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心にのこる この歌1曲 ★利根一郎                   「ガード下の靴みがき」「星影の小径」ほか

2018年12月16日 | 『2018 / この1年 SNSカテゴリーおさらい月』
《あの歌手にこの詞(うた)を》をキャッチにMyブログの書き下ろ詞で
作成したカテゴリーがかなりありますが 2018年、反響(アクセス)が
多かった主だった9つのカテゴリーに絞り、それらに歌手を想定して
image、novel、feeling、storyふう、さまざまに書き下ろし
この1年をおさらいする特集です。
今日選んだカテゴリーは《心にのこる この歌1曲》これまでに計26篇を書き下ろしています。
この歌
このシリーズは記事をUPするたび多くのアクセスがあり
今も《今日の人気アクセス記事 BEST50!》に7つの記事がランクイン
しています。楽曲・歌手・作家を含んでの不定期シリーズですが今回で#27 紹介するのは1942年ポリドール入社を手始めに49年間で1200余曲を作曲し、1966年(S41)には「霧氷」で日本レコード大賞を獲得した作曲家・利根一郎さんにスポットを当てていきます。
霧氷
●今回このシリーズに利根さんを選んだ理由は意外なきっかけです。
数年前、ある名編曲家の墓参で多磨霊園に行ったとき有名、著名人の
墓を紹介するチラシの中に利根さんの名前を見つけ、いつかの折に、と
思っていたのです。
多摩
●利根一郎という作曲家を知る人はよほどの歌好き、懐メロ通、はたまた
昭和歌謡の生き字引でしょう。1938(S13)早稲田大学政経学部中退。
'42ポリドール入社。'44東芝、'45テイチク、'49キングを経て
'50以後ビクター専属となる。
いつも前置きが長くなってスミマセン! さて利根さんの膨大な作品群の
中から私的お気に入りベスト3を進めましょう。

1.「ガード下の靴みがき」(1955年)
作詞:宮川哲夫 作曲:利根一郎 唄:宮城まり子
みや6 みや5
  紅い夕日が ガードを染めて
  ビルの向こうに 沈んだら
  街にゃネオンの 花が咲く
  おいら貧しい 靴みがき
  ああ 夜になっても 帰れない

  (セリフ)
  「ネ、小父さん、みがかせておくれよ、
   ホラ、まだ、これっぽちさ、
   てんでしけてんだ。
   エ、お父さん? 死んじゃった…
   お母さん、病気なんだ…」

この歌を何人の人が知っているやら・・・
62年前のこの歌を、いつどこでどのようにして知ったかは
当然記憶にないですが、セリフ入りの歌を好きになった最初の歌です。
当然ながら今では歌手・女優としてよりも肢体不自由児養護施設
〔ねむの木学園〕の園長としての方が知られている宮城まり子 さん。
昭和43年(1968)静岡県浜岡町(現・御前崎市)に肢体不自由児の
養護施設「ねむの木学園」を開設(のちに掛川市に移転)以後、
肢体不自由児教育に一身を捧げ今も健在です。
みや3
この曲をカラオケ店で見つけたときは、ひとり ほくそ笑みました。
今も私を知る仲間がカラオケでは必ずリクエストがかかる歌です。
モノラルの原曲や編曲は哀愁と寂寞感ただよう昭和歌謡の極みで
まことに良く出来た作品です。セリフの部分は、七色の声と言われた
宮城まり子さんが貧困の少年っぽさを見事に表しています。

2.「星影の小径」(1950年)
作詞 矢野亮 作曲 利根一郎 唄:小畑実
 静かに静かに 手をとり手をとり
 あなたの囁やきは アカシヤの香りよ
 アイラブユーアイラブユー いつまでもいつまでも
 夢うつつさまよいましょう 星影の小径よ

この作品は1985年(昭和60年)に ちあきなおみによってカバーされた
ものがいくつかのCMに使われるという現象を生み出し、後に多くの歌手によってカバーされ唄われるほど時代を超えてのスタンダード曲に
なりました。
ちあき

3.「星の流れに」(1947年)
作詞 清水みのる 作曲 利根一郎 唄:菊池章子
 星の流れに 身を占って
 何処をねぐらの 今日の宿
 荒(すさ)む心で いるのじゃないが
 泣けて涙も 涸れ果てた
 こんな女に誰がした

レコード発売当初は全く売れなかったのが作品のモデルであった娼婦たちが歌詞に共感を覚え大ヒットの要因になったとも記載があります。
また当初のタイトルは『こんな女に誰がした』でした。
菊池

★さて、ほかにも「雨の中の二人」(1966年)
作詞 宮川哲夫 作曲 利根一郎 唄:橋幸夫
 雨が小粒の真珠なら
 恋はピンクのバラの花
 肩を寄せ合う小さな傘が
 若いこころを燃えさせる
 別れたくないふたりなら
 濡れてゆこうよ何処までも

16a
「若いお巡りさん」(1956年)
作詞 井田誠一 作曲 利根一郎 唄:曽根史郎
 もしもしベンチでささやくお二人さん
 早くお帰り夜が更ける
 野暮な説教するんじゃないが
 ここらは近頃物騒だ
 話しのつづきは明日にしたら
 そろそろ広場の灯(ひ)も消える

についても書きたかったのですが、今回はこれにて・・・。

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