わたしには
歌うことしか出来ないと
ひたむきに信じて歩く 果てのない道程(みち)
…あの日から
胸にともった明かりは
降る雨を 積もる雪さえ あたためて
小さき種子(たね)を 花に育てる…
これ以上
弱い躰にしないでと
手をかざし祈りをかさね 光追う日々
…ありがとう
そばに貴方がいたから
迷わずに あきらめないで 生きられる
あふれる愛と 幸(さち)につつまれ…
どこからか
耳に覚えのある歌が
ひたひたとわたしを呼んで 夢につながる
…いつの日も
めくるページのそこ此処
濁りなく つつしみ秘めた 歌霊(うただま)が
銀河の 宙(そら)の 星ときらめく…
ひとこと:2007年以降、数々の病に遭遇し
復帰後の活動を妨げられた感の彼女だが
最近は元気な姿を被災地訪問や
歌番組などで見かけることが出来、ひと安心。
メッセージ性を意識した歌は
唄うほうも聴く側も、ときに被害者意識が伴いがちだが
今の彼女には、逆にそういった歌で
両者をも元気づけてほしいと思う。
個人事務所ではなにかにつけ難しいこと多し。
反面マイペースでゆける。
自らの体調や今後を考え
彼女もそれを選んだのかも知れない。