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「四の五の人生だとしても」 ピーター

2015年01月14日 | シャンソン
女たち

四の五の言ってどうなるの
今さら人生 巻き戻せない
へんてこ呼ばわり されつづけても
歯をくいしばって 生きてきた

生きてさえいれば 人は誰でも
スポットライトの下に立てる
そう信じてた そう決めていた


   (語り) 四の五の好きにおっしゃっていいわ
     言われてなんぼが 花なんだもの
     唄って 踊って お芝居をして
     これこそ人生 わたしの人生

     歓びを分かち 語り合いたい
     大切な人たちは 今はもういない
     でも見てるでしょう いつも すぐそばで

四の五の10倍 経った今
歩いてゆく道 また明日がくる
わたしは自分に 正直だから
何 言われたって かまわない

その場 その時の 出会いかさねて
ライフワークを見つけられた
うれしかったわ 涙も見せた

 生きてさえいれば 人は誰でも
 スポットライトの下に立てる
 そう信じてる そう決めている


ひとこと:ピーターがコロッケが司会をするBSの歌とトークの番組に出ていた。
物真似の話題を中心に軽妙なトークを繰り広げ、二人で物真似で唄ったりしていて
それなりに楽しめた。歌手としてのピーターが役者・池畑慎之介として
2008年『越路吹雪物語』を初演して以来、再演をかさね、今では彼?の
ライフワークとも言えるスタンツを確保した。それがきっかけというわけでも
ないだろうが、近年はレパートリーにシャンソンを多く取り入れている。
越路ピーター
1969年に歌手デビュー以来、俳優歴も含めて芸能生活45周年を過ぎた。
このブログのカテゴリにもあるように、ここはひとつシャンソンで
何か書かねば、と思い自伝的要素も含んだ詞を書き下ろした。
このブログではこれまでに「ほだされて」「冬の嵐」
UPしているが、ピーターが他のおネエタレントがバラエティ中心なのと
一線を画していて良いのは、俳優・池畑慎之介としてのもう一つの貌があって
映画や舞台、TVドラマなどで際立った演技力を発揮しているところだ。
今年は歌手としての活躍も期待している。

「愛と嫉妬と鍵穴と」 佐竹律香

2014年10月05日 | シャンソン
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愛してる。それはもう 言わないで
愛してる。それはただ 虚しさの裏返し

Mais・・・ そのひと言をきかないと
Donc・・・ こころに波が立つばかり

 あなたにチャンスが訪れるのに
 なぜ わたしに 天使は微笑まないの

  ほの暗い町並み 二人で歩いても
  なにひとつ 答えもないまま
  わくら葉が 風に踊るだけ

舗道の枯葉

愛してる。時はまた過ぎてゆく
愛してる。それなのに 哀しみは終らない

Mais・・・ そのひと言の在りかには
Donc・・・ 鍵穴ひとつ見つからない

 わたしが涙をこらえていたら
 いつ あなたは 死ぬほど抱いてくれるの

  朽ち果てた小舟が 渚に残されて
  帰り着く 港をなくして
  霧雨に 頬をぬらすだけ

小舟

愛してる。それはもう 言わないで
愛してる。それはただ 虚しさの裏返し

愛してる。時はまた過ぎてゆく
愛してる。それなのに 哀しみは終らない


ひとこと:日本のシャンソン歌手はいったい何人くらいいるんだろうか?
日本シャンソン協会の会員を検索しても、あまりに多いので数えなかった。
知名度ではTVやコンサートで活躍している人ばかりが目立つが
地方でも都市でも、地道に独自に活動している人は多く、そして実績も挙げている。
さて、先日新聞で佐竹律香シャンソン・リサイタルの記事を読んだ。
当然「銀巴里」「パリ祭」にも出演し、シャンソニエや料亭でのコンサートも活発な様子。
こういった歌手にこそ、詞ごころがそそられて、あっという間に3篇を書き下ろした。
今回はその中から、出会いと別れを繰り返す男と女の、愛と嫉妬をテーマに
どうしようにもできない人間の感情を書いた。
ちなみにMais→だけど Donc→そうよ の意味です。