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「書き置き」林あさ美

2013年01月31日 | 歌謡曲女性歌手
林あさ美5

だまってゆくのは 卑怯だと
言われたくないから あなた
テーブルの上に 残しておきました
 ありがとう そして・・・ さようなら
 たった2つの書き置きですが
 今のわたしの すべての想いです

半月続いた いさかいに
ピリオドを打とうと決めて
悪いのは わたし もとへは戻れません
 ありがとう そして・・・ さようなら
 あとの荷物は 面倒ですが
 捨ててください あなたが呉れたもの

ポストに鍵束 投げ入れて
住みなれた街並み 駅へ
昼下がり 風が 5年を消してゆく
 ありがとう そして・・・ さようなら
 文字が乱れた書き置きだから
 ばかな女と あなたは嗤うでしょう
ポスト
 ありがとう そして・・・ さようなら
 たった2つの書き置きですが
 たぶん しばらく 心を乱すでしょう


よもやま:去年の今ごろは誰にどんな詞を書いていたかとさかのぼり
久しぶりに林あさ美サンの登場です。
このブログでは「尾道情話」「流れ櫻」「カーテンコール」「いつか星になろう ~once…turn to the STAR」「Walker in the Park」と
5篇をUPしていますが、マークはアクセスが多かった詞です。 

「とぼとぼ」 森山愛子

2013年01月28日 | 歌謡曲女性歌手
森山愛子5

とぼけないで あなた あのとき言ったじゃない
憧れてたよ 気になっていた
君が今も一人だなんて マジでうれしいよ ・・・とかサ

男の人に しかもあなたに やさしくされて
着たこともない色の 服着て
来たこともない街に 来てみたの
・・・のにさ ・・・のにさ やっぱり嘘だった
花が飾られ だあれ なんて 奥で声がした

 とぼとぼと 帰ります
 とぼとぼと 泣きながら
 とぼとぼと とぼとぼと
とぼとぼ

笑いものね わたし よくあることと知らず
もの好きすぎて 世間知らず
淋しがり 退屈上手 ちょっと隙見せて ・・・バカネ

女はいつも 甘い言葉に 弱いのだから
口あたりいいお酒 飲んだら
バラ色のいい夢を 見てしまう 
・・・のにさ ・・・のにさ ほんとにバカだった
雨に降られて 道に迷い 電車乗り過ごす

 とぼとぼと 帰ります
 とぼとぼと 泣きながら
 とぼとぼと とぼとぼと


よもやま:森山愛子サンにはこのブログでは「ふたりの宇都宮」「つもり節」「とばっちり!涙」
3篇をUPしてきました。特に出身地の宇都宮をテーマしたご当地ものの「ふたりの宇都宮」は
反響が多かった詞です。
今回はPOPS歌謡ふうに、せつない女ごころを書いてみました。  

「夫婦あったか節」 中村美律子

2013年01月27日 | 演歌女性歌手
中村美律子3

まいど~ まいどの 
聞いてください めおと節
縁は異なもの 味なもの
三つ違いの あにさんが
頑固親父の 目にとまり
所帯持たされ 二十と余年
腕もめきめき 無事に修業も終えまして
これぞ夫婦(めおと)を つなぐ心の あったか節よ

酸いも~ 甘いも
我慢 辛抱 めおと節
なにがなにして なんとやら
見た目 無骨な 亭主でも
二男一女の 子煩悩
しつけ 礼儀は 口やかましく
おかげ 傍目に 伸びて育って いと嬉し
これぞ夫婦の 壱の宝の あったか節よ

さても~ さてもは
あの世までもの めおと節
明日はあしたの 風次第
無理と無茶とが 命取り
ここらあたりで 骨休め
何は無くとも 躰が元手
明けて暮れても あなた頼りにしてますと
これぞ夫婦の 花と嵐の あったか節よ


よもやま:このブログでは中村美律子サンにもずいぶん書き下ろしてきました。
「去く水に」「浪花かあちゃん」「もいちど大阪」「おまえに帰る」  
特にマークは自分でも彼女にぴったりと気に入ってます。
今回は彼女お得意の元気印の節ものです。

「大阪ざんげ」 三門忠司

2013年01月24日 | 歌手生活**周年
三門忠司

酒と女に あけくれた
若い日がある ぼろもある
なにも云わずに ついてきた
妻よ おまえの その眸にひかる
涙に詫びる 大阪ざんげ

義理と情けに 背を向けて
返しきれない 借りばかり
生きてさえいりゃ また会える
友よ おまえも 達者でいろと
夜更けに偲ぶ 大阪ざんげ

意地と啖呵で 飛び出した
生まれ故郷が 夢に出る
我が身 粗末に しなさんな
母よ あなたの あの日の言葉
命に沁みる 大阪ざんげ


よもやま:今年で歌手生活33年目になる三門忠司サン。
持ち歌は圧倒的に大阪、浪花ものが多く、もちろんそのジャンルでのヒットが多い。
このブログでは「浪花舟唄」「残月」「こころ花」と3篇をUPしているが
久しぶりに大阪ものを書いてみた。
地名や名所は出てこないが、大阪の2文字で象徴できると思う。

「春告げ花」 椎名佐千子

2013年01月23日 | 歌手生活**周年
椎名2

道ばたの 白いつぼみを
指先で はじいてみたの
長い冬 さびしかった心に
あの人から うれしい報せが届くよ と
日差し やわらか 春告げ花よ
つぼみ2

あきらめて 早く帰っておいで と
母さんに 云われたけれど
約束は 嘘じゃないと信じて
あの人には きれいな女でいますよ と
夢の中でも 誓っていたの

この街に 住んでみたいね
ふたりして 話した あの日
待つことに 負けちゃ駄目と諭した
あの人にも せつない想いがあるはず と
分かりますとも 春告げ花よ


よもやま:デビュー10周年を過ぎた椎名佐千子サン。
このブログでは「あじさい情歌」「雪花の愛」「お水送り」
不思議にそれぞれ季節感いっぱいの詞を書き下ろしてきた。
今回は好きな人を待ちながら身も心も春を待つ女性を
あまりド演歌に仕立てず、今までの椎名サンのイメージとちがい
ファン層も広がりそうな、やさしさあふれる詞を書き下ろした。
まだまだ冬は続く1月、それでも道ばたには小さな蕾を持つ
名も知れぬ花が芽を出している光景に出会います。
そんなイメージを取り入れました。

「夫婦三脚」 千昌夫

2013年01月21日 | 演歌男性歌手
千昌夫

過ぎた昔の 夢追うよりも
俺はまだまだ あしたに賭ける
それを分かって くれるのは
そばに寄り添う 惚れ女房
夫婦(めおと)三脚 ふたり道
リレー

西に沈んだ お天と様も
明日は東に のぼってくれる
住めば都よ どこだって
春はさがせる きっとくる
夫婦(めおと)三脚 ふたり坂

泣くも笑うも 生きるも死ぬも
絆ひとつで つながり合える
我慢 辛抱 あればこそ
酒もうまかろ 沁みるだろ
夫婦(めおと)三脚 ふたり旅


よもやま:3.11以降、被災者の心痛の極みを共有し瓦礫の町の悲惨さなどを
必死に堪えて「北国の春」を熱唱する当時の歌番組をあらためて見ると
歌のチカラとはこういうものだ、と千昌夫サンから伝わってきたものだ。
このブログで東日本大震災 勇気歌として彼に書き下ろした「陸前愛歌」
自分にとっても嘘いつわりのない勇気歌である。
さて今回は、千サンには珍しい夫婦(めおと)歌だ。
熱唱型の千サンだがここは少しチカラをぬいて、世のご夫婦が気軽に唄える詞をめざした。
年明け以降、TV出演が多いのはいいことだ。

「やわらかな嫉妬」 内田あかり

2013年01月20日 | 歌謡曲女性歌手
内田あかり3

そのまま 黙っていてくれたら
心はあたたかなままだった
嘘を知ってしまった以上
あなたの腕に 抱かれるわけにいかないわ

 甘いささやきが 夜の底に沈むころ
 わたしは やわらかな嫉妬に落ちてゆく
 今夜も・・・ そしてまた明日も
アニー2

あれから くちづけまで変って
欲しいと思わなくなってきた
蜜を舐める感じの くちびる
あなたの愛は 吐息のように虚しいわ

 星のまたたきが 夜の霧にぬれるとき
 わたしは やわらかな嫉妬に満たされる
 別れを・・・ そっと待ちながら
アニー

 くらい絶望が 夜の闇に沁みわたり
 わたしは やわらかな嫉妬を持てあそぶ
 あきらめ・・・ だけど それも恋


よもやま:コロムビア移籍後、都会的でアダルトな歌謡曲路線を歌っている内田あかりサン。
このブログでは大事にしていた愛、信じていた男、
裏切られた女性は目眩(めまい)に襲われるほどの哀しみに遭遇する「夜の目眩」をUPしているが
今回は裏切りシリーズ(笑)第2弾!
つい最近、就寝前にヘレン・メリルのCDを聴いて触発された書き下ろ詞です。
 嫌いじゃないけど愛せない。別れがきたら受け入れる。
 嘘と別れとあきらめがないまぜになって男の裏切りが女の嫉妬に変わる・・・。
 こういった詞世界は大人の女性にしか判らない・・・。

「冬せきれい」 竹島宏

2013年01月19日 | 演歌男性歌手
竹島宏5

迷い鳥 はぐれ鳥 冬せきれいよ
そばにおいでよ 寒かろう
 おれも一人さ チッ チッ チッ
 似たものどうし チッ チッ チッ
  そんな出会いさ あいつとも
  ひと冬 ぬくもり くれたやつ
せきれい2

ふるわせた 肩さきに 小雪が舞って
日暮れ 底冷え 心まで
 訳はきかない チッ チッ チッ
 あったまろうよ チッ チッ チッ
  なんの取り得も 無いおれに
  遠慮はいらない 飲めばいい 

今はもう どこの町 冬せきれいよ
うれしかったよ なごんだよ
 躰こわすな チッ チッ チッ
 夢をついばみ チッ チッ チッ
  春を待とうよ おたがいに
  涙で汚すな 白い肌


よもやま:竹島宏サンにも結構書いていますねぇ~。
このブログでは、大人の愛をPOPS風な色あいも含み、タイトルもお気に入りの「13月」
歌謡ポップス調の、やや明るめなイメージで言葉遊びを詞にからめた「京 ON-NA」
「美しい日本語」をテーマに好きな男のほかに、別の男が出現し
どうにもならない恋の三角波を書いた「しがらみ」
都会の女々しくない女性の別れ歌をタンゴの曲調をイメージした「ふりむけばジェラシー」
4篇をUPしてきました。
今回は最近見かけた冬の鳥、セキレイ(鶺鴒)をモチーフに女性にたとえ、
ふと知り合った女と、ひと冬をともにする男の竹島サンには珍しい男歌です。

「巷歌」 吉幾三

2013年01月17日 | 演歌男性歌手
吉幾三3

俺に一杯 呉れたのは
どんな魂胆 あってやら
ちょうど あの頃 独り身を
誰にきいたか さぐったか
 女ってのは こわい生き物
 思いつめたら とことん喰らいつく
 男ってのは 馬鹿な酒呑みで
 惚れられた気で ころがる あぶな坂
酌

坊主頭に 不精ヒゲ
下手な小細工 しない性質(たち)
そんなこんなの 俺だけど
今はいらない 相方は
 出会いってのは ときに面倒
 どこにいたって 誰かのさらしもの
 別れってのは なまじ深入りし
 余計ごとなど 聞くから あとをひく

 世間ってのは とかく せっかち
 あれやこれやと 答えを出したがる
 巷(ちまた)ってのは それを嫌がって
 だんまり好きが 集まる 吹きだまり


よもやま:吉幾三サン、2度目の登場です。
「全国ご当地歌めぐり」シリーズで青森をテーマに「津軽めおと」をUPしているが
今回はどこにでもある巷をテーマに、酒が取り持つ男と女の機微を
ちょっと斜にかまえた演歌。


「北国愛終」 尾鷲義人

2013年01月15日 | 演歌男性歌手
尾鷲2

許せないあやまちを 許すことが
ほんとの愛だと 人は云うけど
あてもなく さまよう旅でしか
心の傷(いた)みを 癒せなかった
 雪になりそうな 昏い・・・ 北の・・・ 空の下
 憶い出を捨てる後先(あとさき) たしかめている
  好きにならなきゃ よかったけれど
  好きと云わなきゃ 愛に・・・ 出会えなかった
雪の空

傷つけた別れかた したと思う
今さらどうして 人をかばうの
少しでも やさしさもらったら
憎んでばかりは いられないから
 雪が降ってきた 寒い・・・ 北の・・・ 夜の底
 哀しみに耐える誓いを 問いかけている
  わたし一人で 生きてくつもり
  わたしふたたび 愛に・・・ めぐり逢えない

  好きにならなきゃ よかったけれど
  好きと云わなきゃ 愛に・・・ 出会えなかった

  わたし一人で 生きてくつもり
  わたしふたたび 愛に・・・ めぐり逢えない


よもやま:1/16が誕生日の尾鷲義人サン。
このブログでは愛しているのに別の女性に心が移った男に対する女心、
しかもその女性を見てみたいというすこし映画チックな設定「終恋」
添えるあてのない男女の哀恋たっぷりな「しぐれ橋」の2篇をUPしてきた。
『夢をかざって』の頃から期待していた彼だが、今回は恋に破れた女性のせつない思いを
北国の極寒の地をモチーフにした歌謡曲調。

「酒恋慕」 ジェロ

2013年01月14日 | 演歌男性歌手
ジェロ5

辛口の地酒なら 着物が似合う
水割りが欲しい夜は 髪をほどかせる
 今でも 俺の 女だと
 ひとり合点を きめこんで
 ほろほろと 酔いしれて
 つらつらと 恋しがる
  別れて どの町 誰といる
  今は倖せ してるだろうか
和服

おとこ傘さしかけて 迎えにきたり
飲み代をポケットに そっとしのばせた
 あの頃 俺は 荒れぎみで
 苦労 気兼ねに 気付かずに
 ぐずぐずと 酒びたり
 だらだらと 怠けもの
  愛想づかしも 無理ないが
  芯は惚れてた こころ焦がした

酒なんて 生きてれば 死ぬまで飲める
惚れたまま 別れると 悔いが残るだけ
 あれから 俺も 目がさめて
 少しまともに 生きてるが
 ゆらゆらと 酔い負けて
 さむざむと 独りきり
  も一度 昔に もどれたら
  おそい詫びごと ひとつ言いたい


よもやま:去年の今ごろは誰にどんな詞を書き下ろしていただろう、と思い
さかのぼってみたらジェロさんでした。
このブログでは都会を捨て田舎での暮らしに新しい生き方を見つける男女の「肩身」
愛されているのになぜか素直に愛し合えない女性の哀しい心情の「ごめんなさい」
世の中には意外と「その次」の立場の女性もいるだろう。
そんな人でもそれなりにシアワセを感じている「その次の女」
紫の持つ独創的で神秘的というやや現実離れした側面をモチーフに
大人の愛の世界を書いた「その小指」の4篇をUPしている。

 男というものは自分のふしだらを棚にあげて、なまじ惚れた女がいると
 相手の気持ちに頓着せず、勝手気ままに日を送る。
 いなくなって初めて己の愚かさに気付き、酒のチカラを借りてでも
 会いたがる、恋しがる。今回はそんな詞です。

「夢わすれ」 多岐川舞子

2013年01月12日 | 演歌女性歌手
多岐川舞子2

いい夢見た と 割り切って
あきらめましょう この恋を
枝をはなれた わくら葉は
二度と青葉に もどれない

秋から冬の 変わり目に
あなたの心も 色あせて
どんな言葉を 伝えても
風にちぎれて 届かない

 やさしい人ほど 信じてはいけない
 微笑みの裏側に 裏切りを秘めてる
 愛は 月日の長さじゃないわ
 たとえ ひと夜で 終りがきても
 夢で・・・ おなじ夢で 結ばれたいだけ
枯葉

かしこいふりを するよりも
可愛いやつと 云われたい
別れまぎわに 気がついて
ひとり虚しさ 抱きしめる

憶い出いくつ かぞえても
あふれる涙は とまらない
胸に吹きこむ 木枯らしが
過ぎてゆくのを 待つばかり

 愛した人なら 憎んだりできない
 いとしさと恋しさが 渦巻いているから
 愛は 月日の長さじゃないわ
 せめて 私を 忘れたあとも
 夢を・・・ 燃えた夢を 嘘にはしないで


よもやま:ここんとこTVの歌番組に出ている歌手を想定して書き下ろ詞をUPしているが
多岐川舞子サンにもこのブログでは「京都悲恋」「影絵坂」を書いてきた。
今回は歌謡曲調で彼女のちがう一面をイメージして書いてみた。

「南国悲愁」 市川由紀乃

2013年01月09日 | 全国ご当地歌めぐり 演歌
市川由紀乃2

山鳩 飛んだ また飛んだ
列車は南へ 南へ走る
鳥があなたで あったなら
行くな 帰ろう 戻ってこい と
窓をかすめて 云ってくれますか
宇宿(うすき) 谷山 あかね空
南国

あきらめました 夢でした
どうにもならない 冬 ふためぐり
心かさつく 都会には
涙 ためいき 恋ゆきどまり
ふたり暮らしも なぜに叶わない
生見(ぬくみ) 指宿 風も泣く

0時ちょうどの 快速は
未練も迷いも ふり捨て走る
あても頼りも ないけれど
せめて三日を 薩摩の郷(さと)
恋をとむらう 場所があればいい
入野 白沢 枕崎


よもやま:1/8は市川由紀乃サンの誕生日。
このブログでは岐阜・郡上八幡を舞台に「奥美濃しのび宿」
母によせる思いをあじさいになぞらえた「あじさい母情」
UPしてきた。今回は演歌では意外と少ない南国、九州の指宿枕崎線を舞台に
都会でのかなわぬ恋を捨て、暖かい南国へ心の癒しを求めて旅する女性の旅情演歌です。

「冬の酒」 山内惠介

2013年01月08日 | 演歌男性歌手
山内惠介4

冬の木枯らし 見ているような
お前のその眸が 哀しいよ
そばにいたって なんにもできない
俺の弱さを 叱ってよ

どこかに二人で逃げようか
それとも他人にもどろうか
 いやだ、いやだよ お前がいなきゃ
 あしたが来ない 夢さえかすむ
 せめて今夜は 心かさねて
 のもうよ 火の酒を
洋酒

愚痴も恨みも 口には出さず
お前はくちびる 噛みしめる
よけいごとなど 考えないでと
俺は背中を そっと抱く

いつかはいい日がくるだろか
笑って暮らしてゆけそうか
 だから、だからさ お前とならば
 死ぬまで一緒 命もひとつ
 いっそ今夜は 朝がくるまで 
 酔いたい 火の酒に


よもやま:山内惠介サンを想定して書き下ろす詞は、これで9篇め。
紅白出場はなかなか叶いませんが、今年こそピタッとはまる作品に出会い
多くのファンを喜ばせてほしいものです。
 愛しあっていても、ままにならないことが多く
 ときとして不安になり心も揺れ動く。
 それでも離れることはできず、つかのま酒に想いを寄せる。
 そんな男女の心情を書きました。

「涙が出るほど幸せに」 松尾雄史

2013年01月05日 | 演歌男性歌手
松尾2

喜怒哀楽を 寄せ集め
流れる川が 四合わせ川か
 急いで生きて なんになる
 苦労も少しは あっていい
  涙が出るほど 幸せに
  めぐり会う日を 信じたい
三川

今日見たものが あしたには
おんなじ場所に ないかも知れぬ
 空ゆく雲を 見上げたら
 ゆっくりあとから 来いと云う
  涙が出るほど 幸せを
  呉れる誰かを 道づれに
綿雲

ちっぽけだろうと でかくても
花咲く夢を 持ってりゃいいさ
 路傍に生える 草でさえ
 踏まれて頑張る 我慢する
  涙が出るほど 幸せを
  冬の日差しが つれてくる

草

よもやま:昨年6月にデビューした松尾雄史クンを想定しUPした「蛍茶屋から」
大変多くのアクセスをいただき、驚きました。
ファンを含めた演歌好きの人たちの、彼によせる期待と関心の表れでしょう。
さて今回は新年のコンセプトとして書き下ろしているHAPPYをテーマにした詞です。
震災復興のスピードアップを願う気持ちを込めつつ、世の中幸せでありますように。