❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
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「背信のひと」 内田あかり

2013年06月23日 | 歌謡曲女性歌手
内田あかり4

なにげなく見始めた 深夜映画に
恋の終末(おわり)どき 教えられた
わたしから 言い出すよりも
こころ決めたら サヨナラをください いさぎよく

もう 抱かれたりしたくない
寒いのは 秋の終りの風じゃなく
目も合わせない 背信の人

気づかれず 少しづつ 荷物まとめて
せめて最期だけ 不意打ちを
若くなく 立場の弱い
女ひとりに 同情はいらない 誰からも

ディナー2
あぁ 陽が翳る 夜がくる
ひとりぶん 贅をつくした食卓(テーブル)
咲きそろわない 青薔薇が散る
青薔薇

もう 抱かれたりしたくない
寒いのは 秋の終りの風じゃなく
目も合わせない 背信の人


ひとこと:ブランクのあった歌手がレコード会社を移籍し
再び活動を開始し、楽曲が好評でTVなどの露出も多くなると
不思議なもので声は出る、歌唱にも自信、と感じさせることを
今朝のTVにも出ていた内田あかりサンを見て聴いて、つくづく思った。
 このブログでは、大事にしていた愛、信じていた男に裏切られた女性は
 目眩(めまい)に襲われるほどの哀しみに遭遇する「夜の目眩」 と
 嫌いじゃないけど愛せない。別れがきたら受け入れる。
 嘘と別れとあきらめがないまぜになって男の裏切りが女の嫉妬に変わる「やわらかな嫉妬」 の
2篇をUPしている。
今回はまたまた裏切りをテーマに、愛する男が裏切りという背信行為を
女性に突きつける。弱者の、受身の女性は気付かれぬよう荷物をまとめ
男にせめてものしっぺ返しで出ていくが心は空虚なまま。
そんな感情を鎮めるかのように、贅沢な食事で時を埋めても
男への恋情はつのり、ただただ虚しいばかり。

「男の足音」 岩出和也

2013年06月13日 | 演歌男性歌手
岩出和也3

石だたみ のぼりきったら
闇にうかぶ 白いコーポ
 もう来るまい と 決めていたのに
 酒が悪い 夜が悪い
 そして俺らも らしくない
  風に乾いて響く 男の足音
石畳

半年は 待たせどおしで
あとの三月(みつき) 泣かせどおし
 答えの出ない ずるさ 弱さに
 恋が嗤う 愛が責める
 そしてあいつは 背を向ける
  胸におもたく沈む 男の足音

来ないでと きっと云うだろ
バカな人と 叱るだろう 
 どうなったって 俺はいいけど
 惚れていたよ 今も好きさ
 だけど昔に もどれない  
  未練のこして消える 男の足音


よもやま:6/12は岩出和也サン、42歳の誕生日。
歌手デビュー16年目、どか~んとヒットがほしいですねぇ~。
彼の唄う作品も、ますます似たようなものばかりになっているが
最近は彼自身で作詞、作曲など手がけ、広がりを見せているので期待はできそう。
このブログではこれまでに「相惚れ酒」「愛終運河」「北の港駅」 と
3篇をUPしている。
今回は一緒になるのかならないのか、答えを出せないで
そのくせ別れた女性に会いたがるという、ちょっと未練たらしい男を
夜の、男の、足音になぞらえて書いてみた。

「奥美濃炎歌」 玉ちゃん(玉村静一郎)

2013年06月11日 | 演歌男性歌手
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浅黄色した 郡上紬を
粋に着こなす 鍛冶屋町の女(ひと)
あれはたしかに 三年まえに
別れ形見の 恋紬
郡上 奥美濃 男の胸に
めらめら 隠れ火 なぜ燃える
郡上八幡

骨が鳴るほど 抱いたあの夜の
瀬音わびしい 吉田川の宿
添えぬさだめに 身をもみながら
明日は他人の 恋ひと夜 
郡上七滝 打たせのしぶき
命をぬらすか 修験水

踊り
わずか ひと夏 郡上踊りに
見せた笑顔が うす墨にかすむ
今は倖せ しているだろか
旅の途中の 恋みれん
郡上 奥美濃 名残りを惜しみ
ローカル列車に ひとり乗る


よもやま:玉ちゃん こと玉村静一郎サンは70歳で「男富士」でデビューした異色の演歌歌手。
前回、葵かを里サンをUPしたのでそのつながりから、というのは
BSで放送されている歌謡番組を葵サンとともに司会を務めているのが玉ちゃんなのだ。
この番組は随時公開収録を岐阜市で行っていることもあり
そろそろ玉ちゃん自身の次のオリジナルがあってもいいと思い
岐阜なら郡上踊りで有名な奥美濃地方を舞台に、旅の途中で再度訪れた男が
別れた女性を、恋の思い出を偲ぶという設定。

「女の情炎(ほのお)」 葵かを里

2013年06月10日 | 演歌女性歌手
葵かを里

人の煩悩 百八つ
かくしきれない 女の情炎(ほのお)
わたしの胸に 棲みついて
恋し 恋しと 哭く魔物
あなたしか・・・ 鎮められない
夜叉です 般若です

二度も三度も 言いません
命まるごと あなたに燃やす
覚悟のうえの 賭けだから
やけど承知の 焔(ほむら)みち
あなたしか・・・ ついてゆけない
遍路です 冥途です
火の道

花を手折れば 刺さる棘
(つぶて)投げれば 我が身に跳ねる
どなたが何を 言おうとも
良かれ悪しかれ 恋は恋
あなたしか・・・ 生きる甲斐ない
女です 宿命(さだめ)です


よもやま:葵かを里サンも地上波よりもBSあたりの出演が多い歌手のひとり。
2005年のデビューだから今年で8年目。今後が期待される演歌歌手です。
このブログ初登場だが、これまでとは違った、恋に一途な女性の、
ほとばしるような情念を書いてみたかった。CDシングルもとうにMAXIサイズになって
昔のようにレコード盤の時代、踊りの振り付きのジャケットは見なくなったが
日本舞踊の名取りでもある彼女だから振りを付けてもいいような詞でもあろう。

「できる ~もっと強気で~」 あいざき進也

2013年06月08日 | J-POP男性歌手
あいざき進也2
♪獅子座の星ことば なにげに読んでたら
もっとできる できるんだから もっと強気で。 
意外な人が 励ましくれる と 書いてあったよ

そんなもんかなぁ できると云うけど
いったい何が できるんだろうね

♪去年の春ごろは いいことなかった と
爪を噛んだ 小石を蹴った 自棄な気分で。
どこかで誰か 情けないヤツ と 笑うだろうね

だけど 気付いたよ ひとりじゃないこと
今日 在ることは 明日につながる

♪間違ってなかった と 自分に言い聞かせ
もっとできる できるんだから もっと強気で。
心をひらき アンテナをのばし 前に進むよ

ほんと 不思議だね 人っていう字は
寄り添い 支え つながり合ってる

あれもこれも など 背伸びはしないよ
うつむくことは してられないから


よもやま:新聞のチケット欄で『夢コンサート』『同窓会コンサート』でよく見かけ
その他でも活躍の多い、あいざき進也サンもデビュー40周年を越えた。
彼は1974年にデビュー、男性アイドルとして大変な人気だった。
どれくらい人気だったかは、その年4枚ものシングルを立て続けに発売し
ヒットを連発した。この発売ペースは1978年まで続いた。
明治チョコレートのCM出演ともあいまって、小顔で華奢で甘ったれた歌唱ぶりで人気が爆発した。
このブログでは当時の多くの女性ファンたちへのthanks songの意味もこめた「イヴたちよ」
をUPして以来、2回目の登場。
現在s4(エスフォー)としても活躍しているので、そのユニットにも合うようなJ-POPの人生応援歌。

「ふたりの25時」 浜博也

2013年06月08日 | 演歌男性歌手
浜博也

最終の地下鉄に 今夜も乗りそびれ
吐息がからみあう 25時の街
 わかっているよ 俺もお前も
 離れたくない 恋の弱虫
  いっそ身も世も 捨て去って
  流れて 飛ぼうか 都会の蛍

逢うたびに違ってる あの店 街灯り
お前もおんなじさ 誰よりも綺麗
 約束だから 過ぎた昔の
 傷や涙は 言わず語らず 
  霧よ目かくし しておくれ
  くちびる寄せ合う ふたりの恋を
夜景

わがままを通したら どちらも泣きをみる
あしたもまた逢える 25時の街
 信じていいよ 俺はお前に
 夢と倖せ あげる その日を
  ごらん 夜空に 星ふたつ
  泣きたくなるほど ふたりに似てる


よもやま:TVでは地上派よりもBSあたりでよく見かける浜博也サン。
1983年から1994年まで鶴岡雅義と東京ロマンチカに加入とのことだが
あまり記憶にないが、ともあれ歌手生活21年目。
ロマンチカ出身だけあって本領はムード歌謡。
ならばと都会の夜、大人の恋をテーマに思いっ切りムードいっぱいの
歌謡曲ふうに仕立てた。

「東京純情区」 松尾雄史

2013年06月01日 | 演歌男性歌手
松尾雄史

不動産屋の 貼り紙を
ずいぶん長く 見つめていたね
 ひとり暮らしを するのかな
 それとも誰かと 一緒に住むのかな
 いきなりだけど・・・
  ちょっと時間を くれませんか
  青梅街道 東京 出会い街

初台あたり 行きつけの
イタリア・カフェを めざして歩く
 ともに 名前を 名のり合い
 故郷に住んでる 妹に似てますと
 誘った理由(わけ)を・・・
  わかってください ごめんなさい
  ネオン 灯ともす 東京 純情区
カフェ2

こもりっぱなしの 仕事だと
たまには気分 変えたくなって。
 勝手 言っても いいですか
 だいじな時間を 奪ったお返しに
 お食事しましょう・・・
  遠慮 気づかい いりませんよ
  一夜かぎりの 東京 摩天楼


よもやま:松尾雄史クンを想定してUPした「蛍茶屋から」「涙が出るほど幸せに」
驚くほどのアクセスをいただきました。
3度目登場の今回は東京を舞台に、前ぶれなしの男女の出会いをテーマに
21歳の松尾クンに等身大の歌謡曲ふうの書き下ろ詞です。