

 たとえばそれは カルミアの花
 エレガンスだとひとこと
 言われたいの あなたに


ひとこと:★カルミアは北アメリカ東部原産のシャクナゲに似ていて
「アメリカシャクナゲ」などとも呼ばれています。
蕾の時にはまるで金平糖の様で、開くとステキな日傘を
ふわっと広げた様な愛らしい型をしています。
●花言葉は「Elegant lady」優雅で上品な女性。
このような詞をムード歌謡の域に繋げるのを
作曲家・上野さんの技量に期待!

★これまでの書き下ろ詞は以下の通り。
過去記事を見ていない方のために・・・

●アイツは男か女か? この詞の主人公は男でも女でも通用し
男女どちらが唄っても意味は通じる。とびきりオシャレに
ムーディーな「Amの夜は更けて」
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●上野さんがロス・プリモス時代の盟友、森聖二サンへの
オマージュとして代弁するかのように書き下ろした「夜を悼む」8be38da8-s
●ムード歌謡の真髄とばかりに演歌調です!タイトルとの
ギャップが粋な「愛 ゆきくれて」
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●ベルベットのような愛を求め維持したいと思いつつ、二人には
破綻の兆し…さてこの愛の手ざわりは…?「冬の手ざわり」406c2255-s
●この書き下ろ詞のような実体験をした女性をイメージしての
相聞歌のような「さびしいワイン」
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●昔も今も、夜ともなれば銀座はまた別の貌を見せてくれます。
上野さんのホームグラウンド、銀座をテーマに「おしゃべりな銀座」a11730a0-s
●男がいつもと違う場所で酒を飲むのはどんな訳があるんだろう
めったに来ない新宿だけどね、のひと言のヒントから「濡れてる新宿」272e8ad8-s
●恋愛にドライで落ち込んだり深く悩んだりしない
今どきの女性? 「さよならのmistake」
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(画像をお借りしました)

「さよならのmistake」上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2018年03月24日 | ムード歌謡
★今日の書き下ろ詞は毎月、定期で登場願っている 
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
ムード歌謡8篇めになります。
毎月、ムード歌謡ファンには書き下ろ詞を待ってくれて
いる人が増えてうれしい限り。
上野99

さよならのmistake

それじゃまたね、の つもりで云った
トーキョー 夜更けの さよならでした
赤いワインは 胸の扉を
合鍵なしで あけてしまうのね
あれからデンワも こなくなり
ようやく気付いた さよならの
         さよならのmistake
ワイン

普段のわたしは あなたの背中
かくれてより添う 脇役でした
だけど一度も 嘘はつかずに
あなたにすべて 捧げ尽したの
それでもフラれて しまったと
あきらめ半分 さよならの
       さよならのmistake

枯葉
言葉はなくても 信じていれば
一緒になれると 思ってました
男ごころに 秋の枯葉が
はらりと落ちて それでおしまいね
それきり気持ちが しぼんでも
仕方がないのよ さよならの
        さよならのmistake


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ひとこと:これまでの書き下ろ詞は以下の通り。
過去記事を見ていない方のために・・・
●アイツは男か女か? この詞の主人公は男でも女でも通用し
男女どちらが唄っても意味は通じる。とびきりオシャレに
ムーディーな「Amの夜は更けて」
●上野さんがロス・プリモス時代の盟友、森聖二サンへの
オマージュとして代弁するかのように書き下ろした「夜を悼む」
●ムード歌謡の真髄とばかりに演歌調です!タイトルとの
ギャップが粋な「愛 ゆきくれて」
●ベルベットのような愛を求め維持したいと思いつつ、二人には
破綻の兆し…さてこの愛の手ざわりは…?「冬の手ざわり」
●この書き下ろ詞のような実体験をした女性をイメージしての
相聞歌のような「さびしいワイン」
●昔も今も、夜ともなれば銀座はまた別の貌を見せてくれます。
上野さんのホームグラウンド、銀座をテーマに「おしゃべりな銀座」
●男がいつもと違う場所で酒を飲むのはどんな訳があるんだろう
めったに来ない新宿だけどね、のひと言のヒントから「濡れてる新宿」

「濡れてる新宿」                    上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2018年02月26日 | ムード歌謡
★今日の書き下ろ詞は毎月、定期で登場願っている 
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
ムード歌謡7篇めになります。
毎月、ムード歌謡ファンには書き下ろ詞を待ってくれている人が
増えてうれしい限り。今回は新宿がテーマです。
●また、2月28日・3月1日にはBSフジ系「クイズ!脳ベルSHOW」
上野さんが出演します!楽しみですね~、愉快ですね~
上野99 クイズ

濡れてる新宿       

まさかあなたが 新宿で
飲んでるなんて 信じられない
 誰といるのか いつからか
 電話のむこうで 口ごもる
  たぶん濡れてる 心が濡れて
  昔の女を 思い出したのね
歌1
銀座育ちの 自分には
不似合いだねと 笑いとばした
 さびしがりやと 弱虫が
 あつまる街だと うそぶいた
  なのに濡れてる 頬づえついて
  ボトルのお酒を 空にしてるのね
歌2
遠いあの日の 古傷を
ほじくるならば 逢いにいかない
 みれん心は かけらにも
 残っていないと 言いきれる
  だけど濡れてる 今夜も濡れて
  さびしい新宿 夢はまぼろしね


ひとこと:これまでの書き下ろ詞は以下の通り。
過去記事を見ていない方のために・・・
●アイツは男か女か? この詞の主人公は男でも女でも通用し
男女どちらが唄っても意味は通じる。とびきりオシャレに
ムーディーな「Amの夜は更けて」
●上野さんがロス・プリモス時代の盟友、森聖二サンへの
オマージュとして代弁するかのように書き下ろした「夜を悼む」
●ムード歌謡の真髄とばかりに演歌調です!タイトルとの
ギャップが粋な「愛 ゆきくれて」
●ベルベットのような愛を求め維持したいと思いつつ、二人には
破綻の兆し…さてこの愛の手ざわりは…?「冬の手ざわり」
●この書き下ろ詞のような実体験をした女性をイメージしての
相聞歌のような「さびしいワイン」
●昔も今も、夜ともなれば銀座はまた別の貌を見せてくれます。
上野さんのホームグラウンド、銀座をテーマに「おしゃべりな銀座」
★「記事検索」に上野 と打刻すると全記事が見れます!

「さびしいワイン」上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2017年12月29日 | ムード歌謡
★いよいよ2017年も今日を入れて残り3日。
今日の書き下ろ詞が今年最後になります。
ゆく年にもっと景気の良い明るい詞を、と言われそうですが
ムード歌謡ですもの、アンニュイに自虐的にたゆたうように・・・倶楽部2

さびしいワイン


見る目がなかったね 笑う水中花
あんな男の どこが良かったの
 幸せと 思ったことなんて
 一度だってなかった それだけは言える
  さびしいワイン のめばふるえる 女ごころ
ワ1
誰もが怪しんだ てんで不つり合い
ケリをつけなきゃ まるで蟻地獄
 手放して 惜しくはないものは
 あれもそれも残らず いさぎよく捨てた
  さびしいワイン のんで忘れる 二年三月(みつき)
ワ2
うしろは向かないわ どうせひとりぼっち
前を見るしか ほかにないじゃない
 もういいの 過去(むかし)の人だから
 なみだ顔のわたしを なぐさめているの
  さびしいワイン のめばのむほど 夜がつらい

ワ3

ひとこと:上野旬也さんを想定した書き下ろ詞も5篇めになりました。
カテゴリーにムード歌謡を設定しているせいか、根強いファンからの
アクセスで《今日の人気アクセス記事 BEST50!》にはランクインが
途切れることがありません。上野さんの「銀座Night倶楽部」と題した
月イチのライブ活動に来年は《新作書き下ろ詞ムード歌謡》の
コーナーを設けて上野さんの作曲で
私の詞がお手伝いできたらいいなぁと思っています。
L B
2018年も新企画、新カテゴリーを考えて良い詞を
書いていく心づもりでいます。がんばります! 

「冬の手ざわり」上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2017年11月30日 | ムード歌謡
★11月も今日でおしまい。月末は恒例になっている
このグループの書き下ろ詞!
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
4作目の登場です!
上野1

冬の手ざわり
上野3
雪のない冬は 別れなくてすむと
ひとり決めこんで 苦めのコーヒー
今はまだふたり おなじ屋根の下
なにげないふりで 言葉をかわすの

 去年の今ごろ あなたの愛は
 ベルベットの手ざわり ぬくもりがあった
 愛は月日の 長さじゃないのね
B
鍵を置く場所が いつのまにか変わり
それに気付いても 口には出せない
誰をこの部屋に 招き入れたのか
どことなく違う 予感が走るの

 出会ったあの頃 あなたの愛は
 ベルベットの手ざわり やさしさがあった
 愛は不信で 狂ってゆくのね
上野4

 去年の今ごろ あなたの愛は
 ベルベットの手ざわり ぬくもりがあった
 愛は月日の 長さじゃないのね 
 愛は月日の 長さじゃないのね


ひとこと:《ロス・プリモス》としてムード歌謡の
トップを極め今なおムード歌謡を愛し、時代にそぐう
そのジャンルの存続の一端を担い活躍する
上野旬也さんには「Amの夜は更けて」「夜を悼む」
「愛 ゆきくれて」
と書き下ろしてきました。
今回は別れの危機を感じはじめた女性の
惑いの心情をテーマにやさしく、ぬくもりが
あった頃の愛に思いを馳せる…
女性はやはりベルベットのような愛を求め
維持したいと思いつつ、今の二人の愛の手ざわりは
まるで凍てつく冬のように冷たい…

「愛 ゆきくれて」                 上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ

2017年10月31日 | ムード歌謡
★10月も今日でおしまい!秋雨が長く続き台風もきて
紅葉の風情もとんでしまった月でした。
さて今日想定した歌手は、ムード歌謡の灯を守り続ける
上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
3作目の書き下ろ詞です!
黒3

愛 ゆきくれて

港町なら 霧笛に抱かれ
田舎町には 情けが宿る
あてのないまま 手にした切符
女の朝は どこにある
こころ 底冷え 命 冬枯れ
北へ南へ 愛 ゆきくれて・・・
上1

夜が長いと お酒が誘う
無人駅には 灯りも点かぬ
話し相手が どこにもいない
女の夢は 紙吹雪
恋はちりぢり 過去は暗やみ
寝ても覚めても 愛 ゆきくれて・・・
上2

風の吹きよで 噂が走る
にわか雨なら 未練が消せる
旅というのに 涙が荷物
女の胸は 鉛色
昨日 さよなら 今日はあきらめ
右も左も 愛 ゆきくれて・・・


ひとこと:ムード歌謡ファンならずとも歌好きなら「ラブユー東京」の
ロス・プリモスを知らない人はいないだろう。
そのロス・プリモス二代目ボーカルだったのが上野旬也サン。
現在は上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ
リーダーとして「銀座Night倶楽部」と題したライブ活動を
はじめ、作曲家としても活躍している。
それらはひとえにムード歌謡を愛し、その灯を消さない
信念のもとにほかならない。ロス・プリモス時代には自分も
「知らなかったわ」が中川博之先生の作曲で
レコード、CD化されている。とても素敵な曲とアレンジで
今聴いても全然色あせない傑作だと感じるのはロス・プリモスの歌唱と
中川先生の曲のおかげだと感謝している。
歌碑
さて今回はムード歌謡の真髄、演歌調です! このブログでは
これまでに「Amの夜は更けて」「夜を悼む」
2篇を書き下ろしています。検索枠から見てください!
                 (画像をお借りしました)

「にがい接吻」真田ナオキ

2017年10月27日 | ムード歌謡
★2016年8月から50篇にわたって《注目!応援!明日のヒットは
この歌手・この人!》
と題したシリーズで真田ナオキさんを想定して
書き下ろ詞をUPしました。それから1年半、歌への誠実な態度、
津々浦々のキャンペーンが功を奏し、人気が出、歌唱力もUPし
期待度No.1の歌手に成長しました!
ナオキ2 ナオキ1

にがい接吻(くちづけ)

ぬれたまつ毛に 涙がおもい
気づいてくれない あなたがにくい
いいえ わたしが 悪いのよ
本気になって 焦がれて燃えて
帰るあなたが残してく ・・・ にがい接吻(くちづけ)
ナオキ4

二日逢えなきゃ 躰がうずく
知っててじらせる あなたはずるい
だけど わたしは うれしいの
合わせる肌が ひとつに溶けて
つらい過去(むかし)を消してゆく ・・・ 夜の接吻(くちづけ)

ナオキ5
銀の指輪が 女を束縛(しば)
無理してはずせば あなたは逃げる
そうね わたしが 弱いのよ
他人のふりも つれない顔も
わかりきってることなのに ・・・ にがい接吻(くちづけ)


ひとこと:真田ナオキさんの父上は桂竜士さん!
ナオキ3
親子二代の歌手どうし。すっかり周知事項になりました。
父親ともども真田ナオキ君はTV・ラジオ・雑誌・キャンペーンと
多忙な歌手に成長しました。今回3度目の登場。
前回までの「余白の街」「鳥獣戯画」は未だにアクセスを多く
いただいて、作品化にならないか、と問い合わせももらっています。
ナオキ君はと言えば衣装もヴィジュアルUPして歌唱はもちろん
雰囲気にも自信が出てきて、ますます期待の持てる歌手に上昇中です。
さて今回の書き下ろ詞はズバリ、ムード歌謡!しかも女歌です!
というのもここ最近TVで彼がカヴァー曲を唄っている
「あなたのブルース」や「うしろ姿」を聴き、彼の雰囲気にとても
マッチしているなぁ、と感心し触発されたのです。オリジナルでも
いろんな傾向の歌に挑戦してファン拡大につなげてほしいものです。
                     (画像をお借りしました)

「涙もろいのよ」 三浦京子とハニーシックス

2017年08月27日 | ムード歌謡
★今日の書き下ろ詞は「涙もろいのよ」
想定したのは、三浦京子とハニーシックス
デビュー45周年を迎えたハニーシックスは兄弟だけで編成されている
ファミリーなムードコーラスグループです。
DSC_0252_20170826060559 ハニーシックス

涙もろいのよ

泣いて笑って 笑って泣いて
生きてきました it's wonderful
街で見かけた 薔薇の花
買い占めちゃったの いい気分
 ♪格子造りに ご神燈下げて
  サノセー アレワサ エンヤラヤー
 てな調子で 鼻歌まじり
うれしくって 可笑しくって
涙もろいのよ
は1

銀座 新宿 阿佐ヶ谷 中野
歌でつながる it's heartful
今日がはじめて 会う人も
乾杯グラスで お友達
 ♪なるようになるわ 先のことなど
  わからない わからない ケ・セラ・セラ
 てな調子で なりゆきまかせ
うれしくって 可笑しくって
涙もろいのよ
は2

西へ東へ 北から南
歌の旅です it's grateful
めぐり過ぎゆく 春や秋
しあわせ分け合い いただいて
 ♪信じたこの道を 私は行くだけ
  すべては心の決めたままに
 てな調子で 歌ある限り
うれしくって 可笑しくって
涙もろいのよ

は3

ひとこと:もとは三浦弘とハニーシックスという兄妹グループで
1965年に結成された。代表作に『よせばいいのに』
『お嫁にゆけない私』などがある。
なかでも『飛んでゆきたいラブコール』は曽根幸明:作曲で
とても好きな曲だった。久しぶりにBSの朝の歌番組を見て
「男と女の港町」に続き2度目の登場。
この詞はちょっとヒネリがある。
1番に「木遣りくずし」2番に「ケ・セラ・セラ」
3番に「マイ・ウェイ」がアンコとして入り、各節に英語も入る。
POPSでもなく演歌でもない、兄妹で有ればこその、息のあった
コーラス・ハーモニーが生きるエッセンスをちりばめた。
歌謡界では今や貴重でもあるグループ。生涯唄ってほしいグループ!
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「新宿の爪あと」黒木じゅん

2017年06月16日 | ムード歌謡
★梅雨どきだというのに今のところ雨の少ない今日この頃。
6月の書き下ろ詞もいろんなシチュエーションで16作目!
今日想定した歌手は 黒木じゅん さん!
SNSなど見て、今より倍倍の活躍がほしいと思うのは
余計なお世話でしょうか。今回はちょっと異色な
「ムード歌謡」ふうの書き下ろ詞です。
黒木1

新宿の爪あと

ヒールのかかとが折れて
オトコの肩につかまるオンナ
 あたしはじめて あんたに手を借りた
 邪険にしていた 心がふるえる
  新宿は 見栄っぱりの 吹きだまり
  新宿は ちょっとぶざまな 爪あとひとつ
黒木2

あの娘の化粧がダサく
オトコはそれを言えずに黙る
 ひと夜だけなら 灯りを消して抱く
 背中を向けたら そのまま眠れる
  新宿は 嘘っぱちの 恋あそび
  新宿は 通りすがりの 爪あとひとつ
く9

夜明けのカラスが飛んで
他人の顔でお茶する二人
 あたししばらく 逢わずにおくと言う
 うすうす感じた オトコがうなずく
  新宿は やけっぱちの 傷つくり
  新宿は 気分次第の 爪あとひとつ

く8
ひとこと:FACEBOOKに記事を投稿すると いいね を
つけてもらえるが、内容に真実味や面白味がないと
ダメで、ましてや自分みたいに詞を書いての投稿と
なるとますますキビシイ!でも設定した歌手のファンは
ありがたいものでFB友達やそうでない人からも反応が
もらえる。要は《いい詞》を書くに尽きる。
 大都会、新宿をテーマにこれまでいくつか書いているが
 ネタは尽きない。今回の設定はお利口さんの男女では
 ないがその分、空虚感のある二人を書きたかった・・・
 ★《新宿》をタイトルにした書き下ろ詞
 「新宿シークレット・ラブ」「新宿なぞなぞ」
 「新宿裏酒場」「新宿Déjà Vu ~新宿デジャブー」
 「新宿夜光蝶」

                (画像をお借りしました)

「北の25時」ジェロ

2017年06月14日 | ムード歌謡
★今日、想定した歌手は ジェロさん!
 2008年歌手デビュー、9年目!新曲でようやく演歌に
戻ってきたからヒットをめざしてもらわないと・・・!
●6月の不定期シリーズ「ムード歌謡」全開です。
ジェロ1
ジェロにはこれまでに7篇を書き下ろしています!
検索枠から開いて見てください!
 
北の25時       
ジェロ2
函館は ネオンが雪を染める
あなた色に私も 染めてほしい
 酒場の隅で つぶやいた
 おまえに応えて やれなくて
 臆病な 雪虫だった俺・・・
 北の25時
ジェロ3
札幌の 小雨が頬にささる
男なんて誰でも 嘘が上手
 酒場のママの ひとりごと
 おまえをふり切り 逃げたまま 
 薄情な 仕打ちを悔やむ俺・・・
 北の25時
ジェロ4
すすき野の 夜風が酒を誘う
飲めばつらい 侘しい 酔いがまわる
 酒場の壁の 落書きに
 おまえとおんなじ イニシアル
 恋しさに 心が泣ける俺・・・
 北の25時


じ1 じ2
じ3じ4
ひとこと:歌手には うまへた へたうま へたへた うまうま と
色分けされたりする。ジェロさんはやっぱり うまうま だろう。
しかしそれはひとつ間違えば聴く側からすると、うますぎて疲れる
スキがなくてつまらないとも言われる。意外とジェロさんの歌には
それがなくて、いい感じだけにヒットはやっぱり作品次第と
いうところか。今回で8作目の登場!舞台を北海道に移して
恋をおろそかにした男の悔やみ歌、酒場のムード歌謡です!
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「それでも愛を」大下香奈

2017年06月07日 | ムード歌謡
「はじめて書き下ろす歌手」シリーズ47作目、併せて
今月の目玉「ムード歌謡」シリーズでの登場の
大下香奈さんはアナウンサーや歌手や多種に活動しています。
大下2
それでも

嘘をg(グラム)で量れるなら
あなたのついた嘘なんて
角砂糖より軽いから
このままあなたを好きでいるわ

あしたに未来のない恋は
梯子をはずす つなわたり
イニシアテイブなら握ってる
黙ってあなたは ついてくればいい

それでもは 唇をぬらし
それでもを 求めたがるの
それでも誰か 抱きしめたままで
それでも闇に おぼれていたい
大下4 大下3
髪を切ろうと決めたりして
あなたのこない週末に
我慢していたお酒飲み
つかのまわたしを変えてみるの

まさかと思っている人に
素顔を見せちゃつまらない
サスペンスならお手のもの
も少しあなたは 陰にかくれてて

それでもは 玩具(おもちゃ)じゃないわ
それでもに 素直でいたい
それでもいつか 燃えつきるならば
それでも罪を 怖れはしない


ひとこと:歌手としてのデビューは2006年。
作曲家・三木たかし氏に見込まれてのデビューだから
素地はあったのだろう。ヒットはまだこれからの段階
だろうが、果たして二足のワラジはいつまで続くか。
今回はお利口さんイメージに捉われず、かなり主張の
つよい女性をイメージに、愛にポジティブながら愛の
本質を見据えた書き下ろ詞。飛躍を期待できる歌手です。
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「ラストチャンスよこはま」大木あつし

2017年06月06日 | ムード歌謡
こちら
大木あつし(旧芸名:大木惇史)さんは2008年歌手デビュー。
改名したからには覚悟もあろう。ますます頑張ってもらいたい。
「はじめて書き下ろす歌手」シリーズ46作目、併せて
今月の目玉「ムード歌謡」シリーズでの登場です!
大木1

「ラストチャンスよこはま」
横浜
潮の匂い 沁みついた
石だたみ 足をとられ
よろめいたら 海に落ちる
今の二人 水ぎわを
まるであぶない つなわたり

 別れ話するには まだ早い
 ラストチャンス 港灯り 消えるまえに
 ラストチャンス 愛をも一度 リスタート


紅葉坂
紅葉坂を 脇に逸れ
くちづけた 夏の終り
時を惜しみ 我慢できず 
燃えた二人 蔦の葉が
もつれからんだ 恋もよう

 大人どうし もめごと やめにして
 ラストチャンス 海の鳥が 騒ぐまえに
 ラストチャンス 愛をも一度  リスタート


ひとこと:大木あつしサンを知る人がもっと増えても
いいのにと思うのは、早くから作曲家:鈴木淳さんの
門下生でもあるから。それにしてもキャンペーンなどの
スケジュールを見るといかにも少なすぎるのが残念!
おのおの事情はあろうがせっかく新曲も発売したのだから
全国を飛びまわってほしいものだ。さて今回は
「ムード歌謡」のジャンルで書き下ろ詞。大人だって
もめごとや諍いはあろう、まして恋愛がからむとなると
仮面や偽装で恋はできない。それでも心が、糸一本でも
繋がっているのであれば、特に男はリスタートを模索する…
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