❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
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「小樽」 野村将希

2012年09月22日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
野村将希

たとえば俺たち男らは 都会のかかしだよ
暑かろうと寒かろうと 似たようないでたちで
急がされて 右へ左へ
せき立てられて 東へ西へ
靴は減るし腹は空くし たまったもんじゃない

 気の合う奴らと呼べるのは 何人もいないけど
 愚痴ばなし与太ばなし たがいについばんで
 へろへろに 酔いどれて
 つくづくと 現実を噛みくだく

  小樽 ここに生まれて やさしさ幾つかぞえた
  小樽 振り向けばいつも 透んだ眸をした幼な子のままで
小樽2

妻あり子がいる男らの 家路はまだ遠い
今日のことや明日のことや 会話さえないままに
泥のように 眠りこけて
ただくりかえし 月日が過ぎる
若い頃の夢の刻(とき)は しめった冬花火

 行き着く処は名も知らぬ 荒れ野の草むらか
 大の字に寝ころんで 流れる雲見れば
 じんわりと 眸がぬれて
 ふかぶかと 過去に舞いもどる

  小樽 ここに生まれて やさしさ幾つもらった
  小樽 つぶやけばなぜか すこし汚れたこころ洗われて


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
野村正樹
1970年に野村真樹の芸名で「一度だけなら」でデビュー後、
改名し現在に至る彼も芸能活動42年目、59歳になった。
現在も歌手活動はしているものの、なんといっても『水戸黄門』の柘植の飛猿役の方が
知名度は抜群。
 大都市あたりじゃスーツ族の多くは、過酷で多忙であたふたと日々を送っている。
 そんなひとりの男が故郷である小樽に安らぎを求めに帰る、と
 いう設定で、団塊世代のロハスな心情を受けとめてもらえば良い。

『この歌手のお勧め曲』1.歌舞伎町の女 2.一度だけなら 3.信じてほしい

「少年のままで」 田辺靖雄

2012年09月14日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
  田辺

  またいつか見たくなる映画のように
  今はただ うしろ姿見送るよ
  涙を見せたThe endだけど
  それでもキミは綺麗だよ

   記憶が風にならないように
   こころは少年のままでいよう

   負けずぎらいで 奪っておいて 
   別れをきめた オレのずるさを
   いくつになっても やんちゃ坊主と
   叱ってくれた キミにありがとう
  うしろ姿
  
  抱き方もくちづけも獣のように
  夢のなか 堕ちるキミが好きだった
  もいちど恋をリセットしましょ
  なんどかキミはせがんだね

   若さで傷が癒せるならば
   いつでも少年のままでいたい

   気まま わがまま 泣かせたけれど
   オレよりずっと 大人だったね
   これから先を うまくやってと
   背中を押した キミにさようなら

   若さで傷が癒せるならば
   いつでも少年のままでいたい

   記憶が風にならないように
   こころはいつも少年のまま
   こころはいつも少年のまま


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!

ヤッチンこと田辺靖雄サンは1963年「ヘイ・ポーラ」でレコードデビューし
POPS系歌謡でいくつかヒットを飛ばした。
基本的には演歌系の歌手ではないが、一時期CBS・ソニーに在籍し
発売した8枚のシングルはいずれも演歌・歌謡曲系が多い。
ハスキーかかった高音に色気を感じる歌唱が好きで
初期を含め約30曲ほどの所蔵する音源はお気に入りが多い!
さて、今回は画像に使用したジャケットのように
一番いい時期のヤッチンの、どこか少年っぽさを残した彼にぴったりの、
別れのラブソングを書いた。

『この歌手のお勧め曲』1.東京で一番淋しい女 2.待ってたのかい僕を

「healing love ~愛の癒し~」 平浩二

2012年09月13日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
平浩二

氷よりも 冷たい肌でした
とじた瞼から あふれる涙でした
 宝石ほどの まぶしさや
 ロシアンセーブルの 心地よさ
 夢にもいらない 欲しくない

 あなたがそばに いてほしい
 愛の癒しの その眸が あればいい

昼は暗く 明るい夜ばかり
やがて息絶える 予感にふるえている
 傷つくことを 癖にして
 哀しみ上手の くりかえし
 ほんとか 嘘かが わからない

 あなたに抱いて いてほしい
 愛の癒しの ぬくもり 感じたい

 あなたがそばに いてほしい
 愛の癒しの 奇跡を つれてきて


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、歌謡フェスティバルが
催される記事を見た。新旧、現役を含め多数の歌手のなかには懐かしい歌手や
もう何年も新曲を発売していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。
持ち味を生かした、なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
今日は1972年「バス・ストップ」の大ヒットでおなじみ、平浩二サン。
1970年デビューだから今年で42年目。彼も早や63歳ですねぇ~。
詞を書くにあたり、彼の特徴はなんだろうと考えてアルバムを聴きなおしていたら
ある意味、彼の歌声は癒し系なんですね。唄いすぎず押しつけがましくなく…。

『この歌手のお勧め曲』「夢物語」

「それを涙にしたくない」 姿憲子

2012年09月12日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
姿憲子

倖せさがしの 人生航路
灯りもとどかぬ 荒波ばかり
 心 とも綱 つないでいても
 苦労しぶきが ざんぶとかかる
  それを涙にしたくない
20f2072d

あしたにつづいた 人生峠
ひと山越えても また七曲り
 ゆこかもどろか 思案にくれりゃ
 我慢おろしが まともに吹雪く
  それを涙にしたくない
峠

命火燃やして 人生舞台
一幕通しに 修羅場がからむ
 夢にまで見た 千秋楽に
 なさけ囃子が じんじん染みる
  それを涙にしたくない


ひとこと:10/10~10/12に日本歌手協会・創立50周年記念、
歌謡フェスティバルが催される記事を見た。新旧、現役を含め
多数の歌手のなかには懐かしい歌手やもう何年も新曲を発売
していない歌手がいっぱい。それでも現役は現役!
昨日今日の歌手とはキャリアと貫禄が違う!
そんななかから何人かをセレクトして久々の
『昔活躍、今ご無沙汰』シリーズ。持ち味を生かした、
なおかつ新鮮な詞を書き下ろしていきます。
さて、どんな歌手が登場するやらお楽しみに!
1965年浦島みつ子の歌手名でデビューし、
1970年姿憲子として「姿三四郎」でビッグ・ヒットをとばした
彼女も歌手生活47年を過ぎた。
TV、ラジオともメディア露出はなかなかお目にかかれないが
野太い声と圧倒的な歌唱力で実績のある歌声はまだまだ健在のはず。
演歌の宝庫クラウンの大ベテランとしてリスペクトし、
底力のほしい歌手の一人。
さて、この詞は彼女お得意の人生根性演歌。
人生、海 山いろいろあっても涙を売りにしちゃいけません、
という応援歌です。
あの声であのコスチュームで堂々と唄ってもらいたい。

『この歌手のお勧め曲』「姿三四郎」「男縦横十文字」
「浪花節だよ人生は」「道頓堀人情」
      

「エトセトラ ~etcetera~ 」 高山厳

2012年07月14日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
高山厳

あずけようと 決めたココロ
あなたにいつ 渡せばいい
しぐさ くちぐせ 好きな色
暗記するほど みんな知っている
 恋なのか 愛かしら
 それともエトセトラ
 あなたから欲しい ひとり占めの言葉
 ほかの誰も あげたことのない女
 …そうよ 女

少女じみた 夢は不潔
占いなど まやかしごと
本音 思惑 エゴイスト
さらけ出せない 人はナンセンス
 恋に生き 愛に死ぬ
 それともエトセトラ
 あなたこそオトコ 獣めいたハンター
 傷痕(きず)はとうに 舐めてふさいだの あの日
 …そうよ あの日

 恋に生き 愛に死ぬ
 それともエトセトラ
 あなたしか見ない 闇に堕ちて死ねる
 戻る場所は 遠く地の果ての二人
 …そうよ 二人


ひとこと:グループでの歌手活動を始めた1971年から数えると今年で21年目。
ひところはニューアダルトミュージックなどというジャンルで
1992年「心凍らせて」が大ヒットした高山厳サンも今ではもう20年前のこと。
おおむね1年に1作の割合で新曲は発売しているようだが
大ヒットのあとコンスタントにヒットを飛ばすことの難しさ。
このブログでは2011年に「恋らしく愛らしく」をUPしているが
今回は女歌を書いてみた。この女性ははっきりと意思を持った女性で
一度狙いをつけた男しか眼中になく、それでいて自分のしていることは
愛なのか恋なのか、それとももっと何か別のチカラが作用させているのか。
こういった感情をクセのない高山厳の歌唱になると意外とハマる気がする。
もちろん高山自身もてらいなく歌えばこその話だが。
もう一度ヒット戦線に躍り出てほしい歌手です。 

「あまから人生」 小野由紀子

2012年07月10日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
小野由紀子

主役 脇役 代役だろと
人の一生 お芝居じゃない
泣くも笑うも 涙みちづれ
あまから あまから あまから人生
ひとつ飛ばしの 春はない

重さ でかさに ため息つけば
夢はかぢかむ そっぽを向くさ
好きも嫌いも 腹におさめて
あまから あまから あまから人生
夜は眠って 朝に起て

思いがけない 出会いがあれば
不意の別れも 覚悟の憂き世
咲くも散らすも 花の定めか
あまから あまから あまから人生
人は人なり 道をゆく
   

ひとこと:「ご無沙汰歌手シリーズ」10作めは、
「他人船」「浪花節だよ人生は」のベテラン小野由紀子サン。
ご無沙汰じゃない、歌っているわよ、とお叱りの声がかかりそうだが
1963年のデビューだから今年で49年目、来年は50周年を迎える大ベテラン。
小野サンの歌はなんといっても艶歌(つやうた)
ディスコグラフィーとして音源はほとんど所持しているが
初期の作品、ミノルフォン時代のものにその艶がいっそう感じられ、なんとも幅広いテーマで
さまざまな作品を歌っていてgood!
特筆すべきはカヴァーものに彼女の緻密な解釈と歌唱の粋が見られ
オリジナルよりも良い作品が多い。
さて書き下ろした詞は人生演歌。人生、甘いばかりか辛口の時期もある。
それでも頑張っていきましょう!という内容です。
ちなみに小野サンには前回「おさけ情話」をUPしています。
こちらもまたイイ感じです。

「終電までには」 松居直美

2012年07月09日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
松居直美1

今夜のことは秘密です
噂になったら 二度と逢いません
それが守れる貴方だと
思えばこその 恋あそび
 うふふのふ つよいお酒を飲まされちゃった
 ほほほのほ いいの 覚悟はできてるの
湯島 不忍池(忍ばず)蓮は夜ひらく
何度もひらいてあげるけど
お願いよ 約束よ 終電までには
もとの女にあたし 帰してちょうだい
不忍池2

合図は雨の降る日です
いつものカフェの 奥の席にいて
シャツもスーツもネクタイも
あたしの趣味で 待っていて
 うふふのふ 今日は焼肉 がっつりいくわ
 ほほほのほ いいの カードで支払うわ
銀座 金春 ゆれて柳腰
あなたになびいて正解ね
わかってね 訳ありよ 終電までなら
週に一度の貴方 あたしのものなの
金春

わかってね 訳ありよ 終電までなら
週に一度の貴方 あたしのものなの

お願いよ 約束よ 終電までには
もとの女にあたし 帰してちょうだい


ひとこと:気分を変えて「ご無沙汰歌手シリーズ」です。
1982年にアイドル演歌歌手としてデビューしているんですが
今や得意のものまねやトークなどを活かし、バラエティー路線を中心に活躍。
歌手としては17枚ほどシングル発売もあるのだが
ここまでバラエティー・タレントの顔が浸透してしまうと
本格的な歌手活動は難しいものか。
とはいえつい最近、単発ものだが相撲の増位山とデュエットものを発売した。
松居直美2
結婚、離婚を経験し、そろそろ歌のほうでも…と思って
今どきの若いイケメンを相手に恋あそびなどどうか、と
松居のキャラクターも生かして歌謡曲調を書き下ろした。
ちなみにしばらくご無沙汰シリーズを続けます。お楽しみに!

昔活躍、今ご無沙汰シリーズに登場した歌手
北沢麻衣 こまどり姉妹 津軽ひろ子 真咲みどり 
大原未登里(三音家未登里) 安倍里葎子 泉ちどり

「夫婦ふくろう」 泉ちどり

2012年07月05日 | 昔活躍、今ご無沙汰の歌手
泉ちどり

三々九度の 真似事もなく
さんざん苦労の 坂道 夜道
 あれは ふくろう また啼いた
 不苦労と 書いて苦労を せずにすむ
そんな夫婦に なれる日を
信じてあんたに ついてきた

子供にだけは 人様よりも
なにより厳しく 躾(しつけ)と礼儀
 あれは ふくろう また啼いた
 福朗と 書いて朗らか 福を呼ぶ
それが夫婦の 宝だと
自慢のあんたの 勇みぶり
ふくろう

大なり小なり どの家にでも
のぞけばあろうさ 厄介 難儀
 あれは ふくろう また啼いた
 不苦労が いつか笑いの ネタになる
そんな夫婦で あればいい
死ぬまであんたと ふたりづれ
 


ひとこと:ブログのカテゴリーを整理していたら
しばらく書いていないジャンルがあったりしたので
該当する歌手をピックアップして集中的に書いてみようと思います。
どんな歌手が登場するかは、お楽しみ。
さて泉ちどりサンは1969年のデビューだから歌手生活43年目。
ここ数年は新曲発売は途絶えているが女任侠ものから
夫婦ものなどジャンルは幅広く、根強いファンも多いようです。
今回想定して書いた詞は、最近新聞などでよく見かける「ふくろう」から
発想を得、泉サンお得意の「めおともの」を書き下ろした。
大震災以降、絆が大きなキーワードになっているが夫婦もやはり同じです。
それにしても下記のとおり、我ながら夫婦ものをずいぶん書き下ろしていますねぇ~。
興味のある方は左側の「記事検索」を使ってご覧になってください。

夫婦塚 夫婦香車 夫婦あじさい めおと三昧 夫婦三脚ふたり道
夫婦しろたえ 夫婦歳月 津軽めおと めおと海峡 夫婦かっちり