それでいい、と 分かり合って
どちらの道をゆく 三叉路
もう済んだことだから
髪をふり、遠い眸をして 夕暮れを待たない
いなくなったらどうなの と
つまらなくも ものおじしない つぶやきを聞く
想いをひとつにしながら
迎えるあしたは もうこない と
だまったままのサヨナラが 風になびいて・・・
一度 口にした言葉だから
路ばたに埋めるのは 悪趣味
あっけなく細い影
うたた寝の、だるい躰で ただ荒れ野を見ている
それはほんとは困るよ と
ためらわずに たたみかければ ふりだしのはず
暗くて卑屈になれたら
凹んだ望みを 打ち消せる と
言わないはずのサヨナラが 風のむこうに・・・
想いをひとつにしながら
迎えるあしたは もうこない と
だまったままのサヨナラが 風になびいて・・・
ひとこと:J-POPで唯一、ブレイクを期待していた
工藤クンだが、咽喉の炎症で活動を
休止してしまった。
かねがね、あの発声は相当のどに
負担がありそうと思っていた。
高音の繊細なフレーズを
ファルセットなしで歌うと
どうしても無理がでる。
ましてや路上や街頭のライブは
周囲の騒音に負けまいとして
おのずと声を出しすぎる。
残念だが回復を待つしかない。
休止の情報を知らないままに
書き下ろした詞だが…。