❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

2015年の終りに ―近況とお礼―

2015年12月30日 | 近況
越冬酒場3
2015年もいよいよ年の瀬になりました。
―すべて書き下ろしの作詞― をコンセプトにしたブログをはじめて
5年4ヵ月が過ぎ、その数は961篇となりました。
ジャンルを問わず書いてきましたが
今年書き下ろした作詞は、演歌72篇・歌謡曲25篇・J-POP6篇で
計103篇
になり歌手・ジャンル・タイトルなどで検索
あるいはサイトからの検索でこのブログにたどりつきアクセスしていただいた
多くの方に感謝です。
インターネットがすっかり定着し、なお拡大の傾向が顕著な現在
このような形で多くの方に詞を見ていただけてうれしく思います。
作詞業界は昔のような作家と弟子の関係は今や風化状態。
いろんな意味で新しい書き手が育っていかないという閉塞感もあるなか
今こそ、新戦力=新鮮力の出番だと信じて日々書き下ろしてきました。
今年は、作詞界では最も名のある催しの中で、大きな賞を受賞
することが出来ました。これからもジャンルの枠にとらわれず
さまざまな詞世界を表現していきたいと考えています。
歌好きの、歌詞に興味を持つ、作曲をされている方
マイCD制作を希望される方も含めて
今後とも注目と応援をいただけるよう精進します。
2016年もどうぞよろしくお願いします。

「浪花やったれ節」 蒼彦太

2015年12月26日 | 今日が誕生日の歌手
蒼彦太

事の始めは どっちが先に
男になるかの 酒ばなし
 俺とお前は ぼろ見せ合って
 生き方までも 競い合う
  ならば やったろ やろうじゃないか
  花の浪花で ひと旗あげる
乾杯
無茶はするなと 心で願う
下手すりゃ巻き添え 共倒れ
 俺とお前は 好みが違う
 女は尽す 人がいい
  云うな ほっとけ かまうじゃないよ
  情け浪花の スズメが騒ぐ
割り箸

どうだ 調子は なにげに聞けば
ぼちぼちでんなと 化かし合い
 俺とお前は 割り箸らしく
 折ろうと割ろうと くされ縁 
  そうさ やったれ やろうじゃないか
  おとこ浪花の 一本勝負


ひとこと:蒼彦太サンは今日が誕生日。2011年3月のデビュー以来、オリジナルは
これまで4枚。2015年はもう少しJUMP-UPしてヒット曲に結びつくかと期待したが
まだまだこれからか。このブログでは「うどん小僧は夢一本」「やめられません人生は」
の2篇を書き下ろしてきました。今回は彼の元気と若さあふれるイメージをもとに
浪花を舞台に血気盛んな男どうしの丁々発止の人生の競い合いをテーマに書き下ろした
本格的演歌です。こういった詞は照れやてらいなく唄いきることがポイント。
来年こそ飛躍の年になってほしい若手演歌の筆頭株です。

「うそっぱち」 角川博

2015年12月25日 | 今日が誕生日の歌手
角川博2

お仕置きなんて しないから
ほんとのことを 言ってほしいの
わたしに隠れて 会ってる人が
いると噂を 聞いたのよ
三年前にも おんなじことで
見せた涙は 何もかも うそっぱち

ほとほと愛想 尽きたから
子供をつれて 里にかえるわ
あなたは立場の ある人なのに
きっと後悔 するはずよ
積もり積もった 女の恨み
晴らしてみせるわ 今度こそ許さない

届
キッチン横の 引き出しに
入れときました 離婚届を
あなたも心の 楔(くさび)をはずし
好きに暮らして いけばいい
世間によくある 顛末だけど
せめて最後に 言わせてよ うそっぱち


ひとこと:角川博サンは今日が誕生日。デビュー40周年を越えますます円熟の境地だろう。
女ごころを唄わせたらトップクラスの力量で今もその実力は健在。このブログでは
・かざぐるまをモチーフに一途でけなげな女ごころの「かざぐるま」
・恋の終わりを水辺に咲く桔梗になぞらえ女の愛惜を託す「桔梗川」の2篇を
書き下ろしています。今回はちょっと類のない男と女の別れ歌です。
 男の火遊びに女は愛想をつかし子供をつれて離婚までしようとする状況を
 少しコミカルなタッチで書き下ろしました。

「母娘橋」 島津悦子

2015年12月24日 | 今日が誕生日の歌手
島津悦子

ここから先は あなた一人で
渡ってゆくのね この橋を
 惚れて互いに 信じあい
 明日を見つけた 男女(ふたり)なら
 倖せ祈ります 母娘(ははこ)

陽だまりばかり ありはしません
雨降る日もある 風も吹く
 知ったつもりで 世の中を
 甘く見てると 怪我をする
 負けずに歩いてね ふたり道

橋
身の丈超えた 欲を出さずに
その日その日を 感謝して
 長くつづいてゆくこつは
 してはいけない 隠しごと
 倖せ 願い橋 母娘橋


ひとこと:島津悦子サンは今日が誕生日。このブログでは「いかんといて」を書き下ろしています。
今回は嫁ぎ、所帯をもつ娘に贈る母の心情を橋に託して書き下ろしたほのぼの演歌です。
島津サンに限らずキングレコードの歌手は新曲発売が比較的恵まれていて
ほぼコンスタントに持ち歌が増えていきます。それだけに1曲に賭けるしぶとさが
欠如ぎみで、いい楽曲でもそれが充分浸透しないという印象です。

「けっぱれ港」 原田悠里

2015年12月23日 | 今日が誕生日の歌手
原田悠里2

船がゆらいで 海鳥さわぐ
あれは沖から 魚群(さかな)が呼ぶんだぜ
日の出おがんで 気合いを入れて
太平洋に まっしぐら
男の港だ けっぱれ港

潮の匂いが 五体に沁みて
汗が飛沫(しぶき)に ぶつかり弾け飛ぶ
海の恵みだ 大魚も雑魚(ざこ)
なんで出来よう 無駄になど
命の港だ けっぱれ港
仙台港
今日も上がった 大漁旗に
(おか)じゃ女子(おなご)が 揃って手を振るぜ
負けてられるか 若い衆などに
二代目船は まだ早い
ふるさと港だ けっぱれ港


ひとこと:1982年に歌手デビューの原田悠里サンは今年で33年目。今日が誕生日です。
このブログでは「風哭き酒場」「花舞い染次郎」「去年のひと」「酒の道」の4篇を
書き下ろしてきました。なんでも器用に的確に唄えるテリトリーの広い歌手なので
どんな詞を書いても彼女自身の歌世界を構築してくれるだけになんでも書きたくなる。
デビュー曲以来ほとんど唄っていないであろう男歌を書いてみたくて、4篇のうち2篇は
男歌です。今回書き下ろしたこの詞は、以前に震災以降がんばっている漁業の人の
新聞記事を読んだときから温めていたテーマです。なにもかも弾き飛ばすような爽快な
男歌を堪能する、とにかくインパクトのある歌を、と思い書き下ろしました。
ちなみに「けっぱれ」とは仙台弁でがんばれ、がんばるという意味です。(画像をお借りしました)

「お墨付き」 牧村三枝子

2015年12月21日 | 今日が誕生日の歌手
牧村三枝子

津軽海峡 カモメになって
とんできました 函館へ
 恋に手だれた ママさんの
 お見合い話に 乗せられました
酒はめっぽう 強いけど
生真面目一本 間違いなしと
戴きました お墨付き お墨付き
かもめ
夫婦善哉 苦労がなんぼ
浪花ぐらしも 悪くない
 浮名ながした 男ほど
 女のなみだにゃ 弱くてもろい
生まれついての ぼんぼんを
生かすも潰すも 甲斐性次第
戴きました お墨付き お墨付き
不動
渋谷 三年 新宿 二年
ひとり暮しの 秋がゆく
 ふらり立ち寄る 居酒屋で
 好みの男と 目が合いました
年の離れた 二人でも
きっかけひとつが 合縁奇縁
戴きました お墨付き お墨付き

居酒屋

ひとこと:牧村三枝子サンは今日が誕生日。1972年にデビュー以来43年。
頑張ってきましたねぇ~。今は躰のほうは大丈夫なんでしょうか?
もう一度ヒットが出るといいですねぇ~。このブログでは「あなた酒」「みぞれ橋」
2篇を書き下ろしています。手前みそですが、どちらも彼女にぴったりの書き下ろ詞です。
彼女は結構、明るい歌もオリジナルに持っていてなかなかいい味なんですねぇ~。
そんなイメージがあるので、今回は函館・大阪・東京を舞台に、気楽に唄える詞を
書き下ろしました。

彼女のお気に入りベスト5を挙げるとしたら「若狭の宿」「向島・夕立ち荘」「裏町酒場」
「友禅流し」「夾竹桃」といい歌があります。全部収録したCD出ないかな?

「おんな明烏」 伍代夏子

2015年12月18日 | 今日が誕生日の歌手
伍代夏子2

ひと夜かぎりの 夢からませて
解いた帯〆 羽織紐
下世話上手に ついだまされて
罠の仕掛けに まんまと落ちた
果ては言うまい 恨むまい
啼くな 覚ますな 明烏(あけがらす)
新内
世間知らずも それ また良しと
燃えたほむら火 なぜ消せぬ
好いた惚れたは ご法度ものと
よぎる怖さに 身をふるわせりゃ
枕ぬらすか 血のなみだ
寒い小部屋に 風が立つ
あけがらす
片手ふたつに 紐しばりつけ
末は冥途の 流浪(ながれ)
離しゃしません 離れもできぬ
鈍くきしんだ 大門抜けて
明日はいずこの 浮き寝でも
月に遠鳴き 明烏


ひとこと:12/18は伍代夏子サンの誕生日。今年も無事、紅白歌合戦に出場が決まりやれやれ。
7月にはデビュー30周年記念コンサートもあり、記念の企画CDアルバムも発売し、良い年だった
ことでしょう。ただもう少しシングルでのヒットが欲しいと思うのは私だけでしょうか。
このブログでは「その年の冬」「酒ばなし」「のぞみ橋」「三陸水仙」「夫婦 雪月花」
「忘却女(わすれめ)
と6篇を書き下ろしています。特に「三陸水仙」は 東日本大震災 勇気歌と題した
シリーズで多くのアクセスがありました。
今回は私の好きな新内節から『明烏夢泡雪(あけがらすゆめのあわゆき)』に題材をとり、伍代サンの円熟した
歌唱にたがわぬ本格的な演歌を書き下ろしました。(画像をお借りしました)

「なんだかいいことありそうな」 舟木一夫

2015年12月12日 | 今日が誕生日の歌手
舟木一夫2

久しぶりに なんとなく
DVDを借りに行ったら 缶ビールが当ったよ
LUCKY LUCKY good-lucky!
いつもは捨てるレシートに
花まるマークもついてたよ
 ツキには弱い 俺なんだけど
 こんなちっちゃな うれしさに
 なんだかいいことありそうな。
 頭の先から かかとまで
 今日は元気でいてあげよう

踏切
おばあちゃんの 手をひいて
踏切を渡りきったら みかんひとつくれたよ
Thank you Thank you very-happy!
結構ですと断れば
さびしくうつむきそうだった
 身内がひとり ふたりと減って
 ちょっと淋しい この頃に
 なんだかいいことありそうな。
 むかしの写真 取り出して
 母に電話をしてみよう

 なんだかいいことありそうな。
 頭の先から かかとまで
 今日は元気でいてあげよう


ひとこと:12/12は舟木一夫サン、71歳の誕生日。71ですよ~歌手生活54年ですよ~
すごいですねぇ~感服します!このブログでは「別れの朝は雨がいい」「酒場で」
「風知草」
の3篇を書き下ろしてきました。バラードあり 渋めの男歌あり と結構
気に入っている書き下ろ詞ばかりです。今回はちょっとコミックで明るさいっぱいで
ほんわかする書き下ろ詞です。2ハーフの終り2行に舟木サンへの激励を込めました。
(画像をお借りしました)

「花の音」 野中彩央里

2015年12月11日 | 今日が誕生日の歌手
野中彩央里

季節はずれと 云われても
芽吹くその日を 信じたい
 夢をおおきく 持ちすぎて
 蕾で終わった 咲かず花
  私は泣かない あきらめないわ
  気付いてください・・・
  胸に息づく 花の音
雪花2
どんな色でも 咲けるなら
命かぎりに 咲かせたい
 たとえはかない さだめでも
 いいえ どなたも 恨まない
  一度でいいから 可愛いやつと
  なぐさめください・・・
  思いせつない 花の音
雪花
だれもひとりじゃ 生きられず
情けかさねる 春を待つ
 白い根雪を とかすのは
 あなたと云う名の 愛ひとつ
  私は泣かない あきらめないわ
  信じてください・・・
  女ごころの 花の音


ひとこと:野中彩央里サンは今日が誕生日。1989年のデビューから26年が過ぎた。
彼女のこれまでの作品ではなんといっても『雪国恋人形』『津軽恋人形』が
とてもいい作品だった。歌手には顔と名前がときどき一致せず、ど忘れするときが
ある。市川由紀乃と椎名左千子、野中彩央里と上杉香緒里という具合。それでも
ヒット曲が増えるとその危惧も遠のく。野中彩央里サンもいっそう垢抜け・洗練されて
これからが勝負の時。演歌はなんといっても一作に賭けて歌い込むこと。頑張れ!
このブログでは東日本大震災 勇気歌として「恵み花」を書き下ろしています。
今回久しぶりの登場です。女ごころを花にたとえ、しかもその花にはめぐり合う人を
待つ音がする、という設定です。なんとも彼女にぴったりの、女の思いをたっぷり
秘めたしっとり演歌です。

「でんでん太鼓」 走裕介

2015年12月07日 | 今日が誕生日の歌手
走裕介

心の整理を つけたくて
ようやく開けた 花筐(はなこばこ)
写真と手紙 その中に
母の形見の ふるさと細工 
音色なつかし でんでん太鼓
でんでん太鼓
ぐずってよく泣く 子だったよ
今では恋し 母の声
お茶飲みばなし できないが
胸にいるいる 忘れず消えず
孫も三つだ 見てほしかった
太鼓
遠くに聞こえる 笛囃子
もうじき故郷(さと)も 秋祭り
思い出いくつ かぞえても
笑顔ばかりが やさしく浮かぶ
しばし鳴らそか でんでん太鼓


ひとこと:コロムビア男性演歌陣の今後を担うであろう走裕介サンは今日が誕生日。
2009年のデビュー以来7年目に突入。大師匠の船村徹先生に恩返しの意味でも
そろそろ決定打がほしいですねぇ。格別クセがある歌唱でもキャラでもないので
結構いろんな歌が唄えると思うだけに試行錯誤は続きそうです。このブログでは
互いに思いを寄せる女性をふりきって都会へ出て夢を実現させようとする男の「北愁歌」
男は無骨な漁業の船乗り、女は過去ありで魚の加工場で働く。何処にでもありそうな
  浜の男女の縁を男の側から書いた「浜の縁(えにし)唄」
長く離れていた男女がようやく一緒になり新たな暮らしを始めるという「あたたかい花」
いろんなテーマで3篇を書き下ろしてきました。今回は穏やかでまじめそうな
彼の特長を生かして、懐かしい民芸小物のでんでん太鼓をモチーフに、亡くなった母に
思いを馳せている息子の、寂しくも心あたたまる書き下ろ詞に仕上げました。

「10時10分」 川中美幸

2015年12月05日 | 今日が誕生日の歌手
川中美幸

 心はいつも 10時10分
 それがわたしの 合言葉

時計の針をごらんなさい
10時10分 そのかたち
人の笑顔に 見えるでしょ

もやもや気分のときだって
思ったとおりにいかなくたって
心はいつも 10時10分
少しは楽になれるから なれるから
時計

止まったままにしておくの
10時10分 その時刻
ふっと笑顔に もどれるの

もう会えないね と言われても
元気でいてね と サヨナラしても
心はいつも 10時10分
淋しいなんて言わないわ 言わないわ

 心はいつも 10時10分
 それがわたしの 合言葉


ひとこと:今年の紅白歌合戦の出場者が発表になった。川中美幸サンが入ってなかった。
TV出演もそれなりにあってそこそこ見かけたが今年は新曲を一曲しか出していなかった
のはちと残念(出せばいいってもんではないが)まぁ彼女のことだから来年は頑張る
でしょう。川中美幸サンは今日が誕生日。このブログでは「夢売り屋」「おかあちゃん万歳」
の2篇を書き下ろしています。少ないなぁ・・・もっと書いてると思っていました。
さて今回はちょっと変わった毛色の書き下ろ詞です。アナログの時計盤を見ると
10時10分の針の位置が人の笑顔に見えるそうです。これをヒントに浮かんだ書き下ろ詞です。
彼女の持ち前の明るさを存分にイメージし老いも若きも気楽に唄える詞にしました。


「帰り道をなくしたら」 門倉有希

2015年12月01日 | 今日が誕生日の歌手
門倉

帰り道をなくしたら 
ねぐら持たない猫になればいい
どこまで行くの と車停め 聞く人がいても
いえ、あの、べつに と 断われば済む

 だから言ったじゃないかって
 エンカみたいに 叱られたけど
 アイツに言われる筋合いはない
 「惚れる」手前の「好き」で終わらせた

 ・・・ 今夜は部屋に 灯りつけたくなくってさぁ

ねこ
帰り道をなくしても 
ムダに鳴かない猫でいればいい
ファミレス カラオケ 行き場所はどこだってあるが
裏 横 表 と 探すのもイヤ

 知らず知らずに歩いても
 川の流れのようにはいかず
 アイツは愛想つかして消えた
 切れる頃合い 先を越されたら

 ・・・ まだまだアタシ 脇が甘いと悔しくってさぁ


ひとこと:門倉有希サンの制作スタッフ、あるいは事務所サイドの姿勢には
分らない部分が多い。『J』のようなリメイク&カヴァーをシングル扱いで
出すかと思えばこれはちとヒット性に欠けるだろうと思われる作品を出したり。
彼女をコンスタントなヒット歌手として、またTV等の露出も多くしようとするなら
もう少し売れ線の作品を提供してほしいものだ。その彼女は今日が誕生日。
このブログでは「けもの」「沈言花」「三月、母に詫びて」「北の花便り」
4篇を書き下ろしています。特に「三月、母に詫びて」は東日本大震災 勇気歌の
シリーズとして書いたもので多くのアクセスをいただきました。
今回は語り言葉を多くして訥々と言葉をつないでいくような書き下ろ詞です。
全体的には門倉サンの持ち味でもあるアンニュイな雰囲気をベースにしてはいるが
つよがりながらも脆い女性の心情をやや自嘲気味に書いたみた。各節5行、6行に
どこかできいたフレーズを用いて面白みを出した。