7月雑感＆ 8月猛暑よ、せめて人命だけはいたぶるな！

いつも心に詞(うた)を置いて！　
７月も今日で終わり。西日本豪雨被害に痛む心を忘れず･･･！
地震、豪雨、猛暑･･･と列島はどうなっているのでしょう。

７月は《東京・山手線シリーズ》と題して《お気に入りスポット》や
《私的お勧めグルメ》を披露しながら全29駅、29篇を書き下ろしました。

私のブログ＆FACEBOOKのコンセプトが
★あの歌手 あのartistに この詞(うた)を！で
勝手に歌手を想定して書き下ろ詞をUPしていますが
ベテラン、中堅に加え、新人歌手はひと昔前よりは
はるかに激減ですが、書き手がそそられる歌手がデビューしています。
それらも含め7月は比較的デビュー間もない歌手を想定しました。
広く、偏らずの想定はそれはそれでポリシーの一つですが皆さんが
SNSにたどりつくにはやはり歌手の知名度や話題性はモノをいいますね。

毎回、UPのタイミングを待っていたかの時間にアクセスし
いいね！をくれる方が毎月ごとに増えております
感謝、深謝、多謝です！
８月は月遅れのお盆、職場は夏季休暇、学校は夏休み！と
列島を北へ南への人の大移動の時期です。
それを念頭に8月も魅力ある書き下ろ詞の特集を企画しています。
いっそうの声援をよろしくお願いします！

7月書き下ろ詞・特集を終えて＆ある視点

★今日の書き下ろ詞 いつも心に詞(うた)を置いて
★あの歌手あのartistにこの詞(うた)を！
7月の書き下ろ詞の特集は《東京山手線シリーズ》でした。

タイトルを決めテーマを決めそしてドラマを作りながら
演歌、歌謡曲ありJ-POPふうありシャンソンあり、音頭、サンバもの
ありで、それぞれの駅に感じる私なりのイメージをフル回転させて
29篇書ききりました。　ありきたりや類型的にならないようにの
苦心はありましたが、それはそこそこのモノ書きなら当たり前のこと！
かつて自分が訪れたことのある各駅のスポットやお勧めグルメを
紹介しながらの毎日、日々のアクセス数やコメントを眺めながらの
作業はモノ書きにはやはり楽しいものでした。
　男歌11篇、女歌18篇　《お気に入りスポット》では庭園が10件
　美術館が2件！　《私的お勧めグルメ》は とんかつ店6、
　うどん・そば店4、うなぎ店4　改めてどんな趣味と嗜好かが
　お分かりでしょう。


●7/18 第159回芥川賞を『送り火』で受賞した高橋弘希氏の
会見時のコメントには、モノ書きの自分を見つめ直すフレーズがあった。
選考会では《言葉で別世界を構築する力》が評価されたがそれに対する
高橋氏の「嘘っぽくならないように書いている」というひと言だ。
また「なるべく意味のある描写を心がけている」とも言っていた。
――そうだ、そういう心づもりが必要なんだ――と同感し
またいっそうの発奮材料となりました。


●関西の知人の女性は私が新しく記事を投稿する時間を見計らって
まず1度アクセス（閲覧） 気に入ると日に2度3度検索をかけて
見てますと知らせてくれました。日ごとの記事のカウントの増減は
そういった人たちに支えられてこそで大切なバロメーターです。
8月が来るとこのブログを始めてから8年目の夏。《書き下ろ詞》も
1400篇になりました。猛暑、酷暑の折り、せめてこの書き下ろ詞
修練だけは惰性に流れることなく水々しい1篇づつを書いていくべく
思いを新たにしています。これからもよろしく！

🎯7月 書き下ろ詞 特集《東京・山手線シリーズ》全29駅 書き下ろ詞完遂！🎶

🎯7月 virtual書き下ろ詞 特集《東京・山手線シリーズ》全29駅！
無事故・オーバーラン、遅延なし で書き下ろ詞 完遂！🎶
😍アクセス人気記事ベスト5結果・速報！
➊「駒込レイニー・ワルツ」 中澤卓也
➋「大塚ブルース」 よしひろし

➌「イエスタデイ高田馬場」 一条貫太
➍「新大久保の女」 蒼彦太

➎「東京駅20番線」 辰巳ゆうと


★上位はすべて男性歌手でした！奇遇！
◎詳細記事は最新記事(画像付) 画像をクリックすると開きます！
♥いつもアクセス、閲覧ありがとうございます！
8月もおもしろ特集を企画中！応援よろしく！

「五反田はぐれんぼ」上野旬也★山手線シリーズ 第29弾

7月の書き下ろ詞の特集は《東京山手線シリーズ》でした。
全29駅のうち、いよいよこれが最後の29番目の駅《五反田》です。
各駅のスポットやお勧めグルメを紹介しながらの毎日、
タイトルを決めテーマを決めそしてドラマを作りながら
完成に至りました。演歌、歌謡曲ありJ-POPふうありシャンソンあり
音頭、サンバものありで、それぞれの駅に感じる私なりのイメージを
フル回転させて29篇書ききりました。ありきたりや類型的にならない
ようにの苦心はありましたが、日々のアクセス数やコメントを
眺めながらの作業はモノ書きにはやはり楽しいものでした。
さて最後の書き下ろ詞に想定した歌い手は
私の中の大切な常連上野旬也さん（上野旬也とロス・プリメーロ オルケスタ）
●今回で12篇になります。


五反田はぐれんぼ


駅前 駅裏　どこをさがしても
今夜も噂は　からまわり
　お酒もすっかり　飲まなくなって
　化粧を変えたら　ほくろが疼く
　　訳も言わずに　あの人は
　　この街捨てた　私を捨てた
　　五反田はぐれんぼ

居酒屋 スナック　'北の旅人'を
唄ったお客は　いませんか
　ギターのイントロ　流れるたびに
　訳ある眸をした　あの人でした
　　はずしそこねた　この指輪
　　指から痩せて　くるくる廻る　
　　五反田はぐれんぼ

西口 北口　濡れてこぬか雨
さびしく見送る　終電車
　哀しみ色した　ネオンの川を
　今夜も涙で　流れる女
　　みれんしずくに　つまづいて
　　想いの糸も　ぷつんと切れる
　　五反田はぐれんぼ

ひとこと：目黒駅から山手線を右下方に見て坂を下りてくると
五反田です。山手線の橋脚をはさんで五反田の持つ街の貌は
大きく違うような気がします。山手通り側の手前の駅近辺には
風俗店が多く、独特の雰囲気です。他方ロータリー側を奥へ
歩けば、これまたいろんな職種の店があります。
situation：五反田にも多くある盛り場をテーマに
恋しい男に逢えないで探しつづける女性を盛り場演歌に仕立てました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（画像をお借りしました）
●行ったことある《五反田》のお気に入りスポット「八芳園」

●《五反田》の私的お勧めグルメ「パン屋/アリエッタ」

「目黒のサンバ」 はやぶさ★山手線シリーズ第28弾

《東京山手線シリーズ》も全29駅のうち残すは2駅。
一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で、途中下車することなく
テーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスして、いよいよ
完遂間近です！　想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を
内廻りで今日も発車オーライ！　各駅のスポットやお勧めグルメは
どこも一度は行って気に入った処。　
駅は28番目の《目黒》　想定した歌手ははやぶさの二人組
目黒といえば皆さんおなじみの落語「目黒のサンマ」
サンマ＝サンバと掛けてタイトルに！落語とカーニバルの融合です。

　
目黒のサンバ


目黒名物　あれやこれ
なんといっても　サンマだね
サンマ食べたきゃ　サンバを踊れ
サンマつられて　踊りだす

　焼けるばかりが　サンマじゃないよ
　煮ても揚げても　生でもいける
　ちょいとおあとが　よろしいようで。

目黒不動に　権太坂
サンマあっての　目黒だね
サンマ食べなきゃ　サンバがにぶる
歌はこの歌　あればいい

　焼けるばかりが　サンマじゃないよ
　煮ても揚げても　生でもいける
　ちょいとおあとが　よろしいようで。

魚ぎらいの　男など
好きになっては　いけません
サンマ食べれば　サンバも上手
みんな目黒に　寄ってくる

　焼けるばかりが　サンマじゃないよ
　煮ても揚げても　生でもいける
　ちょいとおあとが　よろしいようで。

ひとこと：目黒はよく行った街のひとつです。なんといっても有名、
老舗のとんかつ屋があって、無性にとんかつが食べたくなるときは
きまってそこに出かけたものです。目黒駅から権太坂を下ったり
山手通りを渡り目黒通りを歩く。またその逆もあったりで、街歩きを
よくしたものです。目黒のとんかつ、不動尊のうなぎ、スイーツ店の
レーズンウィッチなどグルメ志向には事欠かない通りです。
situation：目黒＝サンマが代名詞のようになって
もうどのくらいになるでしょうか。ここはやっぱりそのsituationを
借りてサンマ＝サンバと掛けてタイトルにしました。（画像をお借りしました）
●行ったことある《目黒》のお気に入りスポット「目黒雅叙園（現：ホテル雅叙園東京）」

●《目黒》の私的お勧めグルメ「とんかつ/とんき」

「恵比寿かたばみ荘」 三丘翔太★ 山手線シリーズ第27弾

7月の特集が日を追ってアクセスUPになりうれしい限りです！　
その《東京山手線シリーズ》も全29駅のうち残すは3駅。
一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で途中下車することなく
テーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスして、いよいよラストスパート！　想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を内廻りで今日も発車オーライ！　各駅のスポットやお勧めグルメは
どこも一度は行って気に入った処。　
　駅は27番目の《恵比寿》想定したのは三丘翔太さん。
昭和の懐かしい時代を思わせる青春歌謡仕立ての書き下ろ詞です！
　



恵比寿かたばみ荘


路地の砂利道　踏みながら
住めば都の　木造ひと間
　西日 五時には　かげる頃
　勝手知ったる　奴ばかり
　　ああだ、こうだと　安酒を
　　のんで過ごした　恵比寿かたばみ荘


家主隣りで　お人好し
煮物 揚げ物　差し入れ呉れた
　おれは年下　てんで駄目
　のらりくらりの　別れ下手
　　人の恋路を　ついばんで
　　酔えば ざこ寝の　恵比寿かたばみ荘

住所（ところ） 番地が　名を変えて
訪ねようにも　見る影もなし
　青い春なら　春なりに
　過ぎた昔が　じんとくる
　　あだ名ばかりで　呼び合った
　　二十才半ばの　恵比寿かたばみ荘

ひとこと：東京23区のうち恵比寿駅は渋谷区に位置します。
恵比寿の街をしばしば散策したのはいつ頃だったか･･･
恵比寿ガーデンプレイスが出来て以降、駅前あたりこそ
オシャレなビルや店が立ち並ぶようになって
街はますます活性化されていくが一歩脇き道から奥へ入れば
意外とむかし風情の家屋や年季もののアパートなどが
残っているのを見かけます。
situation：貸間、間借りなどの言葉を知っている人
使う人など、今の時代ごくわずかでしょう。住めば都という言葉も
若い人たちにはピンとこないかも知れませんが
それを本人が感じなくても周囲の人が認めたりする場合もあるでしょう。
とくに若者何人かが寄り集い良くも悪くもアジト的な雰囲気であれば
フローリングのコンクリート造りの、セキュリティドアの建物よりも
昔ながらの雰囲気や落ち着きを感じさせるアパートも
また良いものでしょう。
●行ったことある《恵比寿》のお気に入りスポット「エビスビール記念館」

●《恵比寿》の私的お勧めグルメ「たいやき/ひいらぎ」

「だから渋谷は」 さくらまや ★山手線シリーズ第26弾

★7月は連日《東京・山手線シリーズ》全29駅をテーマにした
書き下ろ詞をUPしています。今日は26番目の駅《渋谷》！　
想定した歌手は さくらまや サン。


だから渋谷は


だって渋谷は　これからが
男と女の　時間（とき）なのに
少しぐらいの　お酒飲ませて
酔ったふりするわけがない

'嫌われたくないなら帰れ'
それが男の やさしさですか
いらないわ　恋もあなたも
逢わないわ　二度とあなたに

だから渋谷は･･･　はじけて とんで　
だから渋谷は･･･　迷い子の25時


もしか目当ての　女性（ひと）がいて
その時その場の　つなぎなら
腹が立つより　バカな自分が
そうよ あまりに可哀そう

'汚い言葉を使うなよ'
それが男の こだわりなのね
いけないわ　恋を遊んじゃ　
逢えないわ　好きでいるのに

だから渋谷は･･･　わがまま 気まま　　
だから渋谷は･･･　ゆきずりの25時

ひとこと：詞を書く者にとっては観察することは、インスピレーションを
喚起するうえで大事なことです。モノ、生物、植物、そして人。
そういった面で渋谷は格好の場所です。
ハチ公口広場やスクランブル交差点など、24時間人の行き来が絶えない
場所、一人でカップルで連れどうしで、年代や性別を超えた群衆、集団の
最も多い場所のひとつでしょう。そこではさまざまな人間模様の喜怒哀楽
が感じとれます。ここ数年、渋谷駅周辺の再開発によって、この街は
いっそう大きな変化をもたらすでしょう。
situation：衣食住の面でも渋谷で事足りないものは無いといっても
間違いないでしょう。こと飲食に関してはWorld-Wideな展開で
それだけにあちらこちらで多種多様な光景が目に入ります。
　仲の良いフリを、付き合っているフリをしていそうな男女でも
　その裏側に本命がいたりダミーやセカンドがいたりするとなると
　特に女性はおもしろくありません。若い女性の心理はビミョーで
　言葉遣いや振る舞いが乱暴、粗雑であっても内面は意外とピュアで
　純情という語句すら忘れてはいないはず。
　そんな男女の断片を垣間見るような書き下ろ詞です。
★さくらまやサンを想定したこれまでの書き下ろ詞
「かもめ恋歌」「かもめ十四は夢見鳥」「待ちぼうけカモメ」
「ルピナスの恋文」　　ブログの「記事検索」から見てください。

●行ったことある《渋谷》のお気に入りスポット「鍋島松濤公園」


●《渋谷》の私的お勧めグルメ「釜あげうどん・そば/澤乃井」

「原宿シャンソニエ」 青山ひかる ★山手線シリーズ第25弾

7月の特集が日を追ってアクセスUPになりうれしい限りです！　
その《東京山手線シリーズ》も全29駅のうち残すは5駅。
一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で途中下車することなく
テーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスして、もう少し
続きます！　想定した歌手もさまざまに一日一篇、
山手線を内廻りで今日も無事、発車オーライ！　
各駅のスポットや お勧めグルメはどこも一度は行って
気に入った処。今日は25番目の駅《原宿》！　
想定した歌手はもうすっかりおなじみの青山ひかるさん。


原宿シャンソニエ


むかし 愛した人がいた
そして あなたで　女になった･･･
　欠けることのない　月でいてくれ と
　逢わないでいるときも　愛だと知った

今でも　残っているだろうか
ダミアもグレコも　あの店でおぼえ
だけど私は･･･　バルバラが好きだった

―いつ帰ってくるの―　おなじ台詞(せりふ)を
あなたに言えないまま　愛は冷めていった


街は 違った貌になる
だから 私は　行く気もしない･･･
　愛を棄てたとき　酒もやめたから
　遠い日を懐かしむ　術さえ知らない

このまま　孤独が続くとしても
モンタン ムスタキ　浮かんでは消える
男たちには･･･　哀しみをあずけない

古ぼけた窓に　止まる小鳥を
眺める涙の眸に　愛は映らないわ


ひとこと：今は原宿にシャンソンを生で聴かせる店、あるいは
いろんなシャンソン歌手が定期的にLiveなどをしている店が
いくつあるかは定かではないですが、原宿が今よりももう少し
落ち着いた街だった頃に足を運んだ店がありました。
この街はカップルの若者や、ショッピングでにぎわう、という
イメージの反面、どこかにシャンソンが似合う街として
位置づけてもいいような気がします。
situation：このブログを開設して以来、折にふれ
シャンソンをカテゴリとした書き下ろ詞をいくつかUPしてきました。
　そこには男と女のめぐり逢いがあったのに
　今はもう女性の胸の奥深くに刻まれた
　何人かのシャンソニエの歌声が残るだけ･･･　
　愛も恋も夢も、遠い遠い過去になってしまった･･･
　　　　　　●シャンソニエとはシャンソンを唄う歌手たちのこと　（画像をお借りしました）
●行ったことある《原宿》のお気に入りスポット「猫カフェ MoCHA」


●《原宿》の私的お勧めグルメ「BURN SIDE ST CAFE」


青山ひかる◎ＣＭ出演！ON-AIR中！

「代々木たそがれタペストリー」山田姉妹★ 山手線シリーズ第24弾

7月の特集《東京山手線シリーズ》も終盤に入りました。
全29駅のうち残すは6駅。一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で途中下車することなくテーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスしてまだまだ続きます！　
想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を内廻りで今日も
発車オーライ！　各駅のスポットや、お勧めグルメは
どこも一度は行って気に入った処。今日は24番目の駅《代々木》！　
想定した歌手は最近TVなどの出演が増えてきた
二卵性の双子ソプラノデュオ、山田姉妹です。


代々木たそがれタペストリー

　　　　　
手もふらないで　別れたこと
棘になって残るかも　あの人の心に　　
　送るよと いつもどおり　言ってくれたけど
　わかっていたの　心変わりに賭けたのね

　風が出てきたわ　ちょっと救われそうよ
　にがい気持ち　枯葉にあずけて
　代々木 たそがれ　街は琥珀のタペストリー


肩よせ合って　歩いた道
思い出して渋谷まで　今日だけはゆっくり
　元気でと 言われるより　無言だったから
　ふっ切れそうよ　涙見せずに The end ね

　人が行き交って　街はざわめきあふれ
　冷えた躰(からだ)　灯りに抱かれて
　代々木 たそがれ　街は九月のタペストリー

ひとこと：東京23区のうち代々木駅は渋谷区に位置します。
今でこそ明治通りや外苑西通りに街路樹は少なくなった気がしますが
以前はもっと多くて、新宿から代々木を抜けて渋谷へと
とりとめのない話をしながら歩いたときの雰囲気のある街並みを感じ
時間の長さなど気にしなかったことを今でも覚えています。
ちょうど秋から初冬への暮れなずむ季節、冷たい風が吹き
木々から葉が落ちる中を歩いた思い出をいつか詞にしたいと
思っていました。
situation：タペストリー（tapestry）は、壁掛けなどに使われる室内装飾用の
織物の一種で中世末期の頃のような豪華なものばかりでなく
気軽に部屋の壁掛けに使用できるようなものもあって
ここではそんなイメージです。前述の憶い出をもとに
あの頃の代々木あたりの夕暮れの街並みをぐるっと見渡すと
一枚の幅広のBigなタペストリーそのものでした。
　別れを決めた女は、言いたいことがあっても口にしない男の想いを
　十分に受けとめ日暮れの街を歩いて去ってゆく･･･
　愛ですねぇ～　哀しい愛の別れです･･･

●行ったことある《代々木》のお気に入りスポット「新宿御苑」

●《代々木》の私的お勧めグルメ「北京飯店」
　

「新宿シークレット・ラブ」 メイリー・ムー★山手線シリーズ第23弾

7月の特集《東京山手線シリーズ》も終盤に入りました。
全29駅のうち残すは7駅。一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で途中下車することなくテーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスしてまだまだ続きます！　
想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を内廻りで今日も
発車オーライ！　各駅のスポットや、お勧めグルメは
どこも一度は行って気に入った処。今日は23番目の駅《新宿》！　
想定した歌手はメイリー・ムーさん。


新宿シークレット・ラブ


内緒にしといてあげるから
今夜はあなたを　ひとり占めしていいかしら
　ちょっときれいになったでしょ
　ライバルばかり多くって
　あの手やこの手　そのまたあの手
　夜飛ぶ蝶々になれたのよ
　　いただいていいかしら　いいえお酒よ
　　いきなり×××じゃ　困るでしょう


最初にお店に来たときは
はずかしがりやで　くちもきけずにいたじゃない
　もっとお楽になりなさい
　仮面を剥がす　その役は
　おまかせ まかせ　まかせてOK
　ほんとはオバケが好きでしょう
　　キッスしていいかしら　それが普通よ
　　いきなり×××じゃ　困るでしょう

あちこちお店に行かないで
年中無休で　あなた待っててあげるから
　あとで番号おしえるわ
　秘密にしてね　約束よ
　指輪にお金に　バッグやドレス
　欲しがるオンナじゃありません
　　口説いてもいいかしら　とても好みよ
　　いきなり×××じゃ　困るでしょう
　　　　　　　　　　　（×××には好きなコトバを入れて！）

ひとこと：東京23区のうち新宿駅は新宿区に位置します。
新宿に関しては今さらくどい説明はいらないほど
誰でも知っている通り、一日平均乗降者数は約371万人と
世界一（ギネス世界記録認定）多い駅です。
situation：新宿ほどさまざまな形態の酒場、飲み屋が
林立している街はないといっても過言ではないでしょう。
それぞれの趣味、嗜好、気分、雰囲気によって必ずどこかの店に
当てはまるでしょう。今回はせっかくの新宿ですから
ありきたりの酒場ものはつまらないので、ミステリアスで
秘密チックで不思議モードな、とはいえあまりお下劣に
ならない程度の新宿worldが展開する書き下ろ詞です。
ストレートもニューハーフやゲイなども、社会的・文化的な
性のありよう、いわゆるジェンダーが混在する特異な貌を持つ
街こそ新宿でしょう。
●行ったことある《新宿》のお気に入りスポット「新宿ゴールデン街」

●《新宿》の私的お勧めグルメ「うなぎ うな鐡」

「新大久保の女」 蒼彦太★山手線シリーズ第22弾

7月の特集が日を追ってアクセスUPになりうれしい限りです！　
その《東京山手線シリーズ》も全29駅のうち残すは8駅。
一作一篇を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で、途中下車することなく
テーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスして
まだまだ続きます！　想定した歌手もさまざまに一日一篇、
山手線を内廻りで今日も発車オーライ！　
各駅のスポットや、お勧めグルメはどこも一度は行って
気に入った処。　今日は22番目の駅《新大久保》！　
想定した歌手は蒼彦太さん。



新大久保の女（ひと）


だまっていたり　服装だけじゃ
どこの女（ひと）だか　わからない
長い黒髪　ルージュも紅く
コリア・ショップを　横に見て
夜がはじまる　新大久保の女（ひと）

昔はもっと　地味めな街で
今じゃすっかり　さま変わり
カップ持つ手に　指輪がひかる
話す片言（かたこと）　おしゃべりが
みょうに可愛い　新大久保の女

東京なのに　トーキョーでなく
ここは都会の　エトランゼ
飲んでいこうか　買物しよか
コリア・タウンの　灯がまねく
夜が匂うよ　新大久保の女

ひとこと：山手線電車のみが停車する新大久保駅は、コリア・タウンが
近いことから新大久保が現在のようにKorea（コリア）のいろんな店が
台頭するようになったのは韓流ブームの影響により2007年に一度増加し
その後暫く落ち着いていましたが2010年以降、少女時代やKARA、
東方神起などのいわゆるK-POPブームにより再び増加。
その昔、たびたび訪れていたときはまったく何の変哲もない街でしたが
良くも悪くもにぎやかな街になったことは目を見張ります。
situation：コリア・タウンと化した街は夕方から夜ともなると
着飾ったおねえさんたちをあちこちで見かけます。
カフェやファストフード店に入っても、お茶したり食事をする光景が
目にとまります。もちろんコリア・ショップの活気もいっそう増す
時間帯でもあります。それらをモチーフにあまりひねらず、歌謡曲調の
人間模様を書き下ろしました。

●行ったことある《新大久保》のお気に入りスポット「コリアンタウン」

●《新大久保》の私的お勧めグルメ「ハレルヤ新宿本店」

「イエスタデイ高田馬場」 一条貫太★《東京・山手線シリーズ》第21弾

SNS（ブログ・FACEBOOK）7月の特集は《東京山手線シリーズ》です
全29駅をテーマに《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞
想定した歌手もさまざまに、一日一篇、山手線を内廻りで
発車オーライです　各駅のスポットやお勧めグルメも
楽しんでください　今日は21番目の駅《高田馬場》！
想定した歌手は一条貫太さん、現役大学生歌手ですから！


イエスタデイ高田馬場


名画座で見たような　
ヌーベルヴァーグの恋なんて
誰かが言うよ　今は似合わない と
　押しきせのLove　はずかしげにKiss
　この街に たった4年でも行き来するなら
　もっと大胆に8時間　使いたいよ

YESTERDAY は　駅から向こうへ
過ぎてゆく 消えてゆく　
･･･俺はまだ二十才（はたち）



「日曜日が待ち遠しい」
言ってみたいね　照れないで
昨夜も飲んだ　今日もまた そうだろ
　ありえないDream　うわっつらのTalk
　この街に なじむ頃はもう 違う貌して
　ちょっと息づかい繊細に　生きてるかな

YESTERDAY が　木立ちのあいだで
つぶやいて ささやいて　
･･･君の肩を抱く

YESTERDAY は　駅から向こうへ
過ぎてゆく 消えてゆく　
･･･俺はまだ二十才（はたち）

ひとこと：東京23区のうち新宿区に位置する高田馬場は
多くの大学・専門学校・予備校が集まっており
ご存知のように全国屈指の学生街です。
駅前は早稲田大学に通じる早稲田通りで、学生の街。
早稲田通り沿いは、学生向けの飲食店や古本屋などが多く立地していて
また周辺には専門学校も多い。
situation：高田馬場＝学生街＝映画とイメージを膨らませ
最近また話題にもなっているトリュフォーやゴダール、
ロメールが映画監督として花開いたヌーヴェルヴァーグをモチーフに
若者らしい雰囲気の書き下ろ詞にしました。

　●一条貫太さんを想定したこれまでの書き下ろ詞
「演歌樹」「夜明けの海原」
　　ブログの「記事検索」から見てください。

●行ったことある《高田馬場》のお気に入りスポット「肥後 細川庭園」

●《高田馬場》の私的お勧めグルメ「とんかつ 成蔵」　

「池袋のありんこ」大樹ゆたか★山手線シリーズ 第20弾

今月の特集・書き下ろ詞《東京山手線シリーズ》も
いよいよ20篇め！
全29駅をテーマに《ひと駅入魂！》の心意気での書き下ろ詞も
男歌・女歌、バラエティいっぱいに好評をいただいています。
想定した歌手もさまざまに、一日一篇、山手線を内廻りで
今日も発車オーライです　各駅のスポットやお勧めグルメも
楽しんでください　今日は20番目の駅《池袋》
想定した歌手は大樹ゆたかさん。このブログ2度目の登場です！


池袋（ブクロ）のありんこ


終電逃がした人がいて
飲み屋を追われた者もいる
　西口広場に　出ている月を
　一列並びで　見ているさまは
　みっともないようで　絵にもなる
　　池袋（ブクロ）のありんこ　からっ風

特売（バーゲン）初日の　人だかり
連絡通路の　急ぎ足
　見慣れた場面に　石でも投げりゃ
　あわてて広がる　波紋のように
　喜怒哀楽が　見えてくる
　　池袋（ブクロ）のありんこ　西東


一日一度は　空を見て
五叉路の違った　道をゆく
　いつもとおんなじ　それでもいいが
　見る目を変えれば　気分も変わる
　人生なんて　そんなもの
　　池袋（ブクロ）のありんこ　万華鏡

ひとこと：東京23区のうち池袋駅は豊島区に位置します。
山の手エリア3大副都心の一つ池袋駅！
1日平均の利用者数は新宿駅に次いで世界第2位だとか。
駅を中心として周辺には百貨店が建ち並び、大規模な繁華街・
歓楽街が広がっています。東西の商店街や文化施設は
地下の構内自由通路によって結ばれていてとても便利な駅です。
situation：西口広場で夜おそくまでたむろしたり人を待つそぶりの人たち
ストリート・ダンスに精を出す若者たち、連絡通路を行き交う
多くの人たち、そんな場面を見ていると、まるでありんこの群れや
行列のように思えます。それをヒントに池袋で見かける人間群像を
ありんこになぞらえて書き下ろしました。
★大樹ゆたか さんを想定したこれまでの書き下ろ詞
「ふうりん草の花咲けど」　ブログの「記事検索」から見てください。

●行ったことある《池袋》のお気に入りスポット「立教大学 池袋キャンパス」
緑がたいそう美しい都会のオアシスです


●《池袋》の私的お勧めグルメ「美松」米屋のごはん処、定食屋

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（画像をお借りしました）

「大塚ブルース」 よしひろし★山手線シリーズ第19弾

今月の特集・書き下ろ詞は《東京山手線シリーズ》です
全29駅をテーマに《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞
想定した歌手もさまざまに、一日一篇、山手線を内廻りで
発車オーライです　各駅のスポットやお勧めグルメも
楽しんでください　今日は19番目の駅《大塚》！
想定した歌手はよしひろしさん。
《初めて書き下ろす歌手》92篇めに登場です
BS朝の歌番組で知名度を上げています。実父は作曲家・三浦丈明氏


大塚ブルース


嘘じゃないんだ　ほんとうに
話し相手が　ほしかったんだ
　嫌でなければ　もう少し
　酒の相手をしてくれないか
　　あゝ　ここは大塚　
　　歌もその名の　大塚ブルース

折戸通りに　ころがった
夢のかけらを　さがしてみたい
　夜のネオンの　とまり木は
　さみしがりやの　なぐさめ細工
　　あゝ　ここは大塚　
　　歌が泣かせる　大塚ブルース

このつぎどこかで　逢えたなら
名まえぐらいは　おしえておくれ
　山手線なら　間に合うと
　野暮は云わずに　飲み明かそうよ
　　あゝ　ここは大塚　
　　歌が酔わせる　大塚ブルース

ひとこと：東京23区のうち大塚駅は豊島区に位置します。
2013年には駅南口に地上12階・地下1階の駅ビルが
建造されて、この大塚駅もすっかり新しくなりました。
地下1階〜4階には複合商業施設もあり、ますます便利です。
situation：取り立てて名所などない街ですが、TVでは時折
南大塚周辺の酒場が紹介されたこともあり、酒場をテーマに
スタンダードな酒場ムード演歌を書き下ろしました。


●行ったことある《大塚》のお気に入りスポット「サンシャイン水族館」


●《大塚》の私的お勧めグルメ「洋食GOTOO」

「巣鴨よいとこ節」 松原のぶえ★山手線シリーズ 第18弾

7月の特集が日を追ってアクセスUPになりうれしい限りです！　
その《東京山手線シリーズ》も全29駅のうち残すは12駅。
一作一作を《ひと駅入魂！》の書き下ろ詞で途中下車することなく
テーマ、モチーフ、コンセプトに面白味をスパイスして、まだまだ
続きます！　想定した歌手もさまざまに一日一篇、山手線を内廻りで今日も発車オーライ！　各駅のスポットやお勧めグルメは
どこも一度は行って気に入った処。　
さて今日は想定した歌手松原のぶえさんの誕生日
今回７度目の登場です。　駅は18番目の《巣鴨》です！


巣鴨よいとこ節


月に二度来る　人がいる
わたしゃ四度も　五度も来る
来ればうれしや　福がくる
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ

歩き疲れりゃ　お茶が出る
お茶に大福　団子餅
孫のみやげに　買うていこ
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ

赤が似合うよ　桃色も
あれもこれもで　着ぶくれて
気から病いも　とんでゆく
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ


旅の遠出も　いいけれど
まずは近くで　おたのしみ
誘い誘われ　来ればいい
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ

肩をさすって　腰なでて
さぁさ とげぬきお地蔵さん
嘘かほんとか　ためしゃんせ
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ


若い人なら　人なりに
つれてきやんせ　好きな人
老いも若きも　へだてなく
ほんに巣鴨は　よいとこサッサ　よいサッサ

ひとこと：山手線シリーズもいよいよ巣鴨駅に到着です。
東京23区のうち巣鴨駅は豊島区に位置します。
ご存知のとおり今さら説明するまでもなく巣鴨地蔵通り商店街周辺は　　
「おばあちゃんの原宿」として、多くの老若男女で賑わっている街です。
situation：巣鴨をテーマに詞を書き下ろすとなると、やっぱり小唄調の
お手拍子ものがいいでしょう。年配者に人気のカラオケ店も
数件あるほどで午前からどんどん連れだって入っていきます。
簡単に覚えられて歌って踊りもできる詞がいちばん！
6節まで書きましたが好きな小節を歌えば
それもまたお楽しみのひとつでしょう。　　　　　（画像をお借りしました）
★松原のぶえさんを想定したこれまでの書き下ろ詞
「裏町おんな草」「湯の町みなと」「あした届きますように」
「恋やどり」「舞酔い花」「もいちど大阪」
　ブログの「記事検索」から見てください。

●行ったことある《巣鴨》のお気に入りスポット「巣鴨地蔵通り商店街」

●《巣鴨》の私的お勧めグルメ 「みずの 塩大福」