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「人生三味線 男節」 みち乃く兄弟

2013年05月11日 | 演歌歌手グループ
みち乃く兄弟

俺を誘えよ 飲みたいときは
苦楽 四十余年(よとせ)を 共にした 二人じゃないか
顔や背丈も 違うのに
兄弟ですかと 合いの手くれる
人の情けを いただいて
越えてゆこうよ ふたり三味線 男節

糸のゆるみは 心のゆるみ
切れる手前で 張り替えて 出直しゃいいさ
夢は岩木の 山よりも
でっかく持てよと 連れ三味線の
道は二上がり 三下り
調子合わせて 男みちのく 人世(ひとよ)
岩木山

今日は青森 明日は薩摩
二人三脚 旅をゆく 幾山河よ
我慢 辛抱 糧にして
おもしろ可笑しく 生きるが勝ちだ
老いも若きも 取り込んで
聞いてください ふたり三味線 男節
  

よもやま:歌に作詞に関わっていると、ほんとに厭きない尽きないものですねぇ~。
このブログは想定した歌手に書き下ろ詞をUPして、やがて3年ですが
まだまだ書いてない歌手はいて、新旧・地方さまざまに情報はいっぱいです。
さて岩手県大槌町出身のみち乃く兄弟は平成7年が結成20周年ということなら
今年で38年目ですねぇ。北島三郎氏とのつながりもあって活躍が目立ちます。
彼らには『岩木山』という、とてもいい作品がレパートリーにあるのですが
これを最初に唄ったのは、旧くからの自分の知人でもある吹越通サンです。
いい歌はやはり歌い継がれるものです。
三味線をトレードマークに息のあった演歌デュオを聴かせる彼らに
ふるさと発、歌人生の元気印の演歌を書きました。

「誘惑志願」 前川清とクールファイブ

2013年04月16日 | 演歌歌手グループ
クールファイブ

そこに並んだ男たち
私から15秒でも
目をそらさずにいられたら
今夜だけ なってあげるわ パートナー

なにも特別な意味なんかないわ
退屈なお酒には 刺激が必要よ

お目当てはいるけど
素振りには見せない
まばたきもしないで
熱くなる心 今は押さえるだけ
パーティー

月に一度か三度ほど
躰じゅう渇いてきて 
私は夜に繰り出すの
不埒だと 誰が言えるの とめないで

外へ連れ出して どこへでも行くわ
一線を越えなけりゃ いつでも貞淑よ

ひとりづつ帰って
残るのは3人
喉もとを言葉が
こみ上げて危険 胸をはだけた人

なにも特別な意味なんかないわ
誘惑を志願する 女は誰だって


よもやま:前川清&クールファイブとしてソロ活動と平行しながら、
クール・ファイブの名を存続させ一員としても活動しているので
今回はグループとして書き下ろ詞をUPする。
女性の本能に、誘惑されたいという願望があるかどうか定かでないが
外国映画などでは、ままある光景だ。
こういった詞を情感たっぷりに表現し、違和感なく唄えるグループの実力は今だ健在。

「横浜スター・ダスト」 ロス・プリモス

2012年09月17日 | 演歌歌手グループ
  ロス
  もう逢わないと 私は言った
  なぜ逢えないと あなたが聞いた
  昔のひとと よりを戻すなんて
  言えばあなたに 頬をぶたれる

  みなとみらいは 人影もなく
  停めた車にもたれ 答えを待てば
  最后の夜を 飾るように
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト

  いい人すぎて きらいになれる
  だめな人ほど 魅かれてしまう
  女の性は とても危ういもの
  波の音さえ 泣いてくれてる

  ランドタワーの 灯りも消えて
  海の匂いが 髪にからみつく頃
  別れのキスを こばめなくて
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト
  ランドマーク

  たぶん横浜 来ることもない
  どこか遠くの街へ サヨナラのつもり
  みじかい夢を 散らすように
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト
  FURI FURI  FURU FURU
  横浜スター・ダスト


ひとこと:日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルに
ロス・プリモスも出演する。
49年の長きにわたってムード歌謡界を牽引したロス・プリモスも
メイン・ヴォーカルの森聖二サンの死去とともにピリオドを打つかと思われたが、
元ロス・インディオスの永山こうじをヴォーカルに迎え、新たなスタートを切った。
1960年代に一時代を築いたムード歌謡・ムードコーラスの音源は
ほとんど所蔵しているが、なかでもロス・プリモスが作品的にも優れ、
お気に入りが多く一番好きだった。
そういった意味でも、新生ロス・プリモスに期待するところは大で、
横浜を舞台に、べつの男のもとへ去る女をテーマに書き下ろした。

『この歌手のお勧め曲』(旧ロスプリ)1.「ぬれて横浜」2.「小さなお店をもちました」
3.「知らなかったわ」

「妻の筐」 鶴岡雅義と東京ロマンチカ

2012年08月23日 | 演歌歌手グループ
ロマンチカ3

それは開けてはいけません
私が先に逝ったなら
どうか独りで見てください と
やさしい眸をして 妻は云っていた
そっと引き寄す 竹編みの
(こばこ)にひそむ 夫婦(めおと)の歴史
竹こばこ

古い手紙の束がある
写真は何処の旅先か
とうに忘れた 四十余年(よとせ)も前の
思い出ばかりを 妻は残してた
さんざ苦労も あったけど
筐に秘めた 榾火(ほだび)の愛よ

こんな永訣(わかれ)は早すぎる
一人になってしみじみと
辛さ さびしさ 一度に寄せて
朝な夕なに 妻の幻影(かげ)を追う
今じゃ形見に 変ったが
筐よ 妻よ 愛いつまでも


ひとこと:「木曜8時のコンサート」なる番組に懐かしい歌手が出るとときどき見る。
今日は鶴岡雅義と東京ロマンチカが出演なので
「北の港駅」をUPして以来、久しぶりの書き下ろ詞です。
三條正人サンには「ふたり春秋」をUPしています。
ロマンチカ結成47年目。メンバーもじゅうぶんな年令になった。
月遅れの8月のお盆が過ぎ、それに合わせたわけでもないのですが
この詞は妻に先立たれた男が、生前妻がひそかに大事にしていた筐に
夫婦の愛の歴史を見る、というロマンチックで哀切いっぱいの詞です。

「男と女の港町」 三浦京子とハニーシックス

2012年05月19日 | 演歌歌手グループ
ハニーシックス

濡れちゃった濡れちゃった もうびっしょりよ
 だから来るなと云ったろ どしゃぶり雨だから
ごめんなさいね 会いたくて
 そんなにオレが 好きなのか
港あかりに さそわれて
飲んでゆこうか 本牧あたり
ユラユラと 横浜は
男と女の 港町
本牧2

デキちゃったデキちゃった もう飲めないわ
 ここじゃまずいと云ったろ 人目があるからさ
ごめんなさいね 飲みすぎて
 今から部屋が 取れるかな
沖の漁火 ちりばめて
愛をかさねる 瀬戸内あたり
チラチラと 高松は
男と女の 港町
漁火

さめちゃったさめちゃった もう眠れない
 朝が早いと云ったろ も少しお眠りよ
ごめんなさいね そばにいて
 すぐまた会える ふたりだよ
遠く霧笛を ききながら
夜がみじかい 丸山あたり
ホロホロと 長崎は
男と女の 港町
丸山


ひとこと:もとは三浦弘とハニーシックスという兄妹グループで
1965年に結成された。代表作に『よせばいいのに』
『お嫁にゆけない私』などがあり、今は現在名で活躍している。
前回は「涙もろいのよ」をUPしているが
久しぶりにデュエットものを書きたくて再登場です。
兄妹で有ればこその息のあったコーラス・ハーモニーが生きる
歌謡界では今や貴重でもあるグループだから
どんどんTVにも出て歌ってほしいものだ。