あなたとならば 谷底に
突き落とされても 悔いはない
命に代えても この恋だけは
わたしの生きる 証しです
さだめの枝に つかまりながら
落ちては積もる しずり雪
半年はやく 出会えたら
小春日もようの 夢暦
世間に甘える つもりはないが
ぬくもりひとつ 欲しいだけ
しんしん 情け あなたに寄せて
落ちては積もる しずり雪
言葉でよりも 真心を
ぶつけてください 痛いほど
あふれてしたたる 涙の訳は
あなたの愛の 恩返し
白銀(しろがね)いろの おんなの胸に
落ちては積もる しずり雪
ひとこと:久しぶりに三山ひろしサンがTVに出ていたので「女に生まれて」を聴いた。
まぁTVだし2コーラスだから仕方ないが、演歌独特のタメがクサく感じられた。
しかし演歌界では彼は大いに期待できる一人だ。
このブログでは以前「はぐれうた」「はぐれ雨」をUPしているが
意図したわけでなくどちらも「はぐれ~」がついていたのにはビックリ。
さて、3ヶ月ぶりに登場の彼を想定した詞は
今から夏だというのに雪をモチーフに「しずり雪」
この「しずり(垂り)」という言葉の意味は、枝や屋根などに積もった雪がくずれ落ちる様、
またはその雪を指すもので以前から気になっていた言葉。
好きな男に究極の愛を捧げ、貫こうとする女性の心情を雪にこめた。